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ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

第55回・2020年10月分放送/60分
(「WEST EIGHT PRINCE」から数えて通算・第128回)
 
パーソナリティー:ばんだなまっしー、ヒトデ大石、Benjamin
http://girlsvocallive.com/west.html
 
↑のURLから番組サイトにいけます。
 
 
2020年10月の放送、更新となります。
台風が列島を避けて、少しずつ暑さが遠のいた時期の収録でした。
 
 
番組前半は「ヒトデ大石のイベント探訪」
9月8日に配信にて行われた「燃えこれ学園無観客ライブ配信~蒼音舞生誕祭~」の様子を語っています。


燃えこれ学園・蒼音舞にとって三ヶ月遅れとなった生誕祭。
無観客ライブで配信という形の中、彼女が配信を通じて伝えたかった想いとは……ヒトデ大石、熱く語っております!
※推しメンだから、ちょっと暴走しがちかもですが、よろしくお願いします。
 
番組中盤は「まっしーのたま語らい」
今回は「~久しぶりに大阪から遠征してきた!前回紹介してから1年たって さらにパワーアップしたHuskyについて語るの巻~」と称して、約一年ぶりに大阪のアイドルグループ・Huskyについて語ります。


新メンバーを加え5人組になった彼女たちの魅力を、ちょいちょいツッコミを交えながら語っております。
 
番組終盤は「Benjaminのコイツを聴け!(仮)」
第53回の今回はザ・タイガースを特集。
60年代後半、グループサウンズ時代の頂点を極めたグループ。実質4年間という濃密な活動期間と、その後の再結成なども交えながら、彼らの栄光について語っています。
※ザ・タイガースの元メンバー・岸部四郎氏が、8月28日に逝去されました。当番組ではご生前のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
 
 
以上の内容となっております。
今月も60分間、よろしくお願いいたします。
 
 
 
【10月放送分OP、ED情報】
OPテーマ……「リアルファンタスティック」(Re:sha)

先月に引き続き、再登場!
10年ほど前に活動していたユニットで、先月に流した「眠れぬ森の中」と同じCDに収録された楽曲です。
なおこのユニットのメンバーだったエミリーの関係者は、今でも元気に活動されています(笑)
 
楽曲使用許諾をいただきました、関係者の皆様、誠にありがとうございました。
 
 
EDテーマ……「RE:BORN-生まれ変わろうぜ!-」(赤と金のセーラーズ)

9月23日をもって活動を終了した「真っ赤なゴールデンッ!」が、新たなメンバーを加え再発進したアイドルグループ「赤と金のセーラーズ」の(再)デビュー曲となります。
なお来月放送では、まっしーとBenjaminが熱く語ると早くも予告していますが……果たして!?
 
 
楽曲使用許諾をいただきました、関係者の皆様、誠にありがとうございました。


今年に入ってから新型コロナウイルスの影響で色んなライブが中止なり、延期など影響を受けている。
 
今回紹介する彼女も、本来ならこの日、ワンマンライブを迎える……はずだった。
 
ユキノユーリ
 
今年でデビュー5年目を迎えるソロシンガー。
プロデューサー・岩出マサユキの下、順調に活動実績を積み重ね、オリジナル楽曲の数は40を超える。
その楽曲はロックテイストな楽曲が中心となっており、時に聴く者の心を熱くする。一方でバラードにおける甘く切ない歌声も印象的だ。
 
彼女自身、やはりイベント出演を中心に活動する歌い手なので、イベント自体が無くなった今年4月以降はもろにその影響を受けたと言って過言ではない。
それでも通販などを通じて新曲を発表するなど、転んでもたたでは起きない姿勢を見せ続けた。
 
本来であれば、9月27日は2020年における彼女にとって、最大のイベントが用意されているはずだった。
 
新宿LOFTでのバンドを率いてのワンマンライプ。
 
彼女史上、最大の会場での、最大の見せ場が待っていたはずだった。
だがこの情勢、彼女自身満足いくものが提供できるとは限らないという理由から、今年の開催は断念に至った。
 
それでも「転んでもたたでは起きない」のが彼女。
この日に少人数ながら、スタジオでのライブイベント実行に踏み切った。
 
これまでもアットホーム系な主催イベントのタイトルにつけられてきた「ゆきのンち」シリーズの番外編。
 
タイトルもズバリ……「~ワンマン延期ごめんねSP~」(笑)
2部制に分かれた今回。自分は当日の都合上、2部に参加しました。
(今回、元々、どちらかだけの参加でお願いされていたので)
 
