今日も独りで映画館 -8ページ目

『今日という日が最後なら、』(2007日本)

2008年6月30日(月) シネマート六本木

『今日という日が最後なら、』(2007日本)

http://www.livefree.jp/


LIVE FREE 今日という日が最後なら、どうする?やりたいことを行動に移すのは難しい。そしてやり通すのはもっと難しい。その難事に挑戦した二十歳の双子姉妹・聖子と舞子の物語は、キラキラと力強い輝きを放つ


家庭の事情により別々に育てられた双子の姉妹・聖子と舞子。ふたりのルーツは“ありのままの日本”が宿る文化の島・八丈島。聖子は島を出て東京で再婚した実母に育てられ、舞子は島で祖母に育てられる。“会いたい”と共に願いながらも互いの事情で会えないふたり。家から出られず絵を描き続ける聖子と、島から出られず写真を撮り続ける舞子。


物語は、舞子が一念発起して島を出て、東京に住む聖子のもとを訪ねることから始まる。二十歳の出会いにはしゃぐふたりが愛らしい。東京山の手育ちの箱入り娘・聖子を演じた森口彩乃が秘める熱情、伸び伸びと島で育った大らかな性格の舞子を演じた映画初出演の柳裕美(監督・柳明菜の実妹)が内に秘める悲しみが共に切ない。


八丈島の美しい風景、海に打ち寄せる小波、そして島の伝統文化の描写が丁寧で、島への敬意と愛着を感じさせる。“今日という日が最後なら、・・・”と、思わず自問自答してみたくなる。少女以上、女性未満の主人公ふたりの瑞々しさを存分に引き出した新鋭女性監督・柳明菜はまだ二十代半ば。若き才能の煌めきが眩しい充実の作品を世に出した。


『今日という日が最後なら、』(2007日本)

監督・脚本:柳明菜

出演:森口彩乃、柳裕美、清水増子、岡田真由子、本多章一、真鍋敏宏、遠藤るか、藤谷文子(友情出演)

配給:アルゴ・ピクチャーズ

上映時間:1時間47分

公式サイト:http://www.livefree.jp/


シネマート六本木

港区六本木3-8-15

TEL:03(5413)7711

劇場サイト:http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/


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