タイでは1ヶ月、全くテレビを見ないし、新聞もないし、ネットも見なかったので、情報から解放されていました。
帰国してもテレビは自分が録画してたスポーツものくらいしか見てなかったのです。
ところが今、ガソリンスタンドで洗車してたら、となりのお客さんがテレビを見ていました。
久しぶりにテレビがニュースで伝える情報をみました。
内容は、高島屋とか東急ホテルが、ブラックタイガーを車海老と誤表示してたそうなのです。
ニュースキャスターもコメンテーターも街の声も憤りを伝えていました。
僕の視界には、そのニュースの内容も、それに反応する人たちも、風景として流れていきました。
「現実」って一体なんなのかなってふと思いました。
ブラックタイガーを車海老と思って食べた人にとって、「車海老を食べた」という「現実」があった。
でもそれは今、「ブラックタイガーを食べた」という「現実」に変わった。
本当にそうなのでしょうか。
もう一段階深くみればそれも現実ではないような気がします。
じゃあなんなのかというのはおいといて...。
ニュースはまだまだ続いています。
山本太郎さんが天皇陛下に手紙を渡したことへの「処分」。
アントニオ猪木さんが無許可で北朝鮮を訪問したことへの「処分」。
空気が汚れているという「情報」。
消費税増税で生活が苦しくなるという「情報」。
そして殺人事件の「情報」。
【CNNとは、「Constantly Negative News」のことだ】とはメンターのアランの言葉ですが、
日本も同じのようですね。でもそれも誰かの役に立っているので、悪者ではない。
僕の現実と生活には必要もリアリティもないだけです。
さて、平和な保育園に三女のお迎えに行って、家でお味噌汁作ります(^^)。