そんな訳で、当日の様子を簡単にレポートいたします。
 
 
●開演前
 
実は会場到着まで少し迷った。
下北沢ベイド……これまでに馴染みのない会場だったからだ。
 
もっともそれは「客」の立場からすると当たり前で、この下北沢ベイド、ライブハウスではなく「スタジオ」だったからだ。
全くライブイベントも打ってない訳じゃないだろうが、個人的にはリハーサルやレコーディングが主体のスタジオに思えた。
 
更に会場に入って、今回、少人数……20名での開催も納得の会場の広さだった。
 
もちろんワンドリンクなんて無いので、飲み物も持ち込み可だった。
ライブハウスでのイベントに慣れてしまうと、ちょっと感覚は狂うのだが、そんな程よい広さの会場でこれからライブが行われる。
 
会場の一角には、ユキノユーリ手書きのボードが飾られていた。


 
前述、楽曲はロックテイストが中心と言及しているが、本人は非常にかわいらしい容姿をしている。
そしてこの文字、イラストからも分かる通り、非常に柔らかな雰囲気の持ち主でもある。
 
そんな訳で会場にほぼほぼ予約した全員が到着したところで、この日は受付兼PA兼照明兼スタッフとほぼ全ての雑事をこなした、プロデューサー・岩出マサユキの前説が始まる。
ユキノユーリ現場ならではの、緩い雰囲気の中、多少のトラブルがありつつ(笑)ライブはスタートする。
 
 
●本編
 
登場SEに乗せてユキノユーリが登場。
衣装は3月の5周年ワンマンで初披露して以来、お馴染みとなった衣装である。
(後程、チェキを載せるので、そちらを参照にして欲しい)
 
さてこの日のライブ、会場の広さの影響などもあり、椅子席が用意されていた。
もちろん昨今の影響から、声だし禁止、マスク着用は義務付けられている。
 
だがそんな事、彼女にとってはお構いなしだ。
 
一曲目のイントロが流れると同時に、開口一番、ユキノユーリは「立って!」と客に起立を促す(笑)
 
椅子の意味(笑)
 
彼女が歌っている最中はバラードを除き、ほぼこんな感じだった(笑)
 
新型コロナウイルスが蔓延する前と違い、また会場の規模の大きさから、客同士がもみくちゃになって、コールを叫ぶような光景は無かった。
だがその場で起立して、楽曲のリズムに合わせてクラップを打ったり、拳を振り上げたり、また楽曲によっては振りコピをするなど、制限された中で大いに盛り上げようとする、彼女のエンターテイナーとしての側面が大いに感じられる内容となった。
 
以前、別のイベントでのとある出演者の言葉を引用するが「制限された中で出来ない事に目を向けるのではなく、出来る事で楽しむ」という趣旨の事を言っていたのを思い出す。
 
ユキノユーリの今回のライブイベントはまさにそれを体現していたように思う。
 
数曲(大よそ2曲)連続で歌っては、トークを挟む形式で進み、終盤叩きこむという構成だった。
 
気が付けば、自分自身、終盤の方はいつものように汗をかいて彼女を応援している姿があった。
個人的な話ではあるが、3月に行われた5周年ワンマン以来、半年ぶりのユキノユーリ現場である。
それでも体はなんとなく覚えていたというか……序盤に新曲が連発したのが、自分にとってはウォーミングアップ代わりになった気がする。
そして終盤の彼女定番の楽曲で、一気にエンジンが点火した。そんな感じだった。
 
声は出せずとも、気持ちは前へ、前へ。
 
終盤はいつものライブイベントにおける自分と、運動量も応援の量も、そんな大差なかったように思う。
終わった時には、マスクをしていた分、いつも以上に呼吸困難になりながらも満喫していた自分の姿があったと思う。
 
こうして時間にすると小一時間程度だったが、イベントは終了。
 
短い時間ではあったが、半年ぶりの彼女を心行くまで満足して観れた。
 
【セットリスト】
1.「Sure Lights」
2.「スタンダップ!!!」
3.「水彩」
4.「Continues rain」
5.「記憶のカケラ」
6.「メイク」
7.「P.M.P」
8.「For Your Faith」
9.「UTOPiA」
10.「gift」
 
 
●所感
 
もう本編に書いてある通り、自分が「月一ユーリ隊」として通っていた頃と、遜色のない内容を見せてくれた。
 
声が出せない、前に行けない、もみくちゃになれない。
 
それがどうした!?
 
