参考資料819 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

「創世記」の天地創造が、現代科学に符合する不思議
「人類、いや宇宙にとって最大の謎と言えば「世界はいかにして始まったか」であろう。この問題に真正面から答えているのが『旧約聖書』の「創世記」である。
 天地創造のストーリーは、こうはじまる。

「初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。
神は言われた。
『光あれ』
こうして光があった」(第1章1~3節)


 神による天地創造の第一日目は、さらにつづく。

「神は光を見て、良しとされた。
神は光と闇に分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。
夕べがあり、朝があった。
第一日である」(第1章4~5節)


 第一日目に光と闇を創造された神は、二日目に天を創造する。

「神は言われた。
『水の中に大空あれ。
水と水を分けよ。
神は大空を創り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。
そのようになった。
神は大空を天と呼ばれた。
夕べがあり、朝があった」(第1章6~8節)


 そして三日目、神は、まず陸と海を創造する。

「神は言われた。
『天の下の水は一つ所に集まれ。
乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。
神はこれを見て、良しとされた」(第1章9~10節)


 神は、さらに植物を創造して三日目を終える。そして、四日目には太陽と月を、五日目には魚と鳥を、六日目には地上の動物と昆虫を、そして人間を創造する。その後、

「第七の日に、神は御自身の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された」(第2章1~3節)

「創世記」による天地創造の物語は、第七の日に神が休息をとることで完結する。
 これに対し、現代科学では、宇宙創造の起源を「ビッグバン」に求める。
 今から150億年前、ビッグバンと呼ばれる大爆発が起き、宇宙が誕生した。その時、すべてのエネルギーと物質が放出され、宇宙空間を漂う巨大なガスと塵の固まりをつくった。やがてそれが衝突を繰り返し、銀河を、そして惑星をつくった。
 誕生したばかりの惑星は、ガスで覆われ、表面はドロドロのマグマの固まりのようなものだった。マグマは宇宙空間に熱を放出してぐんぐん冷えていき、やがて陸地となった。立ち昇った水蒸気は上昇して冷やされ、雨になって地に降り注ぎ、やがて海を生み出した。
 意外や、現代科学が説く宇宙誕生のストーリーと「創世記」の天地創造の物語とは符合しているではないか。

▼「光あれ」とは「ビッグバン」、すなわち宇宙の始まりの大爆発のこと。
▼「混沌の世界を光と暗黒に分け」とは「ガスや塵から銀河系や惑星ができた」こと。
▼「天の下の水は一つ所に集まれ、乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた」とは「マグマの固まりのような惑星に陸地と海が誕生した」こと。

「創世記」は、生命の誕生についても言及する。神は三日目に植物を創り、五日目に魚と鳥を、そして六日目に地上のあらゆる種類の動物を創り出し、最後に人間を創った。まさにこの創造の順序は、進化論のそれではないか。当たり前だが、「創世記」の著者が進化論を知っていたはずはない。では、何からその知識を得たのか。
 答えは『旧約聖書』偽典「ヨベル書」にある。以下、その詳細を見てみよう。」
「封印された【黒聖書】の真実」並木伸一郎著より

感想
要は、聖書の預言が信用に値するものかどうかの判断材料といった所だろう。そこで関連記事を挙げておく。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12020280524.html

http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12020697292.html

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