こんにちは!鹿児島の就活コーチ、亀井弘喜です。
東京滞在3日目の朝を迎えました。今日と明日は白金高輪というところにあるウィークリーマンションに宿泊しています。今日はこの後、メンターのアランコーエンによるSkypeでのコーチングセミナーです。
そして午後は前職の後輩の結婚式二次会に参加し、夜は僕の講座1期・2期・3期生が集まって講座後の気づきの振り返り会をする予定です。講座生たちとの再会は本当に嬉しくて今から楽しみです(^^)。
さて3部作シリーズでお伝えしてきた僕自身の「恋愛が成就しなかった想い」の件。
1部はこちら。
2部はこちら。
親の関係が悪化し、顔色をうかがうようになった。その反動かのように学校では攻撃的になった。続けていたことも辞めた。
そうすると何が起こったかというと、自信を失い始めたのです。
所属していた場所を失った感覚。授業が終わって午後、自由な時間はできたけどやることがない。そうすると活き活きとしなくなっていきます。
活き活きとしていない小学生・中学生がモテるはずはありません。(よっぽど外見が魅力的でない限り)
僕も思春期を迎えて、好きな人ができるようになったのが小学校5年生。でもそこから高校3年生まで、告白をするっていうことができませんでした。
告白できなくても好きな気持ちというのは相手にも周囲にもわかってしまうもの。
最初に好きになった小学校5年生の女の子に言われた言葉があります。
「亀井ってさ、私のこと好きでしょ?しかも自分がモテるって思ってるでしょ?」
うーん、何てひどい表現(笑)。言われたときの傷ついた気持ちがよみがえってきたなぁ…。
それはおいておいて、その子は本当に言葉がきつかった。あまりにもきつすぎて、男子からも女子からも嫌われていました。その子のことが好きだということがばれると、周囲からは「あり得ない」とか「何で?」とか嘲笑された記憶もあります。
それでもその子のことが大好きでした。何でかはわかりません。外見がかわいかったっていうのもあるけど、今振り返ると、そのナイフのような生き方が自分を見てるようだったからかもしれません。
でもどちらにしてもその子には会うたびに、僕が傷つくようなことを言ってくれました。
そのおかげで、僕は「好きな気持ちを我慢する」ことを覚えました。好きな気持ちを表現すると危ない。好きな気持ちを表現すると、相手からも周囲からもからかわれる。陰で馬鹿にされる。
気づけば恋愛にものすごく臆病になっていきました。
中学校の1年とか恋人ができたとか話している友達をすごくうらやましく思いました。
就活で友達がどんどん内定をとっていく焦りにも似ているのかもしれません。
周囲のクラスメイト達がどんどん彼女・彼氏ができていく。自分だけ取り残される。自分には価値がないのか?自分のことを好きになってくれる人なんていないんじゃないか?
その恐怖から逃れるために僕がやったこと。それは勉強でした。
勉強ができていれば、彼女がいなくても、モテなくても「勉強ができるやつ」というアイデンティティが得られると感じていたのかもしれません。
でもどちらにしてもそのときに満たされなかった恋愛への想い。成就しなかった「僕の誰かを大切にする気持ち」。
その頃から僕は怖れの気持ちから逃れるため、常に「優等生」「できる奴」の立場を撮り続けました。
それは悪いことではなくて、受験でも望む結果を手に出来たし、常に全力で取り組むマインドが育まれました。おかげで就活も第一志望のところに入れたし、社会人になってからも出世できた。
でもその反動のようにこの1~2年で僕は、これまでの自分と逆の行動を取ろうとしてきました。
あえて優等生ではない言動をしたり、あえてダメな自分をさらけ出したり。
そうすると、多くの人が共感してくれて、友達が増えました。皮肉なことにこの年になって女性からもモテるようになりました。(それは恋愛感情という意味ではなくて、人として好かれるようになってきたということですが)
先週受けたシータヒーリングのセッションで僕が気づいたこと。それは僕の人生がたどってきた道筋。
◆恋愛が成就しなかった気持ちが深く残っていた
↓
◆成果や優秀さで見返そうとした
↓
◆ある程度満たされた(ように思えた)
↓
◆その限界を知った
↓
◆成果や優秀さを捨て、「ありのまま」「自由」「ダメなのもOK」という価値観でいるともっと豊かさが手に入ることを知りその方向に言動の舵をきった
↓
◆舵を切り過ぎて、「成果」「優秀さ」にこだわることが「ダメ」だとさばくようになってバランスを崩し始めた
↓
◆バランスを戻し始めた
↓
◆すべては愛だと気づき始めた
という感じです。途中少し意味がわかりにくかったかもしれませんが。
で、結局皆さんに伝えたかったこと。
成果や認められたいという気持ちから脱却するにはどうしたらいいか?
僕自身のアプローチをお伝えすると、、、
「自分で自分のことを認め尽くす」
ということです。
自分のことを認められない自分のことも認める。
そうして余すところなく認めたとき、初めて「認められるためにやる」というのを手放せたような感覚がありました。
それと同時に、誰かを認める気持ちが自然と湧くようになりました。「認めよう」なんて意識しなくても認めてることを表す言葉が自然と言葉に出るようになりました。
それでもまだ認められない部分が残っていた。それが恋愛が満たされなかった想いだったというのです。
心のどこかで思っていた、「結局また俺は誰からも必要とされないんじゃないか?」という思い込み。
その思い込みは恐らく一生消えることはないでしょう。
でもいいんです。
その思い込みが湧いてくるたびに、僕はもう一人の自分にこう声をかけようと思います。
「必要とされないって思うんだね。そう思わないとやってられないくらい辛い体験があったんだね。わかるわかる。
でもね。
もうだいじょうぶなんだよ。あなたは必要とされている。必要としてくれる人が常にどこかにいる。だからあなたは、必要とされるかどうか、認められるかどうかを気にしなくてもいいんだよ。
それよりもあなた自身の本来の輝きを、本来持って生まれた光を輝かせればいいだけなんだ。そうしたらその光を受けた人は癒される。
そうして世界を癒すためにあなたはあなたとして生まれてきたんだよ。十分癒して世界に光を届けたらまたあなたは次のステージに行くんだよ」
そうするとさみしげなもう一人の認められたい自分は静かになります。安心して眠っているかのようでもあります。
就活の不安の源。
それも根源的には同じなのではないでしょうか。
「自分には価値がないのではないか?」という怖れ。思い込み。憶測。
そんなときは自分に確認してみよう。
「価値がないって思い込まされた体験は何だろう?」
その体験に気づいて、表現すれば癒されます。誤解が解けます。誤解が解けたら安心の世界がやってきます。それはもはや就活だけにとどまるような話ではありません。
僕は就活を通して、安心を届けたい。就活生が、『自分には価値があった!』って確信できる気づきを届けたい。
自分の価値に気づきたい方は、是非気軽に僕にコンタクトを取ってきてくれたら嬉しいです。
僕はいつでもあなたの中の、「本来持って生まれた光」を見ています。
以上で今回の三部作を終わりにします。お読みいただきありがとうございました!
就活がうまくいきだす「企業選びの軸」を知りたい方はこちら。
残席2名!!5月から就活をやり直したい4年生はこちら。