相変わらず熱い空間がそこには待っていた。
正直言うと、今回は椅子があるので、もっと大人しくなるのか、もしくはアコースティック編成になるのかと思っていた自分が間違いだった(笑)
 
油断していた(笑)
だけど満足いった。
 
これが正直な感想である。
 
物販では半年ぶりの再会を心行くまで楽しんだ。
ちなみに当日つけていたマスクを褒めてもらったが、別の推しちゃんの手作りときちんとお伝えする事が出来なかったのだけが後悔(笑)
ハイタッチなどは無かったけど、物販でも自分が知る限りの、ユキノユーリがそこに居て、出迎えてくれたのは非常に嬉しかった。
 
そんな彼女だが「転んでもたたでは起きない」を地で進むように、10月にはアコースティック編成でのライブイベント、また11月にはバンド編成でのプチワンマンが決まっている。
どちらも興味があれば、彼女のSNS、公式サイトなりで情報をチェックして欲しい。
 
物販の最中「月一ユーリ隊、復活だね」と言われた。
正直、まだ状況はわからない(ごめんね。ユーリちゃん)
 
だけど限られた状況下の中でも頑張ろうする彼女の姿を見て、出来る限り、足を運ぶ事が出来れば……。
 
そう思わせてくれるには、十二分に気持ちを焚きつけられる、いいライブイベントでした。
 
ユーリちゃん、お疲れ様!

新型コロナウイルスが蔓延するようになり、半年ほど……。
それまでは当たり前のように行われていたライブハウスでのイベントは、厳しい制限の中での開催を余儀なくされている。

 

ジャンルとして「ライブアイドル」と呼ばれるアイドルにとっては、メインであった活動の場を制限される事となり、実際に多くのアイドルがかなりの影響を受けている。
 
今回、レポートで取り上げる彼女たちもまた、その影響を大きく受けている。
 
 
燃えこれ学園
 

 

今回の主役、蒼音舞が所属するアイドルグループである。

 
メンバーは11名(うち候補生1名)の大所帯アイドルグループ。
名前の通り学園をコンセプトにしており、今年1月には地上波の有名番組に出演した事でも話題になったグループである。

放送直後には公式サイトがサーバーダウンするなど、大きな話題を呼んだ。
 
この地上波出演の影響で少なからず知名度が上がった燃えこれ学園。

この機を逃さないとばかりに、3月下旬に発売された最新シングル「Re-START」を期限までに2000人にお届けできたら全国ツアー達成という強気なミッションも告知された。

 
学校と同じように4月で年度を区切っている彼女たちにとって、7年目にあたる2020年度もこれまで以上の活躍の場が待っている……彼女たちを知る誰もがそう思った。
 
しかし……そうとはいかなかった。

 

ご存知の通り、徐々に新型コロナウイルスの影響が色濃く出始めた。

大枠ではライブアイドルに分類される燃えこれ学園だが、メインの活動の場であるライブイベントが徐々に減少の一途を辿ったのだ。
3月あたりから徐々に対バン……燃えこれ学園でいうところの「課外授業」の開催中止が相次ぐ。

基本的に当時の燃えこれ学園は、出演予定のイベントには出演する意向を示していたが、どんどん「課外授業」の場が減っていった。

(むしろイベントの中止があったら、何かしらのイベントに出演して穴埋めしようとしていたくらいである)

 

自身の主催イベントである月3回の「定期公演」の他に、週に数本、月にすると10本以上の「課外授業」をこなしてきた彼女たちにとって、ライブイベントが行われない事はまさに死活問題であった。
 
