以前の日記を見たら10月が最後だったので、実に5ヶ月ぶりの日記である。

これからの日記の目的は重要なことを書き留めておくためのものではなく、

和田先生がいうところの五行日記、すなわち最低限の文章力の確保のためである。



前置きはこれくらいにして今日のこと。

今日は朝は気分が悪く、母と口論になった挙句、家から半ば追い出してしまった。

情緒不安定なこともあるが、反省すべきことだ。

父・母が出ていった後も、あてつけのように家具を放り投げ散らかした。

これも反省すべきだが、結果としてスッとしたのも事実だ。



その後、1人になたので勉強。

即ゼミ3の復習をやった。

10時に家を出て、大学病院へ。

O先生は相変わらずテキトーな感じで、まぁそこが良いところというか戦略なのだろうが。



家に帰るまでにマガジン、サンデー、ヤンジャンを立ち読み、行きの時には図書館に寄り

『バカとは何か』を返した。

「バカとは何か」を知ることで逆側から「頭がいい」とは何かを知り頭が良くなりたかったが、

途中でつまらなくなり挫折してしまった。

少しずつ本も読めるようになるといいと思う。

特に医療系のテーマの新書とか。



帰宅してからは、昼食→チャート→ゲーム→夕食→TV(寝てた)→風呂→基精講といった流れ。

珍しく3コマこなせてよかった。

チャートが2次関数の初歩であまり負担にならなかったのがその後の勉強をスムーズにさせた。

ゲームは、108星揃えられないことが分かりゲンナリ。

とりあえずクリアしてしまって、あとから2周目をやるかどうか悩みどころだ。



話は前後するが、今日はいくつかのことを自分の言葉でまとめた。

「あの会社へは『正社員バイト』に行く」

「人は生きるということが前提である以上、そこに一般的な目的はない。

 僕の生きる意味は『人の役に立つため』でよい(特殊解)」

「彼女は僕にとって僕の生きざまを報告したい相手で、

 僕の生きる目的のもう一つは彼女に見てもらうことだ」

とまぁ未だに彼女が好きというか卒業できない自分にゲンナリしつつ、

少し元気が出ている証拠でもあるので、まぁ良しとする。



久しぶりの日記は長くなってしまったが、これからは続けるために短くしたい。
大学病院のO先生の所へ行った。

新しい薬を処方してもらった。

記憶力の低下、パニック、不安の強さから、

うつ症状が出ていると診断されたからだ。

事前に用意してきたことは言えたし、母にも付いてきてもらったので補足説明などしてもらい、

それは良かったのだが後から「もっと強い薬をくれ」とか「叫び出しそうになる」とか

「毎日、何をして過ごしたらいいですか」とか訊けば良かったという悔いが出てきた。

また1ヶ月とちょっと我慢して待たなければならない。



障害者が製造・販売をするパン屋で買ったパンとパスタを昼食にとった後、

ちょっと時間を置いて元インターン先へ。

行くまでがとても不安だったが、行ってとても良かった。

職員のHさんが僕のうつのことをとてもよく分かってくれて安心できた。

