蔵元:寺田本家の<醍醐のしずく>で、日本酒に乳酸菌!有りじゃん。って思って、

我が家の在庫(いろんな日本酒)に、こんなの少し混ぜて呑んでた。

これ、お安くてグッドグッ

決して悪くないけど、だんだんと甘さが気になってきた。

これは、甘味料や糖類が添加されての甘さ。

自然にできてしまう甘さなら受け入れるしかないけど、そーじゃないみたい。

ん?そんじゃぁ 添加する前は甘くないんじゃな〜い?それ欲しいハートって、ググった。

めっけましたよ〜笑い泣き

 

それは、奄美地方で昔から作られてる〝ミキ〟って発酵飲料。

<おかゆ><サツマイモの摩り下ろし>加えて放置するだけで出来ちゃうんだって。

※一応、それなりのレシピあるから、ググってね。

 

ってことで、レッツトライっ!!

 

 

常温で2日放置。発酵臭もするし、舐めてみると甘さや僅かな酸味もある。

つまり大成功ぉ〜ニヤリ

本当は甘さゼロって思ってたけど、米と芋が醸す自然の法則だからしょうがない。

売ってるヤツの甘さを10とすれば、こっちは2。格段に甘くないし。

瓶詰め冷蔵庫でもう一晩おいたら、酸っぱさ更に出てきた。これこれこれー!

偶然かも?だけど、希望通りの甘酸っぱさになった爆  笑

※写真はお米の粒々を石臼で滑らかにしてみたとこ。

 

で、早速、日本酒に投入〜ルンルン

うん。良い!米臭もはっきり感じるし。まったく有り!

ってか、これ〝どぶろく〟だわ。(笑)  正確には、なんちゃってどぶろく。ね。

 

日持ち(長期保存バツレッド)すらしないけど、こんなに簡単で安価に作れるなんて!

しかも、体に腸にいいらしいんだよね。

ドレッシングに混ぜたり、スムージーに混ぜたり、牛乳で割ったり、いろいろ。

体の細胞が受け入れてくれれば、良い方向に変化するんだろうね。そうなって欲しい。

ん? 酒に混ぜても大丈夫?だろうねぇ??? 自信なし(笑)

 

というわけで、甘くない乳酸菌豊富な発酵飲料を求める!の目標は達成したのでした。

追記:〜ミキ 2回目〜に、発酵過程の動画(リンク)もあります。よろしければ どぞ。

 

〜おしまい〜

わたご酒店で購入したこのお酒。

手にするまで知らなかったのですが、とんでもない にごりだった!

 

取り置いていただいた四合瓶はラスト1本だったようで、陳列棚には一升瓶のみ並んでいました。
澱(オリ)が瓶底に落ち着いて澄んでいるものと、1度振ったのか濁ってものがあります。
「これかぁ〜」って澄んでる方を手に取ると.....澱の様子が見慣れたソレとは、何が違う!?

このお酒。たっぷりの澱が とっぷんあせるとっぷんあせる してるんです。
聞けば「濁ってる方は、振ってから3〜4日経ってるんですよ。それでも沈み切らなくて、そんだけ濁ってるんです。」と。
何ん〜〜じゃこれ?の期待感爆  笑

 

【にいだしぜんしゅ 純米 にごり】(リンク 沈殿する澱。瓶を逆さに濁らせます。
普通のにごり酒と違い、2〜3倍量振り混ぜないと均一に濁らないくらい、とっぷんとっぷん音符と たっぷり変態級な澱です。
注がれるそれは、飲むヨーグルト級のトロみです。
さぞかし甘かろうと思いきや、予想を裏切られ、
呑み口はスッキリと爽やかで、糀とお米の残り香が心落ち着かせてくれます。
〝どぶろく〟ギリ一歩手前(製造工程違いますから)と言っても間違いじゃないと思います。

蔵元サイトで説明されてますが、もろみを石臼で挽いてる故の〝にごり〟とのこと。
日本酒カテゴリーと一線を画すレベル。日本酒が苦手でも、これはイケると思います。オススメします。
 
四合瓶を購入したけど、思った以上に減りが早い。クイクイ呑んじゃうから。
一升瓶買っておけばよかった....と、少々後悔。(笑)

 

〜おしまい〜

 

どこに呑みに行こうかな? 店の検索よりそのメニューを見ると〝江戸時代の酒〟なる文字にロックオン。
生酛?、木桶?、江戸時代? 大好物の文字を頼りに怒涛の検索スタート。

 

わたご酒店で入手できることがわかり、購入グラサンハート

 

【寛文の雫 純米生モト木桶江戸時代仕込】(リンク 全てが=鉄の玉 脳天直撃=の驚きを受けます。
遮光瓶から注がれる液体は、ウイスキー並みの茶色。トロリとしてます。
一口含めば「????.....紹興酒 ?」「いや、黒糖焼酎?」と、冷静な判断力を見失います。
やべっ!カテゴリーは日本酒だった!

冷静に。
裏ラベルにもありますが、「日本酒度:−90」って....。甘口の日本酒とかのレベルじゃない。甘い汁です。
そして、醤油の香り。マジで。
加えて、「アミノ酸度7.0」もある(一般的日本酒は高くても2.0未満)ので、コクや旨味は宇宙級もしくは銀河級。
うまく表現できないけど、わかりやすく例えるなら〝みりん〟です。
ご覧ください。この変態的数値。

「江戸時代当時の日本酒を再現」とあります。数ある生酛造りにおいて、〝木桶〟を謳うものはありません。(詳しく知らないだけですけど。)
聞けば、仕込み水の量も減らして雑菌に犯されるリスクを抑えている。とか。
文献に忠実に醸造すれば、現代醸造と全く違う内容なのは明白。故に、仕上がる液体だって日本酒とは全く違うのは、考えてみれば当たり前のことです。
 
他のサイトを見れば
・その時代ではこれを水で3倍に薄め販売していた。左差し 確かに、薄めた感はなく十分飲めた。
・シナモンを入れてもイケる。左差し わかるっ!カクテルって出されたら疑いなく飲める。って想像できる。

・経年でさらに熟成する。左差し その画像は黒烏龍茶並みの黒さでした。因みに7年古酒とか。

 

などなど、これまた既成概念を覆すようなことが書かれています。

 

ふと、思い出しました。以前、料理に美味しい純米酒を使った事を。

醸造アルコール添加モノと違って、旨味が増した想定以上の濃い旨味に仕上がったんです。サッパリ仕上げるつもりだったので、結果としては失敗作だったのですが....。

つまり、正に逆転の発想で、こういった酒を料理に使えば、これまでと違った旨味を出せるんじゃないかな?って。

私は、中華系の料理には必ず紹興酒を使います。料理番組で「無ければ日本酒で構いません。」とか言うけど、これって仕上がりが全く違って、日本酒では間の抜けた味になってしまいます。(美味しくありません。)

この違いのように、この酒もそう言った効果ぜったい有るっ!って思うんです。

酒とみりん+アミノ酸の旨味。みたいな。

 

話逸れました。

このお酒、ストレートでは量が進まないので、今は

 

<寛文の雫+にいだしぜんしゅ・にごり+乳酸汁(ミキ)>オンザロック

<トロトロ + ドロドロ + どろどろ >オンザロック

酒は百薬の長

 

など、その日の気分に合わせてブレンド?カクテル?でいただいてます。

邪道って叱られるかな?

でも、楽しいです。とっても音符

 

〜おしまい〜