本題の
モタレ、カラミ攻め
ですね。
前回はかなりわかりづらい
抽象的なお話になりましたが
みなさんとしては自分なりの
理解をされましたでしょうか。
「一人称」な読み、で良くない
のは俗に「勝手読み」なんて
呼ばれます。
ただ、勝手読み、と言われようが
自分なりの読みは必要なんです。
アタマのいい人なら本を読んだり
上手に教わったりして自分なりの
理解が早いので
「一人称」的な読み、と言っても
正しい手を見つけ出すもんです。
ですが、ボクの様に出来の悪い人は
残念ながら
殴られないと
わからない
のです。
殴られて、「あ、痛い」と初めて
わかる。
じゃ、どうすれば殴られないで
済むか、なんて考える。
要は実感がないと
リアルにわからん。
と言う 実に痛い状況に
なってしまう(^ ^)
…前回の復習は、このくらいに
して。
モタレ攻め
カラミ攻め。
作戦としては高度になって
きますね。
単純にインネンを付けて
ぶっとばすぞ
こら。
って話ではありませんから。
すいません、女性には
わかりづらい表現ですね(^ ^)
単純なモタレ攻めで言うと
てめー、◯◯君
知ってるか～？
なんて、実力より他力を頼む
ヤンキーみたいな作戦なんで
すね(^ ^)
で、作戦の前に
自分と相手の戦力比をみて見る
事が必要です。
黒が❶と打ち込んできました。
この❶に対してどんな攻めを
考えますか？
次は白番です。
❶の黒と挟まれている白、
どちらが強そうですか？
その辺から考えます(^ ^)
戦力比は１:２で白の方が
有利なんですが、右上方向は
黒の勢力があります。
この場合、右の黒は固めても
差し支えない場所なのです。
そこで、まずは上辺の星と
二間に飛んだ石を補強して
黒❶の石より強くしてから
攻めをするのです。
たとえば、白①。
固めても差し支えない右側の黒に
インネンをつけに行くのです。
ここを手を抜いて黒❶を動く
かも知れませんが そうなれば
右の黒石を白が取り込んでしまえ
ばいい。
となれば、黒は❶を動くのは
得策ではなさそうですよね。
となれば、例えばこんな流れ。
こうなれば、この白の一団は単独でも
生きるのに困らない形なのがわかりますか？？
最初の黒❶にいきなりケンカ売る
よりも有利に戦えそうですよね？(^ ^)
こんな攻めが
モタレ攻め
というのです。
①まずは自分と相手の戦力比を
考える。
②自分の周囲に相手の勢力が
あるなら、まずそちらに
インネンを付けて自分を
強くできるか考えてみる。
③自分が強くなってから本来
攻める石を攻撃する。
こんな流れを考えますか(^ ^)
天才的なケンカ上手もいますが
呼吸は一緒です。
自分が黒の立場だったら
❶と打ち込む事で白はどんな
攻めをしてくるのかを考えて
おけば、打ち込む際の助けに
なります。
黒❶と打ち込んだら白は図の
様にモタレてくる。
ならば、黒としてどんな手が
あるのか？
考えておく必要があるのです。
失敗例を挙げておきます。
白は直接黒を攻めました。
なんだか、うまく攻められて
いそうですが…
白は攻めあげます。
どうやら、黒にシノがれて
しまった様です。
実は、白の攻撃方法はまだある
のですが、わかりますか？
それはまた追ってブログに
書きますね。
の手段なんですが(^ ^)
では、また次回もモタレ、
カラミのお話で(^ ^)