水曜日・池袋囲碁サロン。10級さんとの対局。 | ひよこの会・かんちゃんの一石二鳥ブログ♪

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ひよこの会のみなさん向けのブログですが、最初は限定しませんので、お立ち寄りください♪
ひよこの会は初心者、初級者の方にたくさん集まっていただきたくて始めました(^-^)/
いろいろ書き記したいと思います♪

と言うわけで、楽しみにしていた
10級さん目指せ初段さんとお会い
してきました(^^)

席亭がお休みで10級さんもお相手が
いないので、こられないかも知れないと
お店番のお姉さんが言っていたのですが
忙しいなか10級さん定時でご来店です♪

久々の対局〜♪

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総譜、とは言え打ち掛けなんですが(^^)
白が左辺、63と二子を取り、黒は59の下を
押さえました。

ここで、打ち掛け。

なんでか、わかりますか?

後で説明しますね。

ここまでいくつか山場やらポイントが
あってその辺の説明を3つ、あげて
考えてみたいと思います(^^)

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右辺、白が23とボウシしました。
黒は24とケイマ。
白が25と因縁を付けにいきました。

黒は26とフクらんだのですが、
ここは普通に

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ツイで置いた方がいいでしょう。
フクらむ手はよく言う「ケイマの付け出し」と
呼ばれる「俗手」(良くない手)になって
しまうからです。(^^) 打つなら△とツイでから
21の左に「ツケコシ」を打てる様に準備して
おく。しかも、きっちり黒ツグことで強くなり
ますね♪

局面は右上に移りました。

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黒が32とケイマで右辺の黒の脱出を
計ります。
白は33と打ち込んで出方を見ます。
黒も34。
黒32と打った以上、34は打ちたい所ですね(^^)

そこで、白も35と三々に入ります。
これは黒がどう打つかをみています。
ここで、10級さん.右上の一間トビから
「イヌの顔」にケイマしました。

なので、一度止めて打ち直しを考えて
貰うことに(^^)

10級さんとしては、三々の石と白33の
石との分断を考えたのですが、それだと
せっかく黒32、34 と二手掛けて取り込み
掛けた白と三々につながってしまい
水の泡になってしまう。

そこで、黒36はサガリを打つ方を選んで
もらいました。三々の、この様な形では
最強のサガリですね(^^)

となれば、白はこの部分を打つなら三々から
ケイマに滑るしかありません。

白は三々に打って、「どちらが大きいと
思いますか?」と黒にたずねているのです。

こんな選択を黒に迫って置き碁の場合
棋力を計っているのです。

なかなかそれがわからないのが初級者の方
の悩みだと思うのですが、この局面では、
下がって遮断を計るのがいいのです。

なにしろ、この二子の白の為に二手
ついやしているのですから。

ボクとしてはホントは

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こんな風に打っていただけると
「おっ!」と思ってしまいます(^^)
嬉しい限りですが、黒としてはかなり怖い
はず。これでも三々に入ったりしたら、
単に黒34と囲ったよりも大きく白を取り込め
ます。ですが、こんな手を打てるなら
とっくに9子は卒業です(^^)

そこで、もし黒34と打ちたいのなら

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黒34と鉄柱にサガリ、白35にトンだ勢いで
36とトブ。(^^) この方が流れとしては自然
ではありませんか??
「白35とトブから、仕方なく36なんですよ〜♪」
といいわけ出来るし。(^^)
同じ様な展開なんですがこの呼吸を楽しめる
とさらに囲碁が楽しくなりますよ。

この後もポイントがありますが、
長くなるので次回に続きます(^^)

置き碁でなかなか抜け出せない方には
大切なポイントがありますよ〜♪