何をしてもうまく行かない時期がある。
時期とは、1年単位のときもあれば、1ヶ月単位、1週間単位、1日単位、1時間単位とさまざま。
僕もつい最近それを体験した。
1つ目は9月半ばから10月半ばにかけての体調不良。
ヨガで首を痛めたことに始まり、鼻風邪を引き、そしてメンタルダメージを色んな出来事から受けて、ありとあらゆることにやる気がなくなった。
大好きな大学院すら行く気がしなくなった。
仕事も気が入らない。
家でも何かぼーっとしている。
本を読んでも、人と会っても、何をしてもダメだった。
また自分は何かおかしくなってしまったのか?
そんな憶測すら発動した。
そんなときに、父から1通のメールが届いた。おとといのこと。
例の、「心の時代の感動サービス」(以下参照)
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を、自分の名前が初めて載った本として、そしてあとがきも書いたことを添えて、父に贈った。
父から認めてもらえると思っていた。
父からのメールにはこう書いてあった。
「本、読みました。なかなか良く書けていますね。
昼夜問わず頑張っているようですが、人生は一度きりです。
思いっきり楽しんでください。」
驚いた。
これまでの父のイメージなら、息子が書いた本に有頂天になり(笑)、買い占め、親戚や社員に配る、そんな感じだった。
それが、人生を楽しめとのこと。
しかも、最近1ヶ月くらい、連絡を取っていなかったのに、なぜ昼夜問わず頑張って楽しむことを忘れた自分のことを知っているのだろう?
まさに宇宙からのメッセージ。
やる気が出ないとき、こうして、大切な誰かや、何かの出来事によって、気づかされることがある。
やる気が出ないとき、無理して発奮してもあまりうまくいかないことが多い。
潮の満ち引きのように、人生にもバイオリズムがある。
潮が悪いときに、釣りに出ても釣れないもの。
それは、技術の問題等ではない。
気合いと根性で釣り糸を垂れたとしても釣れない。
単純に、潮が良い状態になるまで待つしかない。
潮が悪いなら、釣りなどせずに、釣り以外の遊びに興じるか、昼寝でもしていればいい。
そのときに、釣る必要がないんだ。
就活も同じかもしれない。
就活にやる気がでないとき。
どうしたらいい?
正解なんてない。
気合いと根性だという人もいる。
継続が大事だという人もいる。
僕もその意見も正しいと思う。
ただ、あまり誰も言わないけど、やる気が出ないときは、やらないっていうのもありだと思う。
それで就活留年したらどうする?
就活留年すればいいと思う。
結局、全ての出来事は自分が望む通りになる。
就活留年して、もう留年は嫌だなとか、そろそろ働きたいな、とか思えばきっと自ら活動を再開し、真剣に自己分析することでしょう。
だから僕は自分が接する就活生に対して、目標設定するようなことはしていません。
本人が目標を求めたなら一緒に考えるけど。
「就活やる気が出ないんだよね。」
みなさんの大切な友人がこんな悩みを相談してきたとき、あなたは何を話しますか?
将来、みなさんの子どもがこんな悩みを相談してきたとき、あなたはどう声をかけますか?