イベントバナー

 

ひーちん@介護士と申しますニコニコ

 

認知症ケア・介護施設エピソード

介護士の本音などを発信しています

 

仲良くしてくださいねぽってりフラワー

 

 

 

 プライドを傷つけずに、どのように支援していくか

 

 

 

*この記事の

続きのエピソードです

 

 



長年連れ添った

定さんご夫婦

 

 


 

奥様の突然の別れから
2週間が経ちました

 

 

 

認知症を患う定さんは
奥様がいなくなったことを


「入院している」
信じ続けています

 

 

施設では
この事実をどう伝えるか
 

慎重に方針を決めていましたが
 

定さんは奥様のことを
一切話題にしなくなりました


認知症であっても
喪失感は深く
計り知れないもの

思われます




奥様を亡くした後の数ヶ月は
定さんがこれからの生活を

どう送るのか?
 

大きく左右する
非常に重要な時期です

 

この期間に私たちが
どんなサポートをしたらいいのか

それは介護の現場で
常に問われる問いでもあります

 

 

 

変化する定さんの様子

今の定さんは
トイレ以外は
ほとんどベッドから
起き上がろうとしません

 

食事もむらがあり
足腰もみるみる

弱ってしまいましたガーン

 

数メートルの
トイレに行くにも
時間がかかり
 

ふらつきながら
職員の手を借りて
やっとの思いで歩きます

車椅子を使うことを提案しても
「自分で歩くピリピリ
と拒否しますガーン


これは
定さんのプライドの現れ!?
なのかもしれません


トイレに行きたい時は
 

おじいちゃん「誰か!ピリピリ
 

と大きな声で呼び
介助を求めます

 

しかし
間に合わずに
失敗してしまうと

おじいちゃん「情けない

俺としたことが・・・」

と落胆します魂

 

 

 

転倒を心配する私たち

 

それでも

車椅子は受け入れませんバツレッド


定さんのエピソードを通して
 

丸レッド喪失感と向き合うことの大切さ
 

丸レッド認知症の人の尊厳を
どのように守りながら
生活をサポートしていくか?

 

について
改めて考えさせられますもやもや





 

定さんは

施設を病院だと信じています

奥様と並んで

食事をするのが日課でした

 

おじいちゃん「早く良くなって家に帰ろう」

 

と語りかけていた日々が
昨日のことのように

思い出されますキラキラ

 

 

施設の行事では
いつも仲睦まじく参加し
 

奥様は定さんの活躍を
温かい眼差しで

見守っていました付けまつげ

 

そんな二人の姿は
他の利用者様だけでなく

私たち職員を

笑顔にしていましたキラキラ


 

定さんの物語は
介護の現場で働く職員


そして、私自身にも
 

どのように関わっていけばいいのか

を考えさせてくれます


 

定さんのように
大切な人を失った悲しみを抱えながら
認知症と闘う人は多くいます

 

単に身体的なケアだけでなく
定さんらしい生活を尊重すること


これらの小さな積み重ねが
定さんの心に
温かい光を灯すかもしれません



今後の介護において
私たちは定さんのような人々に対して
より良い支援を提供できるよう

これからも学び続けていきたいです

定さんの物語が
多くの人々の心に響き
より優しい社会の実現につながることを
願っています
 

 

なぁきよ!

俺たちも随分長生きしたなー

 

もう良いよな?

 

俺たちが死んだって

誰も困らないだろうから

 

な!きよ、きよ・・・

 

奥様のきよさんが

亡くなる直前

 

定さんが奥様に

語りかけた言葉が

 

今も頭から離れません付けまつげ

 

ご訪問いただきありがとうございます虹

よろしかったら

このブログをフォローしてくださいね🎵

 

 

 

イベントバナー

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントバナー

 

 

 

 

イベントバナー