参考資料2097 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

箴言 その27
「25 まことの証人は人の命を救う、偽りを吐く者は裏切者である。
26 主を恐れることによって人は安心を得、その子らはのがれ場を得る。
27 主を恐れることは命の泉である、人を死のわなからのがれさせる。
28 王の栄えは民の多いことにあり、君の滅びは民を失うことにある。
29 怒りをおそくする者は大いなる悟りがあり、気の短い者は愚かさをあらわす。
30 穏やかな心は身の命である、しかし興奮は骨を腐らせる。
31 貧しい者をしえたげる者はその造り主を侮る、乏しい者をあわれむ者は、主をうやまう。
32 悪しき者はその悪しき行いによって滅ぼされ、正しい者はその正しきによって、のがれ場を得る。
33 知恵はさとき者の心にとどまり、愚かな者の心に知られない。
34 正義は国を高くし、罪は民をはずかしめる。
35 賢いしもべは王の恵みをうけ、恥をきたらす者はその怒りにあう。」
旧約聖書「箴言」第14章25節~35節

感想
>28 王の栄えは民の多いことにあり、君の滅びは民を失うことにある。

「14:28国が強大であれば王は栄光を得る。民が絶えれば君主は滅びる。」(新共同訳)

口語訳の「君」は君主の事だろう。そこで、「ヨハネによる福音書」第16章から、

「7 しかし、わたしはほんとうのことをあなたがたに言うが、わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。わたしが去って行かなければ、あなたがたのところに助け主はこないであろう。もし行けば、それをあなたがたにつかわそう。
8 それがきたら、罪と義とさばきとについて、世の人の目を開くであろう。
9 罪についてと言ったのは、彼らがわたしを信じないからである。
10 義についてと言ったのは、わたしが父のみもとに行き、あなたがたは、もはやわたしを見なくなるからである。
11 さばきについてと言ったのは、この世の君がさばかれるからである
12 わたしには、あなたがたに言うべきことがまだ多くあるが、あなたがたは今はそれに堪えられない。
13 けれども真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう。それは自分から語るのではなく、その聞くところを語り、きたるべき事をあなたがたに知らせるであろう。
14 御霊はわたしに栄光を得させるであろう。わたしのものを受けて、それをあなたがたに知らせるからである。
15 父がお持ちになっているものはみな、わたしのものである。御霊はわたしのものを受けて、それをあなたがたに知らせるのだと、わたしが言ったのは、そのためである。
16 しばらくすれば、あなたがたはもうわたしを見なくなる。しかし、またしばらくすれば、わたしに会えるであろう」。」
「ヨハネによる福音書」第16章7節~16節

11節の「この世の君」は、新共同訳では「この世の支配者」と訳されているが、

「16:11また、裁きについてとは、この世の支配者が断罪されることである。」(新共同訳)

「この世の君主」で、キリスト教的にはカトリックの「ローマ法王」と以前に考えた訳である。(弟子に言っているので、(未来の)キリスト教徒に告げているのだろう。12,13節とか。)

>29 怒りをおそくする者は大いなる悟りがあり、気の短い者は愚かさをあらわす。

「14:29忍耐によって英知は加わる。短気な者はますます無知になる。」(新共同訳)

口語訳の方が直訳なんだろうね。忍耐しても結局怒るのか。それではダメだろう。ただし、「聖なる怒り」(再臨するイエス)だけは良いようである。ちょっと調べた所、イエスはよく怒っていたようである。http://www.geocities.jp/todo_1091/religion/049.htm
イエスは超越者で別格だからね。

「シャンバラはチベットの伝説的な一種の理想国ですが、末世になったとき、ルドラチャクリンという王が出て、世の悪を平らげ、世界を理想国とするというような話だと記憶しています。ルドラチャクリンは「怒りの法輪」という意味だと、麻原は説法の中でいっていました。現代社会はもう「聖なる怒り」でしか救われないといってきた麻原は、自分をルドラチャクリンのイメージと重ね合わせていたのです。」
「オウムと私」林郁夫著より

>30 穏やかな心は身の命である、しかし興奮は骨を腐らせる。

「14:30穏やかな心は肉体を生かし
激情は骨を腐らせる。」(新共同訳)

そうそう、怒ったってしょうがない。私も20代の後半が一番大人だったな。早く元に戻らなくちゃ。

>31 貧しい者をしえたげる者はその造り主を侮る、乏しい者をあわれむ者は、主をうやまう。

「14:31弱者を虐げる者は造り主を嘲る。造り主を尊ぶ人は乏しい人を憐れむ。」(新共同訳)

昨日もちょっと書いたが、憐れむだけではなく財施をするべきだろう。

>34 正義は国を高くし、罪は民をはずかしめる。
35 賢いしもべは王の恵みをうけ、恥をきたらす者はその怒りにあう。

「14:34慈善は国を高め、罪は民の恥となる。
14:35成功をもたらす僕は王に喜び迎えられ
恥をもたらす僕はその怒りを買う。」(新共同訳)

最後の怒りは「神の怒り」(聖なる怒り)かな。日本人はもっと民度を上げるべきだろう。

ノストラダムス1巻48番の詩
月の支配の二十年が過ぎた。
七千年をこえて、その君主政を保つだろう。
太陽が残された日々を受け取るであろう時に、
私の予言は成就し、終わる。
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12449947164.html

おまけ