そして4月、新年度に入ったが……新型コロナウイルスの影響で「緊急事態宣言」が発表された4月7日。

この日の「定期公演」を無観客ライブ配信の形で行ったのを最後に、5月6日までライブ活動の休止を発表。

それまで月3回行われていた「定期公演」も、「課外授業」の出演も全てキャンセルとなり、彼女たちの活動予定が全て……消えた。
 
こうして彼女たちの活動は主に動画配信、また通販を中心とした物販へとシフトしていった。

もっともこの時期は彼女たちのみならず、多くのアイドル、そしてライブイベントを主催するイベンターがイベントを開催出来ない困難な時期であったが……。
 
更にこの事態に追い打ちをかける出来事が続いた。
 
5月生まれの三浦千鶴、佐々木千咲子、そして6月生まれの蒼音舞。
 
事前に日程が決まってた彼女たちの「生誕祭」……バースデーライブの延期が決まった。
 
後に7月1日生まれだが、6月最終週開催予定だった稲森のあ生誕祭も含め、メンバー11人中4人が生誕祭延期という憂き目に遭った。
 
 
飛躍となるはずの2020年度は開始して、一ヶ月も経たないうちにどこか大きな影を落とした。 
 
 
……こうしてライブが行えない日々が続いた、燃えこれ学園。
だが新型コロナウイルスの(一時的な)感染縮小が影響し、5月下旬を境目に状況は徐々に改善していく。
 
6月上旬……有料であるが「無観客ライブ配信」にて、ライブ活動を復活した。
この6月は2回だけであるが、この「無観客ライブ配信」を敢行。
現在も「課外授業」の出演は見合わせているが、6月から現在に至るまで基本的に月2回の「無観客ライブ配信」が活動の軸に加わった。


 
更に「無観客ライブ配信」ではあるが、7月誕生月の奥原澄香、當銘菜々の生誕祭開催が決定。
8月には5月誕生日組である三浦千鶴、佐々木千咲子の生誕祭が開催の運びとなった。
 
いずれの生誕祭も有料での「無観客ライブ配信」という形ではあるが、多くの視聴者を集め成功に終わった。
 
 
……そして9月、延期になっていた蒼音舞、稲森のあの生誕祭の開催が決まった。
 
 

蒼音舞にとって燃えこれ学園の一員として迎える7回目の生誕祭は、例年より三ヶ月遅い開催となった。

 

紆余曲折を経て、たどりついた例年より三ヶ月遅い「生誕祭」……。
 

観客が目の前にいない中、画面を通じて蒼音舞が伝えたかったものとは……。
 

 

今回は9月8日に配信された「燃えこれ学園無観客ライブ配信~蒼音舞生誕祭~」の様子をレポートいたします。
 
 
●本編
 

2020年9月8日

燃えこれ学園の無観客ライブ配信は「定期公演」が行われていた時と同じ火曜日に行われる。

 

TIGETでチケットを購入して、動画配信を観るスタイル。

 

この日も一人、また一人、燃えこれ学園のファン(「広報委員」と呼称する)、もしくはそうでなくともチケットを購入した視聴者がPC、或いはスマホの画面の前に……もしくは一つところに集まり、配信の開始を待った。

(リアルタイムで見る事が出来なかった方は、数日間残ったアーカイブ配信で見た方もいるでしょうが……)
 

 
やがて開始予定の19:20を少し過ぎて……OP映像となる。
 
燃えこれ学園が実際ライブでも登場する際のSEに乗せて、まずはこの日の主役、蒼音舞の顔と名前が映し出される。
その後も一人、一人のメンバーが紹介されていき、最後に「先生」である熊野はるが紹介されて、OP映像は終わり……ステージが映し出される。
 
薄っすらと暗いステージの上。
7人のメンバーがそこにいた。ほぼ全員がしゃがんでいる。
だが中央に一人背を向けて立っている熊野はるの姿と、もう一人、下手側のメンバーだけの立ち姿が映し出された。
ステージ全体を映した数秒の後……激しいギターサウンドが、画面の向こう側から流れた!
 
1.「恋時雨」
※出演メンバー:7名(蒼音舞、當銘菜々、佐々木千咲子、成田麻穂、奥原澄香、稲森のあ、熊野はる)
 
一曲目「恋時雨」のイントロに乗せて、下手側に立っていた蒼音舞が生誕祭開始を告げる。
冒頭から暗かった会場の方々からライトが激しく照らされて、彼女たちの激しいダンスを華麗に映し出す。
そして楽曲の歌い出し……担当はこの日の主役・蒼音舞。
現在、グループ内の楽曲において、彼女が唯一歌い出しを担当する同曲。
彼女の力強いヴォーカルが会場内に響き渡った。
そして続くように歌うメンバーもこの激しい楽曲を激しく、時に切なく伸びやかに歌い上げる。
 
ロック色が全面に押し出された同曲。
全編に渡りギターサウンド中心の激しい曲調と、激しいダンスが非常に特徴的である。
冒頭から見る物全てを引きつけるような激しさに、画面の前にいる我々も息を飲み、そして魅了された。
 
 
2.「BRAVE」
※出演メンバー:9名(1.「恋時雨」の7名+三浦千鶴、高未悠加)
 
