安曇野桜あれこれ
長野県安曇野市 4.22
本当はもう少し僕の見てきた安曇野の桜を
いろいろ掘り下げてみたかったのですが
今回の安曇野はここで一旦終了です。
今回は北小倉だけに照準を合わせていたので
そういう意味では大満足でした。
またそれ以上にまだ見ぬ一本桜も豊富で
今度はまた時期をずらして訪れてみたいと思います。
安曇野市の行政は、桜観光に関しては県内の他の市と比べ
あまり積極的ではないようで、ありがちな桜の催しなどもなく
ゆえに開花情報やアクセス方法など
とにかく行ってみなければわからない部分が多くて
ちょっと苦労しました。
でも行ってみて感じました。
ここの桜は墓守の桜が多く、地元の方々が静かに見守っているような
そんな桜が多かったですね。
道も狭く、駐車場なども確保できないのに
大勢来られても困ってしまうのでしょう。
ある意味、見世物ではなく自然のままという感じでしょうか。
この町の気負いのなさという感じがちょっと好きになりました。
逸話
長野県松本市 泉小太郎のしだれ桜
とっくに見頃を過ぎていたのですが、ネタのつもりで足を延ばしてみました。
ちょっと冷やかし半分で訪ねてみたのですが、意外に立派なしだれ桜で驚きました。
カラーではあまりにもしのびない姿でしたので、モノクロで仕上げてみました。
これは満開の時は素晴らしいだろうなぁと、リベンジリストに記載しておきます。
ところで桜の木
特に一本桜には、いろいろな逸話がついてまわります。
僕は結構その手の話が好きで
血に染まった武将の無念さが桜の色を濃くしただとか
弘法様が杖を突き刺した所から桜が延びてきたとか
「さくら」という女性の名を忘れられず植えた桜だとか
立て看板などはまめに読んでいます。
それが真実なのかどうかなど、どうでもいいことで
ひとつのロマンがありますよね。
で、この泉小太郎って僕は知らなかったのですが
実は昭和生まれの人なら、たいてい知っていたりするんですよ。
この竜に乗っている子。
黒沢川沿いの桜
長野県安曇野市
すっかり見ごろを過ぎたソメイヨシノでしたが、それは承知の上で。
安曇野と言えば、わさびとか北アルプスの雪解け水など、水が思いつきます。
安曇野らしい水辺の桜を一枚撮影しておきたかったのです。
桜自体よりも、この曲がりくねった水の流れが気に入りました。
そしてブロックで護岸整備がされていなくて、緑に覆われているところがいいです。
前日まで大雨でしたので、結構水は濁ってましたが水量も豊富でした。
ここは満開の時にもう一度足を運びたいですね。
笑い話
道路から土手を駆け上がったのはいいのですが
勢いが付きすぎて、おまけに漫画みたいに折れた樹の枝が
足に絡まって、ゴロゴロと河原に転げ落ちました。
川にこそ落ちなかったものの、泥だらけです。
あーあっと、ちょっとテンション落ちまくり
っとなるところでしたが
起き上がろうとした時、僕の視線が捉えた風景
それが2枚目の画像
このローアングルは、いいなぁ。
きっとこれを見せたくて、桜が教えてくれたのだと
僕は今でもそう信じています。
朝の時間
ファーストショットがこの一枚 午前4時50分でした。
ここは個人の私有地ですので、畑を挟んで道路からの撮影になります。
たぶん満開後、初の晴れた朝でしたので、きっと三脚の列が・・・と思いきや
僕とその他2名のみ。3人ともちょっと拍子抜けした感じでした。
まあそのおかげで右往左往自由に動けましたが
どう頑張っても両脇の家、背後の白い外壁 そしてネットが絡んできます。
でも僕はそれ以上に背後の空が気になりまして、山の稜線をカット。午前5時15分
この日の安曇野地区の日の出時間は、午前5時7分
まだ光はここまで届きません。
日の出から20分後 午前5時26分
樹の幹に光が差し込んできました。
光が差し込んでくると色味が付いてきます。
画面右からの光になるので、右下のシダレは逆光になって
より色濃く染まってますね。
午前5時30分 一番いい色に染まっている時です。
