私の勤めている所でも、時々、患者さんが口にするワード

それは

【自己肯定感を上げる】


鬱になる方は、元々、自分を責める思考のクセを持っている方が多いので

自分は、自己肯定感が低いな
病気からの回復の為には、高めたいな

と考えるのだと思います。


かつての私は、
自己肯定感を上げようとする時
自己効力感(自分はスゴイんだ、自分は役に立ってるんだ、という感覚。)を感じようとしがちでした。

だから、誰かの役に立ってると実感したかったし
出来ない事を努力でカバーして、出来る自分になろうとしていました。

自己効力感は、自己肯定感にとって、大切な要素のひとつです。
だから、ひとつでも多くの成功体験を積み重ねる事って大事です。

でも、それだけに偏ると結局苦しくなっちゃう。

外からの評価が自分の自己肯定感と直結してしまうから。


だから
『そのまんまのあなたで、既に愛されてる』という言葉は、当時の私にとってはセンセーショナルでした。



努力して出来るようになった事
周りから褒められる事
人より良い成績を取る事

これも大事

自分的には難なく出来るのに、褒められる事
好き過ぎて苦も無く続けられる事
(自分の元々の素質)
それを見つけて、ちゃんと自分を評価する事

これも大事


でも、1番の基礎は

自分で自分を責めない事

もっと言うと

自分で自分をそのまんま観てあげる事(自己受容)

です。


自己肯定や「イイ!」と許可するのは

ただただ今のまんまの自分を
そのまんま見つめるという自己受容という土台があって始めて活かせるものなのです。




イイ!と許可する事や
どうせ愛されてるし〜❤
という様な魔法の言葉も、今のまんまのありのままの自分を受け入れている言葉なのだけれど

これを唱えている時、裏側にいるいじけていて、拗ねている傷ついた自分自身をちゃんと感じて
ちゃんと認めてあげていないと
結局は自己受容にはならず

「だって!どうせ愛されているんだもんっ!!
〜でイイじゃんっっ!!」というダダっ子になる恐れがあります。



だから、まずは自己受容



自己受容ってどうやるの?

という方は、リンク先を読んでみてね😊





ちづ




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