サルヒツの酒飲みライフ♪【第210回】
両関 Rz50 純米吟醸 Sweet Emotion
製造年月:2023年5月
生産者:両関酒造㈱
所在地:秋田県湯沢市
タイプ:純米吟醸 生酒
使用米:五百万石100%
精米歩合:50%
アルコール:16度
日本酒度:-2
蔵元杜氏:山内めぐみ氏
販売価格:1,740円(税別)
※特約店販売品
※味覚の表現は飽くまで個人的なものです
ひつぞうです。Sweet Emotionは両関酒造《Rz50》の旨口版。二日続けて飲むことで味の違いを愉しむことにしました。早速テイスティングメモです。
「サルも飲む」 味気ない夏休みだったし酒くらいは
★ ★ ★
見た目で判るザラメ色。最近旨口飲んでいないので愉しみ。
「旨口ってなんだっけ」
またまたまた~(笑)。今更そんなこと言って。
「端的に言えば?」
おサルがよく言うミリン系(本当は味醂とは別物)。
「えっ!美味しいの。それ」
昨夜飲んだDry Evolitionと同じ五百万石を使っているんだね。それで味が全然違うとは。愉しみ!
「蜜飴みたいだにゃ」
搾りたての薄にごり酒のような芳醇な香りがメチャメチャするね。
飲んでみた。
印象的には17度くらいのガッツリしたアルコール感。もちろん旨口特有のコクがあるが、アルコールの攻めによって、甘さは気にならない。10℃くらいから飲み始めたが、温度が上がるにつれてまろやかさが増してくる。これは複雑で旨い!昔ながらの純朴な風味もあるし。
で、食事は?
「ミリン系には味醂だにゃ」 めっちゃ考えた
だからミリンじゃないって。
随分立派なギンダラの味醂干しだね。
「福岡の伊都彩菜直販品だにゃ」
合うね。同系色で。
チキンと茄子、セロリのトマト煮
洋風の煮込み料理も相性抜群。
「隠し味でコクをつけるとgoodだにゃ」
同じ好適米で同じ精米歩合。でも酒質が全然違う。甲乙付けがたい味わいだった。カプロン酸エチル系のフルーティな醇酒に飽き足りなさを感じている人にはSweet Emotionがお薦めだ。
「飲み比べは愉しいのー♪」
(おわり)
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