同じく午前5時30分
印象的だった右の上下の枝を中心に
可能な限り障害物を排除するとこんな感じになります。
この頃にはもう光も強くなり、くっきりとした陰影が目立ちます。
これは左の方から。
幹がまっすぐに直立しているのがわかります。
これだけ立派な桜が、国はおろか県や市からも天然記念物の指定を受けていないとは
少し驚きですが、それはそれで手入れやなんや規制が結構大変なようで
あえて拒否するという所有者も多いと聞きました。
この桜がそうなのかどうかは知りませんが。
上の方の枝が何本か折れていたのが気になります。
まあ、今でも密かに有名になりつつある桜ですが
あまり人が押し寄せてくると、勝手に畑の中を踏み荒らすような
不届き者が増えてきそうなので (亀なんとか)
知る人ぞ知る程度の静かに見守りたい桜ですね。
北小倉のしだれ桜
長野県安曇野市 しだれ桜 推定樹齢400年
桜を撮り続けていると
シーズン後半はどうして少しダレてきます。
どんなごちそうでも、毎日食べ続けたら飽きるのと同じように。
そんな気分をひしひしと感じながら
この桜を前にした瞬間、度肝を抜かれました。
作品的には、全体のシルエットを狙うと
どこからどう狙っても、障害物が映り込みます。
ですが
そんな些細な事など、もはやどうでもよくなってくるほどの
圧倒的な存在感がありました。
数百年過ぎた桜で、支えなしに自立しているシダレ桜では
たぶん唯一無二かと。
2015.4.22 撮影
(でも本当は、後ろの民家とかは無理にしても、
ネットは外してくれんかなぁと思う次第)
麻績の里散策
なんか「思いやり」みたいなものが感じられました。
僕に欠けているものですね。
「なげやり」とかなら・・・
こちらはソメイヨシノ
花弁が散ると、別の赤い花が咲いてるようですね。
ええ、別に間違えてたわけではないですよ。タブン
世界で一番大きくて硬い、イチゴらしいです。
まるで石のようですね。
いや、石なのかも知れません。
歩くのが申し訳ないような境内の石段
花弁を踏まないように、細心の注意で歩きました。
ええ、歩きました。
ああ、そういえば今年初めてだなぁと・・・
ひときわ鮮やかだったミツバツツジ
まあ、なんとなく・・・
なんで撮ってたのでしょうね(笑
昨日の記事の大変なこと。
ここ飯田市で、カメラのバッテリーの充電器を
忘れたことに気が付いたのです。
これにはさすがに真っ青になりました。
電池がなければ、ただの黒い鉄の塊
もちろん予備のバッテリーはあったのですが
劣化が激しく、今夜からあと一日撮影にはとても耐えれません。
慌てて市内の家電量販店を回ったのですが
もともとカメラの付属品ゆえ、取り寄せになるとのこと。
ちょっと絶望感に打ちひしがれていた時
無償でフル充電してくれた
カメラのキタムラ飯田店さんの心遣いには本当に感謝です。
思わず漏らした言葉
長野県飯田市 麻績の里
ファインダーをのぞきながら、ゆっくりピントを合わせていくと
白い花だと思っていた花弁に、ほんのりと紅がさしていました。
雨のせいで、白も透明感があってみずみずしく、思わず
「か、かわいい・・・」
そう声に出してしまいました。(一枚目)
自分の発した声に驚いて
慌てて周りを見渡し、誰もいない事を確認し一安心。
「すげぇー」とか「うおーっ」とか、よく小声で言ってますが
「かわいい」って、実際声に出したのは、たぶん初めての事で
ちょっと動揺してました。
半八重でしたので、きっと下のシダレ桜の子供でしょう。
この時は「なんちゃってマクロ」でしたので
この「かわいい」と感じた瞬間を、きちんとマクロで撮ろう。
そう思ってレンズを取りに車に戻ったのですが
その時、かなり大変なことに気がつきまして
それっきりこの時の事を忘れてしまったのです。
今回、一番悔しかったことですね。

























































