キキのサイコロジーブログ(臨床心理士、公認心理師試験対策)

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心理シのキキです。
主に福祉、産業、医療、教育に興味があります。
公認心理師、臨床心理士の試験対策情報や自身の備忘録として使っています。
書いている内容については、諸説ある場合もあるので文献を見てください
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臨床心理士
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こんにちは、キキです。

 

新年度ということもあり、新しく放課後等デイサービスや就労支援現場で働き始めた方も多いと思います。

 



 

 

今回は、支援の現場で使えるカードゲームを紹介します。

最近は、ボードゲームやカードゲームの流行で支援の現場でも利用される方も多いと思います。

 

今回は導入が簡単であり、療育の現場やグループワークなどで簡単に取り入れることができるカードゲームを紹介します。

 

 

 

 きいて・はなして・きいて・トーキングゲーム

 

 

 こちらは、カードに書かれた質問テーマに沿って話を進めるゲームです。

質問の内容としては、「○○と○○どっちが好き」と言ったクローズな質問や、「もしも魔法が使えるなら何をしたい?」などのオープンな質問がバランスよく準備されています。

参加される方や属性によっては予めカードを選別して実施することも可能です。

 

また、このカードゲーム良いところは、PASSカードがあることです。場合によって答え難い内容でもPASSカードを使うことによって、断ると言うことのハードルが下がっています(断る練習にもなる)。

また、白紙のカードも何枚かあり、状況に応じて質問を作るなどアレンジもできます。

このようなカードはもちろん自作しても良いのですが、既製品を使うことによって、ゲームとしてのワクワク感が高まります。


ゲームという形で発言を迫られながらも、ルールという枠に守られる感じは心理面接っぽさもありますね。

 

実施も簡単で子どもから大人まで全年齢に適応可能な便利なカードゲームです。

 

反対ことばカード

 

 

 

 

絵柄と文字を見て2枚のカードを合わせて反対の言葉を探すゲームです。

カードの内容は、日常生活で頻繁に使うことばやその反対語が、かわいいイラストで描かれており、それをマッチングしながら探すことで療育的に遊ぶことができます。

 

カードは88枚も入っておりボリュームは抜群!!

価格帯もお手頃です。

対象としては低年齢からも使えます。

 

低コストながら楽しく学ぶことができる楽しいゲームです。

 

わたしはなぁに?

 

 

 

 

 

 

こんにちは、キキです。

今月のおすすめ3冊の紹介です^^




1日5分で親子関係が変わる!育児が楽になる!PCITから学ぶ子育て 

療育の仕事に関わっている者として興味があったので購入。

PCITとは、親子相互交流療法〈Parent-Child Interaction Therapy(PCIT)〉の略で子どものこころや行動の問題や育児に悩む親(養育者)に対し、親子の相互交流を深め、その質を高めることによって回復に向かうよう働きかける遊戯療法(プレイセラピー)と行動療法に基づいた心理療法のことです(本書より)。

最近は、保護者との面談も多くありますが、この本では、今日から取り入れられる、具体的な方法についての説明もあり、イラストも多く読みやすい、もよかったです。
個人的には、クレヨンしんちゃんのみさえや巨人の星の星一徹など漫画キャラの子育てについて切り込んでいる部分が面白かったです。

療育の現場や保護者支援に関わっている方はぜひ読んでいただくといいと思います。


 

図解でわかる 14歳からのストレスと心のケア

心理士仲間から「非常に分かりやすくて良い」と勧められて購入。

一般的なストレスについての説明、コーピングやアサーション、また虐待通告や性の問題まで幅広く学べる内容です。

 

「14歳から」とありますが小学生高学年でも内容をかみ砕けば十分に理解できると思う内容です。

見開き1ページで一つのテーマが完結しており、どこから読んでも理解できるところも良いですね。

 

青年期の心理教育のためにお勧めの一冊です。

 

 

 

 

日本のことばずかん そら

ボキャブラリーを増やすために購入。

 

黄昏、あけぼの、時雨、など天気や空の状態など【そら】に関する日本語とその写真が載っています。

聞いたことはあるし知っているけどイメージできない言葉もこれを読めばつながると思います。

日本人がいかに自然を観察しその違いを見つけ、名前を付けたのかを感じることができます。

写真も大きくきれいで眺めているだけで日本の四季折々を楽しめるつくりとなっています。

知識をつけることで紅葉や雪景色、真夏の炎天下も見え方が変わると思います。

 

子どもと一緒に見ても良いですし、大人の教養としても一読の価値ありです。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちはキキです。

実は先日まで流行り病に罹患していました。

 

折角なのでその経過や症状、気持ちについてつらつらと。

 

【初日】

昼頃からなんだかのどが痛い。

夜になると頭痛。

若干、コロナを疑うも、

「いや、熱中症かもしれない。寝たら治るだろう」

と思い、早めに就寝。

 

