参考資料541 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

ノストラダムス「恐怖の大王」
 これが天使ガブリエル、または謎の地球外生物エロヒムが、ダニエルに語った究極予言の前半である。
 後半は、すぐあとでご紹介する。しかしこの前半だけでも、よく読むと、化石みたいな2500余年前の文章の底に、私たちにとって恐るべき近未来が隠されているのがわかる。
 その第一は、ダニエルがこれまで確信をもって予言してきた「中東での最終大戦」と「そのとき終わりの日が来る」ことが、エロヒムの口からも重ねて予言された(裏づけられた)ということである。
 実在するかどうかもわからないそんな妖異生物の言ったことなど、信じられないし、気にしない、という方も多いだろう。事実、多くの人が信じるテレビニュースや新聞では、いま、かつてない軍縮と和平ムードが米ソはじめ各国に盛り上がっている、と最近よく報道されることがある。
 焦点の中東にも、危機のたびに停戦や話合いの気運が広がり、少なくとも「終わりの日」につながりそうな大戦は、いまの時点(1989年秋)では起こっていない。
 ただ私は予言研究者として、ユダヤ予言の不気味な的確さは骨身に染みている。たとえば例の「1999年7の月、恐怖の大王が降ってくる」(ノストラダムス『諸世紀』10巻72番)。
 あれを私は1973年に、終末予言としてはじめて紹介し、核大戦か宇宙兵器、または上空からの火の災害か超汚染が降ってくる予言だ、と解いた。「バカらしい、たわごとだ」―――当時は評論家もキャスターも科学者たちも、そう言って嘲笑った。
 ところが現在、同じ科学者たちは、「上空からの炭酸ガス汚染やフロン汚染が地球を破滅させる。米ソのSDIも危険、原発の死の灰も富士山爆発も危ない」などと、前々からそう言っていたかのように訴えているのである。
 ノストラダムスはそれほど的確だったわけだ。妖美のダニエルは、このノストラダムスをしのぐ予知能力者である。そのダニエルが「終わりの日」と最終戦争を予告、しかもダニエルが自分以上のものと考えたエロヒムまでが、それを確認し裏づけたわけだ。
「バカらしい」と、また頭から嘲笑うのは無理があるだろう。ユダヤ予言のこれまでの的中の不気味さを考えるなら、少なくともユダヤ予言のワク内では、「終わりの日」も中東大戦も最後の大異変も、規模はともかく、必ず起こると見ておいたほうがいいのである。
 その経過は、しかし、ダニエルとエロヒムで少し内容が違う。ダニエルは前記のように、「麗しい国」(おそらくイスラエル)が「南の王」と戦うことで、最終大戦の幕が切って落とされると見ている。
 エロヒムはこれに対し、「南の王」が「北の王」に直接「挑戦する」ことで大戦がはじまると見た。さきの字句解釈を当てはめれば、中東のアラブ・イスラム諸国が三つの「北の王」―――米ソまたは拡大ヨーロッパのどれかと直接ぶつかることになる。
 そしてエロヒム予言では「南の王」が負ける。「北の王」はエジプト・イスラエルを含む中東全域(とアフリカの一部)を「戦車と騎兵と艦隊で嵐のように」攻め、「多くの者を滅ぼして洪水のように通過する」という。つまり、破滅させるが占領はしないというのだ。
 恐ろしい表現である。ここには、そこを占領してとどまれば、占領軍自身のいのちも危ない、という暗示が見事に隠されている。これは、そこで戦う者が全員、一瞬に「立ったまま腐る」という、あの戦慄的なゼカリヤ予言をためらわず思い起こさせる。
 核の惨状を言ったのだろうか?いや、核兵器は人間を焼き、蒸発させるが、その場で一瞬に腐らせはしない。だから核よりももっと陰惨で強力なもの、たとえば猛毒ウィルスと化学毒物を合わせたようなものが暗示されているとみていい。いまの反核ムードの陰で、じつは、そんな最終兵器が中東での出番を待っているのではないのか。」
「ユダヤ深層予言」五島勉著より

感想
>焦点の中東にも、危機のたびに停戦や話合いの気運が広がり、少なくとも「終わりの日」につながりそうな大戦は、いまの時点(1989年秋)では起こっていない。

五島勉氏は1999年に囚われすぎて「終わりの日」を自然の延長で起こると考えていたが、「主の日」はある日突然襲ってくるので、多分小惑星の衝突ぐらいしか考えられない。エドガー・ケイシーのリーディングにも「彼の星」っていうのがあるしね。
「それらが迫り通りすぎるサインとして、太陽は暗くなり、地球はあちこちで破れる。そしてその時、大いなる彼(神またはイエスの形容詞)の星が現われたと声明されるであろう」
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11944112988.html
補足:http://ameblo.jp/ku4efzpedz/entry-11191111365.html

>たとえば例の「1999年7の月、恐怖の大王が降ってくる」(ノストラダムス『諸世紀』10巻72番)。

原文は「1999年7の月、天から恐怖の偉大な王が来るだろう」(念のため、恐怖と訳されている所は色々異論がある)。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-10533532027.html

>核の惨状を言ったのだろうか?いや、核兵器は人間を焼き、蒸発させるが、その場で一瞬に腐らせはしない。だから核よりももっと陰惨で強力なもの、たとえば猛毒ウィルスと化学毒物を合わせたようなものが暗示されているとみていい。いまの反核ムードの陰で、じつは、そんな最終兵器が中東での出番を待っているのではないのか。

私はUFOに乗っているような連中(神と呼ばれる人達)は未来人と考えているので、時代を超えた凄い武器で(死の瞬間に)己の愚かさを後悔させるためにわざとこんなえげつない殺し方をするのではないかと推測している。ただ排除するだけなら普通の武器で十分のはずである。
http://www.wordproject.org/bibles/jp/38/14.htm
因みに、イエス・キリストの再臨と共に超兵器も一緒に来るのかなと考えている。

おまけ