無理をしてでも楽しい雰囲気の中に入り笑う真似をするだけでも、なぜか気分はまともになる。

それは恐らく人との「緩やかな繋がり」の力なのだろう。

悔しかったのは記憶のこと。

僕にとってここでの経験、そこで得た人間関係、そこでの日々はかけがえのないもので、

唯一無二の宝なのだ。

そこで身につけたかもしれない力も大切にしたいのだ。

それを「うつ」に壊されてしまっているのがとても悔しい。

ここで得たもの全てを血肉にしていきたいのに、それがままならないなんて勿体無さすぎる。

ここで、温かく迎えてくれる人や友達がいる、ということは何より僕が曲がりなりにも

頑張ってきた証なんだ。

ゆっくりかもしれないけど、取り戻していきたい。

そのことを諦めてはならない。

頭の働かない自分を、何かやりながら、不安と恐怖と闘いながら克服していきたい、と思った。


薬を飲んで寝たので途中で起きることはなかったが、起床も遅くなった。

録画しておいたTV体操をやり、朝食をとり、SPI2に挑む。

2回目ということもありすんなり解けた。

パニックにならずに済んだ。



11時過ぎには走った。

日は少し照っており一昨日のような好調子ではなかったが、それでも良い方で、

タイムは31分ほどだったと思う。

後半に疲れを持ってこないことが自分の中でのコツだが、前半をもう少し上げていかないと

タイムは上がらないかもしれない。

15分を目安に頑張ろう。



その後はある会社のパンフレットの要約。

今日は情報分野から少し抜け出し、もうちょっとパニックにならずに済んだ。



バイトは後輩(?)Tはじめ男だらけで気が楽。

テンションも上がりめだったので、よく仕事ができた。

取り越し苦労、人と較べたりの不安はなるべく考えないようにすると調子が良い。



家へ帰り、夕食。

「仁―JIN―」いうドラマがキャストもあってか面白かった。

風呂に入ったら疲れがどっと出てきたのでちょっと男遊びをして寝た。



またこの一連のうつと無気力は「目標の不在」であることが改めて分かった。
3時に起きた後は不眠状態が続き、8時にしぶしぶ起床。

気分は悪かったが、腸の調子は良かった。

不眠を引きずってか、この日の気分はずっと悪く、アルバイトに行くことが不安で憂鬱であった。

それまではSPI2の2巡目と会社説明の読み込みを行った。

後者は頭には入らず鬱々としていく気分が増幅されてしまった。

また、雨なので走ることができず、気分転換もできなかった。



バイトではリボトリールを飲まずに臨んだ。

しかし初めての女の子2人でうまくコミュニケーションとれなかったり、元気が出なかったり、

機転が利かなかったりで不安が強くなり、結局薬を飲んだ。



帰ってからはそれまで緊張していた分どっと疲れが出て放心状態に。

無気力とは少し違う。

しばらくボーっとして、お風呂に入り、1時過ぎにレンドルミンを飲んで寝た。
昨日のO治療院での「治療」が長引いたため、寝るのが遅くなり、起きるのも遅かった気がする。

