参考資料2095 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

箴言 その25
「1 知恵はその家を建て、愚かさは自分の手でそれをこわす。
2 まっすぐに歩む者は主を恐れる、曲って歩む者は主を侮る。
3 愚かな者の言葉は自分の背にむちを当てる、知恵ある者のくちびるはその身を守る。
4 牛がなければ穀物はない、牛の力によって農作物は多くなる。
5 真実な証人はうそをいわない、偽りの証人はうそをつく。
6 あざける者は知恵を求めても得られない、さとき者は知識を得ることがたやすい。
7 愚かな者の前を離れ去れ、そこには知識の言葉がないからである。
8 さとき者の知恵は自分の道をわきまえることにあり、愚かな者の愚かは、欺くことにある。
9 神は悪しき者をあざけられる、正しい者は、その恵みを受ける。
10 心の苦しみは心みずからが知る、その喜びには他人はあずからない。
11 悪しき者の家は滅ぼされ、正しい者の幕屋は栄える。
12 人が見て自ら正しいとする道でも、その終りはついに死に至る道となるものがある。」
旧約聖書「箴言」第14章1節~12節 

感想
>1 知恵はその家を建て、愚かさは自分の手でそれをこわす。

「14:01知恵ある女は家庭を築く。無知な女は自分の手でそれをこわす。」(新共同訳)

しかし、口語訳の方は「女」という言葉がないが、どっちが原文に忠実なんだろう。知恵ある女は、自分が稼ぎが良かったら専業主夫を夫にするだろう。共働きで子育てなんて無理があるからね。(念のため、ヒモではなくスキルを身に付けた男性である。)
因みに、2010年の時点で、専業主夫は全国で6万人いるそうである。(2005年で2万人。)また、

「家事については、従来の「男は仕事、女は家庭」といった価値観に対し、1970年代後半生まれの男性あたりから男性が家事をすることへの抵抗感が薄くなっているという。これについては、「中学、高校で、男女が同じ家庭科を必修することになった」ことが影響しているとの指摘がある。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/主夫#意識

だそうである。大人の算数ではないが、そのうち大人(男)の家庭科が求められるかもしれない。

>4 牛がなければ穀物はない、牛の力によって農作物は多くなる。

「14:04牛がいなければ飼い葉桶は清潔だが
豊作をもたらすのは牛の力。」(新共同訳)

前半の意味が全然違うが、新共同訳の方に無理があるだろう。(飼い葉桶を洗うぐらい大した作業ではないから。また、「餌代がかからないが」なら分かるが。)
「牛がいなければ穀物はない」とは、牛の力を借りなければ大規模な農作業は成り立たないという意味だろう。http://www.ikedahayato.com/20160128/53468314.html

>6 あざける者は知恵を求めても得られない、さとき者は知識を得ることがたやすい。

「14:06不遜であれば知恵を求めても得られない。聡明であれば知識は容易に得られる。」(新共同訳)

綺麗事である。善悪に関係なく、頭がいい奴は頭がいいだろう。ただし、最終的に生き残るのは善人のみだろうが。以前にも書いたが、イエスはこんな事を述べている。

「16:8 ところが主人は、この不正な家令の利口なやり方をほめた。この世の子らはその時代に対しては、光の子らよりも利口である。
16:9 またあなたがたに言うが、不正の富を用いてでも、自分のために友だちをつくるがよい。そうすれば、富が無くなった場合、あなたがたを永遠のすまいに迎えてくれるであろう。」
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12436533434.html

生存戦略には、「義」が必要だろう。

「彼らは未来の奥義からその魂を救い出すことはできない
これは、あなた方のためのしるしである
義が世界の基準として、太陽とともに現れるだろう
驚くべき奥義をとどめておくすべてのものは存在しない
知識は世界に満ちて、おろかさは永遠に存在しない」
死海文書『奥義の書』より

1巻48番の詩
月の支配の二十年が過ぎた。
七千年をこえて、その君主政を保つだろう。
太陽が残された日々を受け取るであろう時に、
私の予言は成就し、終わる。
引用元:https://www42.atwiki.jp/nostradamus/pages/446.html

「太陽」については、ちょっと前にイエスか日本国民と書いたが、イエスが現われるのはもっと後(ハルマゲドンの最中)だから、ここでは日本国民としよう。

>12 人が見て自ら正しいとする道でも、その終りはついに死に至る道となるものがある。

「14:12人間の前途がまっすぐなようでも
果ては死への道となることがある。」(新共同訳)

「神」とは理不尽なものらしい。

「1 人の子よ、ゴグに向かって預言して言え。主なる神はこう言われる、メセクとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる。
2 わたしはあなたを引きもどし、あなたを押しやり、北の果から上らせ、イスラエルの山々に導き、
3 あなたの左の手から弓を打ち落し、右の手から矢を落させる。
4 あなたとあなたのすべての軍隊およびあなたと共にいる民たちは、イスラエルの山々に倒れる。わたしはあなたを、諸種の猛禽と野獣とに与えて食わせる。
5 あなたは野の面に倒れる。わたしがこれを言ったからであると、主なる神は言われる。
6 わたしはゴグと、海沿いの国々に安らかに住む者に対して火を送り、彼らにわたしが主であることを悟らせる。」
「エゼキエル書」第39章1節~6節

「海沿いの国々に安らかに住む者に対して火を送り」とあり、ハルマゲドンなんか関係ないよという、例えばインドのような国も容赦なく滅ぼすらしい。

おまけ
https://www.nicovideo.jp/watch/sm15083491