あけましておめでとうございます。無事新年を迎えたので、久しぶりにfacebookに投稿してみます。
奥さんのつわりは、ひどくなる一方。ほぼ一日中ずっと寝ている奥さんを尻目に、家事・育児に明け暮れる年末年始でした。
5歳児と3歳児の暴れっぷり、散らかしっぷり、そして1歳児の食べっぷりと食に対する強烈なカンシャク、&付きまとい...。
ついつい子どもたちを怒鳴ってしまうママの気持ちがとってもよくわかりました。というか気づいたら怒鳴っていました(笑)。
毎日、「仕事をする時間がない」というよりは、「仕事をするエネルギーが残っていない」状態です。
例えば離婚して一人で子育てしながら仕事をしているママやパパって本当にすごいなって尊敬します。
パソコンを開く気力も残らないほど、一日が終わるころには疲れ果て...。あげく元旦の昨日は原因不明の頭痛に見舞われ今日もお昼まで寝ていました。
1月はずっとこんな感じなのかなと降参したので、がっつりと予定していた年始からの仕事も大幅に見直し、出張は極力減らして家族と一緒にいようと思います。
この数週間は本当に自分との戦いでした。
自分の時間など全く持てず、ストレスがたまっていく...。ずっと寝ている奥さんに八つ当たりしたくもなるけど、それをしても仕方がないことはわかっている。
本当に辛い日々でした。
でも大切なことにもたくさん気づきました。
毎日、子どもたちの朝ご飯・昼ご飯・夜ご飯を用意して食べさせるのがどれだけ大変なことか。
毎日、掃除して、食器を洗って、洗濯物を洗って畳んで、保育園の送り迎えするのがどれだけ大変なことか。
毎日、子どもたちをお風呂に入れるのがどれだけ大変なことか。
毎日、子どもたちを寝かしつけながら、自分も一緒に眠るとき、どれだけ幸せなことか。
毎日、子どもたちと一緒に時間を過ごすのが、どれだけ幸せなことか。
全く仕事ができないという体験を通して、
「仕事をしている人が偉い」
「稼いでいる人が偉い」
「何かを成し遂げる人が偉い」
という自分の幼少期に培われた美徳がガラガラと崩れ落ち、
「専業主婦には価値がない」
「家事も育児もできて当たり前」
「誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ(= 食わしてやってる立場と食わしてもらってる立場があるという考え方)」
という自分の幼少期に培われた先入観もガラガラと崩れ落ちました。
※お気づきだと思いますが、美徳・先入観とも、当時の父の考え方に多分に影響されています(笑)。
お金を稼いでる人や何かを成し遂げている人は素晴らしい。
家事や育児をしている人も素晴らしい。
いや、むしろお金を稼いでいなくても、家事や育児をしていなくても、そこに存在しているだけで、すべての人は素晴らしい。
どんなにつわりで寝込んで何もしなくても、どんなに暴れ回っても、奥さんや子どもたちの素晴らしさが損なわれるわけではなかったのです。
みんな素晴らしい。
みんなの素晴らしさに気づけた僕は、幸せです。
最後になりましたが、今年もよろしくお願いします。
抱負も目標も野望もありませんが、一瞬一瞬に喜びを感じて、毎日を愛に生きていきます。