『サンシャインデイズ 劇場版』(2008日本)
2008年6月7日(土) 新宿K'sシネマ
『サンシャインデイズ 劇場版』(2008日本)
http://sunshinedays.jp/movie.html
1978年、湘南・茅ヶ崎。自前のカフェで過ごす若者たちのひと夏の青春が眩しい。ビーチと音楽と仲間たち、ボーイズアンドガールズ!迷いながらも、自由に、いまを生きることを謳歌した世代。その青春賛歌が鳴り響く
兄弟デュオBBとして下積み生活を続けるサッチン(斉藤慶太)とリュウ(初芝嵩史)はひょんなことから名家の令嬢ひかり(西原亜希)と出会う。彼女の父親は湘南・茅ヶ崎のビーチを臨むパシフィック・ホテルと傍らの1000坪を所有する資産家で、ふたりは茅ヶ崎の所有地に居候することになる。
ふたりはひかりと共に、彼女の同僚エイミ(三津谷葉子)、フリーベーシストのカッキー(松田悟志)を加え、サッチンの思いつきでカフェBBを始める。ひかり特製のクロックムッシュ、クラブハウスサンド、そしてBBのライブでカフェBBはメキメキと知名度を上げていく。
中でも、カフェBBが雑誌に取り上げられて話題になる描写などに、1978年という時代が見えてくる。フリーペーパーでもブログでもなく、この時代、若者のムーブメントを創出したのは紛れもなく雑誌の役割であったと言える。
1978年のひと夏をくっきりと切り取った青春群像がともかく眩しい。“ミュージシャンとして自分たちは大成できるか”“ぬるま湯に浸かっていないか”“変わることを恐れていないか”各人各様に自問自答しながら夏を過ごす。
カフェBBの顔ぶれに加え、プロサーファーを目指すひかりの幼馴染で有力企業の御曹司カオル(窪塚俊介)という魅力的なキャラクターも交えて青春は甘いだけでなく苦味もあることを示してくれる。また本作が伝えるもう一つのメッセージは、青春には期限がある、という避けがたい真実。
BBのライブを観ながら、エイミがひかりに言う。「こんな光景、今しかないんだって思うと、何だか涙が出てきちゃう」瞬く青春の煌めきに思わず嫉妬したくなる、そんな一作だ。
『サンシャインデイズ 劇場版』(2008日本)
監督:喜多一郎
出演:西原亜希、斉藤慶太、初芝崇史、窪塚俊介、三津谷葉子、松田悟志、大杉漣、キャシー中島
配給:ゼアリズエンタープライズ
上映時間:1時間46分
公式サイト:http://sunshinedays.jp/movie.html
新宿 K's シネマ
新宿区新宿3-35-13
TEL: 03(3352)2471
劇場サイト:http://www.ks-cinema.com/
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