「何者かになりたい」
と、思っていた時期がありました。
「わたしは〇〇です。」
と、言える何者かに
わたしはなりたいと。
そうやってもがいて
あがいて、抗ってきた。
「何者かになれた。」
と、思った時期もありました。
だけど、わたしの魂は知っている。
何者かになったわけではないと・・・
「何者かになりたい」
と、思えば思うほど
どこか虚しくて
満たされない気持ちを
抱えていたように思います。
満たされないから
何か他のもので
その虚しさを埋めようとして
さらにもがいて、抗って・・・
そのうち、わたしは
そんな自分に疲れてしまった。
もういいや。
わたしは何者でもない。
「わたしはわたし」だと
認めたときから
すーっと気持ちが楽になりました。
「わたしはわたしで居ていいんだ。」
「何者でもなくても、わたしはわたし」
このときから
心の奥底にくすぶっていた
魂とでもいいましょうか
「自分」と繋がることができました。
もう自分を偽ることもない
恰好つける必要もない
背伸びすることもない
わたしはわたし
わたしはわたしで居ていい。
シャーマン陽子
追伸
3月1日から、我が家へきたサリーちゃん(白)
(茨城県動物指導センターの元ふれあい犬)
来た当初は骨ばった体に硬い表情だったけれど
少しずつお肉もついて
やわらかい笑顔をみせてくれるように。
犬たちは、何者でもない
何もモノを所有しない、ただの犬
本当にいさぎよい。