呼吸法や生唾を飲んだりといったことも試したが、もともと不安でなかったからか、

目立った効果が現れたわけではなかった。



困ったことに、この日何をしたかほとんど思い出せない。



昼ご飯は焼きそばだった。

SPI2の問題集を一巡した。

18時には走った。

とても調子が良かった。

信号待ちのため2分ほどロスしたが33分。

その他の小さなロスも入れると30分前後なのでは?と思う。

長い間、スパートを効かせたが、あまり疲れなかった。

気候が涼しかったのが大きく影響しているかもしれない。



それと、新聞を読んだ。

ニュース番組は台風情報ばかりだからだ。



母が帰ってきてからはタイムショックを見た。

新山千春が痩せていたのが気になった。

報道ステーションを見ようと思ったが、眠くなり寝てしまった。

(その後3時に目覚めてしまう)
父の手引きにより、「O治療院」へ行った。

気功といっても施術(体に触れたりさすったり叩いたり)をするのではなかった。

父との思い出話も含め、とにかく話を聞くとか、僕を見て色々なことを計算して調べて、

霊触がどーの、支配霊は父親だの、スピリチュアルなことをされた。

正直あまりにも不思議で胡散臭い感じだったが、Oさん自体は良い人なので、聞かれると

Noとは言いづらく、曖昧なYesや返事を繰り返した。

そうしたことによって少しずつ暗示にかけられていったようにも思う。

スプーン曲げもさせられた。

確かに「力だけ」では曲がらない気がしたが、意思だけでもないと思う。

指伸ばしなど、あとペンジュラムもウソっぽい。

いや、正確には分からない。

1~2時間かと思われた「治療」は5時間にわたり、その後スプーン曲げやスピリチュアルやら、

自らの健康やらにご興味があるというМさんに「本日初めてのスプーン曲げ人」という位置で

立ち会うことになり、さらに3時間ほど居座った。

呼吸法なるものを教わり、唾を3回に分けて出し飲み込むことで

「変差」なるものを予防ないし解消することも知った。



結局、このことに8時間も費やし、何を得たのかは分からないのだが、Oさんは

「この苦しみは成長のための一里塚だと思って」

と励ましてくれ、良い人だと感じた。

正直、アカシックレコードだの、境界だの、素粒子だのは

全く分からないし分かろうとも思えないのだが、今は少なくとも気分が悪くない。

効くとか効かないとかはともかく、信じていれば何か物事が好転するかもしれない。

そう思えばよい。

起きた時の気分は何となく良かった。

しかしある会社についての具体的な話になったり、

その研究(といっても何をすればいいか分からない)をしたりしていると、

だんだん気分が塞ぎ込み、イライラすら募ってきた。



父に頼まれ、信用金庫からお金をおろし、銀行に入れる。

コンビニで立ち読みもし、図書館で本も返した。

昼にはカレーを食べ、医療事務の資格取って病院で働きながら薬剤師目指そうかな、なんて

妄想をする。

色々と問題のある妄想で、癒されたような荒んだような微妙な気分。



父に、知り合いの気功師の治療を受けてみないかと勧められた。

安易な解決を望んではいけないけど、試すだけ試してみようかと思う。
起きた時はひどく気分が悪かったように記憶している。

大学サークルの先輩Yさんに会うという予定があるからだ。

何か予定がある日はいつも決まってそうなる。

ただ今回はよく知っている先輩ということもあって、

いつものそれよりはマシだったのかもしれないが。



豊洲に向かうまでは結構緊張していたが、帰りはそうでもなく、コンビニに寄ったり、

コースを変えたり、図書館へ行ったりする余裕ができた。

Yさんの話の概要は

「探せば採ってくれるくれる会社はまだある」

「優先順位を決めて『ここだけはイヤ』というところ以外に目を向ける」

「現実的な選択肢の中から道を見つけること」

「モチベーションなんて無い。シューカツは、義務感と妥協だ」

とのことだった。

改めて正論を聞き、改めて自分はそれが出来ないということが分かったという印象だった。

「就職以外の道もある」

と考えたら、少し気分がラクになった。

その勢いでSPI2のノルマもやり、この日は比較的気分良く終えることができた。
何をしたかよく憶えていないが、テレビ漬けの日だったように思う。

朝~昼にかけてある会社の面接対策。

資料に目を通したり、面接の日時を決めたり、電話したり。

面接の日時を決めるだけでだいぶ迷ったし、決めてからも後悔の気持ちがあったり、

何時に終わるか、適性検査は何かを聞きそびれてかけ直したりした。

面接で聞かれて最もイヤなことをまとめておいたりもした。

また、SPIの対策もしようと思い、問題集を解いたが、これまで難なく出来ていたものが

パニックで解けなくなり、活字の内容が頭に入らなくなり、とても焦った。



何とかそれの1日のノルマ分を終え、天地人とX-MEN(物足りなかった)としゃべくり007の

3時間スペシャルを見て寝てしまった。

朝起きた後はあまりいい気分ではなかったが。

10時30分くらいに走ったが、やはり夜でないと汗をたくさんかくということもあってキツかった。

また、足に疲れがきてしまった。

一度止まってしまうのはよくないのだろう。

しかしタイムは相変わらず32分だった。

ある会社からのラブコールに戸惑うが、父の説得を受け少しは好転。

ただ、あまりにも熱をこめて語るので、疲れてしまった部分もあった。



バイトを始める時は不安だったが、飲料詰め、声出しなどしているうちに

良い意味で色々なことを忘れることができ、ここ何日間かで一番良い気分になった。



帰宅し、夕飯を食べ、10時くらいには眠くなり寝てしまった。

また16時くらいに起き、なかなか規則正しい寝起きができないのがよくないところだ。