「まあ、いいか」は魔法の言葉 | ダブルケア・介護と子育てにがんばるあなたが気楽になれる場所

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15年の介護と子育てのダブルケアを経験した介護コンサルタント野嶋成美がダブルケアを楽にするヒント、孤独になりがちな毎日から解放されるヒントを、肩の力が抜ける遊び心を交え提案します。

 

こんにちは。

北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア支援研究者の野嶋成美です。

 

 


嫌なことって重なりませんか?

先日ここまで重なるか、と思った出来事がありました。

 

 

その日は出先でパソコン作業をしようとカフェへ。

そのカフェはコンセントがあって割と静かに作業する場所が奥にあるんです。

今日はちょっと甘いものが飲みたいと思い、チャイミルクティーを頼みました。

 

 

いつもはすぐに飲み物が出てくるのに、今回はなかなか出てきません。

5~6人お客さんが並んでいるのに店員さんは2人だけ。

どうやら私の前に注文した人たちがみんなそれぞれ手のかかるメニューを注文していたよう。

アタフタしている店員さんをみて時間がかかると思い、先に席についていることにしました。

 

 

 

 

奥の席に行くと、大きな声で打ち合わせしている男性3人。

さらにゲームで騒いでいる小学生の男の子たち。

静かに作業する環境ではないけれど、コンセントはここだけ。

「まあ、いいか」と席につきました。

 

 

そろそろできる頃かとカウンターに向かうとようやく私の前のオーダーがやっと出来上がって。

そこから待つこと数分。

「お待たせしました」と出てきたチャイミルクティーは中味がカップにこぼれてドロドロ。

「カップ拭いてもらえますか?」とお願いしたほどです。

そのチャイミルクティーは飲むとぬるくてがっかりしました。

 

 

たいしたことではないのですが期待通りにいかず、嫌のことが重なっちゃっいました。

 

・注文したものがなかなか出てこない

・静かだと思った席が騒がしい

・ようやく出てきた飲み物にがっかり

 


カップを受け取った直後、私はこのカフェを選んだことを後悔。

普通の紅茶にすればよかった、なんてメニューまで後悔。

「今日はついてないな」って思いました。

 

 

 

 

ここでイライラしていたら集中できません。

でも、意外にもあんまり気になりませんでした。

なんだか全部「まあ、いいか」と思えちゃったからです。

 

 

「まあ、いいか」となってから

私が席についてほどなくして男性3人はいなくなり

チャイミルクティーも「私、猫舌だからちょうどいいか」ってなり

小学生の声も気にならなくて、1時間集中して作業することができました。

 

 

こんなこともあるんですね。

今までの私だったら周りにイライラ。

さらに、このカフェを選んだ自分も責めて集中できなかったと思います。

そうなると多分「今日はついてない日」となって一日中つまらない気持ちを引きづっていました。

 

 

だけどそうならなかったのは「まあ、いいか」と思えたから。

「まあ、いいか」って魔法の言葉かもしれませんね。

すごく楽な気持ちで一日過ごせました。

これからは小さいことは「まあ、いいか」で流していこうと思います。

 

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