ぐるめ探訪「俺の割烹 銀座本店」でカジュアル割烹に挑戦する(東京都) | ひつぞうとおサル妻の山旅日記

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サルヒツのぐるめ探訪♪【第37回】

俺の割烹 銀座本店

 

カテゴリ:和食

往訪日:2018年2月25日

所在地:東京都中央区銀座8-8-17(伊勢萬ビル1F)

営業時間:(土日祝)15時~23時/(平日)16時~23時

■アクセス:JR新橋駅銀座口から徒歩約5分

■予約:二箇月まえから受付(二名以上)

 

≪迫力のマンガリッツァ豚の塩焼き≫

 

こんばんは。ひつぞうです。今年は厄年でもないのに怪我や体調不良が多い。

骨折したと思ったらインフルエンザB型。そして今度は頭皮性神経痛という謎の

病気に罹ってしまった。ま、だんだんそういうことが起こりやすい歳になったとい

うことだね。落ち込んでも仕方ないので、ストレス発散を心がけようと思う。

 

★ ★ ★

 

というのが理由ではないけど「ブリューゲル展」を鑑賞したあと銀座でヘッドス

パすることに。ところが間が悪く、東京マラソンにぶち当たり、国道15号線を地

下道経由でないと横断できずに苦労した。予約した店「スパエスター」は銀座

のマンションの一室にある。なんかドキドキ。だってザギンだよ。

 

「まあ、ひつぞうピキだったら来られないね」サル

 

夫婦同伴だからOKなんだ。でも男性料金は加算される。別に頭皮面積が広い

訳ないのに変なの。

 

「精神的負担料なんじゃね」サル

 

ちゃんとデコルテもあるので原始人のような胸までのバスタオルを巻くんだ。

僕がやると本当に原始人家族みたいで二人で大笑い。変な夫婦…。すっご

く気持ちよかった。リフレッシュしたところで歩いて「俺の割烹 銀座本店」へ。

 

 

だいたい制覇した「俺シリーズ」だけど「割烹」は未経験なんだよね。なにしろ銀

座と福岡にしか店舗がないからな。最近は座れる「俺の店」が増えたね。そもそ

ものコンセプトからズレちゃってるけど、安く美味いものが食えればいい。一週

間前で楽々予約できた。10分前に店に着くと20名くらいの行列。最初に予約客

から案内される。なんと我が家が最初だった。

 

「なんか得した気分♪」サル

 

 

へ~。音楽も聴けるみたいだね。

 

 

「まずはスパークリングでしょ」サル

 

おサル推薦の「なみなみスパークリング」(680円)を頼むと、ほんとになみ

なみと注いでくれた。でもさ「なみなみシャンパン」(1,200円)っての凄く安

いよ。こっちの方がコスパ高いんじゃないの?

 

「サルとしたことが…」サル

 

 

「表面張力で漲るワインって初めて」サル

 

ではどんどん注文しよう!店内はお客で一杯だからね。以前より予約が簡

単に取れるようになったとは云え、やっぱり人気店だな。

 

≪鮟肝のジュレ≫

 

尿酸値が高い僕が一番食べてはいけないもの♪当然だけど全然生臭くない。

冷凍物だと、解氷したときに組織液が滲んでまずくなるからね。

 

≪揚げ海老しんじょ≫

 

おサル、糝薯(しんじょ)ってなに?

 

「魚のすり身のことだにゃ。海老が入っていてプリプリでうみゃい!」サル

 

これは温かいうちに食べた方がいいね。

 

≪なめろう≫

 

大好きななめろうだけど、ここのはちょっと味噌の塩味が濃かったな。

 

 

もうお分かりだと思うけど、注文している品は全て酒の肴である。そろそろ

酒を(多少であれば)飲んでみても良いのではないかと勝手に判断したのだ。

 

割烹とくれば日本酒である。ある意味定番っぽいお酒も多いけど、旨い肴に

は旨い酒に決まっている。まずは「山形正宗」からいってみるかな♪

 

≪白子の素焼き≫

 

尿酸値が高い僕が一番食べてはいけないもの第二弾♪店員が酒瓶片手に

現れ、またもやナミナミと注いでくれる。この店は酒飲みには天国である。

 

≪金目鯛のしゃぶしゃぶ≫

 

いまや高級魚の金目鯛。これをしゃぶしゃぶなんかにしちゃうんだ。

 

 

ちなみに、僕まだ骨折の手術を受けて、ひと月経ったばかりなんだよね。

 

≪カサゴ一本揚げ≫

 

カサゴは昔から大好物。もう頭からボリボリ食らいつく。特にほらカルシウム

必要だから。

 

「ほんとに背骨しか残ってないにゃ…」サル

 

≪マンガリッツァ豚の塩焼き≫

 

そろそろメインに行くとするか。おサル、マンガリッツァ豚ってなに?

 

「ハンガリー原産の毛の生えた豚だにゃ。なんでも食べられる国宝らしいよ」サル

(とネットで検索)

 

イベリコ豚と同一系統の豚だって。赤身も脂身も旨い最高の肉質なんだけど、

肉が沢山取れる他の種が飼育されるようになって絶滅寸前までいったそうだ。

確かに脂に厭らしい生臭みが全くなく、癖のない舌ざわりだ。食べられるかな。

こんなに。

 

≪出汁巻き玉子≫

 

しめは玉子じゃない?ほらぷりっぷり!

 

「それ寿司屋じゃないの?」サル

 

≪鯖寿司≫

 

もう食えん。誰こんなに頼んだの?久しぶりに外食繰り出すと怖いね。日々

体力回復に邁進する僕なのであった。

 

★ ★ ★

 

暫くしてピアノの独演が始まった。「俺」シリーズの店の好きなところはこれ。

ちょうど平昌オリンピックで日本のフィギュアスケート選手の活躍が報じら

れる時期だったのでクラシック音楽のピアノ曲だった。

 

リスト/愛の夢

モーツァルト/トルコ行進曲

ショパン/ノクターン

 

などなど、ジャズ風のアレンジなんかもあったりして素晴らしい演奏だった。

BRAVISSIMO!

 

(終わり)

 

いつもご訪問ありがとうございます。