3歳のグレーな娘・律と、0歳の息子・樹を育てています。
【律(りつ)】
1歳半健診で引っかかってから親子で迷走中。
保育園の加配有り、半年に1回の発達相談有り、受給者証や療育は無しの、グレーオブグレーな娘です。
【樹(いつき)】
2023年10月誕生。今の所は定型発達?
詳しくはこちらをお読みください。
この2〜3年、ずーーーっと悩み続けていた娘の言葉の遅れ。
発語の前段階である指差ししない、まねっこしない事に不安を覚えたのが始まりです。
その後ははっきりとした発語がない、言葉が増えない、2語文が出ない、質問に答えてくれない、会話ができない。
月齢に対して常に遅れがあり、様々な事に不安を感じながら育児を続けて来ました。
3歳半を過ぎて、そんな不安からようやく解放された様な気がします。
○会話でやり取りできる。
○今の気持ちを言葉で伝えてくれる。
○保育園であった事を簡単な言葉で教えてくれる。
上記の3つの事が達成できたので、とりあえず発語への不安はほぼ無くなったかなと思っています。
発音不明瞭等まだまだ課題はありますが、そこまで不安になる程では無いかなと。
娘が喋るようになった経緯と、これからの話をまとめて書きたいと思います。
(読みやすくなる様、成長や発達相談はおおよその月齢にまとめています。)
【娘が喋るまで】
○1歳2ヶ月→初めての指差し
1歳3ヶ月→初めてのまねっこ
情緒面の遅れがはっきりと出始めて不安を感じる日々。
特に子育て相談等は行っていない。
○1歳半健診
指差し課題できず、発語も「はい」「いや」等、わずかで引っかかり、2歳まで様子見になる。
心理士さんとの面談を希望し、簡単なテストをしてもらう。3〜4ヶ月程度の遅れがあると言われる。
○1歳9ヶ月
発語は5語程度。時々、言葉の最初の文字を模倣してくれるように。
→発達支援センターで最初の相談。人と関わる意欲が高い事等から、「この子はそのうち喋る様になる。」と言われ、さらに様子見になる。
→ 一時保育に週1日通い始める。(半年後から週2に増やす。)
リトミックにも通い始めるが癇癪を起こし、集団活動の困難さを感じる。
○2歳
発語は10語程度。
→保健センターで心理士さんとの面談。発達は数ヶ月遅れ?言語面が弱いと言われる。
○2歳3ヶ月
発語は20〜30語程度?言葉だけでの指示が通る事が少しずつ増えて来た。
○2歳半
発語は50語程度?
→発達支援センターでのSTさんとの相談。(この後退職されて、支援員さん?に引き継がれる。)
遅れはあるものの、さらに様子見と言われて焦る。
この頃は早く療育に通わせたい、家庭だけで様子を見るのは辛いと苦しんでいた時期でした。
「様子見」と言われる度に娘の発達の遅れを取り戻すチャンスを失っている様で、悲しい気持ちになっていました。
自分から療育の見学に行き良い施設を見つけたものの、受給者証が取得できず見送りになりました。
○2歳7ヶ月
初めての2語文。言葉の成長に希望が見える。
→隣りの市の言葉の教室に参加。良い効果を感じるが、就職もあり3回だけで終了。
→1歳半健診に引っかかったその後の成長を確認する電話有り。発語は増えていると言う事で、様子見は終了。
→2歳8ヶ月から毎日保育園に通い始め、言葉が爆発的に増える。
○2歳9ヶ月
たまに3語文。どんどん成長する様子が見られ、発語に対する不安が半減した。
○3歳
1日中何かを話しているように。発音は不明瞭だが、色々な事をお話してくれる。
好きな食べ物等、簡単な質問にも答えてくれるようになった。
その後、発音が少しずつ改善し、会話でのやり取りがスムーズになって今に至ります。
(後半雑ですみません詳細はブログテーマ「娘の成長」をご覧ください。)
こんな感じです!
本当によく成長してくれました。
何が言葉の発達を促したのか?
娘に関しては、保育園に通い始めた事が一番大きい様に感じています。
なぜ保育園に通う事が良かったのか?
それは、
○人が好き。先生やお友達とたくさん遊びたい。
○まねっこが好き。先生やお友達の真似がしたい。
等の、娘の性格によるものが大きいと思います。
早くから親子教室や療育に通えていたら、もっと発語が早くこんなに悩む事は無かったのでは?と思う時もあります。
特に2歳から2歳半の言葉の増え方が緩やかな時期は、相談以外に専門的な支援を受けられない事が苦痛で、ブログでもよく毒を吐いていました。(当時不快になられた方がいらっしゃったらすみません。)
今は違います。
早期療育を受けられなかった事に関しても、自分の中で納得ができるようになりました。
お友達の真似をする事が大好きな娘。
療育に通わなかった事で、他のグレーなお友達の問題行動を真似する機会が少なかった事は、ある意味メリットと言えるのかもしれません。
また、思ったよりも濃密なご近所付き合いをしている中で、娘が療育に通っている事を隠さなくて済むのは精神的に楽でした。
(隠す必要のある事ではないし、知られた所で差別的な対応をするご近所さんがいるとは思えませんが、娘に対する接し方が多少変わる可能性はあります。
それがより良い変化であったとしても、相手の反応をよく見ている娘が変化に気付き、不安になったり傷ついたりする可能性は十分にあります。
今後療育に通う事があっても、娘の利益のために、ギリギリまで隠すつもりです。)
今は療育に通いたいという気持ちはもうありません。
このまま、保育園でのゆるやかな加配と年に数回の発達相談だけで、娘の発達を見守っていきたいと思っています。
保育所等訪問支援は必要に応じて利用したいと思っています。
言葉の不明瞭さについては、数年経っても正しく発音できない言葉が多ければ、言語指導を受けたいと思います。
目標は、小学校の普通級です。
そのために必要なのは、生活面の自立や情緒の安定、最低限の文字の読み書き等。
生活面での自立は、私にとっての大きな課題です。
新しい環境で不安定になっている娘を気遣って何でもやってあげてしまう事が多く、これから少しずつ、本人にできる事を増やしていく様に頑張りたいと思います。
情緒の安定については、保育園での先生やお友達とのやり取りの中で大きく育ってくれる事を期待しています。
学習面については、今やっているこどもちゃれんじだけでは心もとないので、公文式や学研等?通えるタイプの習い事を増やしたいと思っています。
発達に関する専門的な支援は、保育園の加配と不定期な発達相談で当面は大丈夫かな?と思っています。
もちろん、療育を拒否している訳ではありません。
保育園の先生や発達相談の先生に提案されたら、柔軟に考えていきたいです。
今の娘の発達や今後について思う事はこんな感じです。
今後の目標や進んでいきたい道が少しずつ見えて、心が軽くなりました。
まだまだ不安な事はたくさんありますが、その度に立ち止まってよく考えて、前向きに進んでいきたいと思います。