ぐるめ探訪「メンショー サンフランシスコ」で逆輸入の味にふれる(東京都・新宿) | ひつぞうとおサル妻の山旅日記

ひつぞうとおサル妻の山旅日記

ひつぞうです。
おサル妻との山旅を中心に日々の出来事を綴ってみます。

サルヒツのぐるめ探訪♪【第129回】

MENSHO SAN FRANCISCO

℡)03-3349-5874

 

カテゴリ:ラーメン

往訪日:2021年9月4日

所在地:東京都新宿区西新宿1-1-3新宿ミロード 7F

営業時間:11時~20時(LO:19時40分)

■約30席(テーブル・カウンター)

■予算:1000円~2000円

■券売制

 

≪まずこの色に心を奪われた…≫

 

こんばんは。一足飛びに涼しくなりましたね。このまま沢登りシーズンが終わってしまいそうで地団太踏んでばかりのひつぞうです。話は先週末の街歩きの続き。せっかく厳重警戒(笑)で都内に出たので、ずっとお預けだった憧れのラーメンを戴きに参りました。

 

「新宿ミロードのなかにあるのち?」サル

 

そうだよ。

 

「普通っぽいにゃ」サル

 

いやいや。創業者の庄野智治さんは、クリエイティヴな拉麺を創造し続ける実力派経営者。出店にはきちんとしたコンセプトがあるんだよ。ここMENSHO SAN FRANCISCOはミシュランで★を獲得した海外店の“2号店”という位置づけ。クールでお洒落なレストランとして、特に女性客向けにデザインされているんだ。

 

 

都内を中心に展開するMENSHOグループはコンセプトに応じて、店舗のネーミングとインテリアデザインが違う。前職が内装業だったというだけあってセンスがいい。

 

(ネットよりお借りしました。お許しくださいませ)

 

白を基調とした店内はペンダントライトにマーブルのカウンター。スツールも高くて清潔感に溢れている。確かに若い女性のおひとり様でも違和感がない。

 

 

メニューは入り口で。ここの最大の売りはA5黒毛和牛醤油らぁめん。お値段なんと2000円!じっくりマリネされた鹿児島県産A5クラスの黒毛和牛。西海岸で絶賛されたヘルシービーフなんだそうだよ。

 

「ちょっと今はいいかも…」サル

 

しかし、僕には是非食べたいメニューがあったのよね。それがこれ。

 

 

なんと抹茶がフレンドされた鶏白湯らぁめん。まず拉麺とは思えないビジュアルに度肝を抜かれた。スープは鰹節とげん骨を惜しげもなく投入。化学調味料を一切使用しないことで知られる。もう愉しみで愉しみで。以前、雑誌で見てから虜になったんだよ。

 

「おサルこれにすゆ」サル

 

 

限定メニューか。かつて「限定」で散々な眼に遭っている僕としては何とも云い難いけれど。ただし、独学でこの業界に入って苦労した庄野さんが最初にブレイクしたのも「季節限定メニュー」。

 

「蘊蓄はどーでもいい。おサル、トウモロコシ好き好き!」サル

 

単純な理由の方が正解かもね。

 

ちょうどお昼を過ぎたばかりだからか。時節柄によるのか。たぶん両方だろう。店内はそこそこ空いていた。

 

 

拉麺だけでは足りないのでこれを別オーダー。

 

もちもち餃子&リゾットセット(340円)

 

「ほんともっちもち。結構詰っているよ。一個でいいにゃサル

 

もうお腹いっぱいらしい。なんて安あがりなの。おサルって。

 

いよいよメインディッシュ到来。

 

 

白トリュフ香る和牛希少部位チャーシューと冷たいとうもろこしのラーメン

(1200円)

 

「フレンチみたいなネーミングだにゃ」サル

 

冷製に相応しく細麺なので、鶏ガラと昆布主体のスープによく絡む。コーン(ゴールドラッシュ)の繊細な甘み。食感は歯切れのいい冷麺。そして味わいはスープパスタって感じか。異なるジャンルから刺激を受け続けたMENSHOらしい逸品。確かにこれは美味い…。

 

「ひっどい!二枚しかないチャーシュー食ったにゃ!希少部位なのに!」サル

 

すまん。余りに旨くて。少しもらうつもりが見境なくなった。

 

「自分のお食べよ!」サル

 

ちょうど来た来た。

 

 

抹茶鶏白湯らぁめん(920円)

 

なんか雑誌で見たものと違うような…。そう。(このメニューを特徴づける)ザクロの実が載っていないし、半熟卵もなかった…。(値段が980円から60円廉くなっている。レシピを簡素化したのだろう)

 

やっぱり早く来るべきだった!コロナのバカ!

 

 

まあいいや。

 

拘り抜いた小麦粉で打たれた中麺と、胡桃ペーストと豚骨、魚粉のハーモニー。

チャーシューも噛めば噛むほどに旨味が滲み出る。たまらんね。これ。

 

 

抹茶はクド過ぎず、どちらかと云えばデコレーション。旨すぎて一滴も残さず飲んでしまった。

 

贅沢な拉麺だったね。次回はぜひ市ヶ谷の本店で!

 

「やっぱりヒツのセレクトは失敗だったにゃ」サル

 

(おわり)

 

ご訪問ありがとうございます。