【RUNの疑問にズバッと回答!】(26)ストレッチしないで走って大丈夫? | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

【30日間連続・RUNの疑問にズバッと回答!】チャレンジの26日目(6/26)です。

☆質問№26:【ストレッチが面倒くさくてすぐ走り出します。ストレッチした方がいいですか?】

 

☆お答え:ハイ!した方がいいです。

ご存知のように、「ストレッチは筋肉を伸ばす」事で、こんな効果があります。

 

 

(1)筋肉・結合組織(靭帯・腱)の柔軟性アップ

・ジワーッと引っ張ってあげると、フニャーと緩むらしいです。感じないけど。

・【あくまで福山の感想】:「緩み過ぎてパワーダウンする」と言われますが

マラソン程度のパワーなら影響ない、走ってるうちに適度に固くなる

すぐにダッシュ等、大パワーを出さなければ関係ない、と思っています

 

(2)関節可動域を広げる

・このアンチエイジング効果は絶大!若さが維持されます。

×要注意!過剰にグイグイやって捻挫させる患者さんがたまに来院されます。

 

(3)神経機能の向上・精神的な緊張を解く。

・ストレッチは、私にとってルーチン業務なので精神的にも肉体的にもスイッチが入ります。

これの『ケガ予防効果』は大きいです。

 

☆その他ついでに、『呼吸を整える・血流改善・筋萎縮の抑制』もあるらしいです。

 

ランニングや各種プレーの動きで、可動域に余裕は確実にケガの予防になります。

私の経験から、ストレッチによる関節可動域の維持は『走力低下』を予防します。

 

昔、ストレッチやる習慣がなく、すぐ走り出す先輩スピードランナーの話し。

50代後半から、どんどん身体が固くなっていき

トレーニングしてるのに、体幹も股関節も

関節可動域がドンドン固くなっていきました。

 

「ストレッチしたら…」と提案しましたが、頭も固くなっていて

形だけしかやらなかったため、どんどん走れなくなっていきました。

 

過去に効果を感じていないため、新たな効果や自分に対する必要性を

想像する事ができず、本気でやりませんでした。

 

「なぜ落ちて行くのか?」という問題に直面した時

「何かを変えなければいけない。」という発想が出ません。

もし、若い頃からやっていれば、ストレッチの効果を感じていたはず。

 

(その先輩ランナーは、筋力トレーニングもしなかったので

筋力低下も早かった。ホントに勿体ないと思います。)

【RUNの疑問にズバッと回答!】(17)筋トレは必要ですか?ご参照ください。

 

若いうちからストレッチ(と筋力トレーニング)オススメです。

 

☆ストレッチの種類

1【静的ストレッチ(スタティックストレッチ)】

筋肉をゆっくりと伸ばし、やわらかくして可動域を広げる。

静的ストレッチは通常の可動域を超えて筋肉を伸ばすストレッチ。

 

2【動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)】

ゆっくりと制御されたやさしい動きで稼働範囲内で行うストレッチ。

例として、ゆっくりと制御された脚のスイング・腕のスイング・胴体のねじれがある。

対してバリスティックストレッチは、反動をつけ可動域を超えようとする点が異なる

 

3【バリスティック・ストレッチ】

通常の可動域を超えて、反動をつけて弾むような動作で筋肉を伸ばすストレッチ。


4【アイソメトリック・ストレッチ】

筋肉の長さ・関節の角度を変えず、収縮強度のみ変化させる等尺性運動に含まれる。

体(四肢等)の動きを伴わないので【静的ストレッチ】に含まれる。

 

5【パッシブ・ストレッチ】

リラックスストレッチ、静的パッシブストレッチとも呼ばれ、体の他の部分、またはパートナーや器具の補助を受けて通常の可動域内で体位を取り、保持するストレッチ

パッシブストレッチと静的ストレッチ(スタティックストレッチ)の用語を区別されていない場合もある

 

皆さまのランニングの疑問にお答えします。

 こんな事わかんな~い、がありましたら下記の『コメントする』へどうぞ。

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