【RUNの疑問にズバッと回答!】(28)糖化って悪いの? | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

【30日間連続・RUNの疑問にズバッと回答!】チャレンジの28日目(6/28)です。

☆質問№28:【糖化が危ないって聞きました。なんの事ですか?】

 

☆答え:『AGE・最終糖化産生物』が作られて、身体を老化させ、病気リスクを高める反応。

【あまった血糖(ブドウ糖・でんぷん等)+食材中のアミノ酸+加熱(調理・体温)】で

『AGE・最終糖化産生物』が作られ、こいつが活性酸素と共にかなり悪さをします。

 

【RUNの疑問にズバッと回答!】(11)活性酸素が怖いもご覧ください。

 

 

 

『糖+タンパク質』を加熱調理すると、『メイラード反応』という化学反応で

こんがり美味しそうな茶色に焦げます。

体温で温められる程度でも起こると言われてます。

この幸せの茶色の『焦げ』が牙をむくと、恐ろしい事が起こります。

 

AGEが、細胞の『AGEの受容体』にくっついて細胞内に侵入すると

体を作っているたんぱく質を攻撃し始め、細胞に炎症が起こり

受けたダメージで劣化したり機能低下します。(老化)

 

・【しわ・タルミ】:AGEがお肌のコラーゲンとくっ付くと弾力性が失われ、シワが出来ると元には戻らない!

(シワの深い人に聞くと、けっこう甘いもんスキですね。)

・【動脈硬化】:血管壁の細胞内に取り込まれると炎症が起こって、更に悪化させる。

・【非アルコール性脂肪肝炎・骨粗しょう症・アルツハイマー型認知症】

も関係してると言われます。怖いですねー。

 

もう一つ言われてるのが、『糖化レベルが高いと筋肉量が少ない』という事。

年を取って起こる、『フレイル/心身が脆弱になる。』や『ロコモ/運動機能障害』

昔、『キンさん・ギンさん』という双子の妹・ギンさん曰く。

「人は脚から死んで行く。」との名言を残しました。

50代過ぎて、運動しないで甘い物食べてゴロゴロしてると危ないですよー。

 

<糖化チェック・この習慣あるとチョット危ない>

食べ放題がスキ・野菜が少ない・ご飯や麵は大盛り・アメやお菓子を持ってる・デザートは欠かさない・缶コーヒーやジュース大好き・夜食大好き・食後すぐ寝る・飲んだ後はラーメン・血糖値が高め、等々

 

<糖化対策・体の中から老化を予防できる>

・外はカリカリ(ベーコン・ワッフル等)を減らす

・食後高血糖の時間を短く→食べ過ぎ・デザートは控え目に。

・隠れ糖質・スナック菓子減らす→小麦粉(糖質70%タンパク質10%)+砂糖・果糖+こんがり。

・よく噛む:口の中でう○こになるくらい噛みましょう。

・低GI値の炭水化物にする→『GI値:血糖値の吸収率』が低い食品を多めに。低い順に言うと

☆パスタ58→そば59→うどん62→玄米ご飯66→精白米ご飯75→もち82→精白パン89
 

 

食後に眠くなるのは、消化器に血液が集まって、脳の血流が減る事が原因と言われてましたが

実は、『インシュリン・ショック』という説もあります。

☆インシュリン・ショック:食後に急激に上がった血糖値を、大量放出されたインシュリンが下げてしまうため低血糖になり、脳がエネルギー不足になって眠くなる、という説。

 

やっぱり食べたら走る!ですね。

皆さんも走って、『若さ・美しさ』を続けましょう。

男性の方は、私と一緒に『カッコいい!』を目指しましょう。

んーでもやっぱり私は、「走ってから腹いっぱい食べる」が幸せです。

 

皆さまのランニングの疑問にお答えします。

 こんな事わかんな~い、がありましたら下記の『コメントする』へどうぞ。

 一生懸命お答えいたしま~す。

 

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