1泊2日 山梨・長野一人旅 2日目(11月8日)
布引観音から懐古園に向かいました。
懐古園は紅葉の名所。
「小諸城址・懐古園 紅葉まつり」(10月23日~11月23日)の真っただ中とあって、平日でも駐車場は混雑していました。
土日だと駐車場の入庫待ちとかになりそうですね。
駐車場にはSLが展示されていました。
懐古園へは、工事中の三の門から入園です。
入園料は藤村記念館などの入館料とセットで500円(JAF優待で300円)
行かなかったのですが、遊園地や動物園もあるようです。
人力車って、まだ乗ったことがないです。
ちょうどお客さんを乗せて出発して行きました。
私は歩いて石垣と紅葉に中へ。
関ヶ原の戦いの前哨戦となる上田合戦で徳川秀忠率いる徳川軍の最前基地となった二の丸跡の石垣です。
最初の紅葉に見どころは黒門橋から眺める紅葉谷。
赤、黄、オレンジと色とりどり。
黒門橋を渡ると右手に見えてきたのが紅葉が丘。
真っ赤
石垣と東屋との共演もいい感じです。
こちらは水の手展望台。
展望台に向かう橋の右手には「小諸なる古城のほとり・・・」で始まる島崎藤村の「千曲川旅情の歌」石碑がありました。
秋色に染まった山々と眼下に流れる千曲川の眺めが素晴らしい。
展望台から戻ろうとすると、逆方向に巨大な絵が橋から吊り下がっていました。
マリリンモンロー?
本丸跡にあるのが懐古神社です。
神社の回りの紅葉も綺麗でしたよ。
武田信玄の軍師・山本勘助が愛用していたという鏡石もありました。
鏡みたいに反射する石。
自分の顔が写らないように写真を撮りました。
続いて天守台跡へ。
天守台の石垣は高さもあって、ここからの眺めも良かったです。
天守台跡から懐古神社の方を眺めると、こちらの紅葉も綺麗でした。
そして最後に藤村記念館へ。
藤村記念館といえば、前日に甲府駅前の藤村記念館を訪れていました。
甲府駅前の藤村は「ふじむら」と読み、藤村式建築の記念館でした。
懐古園内の藤村は、誰もが御存じ島崎藤村
島崎藤村は小諸義塾(私塾)に英語と国語の教師として赴任し、7年ほどを小諸で過ごしました。
私の母校(中学・高校)の校歌を作詞してくださったのも島崎藤村でした。
懐古園とは別料金になりますが、ここは訪れないとね。
中は撮影不可でしたが、藤村の小諸時代を中心とした作品・資料・遺品が多数展示されていました。
以上が1時間10分ほどの懐古園散策。
紅葉が綺麗なちょうどいい時季に島崎藤村ゆかりの地、小諸を訪れることができて良かったです。
つづく