【RUNの疑問にズバッと回答!】(27)加齢臭にランニングは効果ありますか? | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

【30日間連続・RUNの疑問にズバッと回答!】チャレンジの27日目(6/27)です。

☆質問№27:【36歳ですが加齢臭が気になります。ランニングは効果ありますか?】

 

☆答え:私の経験では、大いに効果あります。(条件によっては効果無し)

先ず、加齢臭の原因の一般的な知識からご説明します。

 

【加齢臭の原因2つ】(一緒にする人・分けて言う人がいますが、私は分けます。)

(1)皮膚上の細菌・(2)体内の悪臭物質(毒素)(ランニングの効果あり)

 

(1)皮膚上の細菌

皮膚には、無数の常住菌が棲み付いており

体内に有害菌を侵入させない門番のような存在です。

 

加齢臭の原因は、皮脂腺の中の脂肪酸と過酸化脂質が結びついて生まれる『ノネナール』という物質。

男女関係なく40歳代以降、酸化に対する抑制力が低下する。

脂肪酸と過酸化脂質に、『活性酸素』が作用してこのノネナールを生み出す。

 

活性酸素の原因→肉中心の食事・日々のストレス・喫煙・過度な運動など

☆対策:日々の食事や生活習慣を通じて、活性酸素を抑制する。

 

【RUNの疑問にズバッと回答!】(11)活性酸素が怖いをご覧ください。

 

シャワーや入浴で、皮膚を清潔に保つことは大切なことですが

極端に殺菌し過ぎると、有害菌から守る大切な役割が失われてしまいます。

 

(2)体内の悪臭物質(毒素)

もう一つは、体内環境が悪いため、『悪臭物質』が血流で全身にめぐり、汗腺や皮脂腺から出た体臭。

ついでに、肺に達して呼気から出たものが口臭です。

 

例えば、お酒を飲み過ぎた翌日、体臭がいつもより気になるという経験や

疲労や体調が落ちたとき、体臭が強くなったと感じることありませんか?

その原因が、体内で発生する悪臭物質(毒素)です。

外部からは、タバコが最悪です。


また、肉食が多い人は、野菜をたくさん食べる人に比べて便のにおいが強い。

便のにおいと体臭とは一見何の関係もなさそうですが

実は腸内で発生した悪臭物質は腸の血管から吸収され、血液に流れ込む。

 

体調が落ちる・ストレス・暴飲暴食で、体臭や口臭が強くなるのは

免疫力が低下し、腸内の環境が乱れてしまったことが一因といえます。

 

つまり、腸内で悪臭物質が生まれやすい状態になってしまっています。

こうした体内環境の悪化からくる体臭を防ぐためには、

野菜を主体の食生活にする、免疫力を落とさない生活を心がける等

体内環境を整えて、悪臭物質(毒素)を発生させない事が必要です。

 

さて、加齢臭へのランニングの効果ですが

悪臭物質(毒素)を、汗で体外に排出してくれる作用があると感じます。

 

過去に、加齢臭の強かった方が、ランニングで汗をかき始めたら

1週間で、臭いが無くなったので驚きました。

食事・腸内環境の条件は聞いていないのでわかりません。

 

私の経験では、ランニングは大いに加齢臭を減らすと思ってます。

汗をかかずにいると汗腺の機能が低下し、老廃物が汗腺に溜まりやすくなります。

この老廃物が一緒に汗として流れると、悪いニオイを発します。

 

だから、たま~に走っても効果ないと思います。(習慣が必要)

あまり動かず汗をかかない、おじさんソフトボールとかはも効果低いかなー。

 

加齢臭って、夫婦間の大きな問題だと思います。

お気を付けください。

 

皆さまのランニングの疑問にお答えします。

 こんな事わかんな~い、がありましたら下記の『コメントする』へどうぞ。

 一生懸命お答えいたしま~す。

 

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