参考資料837 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

人類滅亡の黙示・神を怒らせた「ノアの方舟」の真相
「ノアの大洪水の原因は人類の堕落である。あまりの堕落ぶりに神は怒り、洪水によって人類を絶滅させようと計ったのである。
 人類を堕落に導いたものはなにか?
 この点についても、「創世記」は、はっきり語らない。
 実は、その原因は、近親相姦と神の子の“悪さ”である。
 セト(セツ)以降のアダムの系図について「創世記」は以下のように語る。

 「セトは百五歳になったとき、エノシュをもうけた。(中略)
 エノシュは九十歳になったとき、ケナンをもうけた。(中略)
 ケナンは七十歳になったとき、マハラエルをもうけた。(中略)
 レメクは百八十二歳になったとき、男の子をもうけた。
 彼は、『主の呪いを受けた大地で働く我々の手の苦労を、この子は慰めてくれるであろう』と言って、その子をノア(慰め)と名付けた」(第5章6~29節)

 しかし、「ヨベル書」は、アベルを殺したアダムとエバの子カインの近親相姦から説き起こす。

「第二ヨベルの第三年週に彼女(エバ)はカインを産み、第四年週にアベルを産み、第五年週に娘アワンを産んだ」(第4章1節)
「カインは妹アワンを嫁に迎え、彼女は第四ヨベルの終わりにエノクを産んだ」(第4章9節)

 これに対し、「創世記」は、カインの妻の名さえ明示していない。

「カインは妻を知った。彼女は身ごもってエノクを産んだ」(第4章17節)

 そして、「ヨベル書」によれば、セト以降も、相姦関係はさらにつづく。

「第五年週にセトは妹アズラを嫁に迎え、第六年週の第四年に彼女はエノス(エノシュ)を産んだ。(中略)
 第七ヨベルの第三年週にエノスは妹ノエムを嫁に迎え、彼女は第五年週の第三年に男児を産み、彼はこれをカイナン(ケナン)と名づけた。(中略)
 第八ヨベルの終わりにカイナンは妹ムアレレテを嫁に迎え、彼女は第九ヨベルの第一年週、その年週の第三年に彼に男児を産み、彼はその名をマラルエル(マハラエル)と呼んだ。(中略)
 第十五ヨベルの第三年週にラメク(レメク)は、ビテノシという名のバラクエルの娘、父の姉妹の娘を嫁に迎えた。
 彼女はその年週に男子を産んだ。
 彼は、この子のすべての業と主が呪われた地のゆえに、私をねぎらってくれるそうであろう、と言ってその名をノアと呼んだ」(第4章11~28節)

 近親相姦を繰り返し、人類はその数を増やしていった。だが、そこで、とんでもないことが起きた。地上の人間の姿を見て、神の子が悪さを思いついたのである。

「地上に人が増え始め、娘たちが生まれた。
 神の子らは、人の娘たちが美しいのを見て、おのおの選んだ者を妻にした。(中略)
 当時もその後も、地上にはネフィリムがいた。
 これは、神の子らが娘たちのところに入って産ませた者であり、大昔の名高い英雄たちであった」(「創世記」第6章1~4節)

「創世記」も神の子の悪さを隠すことはできなかったようである。だが、その描写は控え目である。神の子に関することだから、さすがに悪くは書けなかったのだ。ところが、『旧約聖書』偽典「エチオピア語エノク書」は、神の子がどんな悪さをしたかを、ズバリと暴露している。彼らの悪さは、人間の若者たちのそれとまったく同じである。」
「封印された【黒聖書】の真実」並木伸一郎著より

感想
>「地上に人が増え始め、娘たちが生まれた。
 神の子らは、人の娘たちが美しいのを見て、おのおの選んだ者を妻にした。(中略)
 当時もその後も、地上にはネフィリムがいた。
 これは、神の子らが娘たちのところに入って産ませた者であり、大昔の名高い英雄たちであった」(「創世記」第6章1~4節)

この文章は昔から知っていたが、別に「悪さ」だとは思っていなかった。神は「未来人」で超人などが生まれたのだろう。(聖書にはUFOとしか考えられないような描写があり、異星人より未来人の方が自然だから「神」と考えた訳である。)
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11947532505.html

>ところが、『旧約聖書』偽典「エチオピア語エノク書」は、神の子がどんな悪さをしたかを、ズバリと暴露している。彼らの悪さは、人間の若者たちのそれとまったく同じである。

次回に続くが、やはり偽典は偽典っていう感じだね。ただし、聖書(正典)自体にも変な箇所はある。

「復活ということはないと言い張っていたサドカイ人のある者たちが、イエスに近寄ってきて質問した、「先生、モーセは、わたしたちのためにこう書いています、『もしある人の兄が妻をめとり、子がなくて死んだなら、弟はこの女をめとって、兄のために子をもうけねばならない』。ところで、ここに七人の兄弟がいました。長男は妻をめとりましたが、子がなくて死に、そして次男、三男と、次々に、その女をめとり、七人とも同様に、子をもうけずに死にました。のちに、その女も死にました。さて、復活の時には、この女は七人のうち、だれの妻になるのですか。七人とも彼女を妻にしたのですが」。イエスは彼らに言われた、「この世の子らは、めとったり、とついだりするが、かの世にはいって死人からの復活にあずかるにふさわしい者たちは、めとったり、とついだりすることはない。彼らは天使に等しいものであり、また復活にあずかるゆえに、神の子でもあるので、もう死ぬことはあり得ないからである。」(「ルカによる福音書」第20章27節~36節)

後半は、「終わりの時」の千年王国での話だろう。前半のような事ばかりしていたら女が余ってしまうよね。
また、聖書は同性愛を罪としているが、死海文書には「」が基準になるような事が書いてあるので、義の心があれば同性愛もOKという事にしよう。( ´艸`)
https://www.lds.org/scriptures/gs/homosexuality?lang=jpn
http://ichurch.me/gesewa/c_homosexual.html
http://ichurch.me/gesewa/c_homosexual-5.html#restore

おまけ