参考資料770 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

イエスの予言の終わり
「イエスの予言は、エルサレムの解放で終わらなかった。その後に起きる多くの事件をも予言していたのだ。

 人々は剣の刃に倒れ、捕虜となってあらゆる国に連れて行かれる。異邦人の時が完了するまで・・・・
ルカによる福音書 21章24節

“七倍罰”の処罰期間、つまり2520年が終わるとともに、エルサレムの解放の結果として、パレスチナがふたたびユダヤ人の故国となる事態が進行しはじめた。異邦人の時代がつづくあいだだけ、彼らは諸国民のあいだに四散する運命にあった。
 ユダヤ人の分散や帰還はともに、ほかの古代の予言者たちによって詳細に予言されている。イエスが生まれる何百年も前に出現した予言者たちだ。彼らの予言については、あとでべつに一章をもうけて論じる予定である。本章ではイエスの予言のひとつに的をしぼることにしよう。それは、「そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんなしるしがあるのですか」という問いに対する答えだ。彼の言葉のつづきを読むことにしよう。

 異邦人の時代が完了するまで、エルサレムは異邦人に踏み荒らされる。
 それから、太陽と月と星にしるしが現れる。地上では諸国の民がなすすべを知らず、不安に陥る。海がどよめき荒れ狂う。人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、恐ろしさのあまり気を失うだろう。天体が揺り動かされるからである。そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。このようなことが起こり始めたら、目をあげて頭を上げなさい。あなたがたの解放の時が近いからだ。
 それから、イエスはたとえを話された。「いちじくの木や、ほかのすべての木を見なさい。葉が出始めると、それを見て、すでに夏の近づいたことがおのずと分かる。それと同じように、あなたがたは、これらのことが起こるのを見たら、神の国が近づいていると悟りなさい」
ルカによる福音書 21章24~31節

 ここで、われわれの暗号を思い出す必要がある。エルサレム解放につづく事態にたいするイエスの言葉を見ながら、読者諸君も記憶を新たにしていただきたい。
① 太陽、月、星にしるしが現れる。
② 諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。海がどよめき荒れ狂う。
③ 天体が揺り動かされるために、人びとは恐ろしさのあまり気を失う。
④ 《いちじくの木》や、《ほかのすべての木》が葉を出しはじめる。」
「Ⅴ・ダンスタンの終末大予言(上)」ヴィクター・ダンスタン著・幸島研次訳より

感想
>異邦人の時代が完了するまで、エルサレムは異邦人に踏み荒らされる。

以前に何度も書いたが、私は「終わりの時」について書かれていると思っているので、異邦人をトルコ軍とするシンクロニシティーは凄いと思うが、「異邦人」はこれから現れる「黙示録の獣」と考えている。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12046051242.html(下の方。)
補足:http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12045667520.html

おまけ