当ブログにお越しいただきありがとうございます。
かめいひろき@自宅です。
今日は、久しぶりの?一人暮らし生活、最初の朝記念日で、
掃除洗濯など家事をひとしきりやって、
その後1名の就活生(Mさん/女性)とお会いしました。
彼女は、熱望していた第一志望の企業を残念ながら不一致に
なってしまった後、1社から出ている内定を受諾した状況でした。
このまま就活を続けるべきなのかどうか、
悩んでいるようでした。
そんな最中、大地震が来て、多くの企業で選考がとまり、
エントリーシートも期限が延長されたりして、
この一週間くらいは少し気が緩んでしまっているとのこと。
彼女と話し込んでいく中で、こんな話をしました。
(実際は私は敬語ではないのですが、荒っぽく見えるので、
敬語に直しています(笑)
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私:
「就活続けるべきかどうか、これはいつもことだけど、
正解があるわけではないですよね。
それよりも、第一志望のその企業は、何を求めて、そんなに
ダントツの第一志望だったのか、考えてみたほうがいいんじゃないでしょうか。
志望理由の因数分解とでもいいましょうか。
好きになる理由や、志望する理由は、論理的に、MECEに、
説明しきることはできない、というのが私の自説ではあるけど、
不合格になった今だからこそ、因数分解することは、
今後の就活や人生を歩む上でとても有効だと思います。」
Mさん:「確かにそうですね。。。でもなんで私、その企業をそんなに、
志望していたんだろう。」
私:
「そう、改まって考えてみると、なかなか出てこないものですよね。
面接対策用に考えるのではなくて、今後の就活と人生を充実させるために考える。
そうやってみると、これまで実は、面接用になるべくつじつまが合うように
考えていたことに気づくと思います。
企業理念、事業内容、サービス・商品の強み、規模、
顧客、得られる経験、専門知識、
経営者、人事、社員、社風、価値観、
給与、休み、福利厚生、キャリアパス、
とか、何でもいいからキーワードから拾ってみたらいいんじゃないでしょうか。」
Mさん:「規模は、小さすぎず、大きすぎず、ちょうどいいかな、と思います。」
私:「そう、そうやって考えていくと見つかりますよね。
では、『規模に何を求めている』んでしょう?」
Mさん:「うーん、もっと小さな規模なら、お客さんに知られていないという
デメリットがありそうだし、大きな規模だと、そのブランドで勝負しちゃってるというか。」
私:「ってことは、規模に求めるのは、『その会社のブランドではなく、
自分自身で勝負したい』ってことになりますか?」
Mさん:「そうですね。」
私:「でも、本当に自分自身で勝負したいなら、より小さいほうがいいのでは?」
さらに、規模の大小によって影響を受ける商売を自分はしたいのでしょうか?」
Mさん:「どういうことですか?」
私:「たとえば、自動車を作りたい!という夢を持っている就活生が、
自動車メーカーを起業するっていうのはどう思いますか?」
Mさん:「難しいと思います。」
私:「ですよね。じゃあ、例えばMさんの好きな料理を活かして、
資本金を500万円くらい集めてお店を出して、永続的に繁栄していく
店作りをするっていうのはどう思いますか?」
Mさん:「できそうなイメージがわきますね!」
私:「そうなんです。別にできそうなことが良いとか、えらいということではないんだけど、
そういう資本力みたいなのにどれくらい影響されるビジネスをしたいのか、
これもひとつの志向性だと思います。
そして、大切なことは、結局そのビジネスを通して何を成し遂げたいのか?
どうなりたいのか?
ということだと思います。
私自身の例で言えば、本田健さんが言うところの、
「幸せな小金持ち」
が自分のなりたい姿です。
それは、年収3,000万円、貯金1億円という、
一般的にはとてつもなくハードルが高いもの。
でもそれがもしかなったら、幸せに成功できる、
本当にやりたいことをやって、社会に貢献して、
家族を幸せにしながら人生を全うできると私は思っています。
さて、Mさんは、自分の人生に何を望みますか?」
Mさん:「もう一度、家に帰って考えてみます!」
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ということで、結局、内定受諾後、
就活続けるべきかどうかは、いつものごとく、
「答えはない」ってことで(笑)。
それよりも大切なこと。
今回の地震で、多くの就活生は、就活一旦停止、もしくは減速、
という状態になっていると思います。
意中の会社が見つかっている人も、見つかっていない人も、
面接で合格が続く人も、不合格が続く人も、
もう一度立ち止まって、
「自分は自分の人生に何を求めているのだろう?」
と考えるチャンスだと思います。
かくいう私も、ここ数日ずっと考えています。
災害のときに何もできない自分。
でもこうやって人の話を聴くことができる自分。
これからの自分の人生と命を何のために使いたいのか。
読書、就活生との面談を通して、もっともっと考え、行動していきます!
さて、今から、もう一名の就活生と面談です!!