あまり良くない日だったと思う。

家族3人が揃った土曜日だった。

前日の会社説明会の疲れがきたのかもしれない。

どっと不安や焦りに襲われてしまった。

母とケンカしてしまったし、

(昼ご飯にラーメンを出されたが、イヤがってしまったという些細なきっかけ)

本気で入院したいと考えるようになってしまったし…。



走った後は、何もかも忘れられるので、一時的に良くなる。



7時からはレッドカーペットやフィギュアスケート、TBSのオールスター感謝祭をCM入る度に

代わる代わる見るといった感じ。

レッドカーペットはショートコントではなく、ただの芸人同士のからみばかりだったので

残念だった。



なかなか11時に寝るということができない。

床に入ると眠くないが、起き上がるのが億劫になり、4時くらいに目が覚めるまで

浅い眠りをしてしまう。

今日もそうだった。
今日は日本ビジネスアートの説明会へ行った。

こちらも昨日と同じで会社概要の説明会ではなく、社員の講演会だった。

中小というよりはベンチャー気質で、広告によるコンサルティング&クリエイティヴで、

とにかく色々な業務を兼務している、という印象を持った。

「ヤリタイコトやろうぜ」といった勢いを明確に打ち出しているように感じ、

少し疲れてしまったのが正直な感想。



雨が降っていたので走れず、うまく気分転換が出来なかった。

30歳、35歳、40歳…その時の自分がどうありたいか。

3年で10年分の成長ができるけど、しんどい仕事してもらう、といったノリが

また自分を落ち込ませるものだと感じ、思考停止してしまった。



帰宅後は、買ってきたカップめんを食べ、雨のため本を読む。

香山リカ + 五木寛之の『鬱の力』

療法にはならず教養のための本。

成熟した社会には下降傾向がどうしてもあり、それは自然なものだ。

個人においても鬱というのはあるべきで、治すものとは違う。

対処すべき「うつ病」とは違い、どう向き合っていくかが大事だといった内容だったと

記憶しているが、対談形式なので色々な方向に話が飛んでいった。

9時のニュースを見ながらまた寝てしまった。

事業見直しを、官僚をできるだけ締めだし、政治家主導で財源を捻出する仕事の大変さに

ウンザリしてしまったのを憶えている。

寝ないようにするのは大変だが、次こそは気をつけたい。
都庁の説明会へ行った。

説明会といっても概要が聞けるわけでなく、既にモチベのある人がさらにモチベを上げるための

OB・OG講演会といったものだった。

また「想いが足りない」病に襲われそうになったが、「自分はもともと高い志望度でないし」と

持ちこたえた。

また、本を買ったり走ったりして気を紛紛らわせた。



ジョギングは調子が良く、30分以上走っても、それほど疲れなかった。

自分のペースがつかめてきたのだと思う。



今日も9時のニュースを見ながら寝てしまった。

次からは気をつけたい。

11時に寝る癖をつけたい。



都庁の説明会の収穫

「『これをやりたい』というのがある上で、それができなくてもなお都庁で働きたいという人

 に来て欲しい」
朝から少し落ち着かなかった。

Cさんと会う当日だからだ。

うまくお話ができるか、そんな近視眼的なことが、とても自分を不安にさせた。

何かにあたっていなければどうしようもなく、父と母に対し、不貞腐れた態度を取ってしまった。

気を紛らすために走ったが、排便感があったのと、日射しが強く暑かったのとで、

とても体力を消耗し、タイムも落ちた。



いざ、C氏と話した時、彼の声が大きいこと、あちらがこちらを殆ど知らないことから、

結局はシューカツの面接のようになり、ひどく緊張した。

ただ近く採用するつもりはなく意見交換の場だと最初にきっちり断りを入れられた。



その後はホテルの上階の高級レストランで食事。

とても緊張、常時パニックの状態でひどく疲れた。

Cさんの話の幅の広さ、気配り、知識の深さ、想いの強さ、人柄の良さは分かった。

この人の下で働けたら素晴らしい。

信頼できる。

ただ、今の僕に??ということはすごく苦しかった。

頭が回転せず、料理に対してさえ戸惑い、

МさんとCさんの視線が恐く感じられ、申し訳なかった。

Мさんのプレッシャーは本来ありがたいことなのだが、

今の僕には苦しく返答に窮することばかり。

そんな自分がイヤになりもした。

とにかく話を振られると頭が真っ白になり、料理の値段も高いし、

早く帰りたいとばかり思っていた。

ただ、Cさんも想いの強さ―「原動力」と彼は言っていた―それを絶えず僕にアドバイスしてくれた。

人間の種類が違うけれど、悩むことも大事と言ってくれたし、とても良い人だった。

もっと精神状態のいい時に会いたかった。



Cさん、Мさんと別れた後、気が一気に荒んだ。

家でパニックを起こし、枕を叩きつけ、布団を投げた。

母は「かわいそう」「我慢したんだね」と言ってくれ、何だか少しだけ救われた気がした。
23日の分の日記は書き損ねてしまったが、バイト先へシフトを出したり、カラオケに行ったり、