夜中に38.5℃の熱。

さすがにコロナに感染したと強く疑うも、まだ熱中症だと信じたい気持ちがあった。

「認めたくないものだな」

「コロナになると仕事を休まないといけない。穴埋めをどうしようか。」

「熱でしんどい。奥さん(妊婦)に感染したらいやだな。」

そんな色々とした思いを抱きながら、朝を迎える。

 

 

【二日目】

熱が下がらない。

この日は打ち合わせがあったが、キャンセル。

午前中から病院に行けばいいものを、まだ認めたくない気持ちがあり、

昼になっても熱が下がらなければ病院に行くことを妻に言う。

 

昼になっても熱が下がらなかったので病院へ連絡。

かかりつけの病院に連絡を入れると、とりあえず、病院の入り口近くの駐車場に来て着いたら連絡をくださいとのこと。

妻の運転で病院へGO。

病院につき次第、電話をかける。

周囲にも似たように車で待機をしている人が大勢いた。

パンデミックの雰囲気を肌で感じた。

検査キットを持った医師?が来られ、鼻の穴に棒をつっこまれる。

咽ながら結果を待つ。

 

 

~15分後~

医師『陽性でした。また保健所から連絡が来ると思います。解熱剤など、入りますか?』

「欲しいです...」

『では、こちらでお待ちください。こちらに届けますので、』

その後、薬剤師が車まで薬を届けてくれたので妻がお会計をする。

 

医師からは「水分をしっかりとってください」と助言を受ける。

職場や関係各所に感染した報告。心境としては、「今週の予定どうしよう」と言う焦りや、「働き詰めだったので休めという事なのかな」など様々な思いが湧き出ました。

家に帰ると保健所からショートメッセージが届き、そこから厚労省の登録サイト(HER-SYS)を利用して感染者登録をする。感染証明書もこれで出せる。

これはとっても便利。国も進んでいるなと感心。

 

【三日目~四日目】

熱は下がるも、喉の痛みと下痢に悩まされる。風邪になるとこの二つの症状には悩まされるが今回はそれがひどい。

そのため、水分を一日に4リットル飲み、のど飴が常に口にある状態だった。一日中、トイレ以外は一日中横になっていた。

 

【五日目~】

喉の痛み以外の症状からは回復。隔離された部屋で動画を見たり、コロナの情報を検索したりして日々を過ごす。一部テレワークで仕事をするなど復帰できた。

 

といった感じでした。私の感想としてはやはりただの風邪よりはしんどい。

症状としては、発熱、下痢、咳、喉の痛みがありました。

よく言われる味覚症状はなかったです。

後遺症なのか分かりませんが、日中の睡魔が酷く、ちょっと集中力が落ちた気がします

(もとから集中力は無いとか言わないで)

特に睡魔はひどい。回復して2週間ほどたってもいつも眠い。

 

感染が確定したときは仕事のこと等色々と考えることもありましたが、私が抜けた穴を周囲の人がフォローしてくださり助かりました。感謝の気持ちと普段から何かあったときに「他の誰かが引き継げる状態を作る」と言うことも大事なことだなと感じました。

 

療養中の役立つもの

ここからはコロナ中にあって助かったもの、注文してよかったものです。

 

水、お茶(ラベルレス)

のどの痛さと、下痢の影響でかなりの水分を摂っていました。

普段、ペットボトルはラベルをはがしてスーパーの回収ボックスに入れるのですが、

今回は消費量が多くラベルはがしがめんどくさいと思いアマゾンで注文。

あまりの楽さに今もラベルレスを注文しています。

 

 

 

 

 

おかゆ

体調を崩しているときはやはりおかゆが一番ですね。

水分補給もできるし、梅干しや昆布を添えれば塩分も摂れる。

 

のど飴

とにかくコロナは喉の痛さが辛いです。

私はヴィックスがお気に入りで陰になると良く購入しています。

一日の使用量が決められてるっぽいですが、コロナ中は普通にオーバーしました。

 

 

 

 

 

 

