サルヒツのグルメ探訪♪【第208回】
スパイスカレーと酒のアテ トリステッサ
℡)045‐241‐1061
カテゴリ:カレー
往訪日:2023年8月10日
所在地:神奈川県横浜市中区宮川町3‐68‐1ライオンズマンション野毛山公園303
営業時間:(月火定休)11:00~20:00
アクセス:京急・日ノ出町駅から徒歩3分
■8席(カウンター+テーブル1席)
■予算:~2,000円
■予約:不可
■カード:現金のみ
《拘ったほうが旨いに決まっている》
ひつぞうです。平凡な夏休みの一コマの記録。この日はおサルと平沼橋まで歩いて出かけました。その途中でランチすることに。向かったのは京急・日ノ出町駅の近く、野毛動物公園から下った野毛坂交差点の近くにある本格スパイスカレーの店です。以下、往訪記です。
★ ★ ★
神奈川県立音楽堂を見学した時のことだった。日ノ出町から横浜根岸道路の坂道を登っていると、どこかからカレーの好い匂いが漂ってくる。以前訪ねたスープカレーの名店KIKUYA CURRYが目の前だが明らかに違う。カレーという完成形ではなく、スパイスそのものの香りだ。
「しないよ。そんなの」![]()
言下に否定されたが、舌は莫迦でも鼻には自信がある。
だが、そこはマンションの直下。たしかに飲食店の看板はない。
しかし。よく見ると建物の中に“カレー”と書かれた幟があった。
「どれどれ」![]()
食べ物となると即座にスマホをニチるのがおサルのサガ。
「おっ!結構高評価のカレー屋さんみたい」![]()
後日改めて行くことにした。カレーは僕の大好物。いや、日本人でカレーとラーメンが嫌いな者などいないはずだ。
開店11時に訪れた。あとからもう一組。若者と母親の二人組だった。この店は8席と数が限られている。それを知ってやってくるとは。これはマニアのカレー行脚?。事実そのようだった。
店名の“酒のアテ”とは何なのだろう。結局、聞きそびれたが。
最初に入店したので奥のテーブルに案内された。これ一席しかない。あとはカウンター。
「内装がすっごく昭和乙女系だの」![]()
相手をしてくれるのは若い男性店主。スパイスから調理まで一人で賄っている。相当のカレー好きとみえて、その拘りを語ってやまない。
メニューは素材の調達次第。なので毎朝8時にX(Twitter)で公開している。使いこなせなくても大丈夫。全てセットで頂けるから。
「全部食べたい派なのち」![]()
この日は上記のとおり。
ポークビンダルゥ(ワインビネガーやスパイスで酸味を効かした豚肉カレー)、ケララフィッシュ(キハダマグロ入りのココナッツ風味カレー)、キーマカレー(定番の挽肉カレー)の三種類。
注文方法はシンプル。三種類のカレーを単品、二品、三品のいずれかの組合せで頼む。
「飲もうぜ」
汗ダクダクよ
“酒のアテ”を看板にしている割にアルコールのメニューは大人しめ。夜は別メニューがあるのか?
「とりあえずウーロンハイ!」![]()
僕も。
暫く待つことに。その間も店主殿の能弁は止まらない。最初に和食店に入門。のちに誰でも食べやすいスパイシーカレーの店に転向した。また好き嫌いが激しく、とりわけジビエが苦手。なので(マトンなど)癖のある食肉も使われてないのだろう。でも家族は自分のカレーを食べてくれない。そう零して笑った。
「優しそうな店主さんだの」![]()
ということで三種盛り。苦手な人はパクチーオフもできる。
「黄色いのはなに?」![]()
ジャガイモのサブジ(香辛料入り炒め物)だって。パリパリのパパドは鉄板だね。
肝はこのバスマティ・ライス。南インド料理特有の長粒米で、現地語で“香り良しタイプ”という意味らしい。特にビリヤニには欠かせない。形が蟻のサナギっぽくて気持ち悪いが、確かに旨い。食感が良くなるように当店では蒸し米をフライパンで加熱したものにルーを絡ませている。
「パクチーはマストでしょ」![]()
僕もそう思う。好き好きだけど。
激辛ソース。最後に味変させた(猛烈に辛い!)。
ということで、僕の鼻に間違いがないことが証明された。酸味と優しい素材の甘味、そして香辛料の複雑な味わいに裏打ちされたルー。印度人でなくても拘りと愛さえあれば旨いカレーを作ることができる。料理の世界は素晴らしい。
「すばらしいのち」![]()
(おわり)
ご訪問ありがとうございます。