冒頭の乾いた靴音と共に、メンバーが横一列に勢揃いする……。
そして二曲目「BRAVE」の前奏が激しく会場を揺らすように流れだす!
「恋時雨」に続いてロックナンバーが続く。
この楽曲は蒼音舞ソロシングルでもC/Wに選ばれた楽曲で、ファンの間でも人気が高い一曲。
 
非常にロック色が強い楽曲ではあるが、「恋時雨」が和を意識しているなら、こちらは純粋な「洋」的なロックテイストが印象的。
この楽曲で「恋時雨」の時は不在だった三浦千鶴、高未悠加が加わっている。
記憶が確かなら三浦千鶴は膝の怪我をして以降、この楽曲で立った覚えが無いので久々の登場となる。
そして高未悠加はこの楽曲は(記憶が確かなら)初参加である。
事前に三浦は「久々」、高未は「初めて」の楽曲があると言っていたので、この楽曲の事だったと思われる。
 
こうして楽曲も振付も非常にロックテイストなストロングスタイルと言うべきか。
蒼音舞をはじめとし、個々のメンバーの歌唱力、スタイリッシュな振付、そしてサビでのヘッドバンキングなどが非常に印象的だった。
 
 
冒頭2曲を連続で披露した、燃えこれ学園。
熊野はるは激しいスタートから、冒頭から息を切らせていた。
 
ここでメンバー紹介に移る。
順番は生徒会メンバー(熊野→當銘→佐々木)→classWhite(奥原→成田→稲森)
そしてこの日の主役、蒼音舞が所属するclassYellow(仲川(リモート出演)→蒼音→三浦→高未)の順番。
最後に新入生候補生、山田みつきが自己紹介するのだが……山田の様子がいつもと少し違う。
 
まだ新入生候補生で制服が支給されていない山田はメンバーで唯一、黒いTシャツを着用しているのだが……当日はそのTシャツを忘れてしまったとの事。
その事情を話しているだけで半泣きしているように見えた。
 
それもそのはず。
山田は以前から(入学前から)燃えこれ学園メンバーの中で蒼音舞が「推しメン」だったと公言してる。
だがその「推しメン」である蒼音舞の生誕祭で、痛恨の忘れ物をしてしまい、本人の心中は察するに余りある……。
しかしそこはなとかするのが燃えこれ学園。
当日の彼女のTシャツは……既に非売品となった「萌えこれ学園」時代の黒いTシャツに、現在の校証のワッペンをつけて登場となった。
これはこれでレアなものが見れたので、視聴者的には良しなのだが(まぁ本人は決してそうじゃないだろう)
 
こうして一通り自己紹介を終え、蒼音の髪に紫色のメッシュが入っている事を指摘。
ここで蒼音は「どうですかー?」と聞くが……今回が無観客配信である事を忘れてはいけない。
 
会場……反応なし(笑)
 
普通「かわいい」とか反応があるはずなのだが、唐突な呼びかけに、メンバーの誰もがついてこれなかった模様(笑)
「後輩たちも空気が読めるようになった」とフォローになってないフォローを當銘菜々が入れるなどした後は、会場に届いたスタンドフラワーを映し出す。
 
生誕祭当日のために広報委員(ファン)有志によって贈られたスタンドフラワー……スタンドフラワー周辺を風船などで飾り付けてあるのだが……。
その画面左下に……脚立が映る(笑)
恐らく風船など飾り付けに使った脚立であろうが、まさかのハプニングに蒼音舞含むメンバー全員が笑いをこらえきれなかった。
 
MCの間も予想出来ないハプニングが続出し、蒼音舞生誕祭は中盤へと移っていく。
 
MC明け一発目の楽曲は「時の砂」
 
 
3.「時の砂」
※出演メンバー:7名(1.「恋時雨」と同じ)
 
燃えこれ学園楽曲の中でも隠れた人気曲で、この楽曲支持者は多い。
(「時の砂」シングルに封入されている「推しメンカード」がメンバーの水着写真という事でも人気が高いのは、ここだけの話)
この楽曲も燃えこれ学園の中では、歌唱力が求められる楽曲となっており、ソロパートや少人数でのユニゾンの聴きごたえは全楽曲の中でも随一だろう。
また熊野はるによるロングトーン、成田麻穂のバレエ仕込のダンスなど、個々のメンバーの見せ場も非常に多い。
 
