こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア支援研究者の野嶋成美です。
この週末に、なんとなく本屋さんに立ち寄りました。
買いたい本があった訳ではありません。
面白そうな本があれば買っていこうかな、くらいの気持ちでした。
小説やマンガ、ファッション誌などプラプラと立ち読みしながら周っていました。
すると一番下の段、ちょうど靴先の辺りの本が気になります。
しゃがみこんで本を取りだしてみると、きれいな一面海のイラストが目に飛び込んできました。
ページをめくって読んでみると、ほんの2,3行で引き込まれてしまい買うことに。
その本がこちら『さみしい夜にはペンを持て』です。
『嫌われる勇気』古賀史健による、13歳から読める「自分との人間関係」を構築できる本。一生自分の頭で考え続けたい人へ。
(ポプラ社HPより)
小学6年生から対象の本なので、とても優しくわかりやすく書かれています。
ストーリーも面白い。
おかげで本を読むのが遅い私も一気に読むことができました。
でも一気に読んじゃったので、あやふやな部分が出てきます。
「あれってどうだったっけ?」なんて言いながら、もう一度目次をみて、あちこち飛びながら読み直しているところです。
この本の感想
自分のことが大嫌いな主人公のタコジローは私そのもの。
タコジローがヤドカリのおじさんと出会い、どんどんと変わっていく様子は私自身も変わっているような錯覚を起こしました。
「タコジローのようにすぐに日記を書かなくちゃ」なんて思ったほどです。
*でも、まだ日記は書いてません。
私の気になった個所を目次から拾うと
・「思う」と「言う」には距離がある
・文章から心が離れていく理由
・書こうとすると書けなくなる
・言葉の網目を細かく生きる
・悩み事はふたつに分ける
・・・・上げるときりがないのでこのあたりにしますね。
特に「文章から心が離れていく理由」はこの本を買った理由になるくらい、気になったところです。
ちょうど自分の思っていることが文章にすると変わってしまうと悩んでいました。
目次を見て「答えがここにあるのかも?!」と思ったんです。
その答えは「言葉を決めるのが早すぎる」
なるほどな~と納得。
確かに手軽な言葉を使いすぎています。
自分の気持ちとしっくりくる言葉をていねいに探すことが大事なんですね。
まだまだ深い話がありますが、詳しくは『さみしい夜にはペンを持て』をお読みくださいね。
もう大人だけど、私の子どもにも読ませたい本です。
自分の考えをうまく言葉にできない方にお勧めです。
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