今部屋の整理をしてて気づいたこと。
1ヶ月のタイでのヨガ修行の間、70人くらいの人と知り合ったけど、1枚も名刺渡してないし、一回も名刺交換していない。
だからあんなに仲良くなった仲間の本名や名字は知らなかったり覚えてなかったり。
それどころか、「仕事何やってるの?」と聞かれることもマレで、普通にその日のことや、「今」のことをみんな当たり前に話してた。
最終日になって、「で、仕事何やってるの?」と聞いてくる台湾人もいたくらい(笑)。
名刺って自分を説明するのにとても役立つ道具だけど、それを渡したり交換しているとき。
意識は、「今ここの目の前の相手」から、「その相手の過去や属性(や栄光?)」に飛ぶんだなと思いました。
そうして、本当は自分が誰なのかを忘れていってしまう。
でも、それもギフトなんだと最近は感じます。
神との対話に書いてあった言葉で、「forget」とは「for-get」(得るために忘れる)という意味もあるとか。
忘れることができるから思い出すことができる。
そして思い出した時(re-member)、再びこの世界を超えたつながりを持つメンバーの一員となる。
これから名刺を渡すとき、自分が誰なのかを思い出しながら渡そうと思います。
さて、そろそろスーツケース片付けようかな(^^)。