起きた時はひどく気分が悪かったように記憶している。

大学サークルの先輩Yさんに会うという予定があるからだ。

何か予定がある日はいつも決まってそうなる。

ただ今回はよく知っている先輩ということもあって、

いつものそれよりはマシだったのかもしれないが。



豊洲に向かうまでは結構緊張していたが、帰りはそうでもなく、コンビニに寄ったり、

コースを変えたり、図書館へ行ったりする余裕ができた。

Yさんの話の概要は

「探せば採ってくれるくれる会社はまだある」

「優先順位を決めて『ここだけはイヤ』というところ以外に目を向ける」

「現実的な選択肢の中から道を見つけること」

「モチベーションなんて無い。シューカツは、義務感と妥協だ」

とのことだった。

改めて正論を聞き、改めて自分はそれが出来ないということが分かったという印象だった。

「就職以外の道もある」

と考えたら、少し気分がラクになった。

その勢いでSPI2のノルマもやり、この日は比較的気分良く終えることができた。