参考資料887 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

消えた十支族
「ここで思い出していただきたい。わたしは本書で“ユダの家”またはユダヤ人やユダヤ人国家イスラエルと、“イスラエルの家”の十支族との違いについて、くり返し述べてきた。
 またロシアをはじめ、エジプト人、リビア人、エチオピア人、シリア人、トルコ人の国々、そしてユダヤ人国家イスラエルが予言に残されていることも見てきた。
 しかし、予言者エゼキエルは“終わりの時”には何かが起こると予言したものの、具体的に何が起きるかはまだ謎のままだ。エゼキエルはひとつの国、地上から消え失せた何百万もの国民を抱えている国が―――これまで確認できた限りでは―――“ハルマゲドンの戦い”の前に、はっきりそれとわかる形で再興すると予言している。
 エゼキエルが見た「枯れた骨」の幻については、すでに述べた。その予言では、枯れた骨が集まってよみがえるようすが描かれていた。この予言は、イスラエルという国家の復活を表すものだった。
 この「枯れた骨」の幻のあとに、「二本の木の幻」がつづき、さらにエゼキエルが見たハルマゲドンの幻へとつながる。
 そこで、イスラエルの復活のあと、ハルマゲドンの前に―――つまり、この現代に―――起こると定められた出来事に、目を向けてみよう。

 主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、あなたは一本の木を取り、その上に『ユダおよびそれと結ばれたイスラエルの子らのために』と書きしるしなさい。また、別の木を取り、その上には『エフライムの木であるヨセフおよびそれと結ばれたイスラエルの全家のために』と書きしるしなさい。それを互いに近づけて一本の木としなさい。それらはあなたの手の中で一つとなる。
 あなたの民の子らがあなたに向かって、『これらはあなたにとって何を意味するのか告げてくれないか』と言うとき、彼らに語りなさい。
 主なる神はこう言われる。わたしはエフライムの手の中にあるヨセフの木、およびそれと結ばれたイスラエルの諸部族を取り、それをユダの木につないで一本の木とする。それらはわたしの手の中で一つとなる。
 あなたがその上に書きしるした木は、彼らを目の前であなたの手にある。
 そこで、彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。わたしはイスラエルの子らを、彼らが行っていた国々の中から取り、周囲から集め、彼らの土地に連れていく。
 わたしはわたしの地、イスラエルの山々で彼らを一つの国とする。一人の王が彼らのすべての王となる。彼らは二度と二つの国となることなく、二度と二つの王国に別れることはない。
エゼキエル書 37章15~22節」
「Ⅴ・ダンスタンの終末大予言(下)」ヴィクター・ダンスタン著・幸島研次訳より

感想
失われた十支族についてはちょっと前に書いたので省略。http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12094677050.html

今回は聖書を適当にめくってみて面白いと思った所を抜き書きする事にする。

「人の子よ、あなたの民の人々は、かきのかたわら、家の入口で、あなたの事を論じ、たがいに語りあって言う、『さあ、われわれは、どんな言葉が主から出るか聞こう』と。彼らは民が来るようにあなたの所に来、わたしの民のようにあなたの前に座して、あなたの言葉を聞く。しかし彼らはそれを行わない。彼らは口先では多くの愛を現すが、その心は利におもむいている。見よ、あなたは彼らには、美しい声で愛の歌をうたう者のように、また楽器をよく奏する者のように思われる。彼らはあなたの言葉は聞くが、それを行おうとはしない。この事が起る時―――これは必ず起る―――そのとき彼らの中にひとりの預言者がいたことを彼らは悟る。」
「エゼキエル書」第33章30節~33節

引き続き、第34章も面白いので興味がある人は読んでみてね。http://ikitamizu.com/baible/old-23-2-Ezekiel31-48.html#34

おまけ