選択肢が多いことは
豊なこと。
わたしは、ものごとの選択肢（情報）を
あれこれと集めて
比較検討するのが好きです。
（これも一つの特性）
現在、息子くんの引っ越しに伴い
家具家電等、生活に必要なものを
買いそろえるため
あれこれ選択しているところです。
そこで、わたしの特性が出てしまう。
「選択肢を集めて提示」
するのはいいのですが
集めて提示しすぎるため
息子くんが混乱して
疲弊してしまいました。
例えば、物件を探す時も
ありとあらゆる検索サイトを
見つけてきては
閲覧して
条件に合った物件を探す。
いくつも、いくつも探すうちに
情報過多となり
少しずつ、息子くんの条件と
ズレてしまう部分もあり
「結局、どれがいいのかわからない」
と、なってしまいました。
よくも悪くも
息子くんはブレない性格なので
初心貫徹！
「ぼくはこれがいい！」
と、最終的には
自分で選んだ
予算内の物件に決めてました。
そんなことが、すべてにおいておきていて
わたし自身、自分の無意識の特性に
選択肢（情報）を集めすぎてるなと
反省しきり・・・。
とはいえ、
もちろん良いこともあって
感謝もされています。
お母さん、お節介なのよね・・・。
「選択肢が多いことは
豊なこと。」
そう思っていましたし
いまでも、そう思っています。
とはいえ、選択肢が多すぎると
それを絞り込む（選ぶ）ために
比較検討しなくてはいけません。
そう、
選択肢の中から選ぶための
「チカラ」がいるのです。
この「チカラ」というのは
体力もそうですが
思考するためのエネルギーを
要求されるんですね。
これが、非常に疲れる。
そして、面倒くさい。
だから、ある程度
誰かによって絞り込まれた
（数少ない）選択肢から
選ぶ方が楽なのだと。
そんな、当たり前のことに
息子くんとのやり取りを通じて
今更ながら気がつきました。
ところで
この「楽」を繰り返していると
どうなるか？
自分で自由に（最善のものを）選んだつもりが
実は（誰かによって）綺麗に型にはめられていて
そのことに微塵も気づかないどころか
かえって得をした！と信じてしまうことが
ちょっと怖いなと思うのです。
選択肢の中から選ぶための
「チカラ」を持つこと。
そして、できる限り
その選択肢を用意する側の
自分で居たい。
シャーマン陽子