こんにちは、キキです。


左近南海トラフなどの大地震に備えるために、非常食を購入しました。


やはりこの国に住んでいる以上災害は避けては通れません。



楽天ポイントも兼ねて楽天市場で購入。



中身はと言うと、



まずは備蓄用の水です。

非常用の水は保存期間が5年あるので非常に頼もしいですね。


さすがにこれだけだと心もとないので別に、2リットルのペットボトルも12本別に準備しています。

それはスーパーで購入しました。


缶詰パンは7缶入っていました。

パッケージが非常に美味しそうで開けて食べそうになってしまいましたが我慢しました。


甘いものも入っています。

どれも非常に長期保存ができます。


レトルトのおかずです。

普通に美味しそう。


ご飯類です。

これらは時間はかかりますが水からでも作れます。


最後はスープ類。

災害時は体や心も非常事態なので食欲が湧かない可能性もありますがスープ類があれば、そんな時も無理なく栄養も取れますね。



こちらはアマゾンで買ったプラスチックの入れ物。

段ボールはゴキブリのたまり場になる可能性もあるのでちゃんと移し変えることが大切です。



それらをプラスチックの箱に入れて床下収納に入れておきました❗️




実はこの非常食も注文してから届くまで2ヶ月もかかりました。


今かなり非常食等の注文が集中しているようで発送まで時間かかるようです。


もし防災用に非常食を検討されてる方は今すぐ注文したほうがいいです。


非常時の準備はした方が良い事は分かっていますがなかなかきっかけがないと準備までしませんよね。


私もこういうのは後回しに後回しにしていたんですが、友人が準備をしていると言う話を聞いて思い切って注文してしまいました。


これから国も呼びかけをしていくと思いますのでその際には、注文も殺到して商品入荷まで半年後とかなってしまうとそわそわしてしまいます。


もし、このブログを見た方はぜひともこれをきっかけにして非常用の準備をしてはいかがでしょうか?







こんにちは、キキです。

 

1月の読書覚書のアウトプットの時間です^^

 

今月も読んだ本の中から3冊紹介していきますよ~

 

日常と非日常からみる こころと脳の科学 

大学でも発達心理学の次に神経心理学が好きだったこともあり、定期的に脳の本は読みたくなります。。

この本はタイトル通り脳と知覚や思考についての関係を分かりやすく書かれています。

例えば、「自分で体をくすぐってもどうしてくすぐったくないのか」、「スポーツ場面で誤審が起こるわけ」など日常のありふれた「なぜ」に

脳科学や心理学の立場から解説されています。

26のトピックが有り、それぞれ3,4ページで読みやすく、興味のある項目を読むだけで楽しく学べます。

また、コーヒーブレイクとして面白いコラムもあるのも魅力的。

子どものなぜに科学的に応えることも出来ます。

神経心理学を学ぶと心理検査(特に知能・発達、認知検査)の所見のレベルがアップすると思います。

 

 

 サクッとわかるビジネス教養 地政学

 

 

もともと世界史や地理が好きなので面白そうと思い購入。

地政学とは、地理政治を合わせた用語で、国の地理的な条件をもとに、政治的、社会的、軍事的な影響を研究する学問における研究分野を意味します。

例えば、基本的な概念として、ランドパワーとシーパワーという考え方があります

ランドパワーとは大陸国家のことで主にユーラシア大陸にある中国やロシア、フランスなどを指します。

それに対して、シーパワーとは海洋国家のことで日本、イギリス、アメリカなどを指します。

それぞれ文化や風土に特徴がありますが、大きな紛争はランドパワーとシーパワー国家のせめぎあいで発生しています。
 

近年、複雑になってきた世界情勢。

日々のニュースを見ても遠い世界の出来事と無関心になってしまったり、そもそも背景が分からないから見ない方もいると思います。

それでもグローバル化する社会において、よその国の出来事は他人事ではありません。

チョークポイントと言われる航路で事故や紛争が起これば、資材の高騰などで物価が上がり、私たちの生活に大きな影響を与えます。

地政学の知識をもって歴史書を読んだりいま世界で起こっているニュースを見ることは、視野を広げ今後の世界を構成する私たちを成長させます。

2022年2月24日にロシアがウクライナに攻撃を始めました。

遠く離れた世界の出来事と思いがちですが、ロシアは隣国です。

本書でもありましたが今尚、ロシアとは北方領土問題で揉めており、他人事ではありません。

 

この本は、手に取りやすいほどにコンパクトですが、世界を幅広くカバーしており、カラーでイラストも多いので読みやすいと思います。

知識を得ることは、フェイクニュースを見破ったり、差別や偏見をなくす事につながります。ぜひとも知識をつけて、世界を見ましょう。

 

 こころのナース夜野さん

友人から面白いと薦められて購入。

心の痛みと向き合う、精神科ナースの物語
精神科における患者さんと看護師などコメディカルとのリアルなやり取りを

優しいタッチの漫画で読むことができます。

1巻では自傷、自殺未遂や幻聴、などがテーマとして挙げられています。

新人ナースの夜野さんは、対応に困惑してしまいますが、先輩訪問看護師によるプロの対応を見て築き学んでいく様は

こちらも感心します。

 

松本俊彦先生など医師や福祉関係者の方への取材もされているようで学びになる内容です。

精神科の仕事や精神保健に興味がある方にはお勧めかも知れません。

内容が重いと感じる方もいるとは思いますが、絵がそれを感じさせないほどにやさしく、読みやすいと思います。