昨日は幸せな就活生養成講座の第一期生の4回目。
1回目だけ参加して、その後体調を崩して入院していたメンバーが復帰して、とても嬉しかった。
さらに二期生として申し込んでくれた社会人1年目のHNさん(女性)が感動のシェアをしてくれた。
1社目で半年働いた彼女。
その職場は、信じられないような厳しい職場。
ミーティングが夜の12:00に始まり、3:00まで続くこともあったそう。
営業成績で毎日のように競わされ、いい成績のときは、「こんなもん満足するな」と叱咤される。
悪い成績のときは、「ちゃんと成果を出せ」と煽られる。
休まる暇がなかった。
どんどん自信を失っていった。
気づくと先輩に報告・連絡・相談することすら恐怖になっていた。
メンタルが傷つくのに時間はかからなかった。
辞めることも怖かった。
でも辞めた。
辞めてからも問題は続出した。
ニートである自分を責めた。
親からも責められているような気がした。
早く再就職しなければという焦り。
でもどこで働いても、また同じことが起こるんじゃないかという恐怖。
そんなとき彼女に、深いところからわき上がるような想いが生まれた。
「自分と同じように、心と身体がぼろぼろになってしまった人を癒したい。」
そして彼女は今セラピストの道を目指して修行中だ。
誰の、どんな役に立ちたいの?
そう聴くと、にこやかにこう答えた。
「世の中のお母さんに足裏とかマッサージの仕方を教えたい。
そうしたら、子どもにマッサージができる。
人はマッサージしたり、されたりしながら、ケンカしたり憎み合ったりはできないですよね。
そうしたら、子どもたちの心と身体のバランスが取れて、幸せな家庭・人が増えると思うんです。」
こんなに感動する志望理由を初めて聴いたかもしれない。
僕を含めた参加者の多くは泣いていた。
自分自身を振り返った。
これほどの強く熱い想いを持てているのだろうか?
もちろん、比較なんか意味はない。
でも、内なる声の叫びのような、そんな志望理由が、実は誰でもあるように感じた。
それが見つかったとき、あとは理想の職場にたどり着くのは早いと思う。夢の実現も早いと思う。
彼女の勇気あるシェアに心から感謝している。
みんな、うまくいくようにできているね。