電池を買ったりと、わりと行動をした日だった。



24日は主に『境界性パーソナリティ障害』という新書を読んでいた。

読み易く、頭には入らないのだが、読んでいて落ち着いた。

それは自分よりも苦しんでいるであろう人たちのこと、

そうした人たちでも立派に生き抜いていけるのだということが書いてあったからだろうと思う。

父は香山リカの『生きづらい<私>』を読んで、僕の認知の歪みに気づき、

直していこうと促してきた。

手助けもしてくれるようだった。



いつものようにジョギングをし、ご飯を腹いっぱい食べると眠くなり、

9時30分、11時30分と、段階的に寝た。
朝起きたのは4時くらいだったと思う。

睡眠薬での眠りではなかったので、途切れ途切れ早めの起床だったが、

わりとスッキリしていたのでは、と思う。



新聞を読むが、あまり頭に入らなかった。

でも続けることに意味があると信じよう。

TVではあまり取り上げられていない無料定額宿泊所運営会社のピンハネが印象的だった。



昨日は2回走って疲れ過ぎたので1回にした。

途中は非常にしんどかったが、タイムは上がっているようで、速く走るためにこうなっているのか

と思うと複雑な気分だ。

長く走るか、多く走るか。

しばらくはキョリもペースも変えたくない。

ギリギリだから。



時間は戻るが、父の身の上話をまた3~4時くらいまで聞いた。

頭に入らないが妙に安心したのは何故だろうか。

母とのパートナーシップを強調し、これまであまり明らかにしてこなかった、

結婚推進の態度が新鮮だった。



「プロフェッショナル」は水中写真家。

最初は面白くなさそうと踏んでいたのだが、彼の海の生き物への敬意や、

そこで生まれる命のロマンを語り、撮るために飽くなき努力をする点に、

殊のほか心惹かれるものがあった。



また、その後キングオブコントを観て、全体として完成度が高めで、いつもより楽しめた。

サンドウィッチマンは漫才っぽいコントで、ちょいちょい笑いどころがあり、

久しぶりに腹を抱えて笑った。

でもコントの完成度という点(つまりオチまでの伏線とその回収の仕方の妙、設定の妙)では、

しずるの1作目やロッチ、インパルスの方が上だった気もする。



11時45分に寝た。
「1日2回走る」を実験してみたが、昼に走るのに違和感があり、30分を走りきれなかった。

確かに走る前後はストレッチも含め、それらの方に気が向き不安を比較的感じずに済むのだが、

集中力の他。あまりにもそのことに時間と手間をかけ過ぎであることや、

下着の取り換えやシャワーの回数が2回になること、

パーカやズボンを洗って乾かす時間がとれないことが、思った以上にネックであった。

やはり夜の1回に戻そうと思う。



その他は新聞読み、諦三語録づくり、「プロフェッショナル」を観るなどして過ごした。

乳腺外科医の、チーム医療立ち上げや難しい摘出手術の方法、

そして「患者の人生に寄り添う」というスタンスへの想いが印象的だった。



1日2回のジョギングは相当な疲労を生み、9時台に「未知との遭遇」を見ながら寝てしまった。
母がお休みなので、家族3人で家で過ごした。

ETV特集「地域医療再生」を見たが、この問題は実に難しく、様々な論点があると感じた。

①総合医の増加と不備(偏在)

②福祉との連携(棲み分けが難しい)

③市民の当事者意識

④地域(自治体など?)の働きかけ

などの処方箋が挙げられていたが、分からない点、

それぞれの問題が分化するものでないこともあり、理解が大変だった。



C氏の件で途中、気分がうつ方向へ向かったが、走って少しスッキリした。

ストレッチを走る前後にすると良い効果があるように思える。



夜はX―MEN2を観たり、天地人、スポーツ大陸(イチローの大記録について)を見て、

気分が少し上向いた。

良い流れの前兆となればと思う。
父の友人Мさんと会い、Cさんの話などをした@東中野


Cさんの運営する団体は医療関係の専門家を集めた超精鋭集団で、

僕の入る余地がないように感じた。

ただ、日本での外国薬品認可の障壁を緩和しようとしているその本事業の他に、

途上国の購買力のない層、販売・開発網など市場のない地域に医薬品の無償配布なども行っている

とのことで、活動内容としては申し分のない組織だったと思う。



Мさんは僕がアノ大学だから、ということで経済・経営に強く、とても優秀なのだと考え、

そこに一縷の望みを託して今回の話をとりつけてくれたようだが、

却って辟易してしまったのが正直なところだ。

話はどうしても上の空になり、帰って違和感に苦しみ、パニックにもなった。

走った後は思考が止まり、よく分からない状態に今はなっている。
昨日は変な(不規則な)寝方をしてしまい、レンドルミンを服用しなかったので、

何度も夜中に起きてしまい、挙句に8時前の起床となった。

ただなぜか「医療コンサルティング。悪くないじゃん」と思って目覚めたのを憶えている。



10時~10時30分過ぎにかけて散歩。

カラオケは11時30分からなので、次からはここにカブるようにしてみようかと思う。

歌うと気分が良くなるだろうか、実験である。



父の友人Мさんとのアポが取れたとの報告を父から受けたのは散歩から帰ってから。

事が少し前に進んでいるようで嬉しく思う。



15時くらいまで、父と話したり、ちょっと「寄り道」をしたり。

メインは加藤諦三「行動してみることで人生は開ける」の語録づくり。

これを読んだので、今日は日記をつけている。

続けられれば…と思う。



昼食後は家事の一部をし、R25を書き移したり「寄り道」をしたり。

「寄り道」が多いのは気になるが。

それをするゆとりが少しずつ出てきたということなのだと、好意的に解釈することとする。

それからは短い英文と闘ったり、R25のコラムを書き移したり…。

だいぶ頭を使うことから離れていたので、なかなかよく考えられない。

これから少しずつ改善していければ、と思う。



思考の整理学を読了するも、何だか最後の章は思考そのものの抽象的なハナシで、

今でも通ずるところはあるのだけれども、それ故に通念化しているようなこともあり、

本が出版された当初はHOTであったとしても、今現在からすると、少し退屈であった。



抽象・具体それぞれへの理解の低下がともかく気になった。


今日は快眠を心がけたい。