前半2曲のロックテイストとはまた違った見せ場がある一曲となった。
 
 
4.「無幻華」
※出演メンバー:9名(3.「時の砂」メンバーに三浦、高未、山田が加わり、當銘が抜ける)
※事前発表されていたが、當銘菜々は当日、足に違和感があり数曲ほど抜ける事が事前にアナウンスされていた。
 
燃えこれ学園の代表曲の一つと言って過言ではない同曲。
8月に行われた佐々木千咲子生誕祭では、同曲専用の衣装でOPナンバーを飾った楽曲でもある。
この日一曲目の「恋時雨」はこの楽曲のアンサーソングにあたり、ある意味で当然の選曲とも言える。
ただセットリストの順序的には先に同曲が歌われる事、もしくは連続で歌われる事が多いので、この順番は燃えこれ学園を知る人ほど新たな発見だったのではないだろうか。
 
前述の通り當銘菜々は不在だったが、それを感じさせないパフォーマンスを披露。
また昨今、リモートでの出演が続く仲川つむぎのパートが多い同曲だが、全て稲森のあがしっかり代役を務めていた。
新入生候補生の山田は(これも記憶が確かなら)今回が同曲、初参加だったと思う。
 
安定のパフォーマンスを見せつけて、画面の向こうの視聴者を大いに魅了したものと容易に想像できる。
 
 
5.「すき!すき!好き!!」
※出演メンバー:8名(4.「無幻華」メンバーから蒼音が抜ける)
 
主役の蒼音舞が唯一参加しなかった楽曲。
燃えこれ学園生誕祭では見慣れた光景だが、当日主役のメンバーはソロパートの準備のため、特定の楽曲で抜ける傾向が強い。
 
なおこの楽曲からリモート出演の仲川つむぎのパフォーマンス映像も、ステージ後方のモニターで流れるようになる。
(現在、会場にてライブに参加出来ない仲川のみ、事前に撮影したパフォーマンス映像を楽曲によっては流す事がある)
この楽曲も燃えこれ学園のライブでは組み込まれる事の多い人気曲である。
 
なお今回は1番、2番ともに冒頭の歌い出しを高未悠加が担当。
本来なら1番の歌い出しを担当する當銘が不在のための処置だろうが(現状)最下級生(8期生)の彼女が歌い出しを二か所任されるのは、ある意味期待の表れだろうか。
またこの楽曲の蒼音舞ソロパートは山田みつきが代役。
8月の佐々木千咲子生誕祭でも、蒼音舞が不参加だった同曲で、同パートを担当しているが、憧れの先輩のパートを担当する心境はどうだったのだろうか。
心なしか彼女自身、とても嬉しそうな、だけど責任を持って「あきらめない」と歌っているように聴こえた。
 
この楽曲ラストは広報委員(ファン)の口上が入るのだが、その一番最後が「世界で一番大好きだ だ・い・す・き・だ~!」で終わる。
それに合わせてメンバーたちも最後は「だ・い・す・き・だ~!」とモニターに向けて叫んで、この楽曲を歌い終えた。
 
 
こうして生誕祭中盤も三曲連続で駆け抜けた。
MCでは一時的に退いていた當銘も戻ってきて、MCでのトークに華を咲かせる。
 
一部のメンバーは蒼音舞の担当カラー:むらさきの小物を装着しているのだが、していないメンバーもちらほら……。
気まずかったのか成田麻穂は自身の担当カラー:ももいろの髪飾りを「むらさきですー」と言い張る(笑)
 
そんな中、蒼音舞とのエピソードは無いかという事で二つほど裏話があがる……。
 
裏話1:一人暮らし時代の蒼音家に行った熊野、成田だが、当時、蒼音がハマっていたアニメを(二人は興味がないのに)朝まで見せられたという思い出を語る(笑)
裏話2:一年目は同じクラスだった蒼音、當銘、佐々木だが、佐々木と疎遠だった蒼音が、佐々木と仲良くなりたいと當銘に相談。
當銘は三人で一緒に食事に行こうと提案する……もののすっかり忘れて結局、実現しないままクラス替えとなった(笑)後日談だとその後、熊野ソロの付添の際に、蒼音と佐々木の食事は実現したらしい。
 
