僕の視線の先に -187ページ目

光射す場所


































新潟県十日町市 美人林    


小雨降る昼さがり

ブナの幹は、しっとり濡れていた方がいい。

靄がでていればなおさらのこと。

僕はエンヤのFairytaleのメロディを

繰り返し何度も口ずさんでいた。

その光の射す場所から

今にも白馬に乗ったエルフが現れるような

そんな気がしてならなかった。


2015.5.19


元祖レインボーブリッジ








左側の白っぽいのが駅に向かう遊歩道




















静岡県川根本町


東京お台場よりもこちらが元祖、大井川鉄道の湖上の駅にかかる橋

本当は右と左の湖面をつなぎたかったのですが、木が成長したせいか

または僕がいた場所が悪かったのか、描いたようにはいきませんでした。

ちなみにこの駅

線路の脇の遊歩道を歩いて行き来するのですが

下車しても大自然以外、何もありません。


この列車の最後尾に連結されているのがアプト式機関車。

この湖上駅の少し手前が日本一の急こう配なため

そこを上ってくるのに歯車の補助で走ります。


僕は特別列車には興味ないのですが

大井川鉄道は面白そうですね。

日本中の中古車両が走っているそうですし

蒸気機関車も健在です。

夏には、リアル機関車トーマスが走っています。

リアルと言ってもしゃべりませんけど・・・。



至難のターコイズブルー

















静岡県川根本町 寸又峡


山間を走っていると小雨が降りだしていたので喜んでいたのですが

現地に到着したらまったく降った形跡もなく、ちょっとがっかり。


このターコイズブルーは、光の加減とホワイトバランスの選択で

青みが強かったり緑がかったり、なかなか手ごわいです。

1時間くらい遅かったかなぁ・・・。

予想以上に山間部の国道がハードで、時間がかかってしまった。



夢のつり橋























静岡県川根本町 寸又峡


この吊り橋を渡る時の恐怖心が夢にまで出てくることから

夢のつり橋と言われているそうです。

たしかに・・・かなり揺れます。

ですが、それほど高さはないので高い所が苦手な人以外は平気かと。

秋には何かのアトラクションかと思われるほどの大行列ができるそうです。

その際は一方通行になるので、途中で戻ることができません。

渡った先には過酷な山上りが待ち構えております。

僕的にはそっちの方が恐怖ですので、空いてるこの時期に来てみました。

さすがに、誰もいませんでした。


卯子酉様



赤い布は100円でした。



遠野物語を読んだ後だったら、片葉の葦を探したのに・・・。










あっ、ここにも・・・男女の縁より砂金が気になる年頃(笑




鳥居までなら行けた。その先にまた階段があると知ってしまったので

足が拒絶して上には行けませんでした。



岩手県遠野市


愛宕山の麓に小さな祠があって卯子酉(うねとり)様と言います。

ここは遠野物語にも登場する場所で

ここの淵に咲く片葉という珍しい葦に願いを書いて結ぶと

男女の縁が成就するという伝説のようです。

現代では祠の脇に吊るされた赤い布に願いを書いて

左手だけで結ぶと成就するのだそうです。

みんな真剣に書いてありました。

チャレンジャーですよね。

もし結べなかったらとか、考えないのでしょうね。


愛宕(あたご)というのは、火の神様なのだそうです。

初めて知りました。

この階段を上って行った山頂に祠があるのですが

昔から旅に出る前に、無事を祈ってここでお参りしたのだそうです。

ここはもう、遠野のはずれ。

この後、ちょっと寄りたいところもあったのですが

これで今回の旅は終了しました。


五百羅漢



ここを登って行くのですが、どこにそれが・・・



そう思っていると、ふと目に飛び込んできます。



一度気が付くと、ああ、ここも、あそこもという感じで見えてきます。



それぞれいろんな表情があります。





恰幅のいい人


たれ眉の人




なにか怒っているようですね。



時々、係の人が手入れしているのかな?
そうしなければ、苔で隠れてしまいそう。






岩場の中ほどに咲く一輪のスミレ科の花と、舞い降りてきた桜の花びら
それを愛おしそうに眺めるまなざしが心に残りました。





遠野で一番訪れてみたかった場所がこの五百羅漢です。

仏教で供養尊敬に値する人500人のことをいうのだそうです。

江戸時代後期、遠野で大飢饉が発生し多くの犠牲者を出しました。

心を痛めた大慈寺の義山和尚は、その供養のため明和2年から数年をかけて

この五百羅漢をたった一人で彫り上げたそうです。





カッパ淵












これは花弁に赤い線が滲んでいるあまり見かけない桜でした。エドヒガンと何かのかけあわせかな?



遠野の河童は顔が赤いのだそうです。















岩手県遠野市


ほんとうは寄るつもりではなかったのですが

お得意の、「せっかくなので」 足を向けてみました。


河童伝説は遠野物語に限らず全国にあるのですが

ここの河童は寺が火事の時に消火活動を手助けしたという逸話があるそうです。

実際、柳田国男の遠野物語を旅から帰って読んでみましたが

河童の恩返しみたいな美談だけでなく、なかなかグロテスクな話もありました。

でも旅の前に読んでいたら、ちょっと夜の山は怖かったかもしれません。

それと同時に旅の行先もぐっと広まったでしょうけど。


このカッパ淵はちょっとエンターテイメントし過ぎかな。



ゴールドラッシュ


















岩手県遠野市


昨日の春の小川で、本物のお宝を発見しました。

最初は川底の砂紋が面白いなと思ったのですが

何か金色に輝いているので、よくよく見ると砂金でした。

一瞬、これは!っと色めき立ちましたが

冷静に考えれば地元の人が知らないわけがないですよね。

でも、地味に毎日収集してれば、いくらかにはなるのかな(笑

帰ってから調べると、遠野は実際に金脈があって

800年ほど前にはゴールドラッシュが始まったそうです。

春の小川はサラサラよりも、キラキラでした。


春の小川








岩手県遠野市


春の小川はサラサラ行くよ♪

と、僕の世代では教わりましたが

オリジナルは「サラサラ流る」なのだそうです。

美しい日本語ですよね。

実際のところ、春の河川は水量が多めなので

なかなかサラサラというわけにはいきませんが

ここは歌詞のとおり、サラサラ流れていました。

子供の頃、こういう小川を遡上して探検するのが楽しくて

それはもう、前世はサケかアユだったのかと思うくらい。

水神様がポツンと鎮座されていました。

遠野だけに、なにか伝説でもあるのかも知れないですね。



岩場に咲く















岩手県遠野市


渓流よりも真っ先に注視したのが

岩場に咲くニリンソウ

どう見たって枝が邪魔してるのに

なぜ岩場に下りなかったのだろう・・・と

帰宅してから思うことがあります。



でもそういう時には

きっと下りなかった、理由があったんだと思います。

覚えていないだけで・・・。

最近、ちょっと自分を信じれるようになりました(笑