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『奇跡のシンフォニー』(2007アメリカ)

2008年7月1日(火) 109シネマズ川崎

『奇跡のシンフォニー』(2007アメリカ)

<AUGUST RUSH>

http://www.kiseki-symphony.com/


音楽が結んだ赤い糸から生まれたもう一筋の糸。その糸は切られても、元の場所へつながれることを信じていた。溢れる音楽を胸に秘めて。その音楽が自由に飛び回る自由を得た時、“奇跡のシンフォニー”が流れ出す


街に溢れる様々な音のひとつひとつが重なり合ってシンフォニーを奏でる。そんな発想がいい。そして、子役ハイモア少年がこれまでの出演作同様にいい。脇に徹したテレンス・ハワードとロビン・ウィリアムズもそれぞれいい味を出している。


だがこの作品にもっとも貢献しているのは、主人公の少年の存在を知らない両親に扮したケリー・ラッセルとジョナサン・リース=マイヤーズだ。将来を渇望されたチェロ奏者役のラッセルは実際に未経験からチェロの演奏を習得し、迷えるロックシンガー役のマイヤーズはタイトなバンドサウンドにのせて力強い歌声を披露している。


特にマイヤーズが青春の迷いと決別、そして再生を見事に体現していて、このストーリーを彼が演じる青年の視点から別編集で観てみたいとさえ思わせる。『ベルベット・ゴールドマイン』で伝説的なグラムロック・スターを演じてから10年。全く趣きの異なる作品ながら、30歳を迎えた節目に再び劇中ロッカーとしてスポットライトを浴びた。


青春の苦味を味わったシンガーが魂をこめて歌う姿は、煌びやかな衣装をまとったグラムロック・スターより輝きを放つ。ジョナサン・リース=マイヤーズ30歳。気骨みなぎる美形のアイリッシュはアメリカ映画界で生き残った。その雄姿が、とてもとても頼もしい。


『奇跡のシンフォニー』(2007アメリカ)

<AUGUST RUSH>

監督:カーステン・シェリダン

出演:フレディ・ハイモア、ケリー・ラッセル、ジョナサン・リース=マイヤーズ、テレンス・ハワード、ロビン・ウィリアムズ

配給:東宝東和

上映時間:1時間54分

公式サイト:http://www.kiseki-symphony.com/


109シネマズ川崎

川崎市幸区堀川町72-1

ラゾーナ川崎プラザ5F

TEL: 0570(007)109

劇場サイト:http://109cinemas.net/kawasaki/


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