そんな蒼音舞のエピソードを微笑ましく振り返っていると、蒼音舞の準備が出来たという事で、メンバーは全員撤収する……。
 
 
そして……ドレス姿の蒼音舞が颯爽と登場した。
今年は生誕祭当日にチェキ撮影、トークポートとなるため、既にドレス姿は披露されている。


 
黒を基調としたドレスに、紫をあしらったドレスがシンプルだが良い。
 
ここで蒼音舞が手紙を朗読する。
生誕祭では必ずと言っていいほどある演出だが、過去の彼女の場合はこの手紙でのエピソードには事欠かない。
(そのエピソードなどについてはここでは割愛)
今回も便せんが2枚つづりだったが、何故か2枚目だけは長かったというツッコミは抜きにして……。
 
今回の手紙は過去の自分と向き合う内容となっていた。
(燃えこれ学園)入学当初は卑屈だった自分の事を振り返る内容となっている。
詳しくは彼女自身もブログにて述べているので、お時間があれば併せて読んでください。

 

https://ameblo.jp/c9980/entry-12623330826.html

 

https://ameblo.jp/c9980/entry-12623331123.html
 
この手紙の中で特に熊野はるには、ソロ曲の歌詞で悩んでいる時の話題などを絡め、非常に強い感謝の意を伝えている。
 
そしてこれまで燃えこれ学園に関わった全ての人への感謝を伝えて……蒼音舞ソロ曲「RealCry」の前奏が流れる!
 
 
6.「RealCry」
※蒼音舞、ソロ楽曲。
 
ステージの両端には、彼女をイメージしたのだろうか……紫の炎が燃え上がる!
前奏から観客がいる時さながらに、腕を振り上げ煽りを入れてくる。
冒頭の歌い出しから、聴く者全てを引き込むような高い歌唱力を遺憾なく発揮する。
 
とにかく本当に歌はうまい。
非常に力強い歌声が特徴的で、ソロ曲「RealCry」のようなロック調のテイストの楽曲とは非常に相性がいい。
そして振付なども楽曲に合わせてよく出来ている。
 
普段なら燃えこれ学園のメンバーで溢れかえっているステージの上を、一人で広々と使いながら歌う姿は、まさにこの日彼女のためだけに用意されたステージと言って過言ではないだろう。
恐らく普段、もしくは配信メインになってから燃えこれ学園を見た人はこれまで知る事は無かったであろう、蒼音舞のステージ。
 
燃えこれ学園ではソロパートが少なく、縁の下の力持ち的なイメージが強い彼女だが、この日は一メンバーとしてではなく、「ソロシンガー」蒼音舞の実力が遺憾なく発揮されたステージだったと……そう言って過言ではない。
 
一曲の時間は約5分……楽曲の全てが見所だった「RealCry」
きっと配信を見ていた視聴者も、画面を前に大いに盛り上がるか、彼女の歌う「魂(こころ)の叫び」に心を揺さぶられただろう。
 
 
そして「RealCry」を終えて、改めて感謝の言葉を述べる蒼音舞。
メンバー全員と歌いたいという事で、次の楽曲に移る……。
 
 
7.「ありがとうのうた」
※出演メンバー:全員
 
シングルカットされていない楽曲で、アルバム「おんがく♯1」に収録されている同曲。
これまで激しい楽曲が中心の構成だったが、ここにきてバラードかつ、レアな選曲となった。
蒼音舞を中心にメンバーが個々の歌声に想いが乗って、それが溢れてくるのを感じる。
 
この楽曲では初めての試みとして、別撮りでパフォーマンスのみの仲川つむぎの歌声も入った。
その後方の仲川が映るモニターに向かって、蒼音が手を振るシーンは「埼玉同盟」として公私ともに仲が良い、蒼音と仲川の関係性を知っていると感慨深い。
 
蒼音舞のソロパートが非常に多かったのもあるが、メンバー個々の歌声が聴き取りやすく、また想いが強く伝わるような演出も非常に良かった。
まさにこの生誕祭における、ハイライトとも言うべき……非常に素晴らしい一曲となった。
(なおライブ配信のチャットでは「大石氏号泣では」と突っ込まれていましたが、この生誕祭で唯一涙した場面でもありました)
 
楽曲の最後「今日は本当にありがとうございますー!」と蒼音舞が感謝の言葉を述べて、楽曲を締めくくった。
 
 
……こうして非常に素晴らしい、感謝の気持ちを感じる余韻が残った……のだが、熊野はる曰く。
「EDっぽいけど、残り2曲残っている」とのツッコミ(笑)
それを言われてあたふたする蒼音舞(笑)
 
こうしていつもの燃えこれ学園らしさを見せて、残り2曲に備える。
 
 
8.「Re-START」
※出演メンバー:9名(山田が抜ける)
 
