MB-01で使用しているOP.1000 Mシャーシハイグレードアルミダンパー(以下、HGダンパー)。
スプリングを外してピストンを上下させてみると、動きが渋い。
特に動き出しは、渋いを通り越して硬い。
しかも4本とも。
さすがにおかしいので、原因を探るべく分解。
比較のため、スムーズに動くMシャーシビッグボアアルミダンパー(以下、ビッグボアダンパー)を用意。
こちらもオイルを抜いて分解。
まず、シリンダー下部のサイズを測定。
この高さ(深さ)が違うのかも、という仮説。
HGダンパーは4ミリ。
ビッグボアダンパーも4ミリ。
同じ、ということは、やはりロッドガイドかOリングが怪しい。
ロッドガイドは、HGダンパーもビッグボアダンパーもビッグボア用ロッドガイドを使用。
同じ、ということは、これでもない。
残るはOリング。
HGダンパーで使用しているのは、AXON製。
一方、ビッグボアダンパーで使用しているのは京商のORG03XR。
ORG03XRは自宅在庫僅少のため、TRFコンペティションOリングに交換して検証。
通常どおり組み立て。
ロッドガイドはそのまま。
組み直した感じはスムーズで、問題なし。
4本とも組み直してオイルを充填。
オイルはAXON#20。
引きで組んでしばらく放置。
2時間後、ピストンを上下させてみると、4本ともスムーズに可動。
やはり原因はOリングだったようで。
あとは、走行後にオイル漏れがなければいいのですが。
漏れるようなら……残り少ないORG03XRを使うしかないかも。