10級さん、目指せ初段さんとお会い
してきました(^^)
席亭がお休みで10級さんもお相手が
いないので、こられないかも知れないと
お店番のお姉さんが言っていたのですが
忙しいなか10級さん定時でご来店です♪
久々の対局〜♪
白が左辺、63と二子を取り、黒は59の下を
押さえました。
ここで、打ち掛け。
なんでか、わかりますか?
後で説明しますね。
ここまでいくつか山場やらポイントが
あってその辺の説明を3つ、あげて
考えてみたいと思います(^^)
ここは普通に
フクらむ手はよく言う「ケイマの付け出し」と
呼ばれる「俗手」(良くない手)になって
しまうからです。(^^) 打つなら△とツイでから
21の左に「ツケコシ」を打てる様に準備して
おく。しかも、きっちり黒ツグことで強くなり
ますね♪
局面は右上に移りました。
計ります。
白は33と打ち込んで出方を見ます。
黒も34。
黒32と打った以上、34は打ちたい所ですね(^^)
そこで、白も35と三々に入ります。
これは黒がどう打つかをみています。
ここで、10級さん.右上の一間トビから
「イヌの顔」にケイマしました。
なので、一度止めて打ち直しを考えて
貰うことに(^^)
10級さんとしては、三々の石と白33の
石との分断を考えたのですが、それだと
せっかく黒32、34 と二手掛けて取り込み
掛けた白と三々につながってしまい
水の泡になってしまう。
そこで、黒36はサガリを打つ方を選んで
もらいました。三々の、この様な形では
最強のサガリですね(^^)
となれば、白はこの部分を打つなら三々から
ケイマに滑るしかありません。
白は三々に打って、「どちらが大きいと
思いますか?」と黒にたずねているのです。
こんな選択を黒に迫って置き碁の場合
棋力を計っているのです。
なかなかそれがわからないのが初級者の方
の悩みだと思うのですが、この局面では、
下がって遮断を計るのがいいのです。
なにしろ、この二子の白の為に二手
ついやしているのですから。
ボクとしてはホントは
「おっ!」と思ってしまいます(^^)
嬉しい限りですが、黒としてはかなり怖い
はず。これでも三々に入ったりしたら、
単に黒34と囲ったよりも大きく白を取り込め
ます。ですが、こんな手を打てるなら
とっくに9子は卒業です(^^)
そこで、もし黒34と打ちたいのなら
36とトブ。(^^) この方が流れとしては自然
ではありませんか??
「白35とトブから、仕方なく36なんですよ〜♪」
といいわけ出来るし。(^^)
同じ様な展開なんですがこの呼吸を楽しめる
とさらに囲碁が楽しくなりますよ。
この後もポイントがありますが、
長くなるので次回に続きます(^^)
置き碁でなかなか抜け出せない方には
大切なポイントがありますよ〜♪