先日、USENウィークリーランキング・インディーズ部門1位を獲得した、燃えこれ学園大売出し中の同曲。
この楽曲についてはMVも結構流れているし、私のレポートでわざわざ説明する必要がないくらいだと思う。
 
燃えこれ学園最新曲にして、今の彼女たちを象徴する一曲だろう。
 
ただ唯一、強調するとすれば、仲川つむぎのソロパート。
前述の通り現在彼女はリモート出演の状況が続くため、通常の楽曲では彼女のソロパートは代役が立つ(例:「夢幻華」での稲森のあ)
この楽曲でこれまで仲川パートの代役を務めていたのは、佐々木千咲子なのだが……この日は蒼音舞が担当した。
 
実はこの楽曲において、蒼音舞と熊野はるはソロパートが存在しない。
これまで仲川パートのみならず、不在メンバーの代役も無いので、この楽曲においては蒼音舞の活躍は限られていたのだが……。
 
正直言うと、蒼音舞のファンとしては嬉しいサプライズだった。
そしてきちんとそれを歌いこなして、この日の主役としてのみならず、代役としての役目もきちんと果たした。
佐々木には悪いが、このまま仲川つむぎ復帰までは、蒼音舞に仲川パートを任せていいのではないか……そう思った。
 
なおこの楽曲にまだ参加できていない、新入生候補生の山田みつきはこの楽曲の最中、ステージ袖で一生懸命楽曲に合わせて振付をしていた事が、後程、熊野はるの口から語られている。
このエピソードを聞いて、山田みつきの正式な加入はそう遠くない未来の話になりつつあると感じた。
 
 
9.「お誕生日おめでとう」
※出演メンバー:全員
 
その山田みつきも加えて、最後は全員で「お誕生日おめでとう」
燃えこれ学園の生誕祭、もしくは他のアイドルのBDライブにお呼ばれされた時に、お祝いソングとしてすっかり定着した同曲。
 
ここではメンバー全員がこの日の主役、蒼音舞を全力で祝う。
 
なお間奏で當銘菜々が「あおねちゃん、今度、ご飯一緒に行こうね」と蒼音舞を誘い「いくー!」と返すところで、楽曲中に関わらず笑いが起こる(笑)
前述の裏話のエピソードの回収を、ここで當銘菜々が行うというまさかの展開だった(笑)
 
そして昨今、この楽曲の終盤のサビでは生誕祭の主役に合わせて小道具が用意される。
8月に生誕祭が行われた三浦千鶴はポンポンを用意(彼女が燃えこれ学園入学前は、チアリーダーだった事から)
佐々木千咲子の時は、彼女のトレードマークであるメガネを全員が装着した。
 
そして蒼音舞のために用意された小道具は……ダンベル(笑)
これは彼女のキャッチフレーズ「万年ダイエッター」、もしくは筋トレキャラにかけられて用意されたものである。
段ボール製の紫色のダンベルを(リモート中継の仲川つむぎも含めた)メンバー全員で持ってパフォーマンス。
(ちなみに仲川は更に、自作のあおねうちわまで作るという気合の入れようだった)
そのパフォーマンスも、ダンベルを持ち上げるような振付となっており、燃えこれ学園の遊び心が満載だった。
 
こうして笑顔溢れる中「お誕生日おめでとう」を歌い終えて大団円……と思ったところで、蒼音舞はこう叫んだ。
 
「ありがとうございます~!……ムキムキ!」
 
この「ムキムキ」にメンバー全員が崩れ落ちるという、まさかの結末を迎えた(笑)
 
 
非常に蒼音舞らしい、笑いが沸き起こる中での終演となった。
 
なおこの後も誕生日恒例のメダル(色紙)が渡されるのだが、プレゼンター役・奥原澄香が手間取って時間かかるなどハプニングが続く(笑)
メダル(色紙)授与の後は、同じ1期生の成田麻穂が蒼音舞に向けた手紙を朗読。
「えへへへ」という彼女の口癖が入るなど成田節炸裂の手紙だったが、彼女らしい感謝の気持ち(?)が綴られていた。
 
※この手紙全文は公式ブログに掲載されています。

以下のリンクからたどれば確認できます。

 

https://ameblo.jp/moecoregakuen/entry-12623558092.html
 
ここで蒼音舞は正直な心情を吐露する。
自身は生誕祭が始まるまで不安な気持ちがあったが、最後は無事に生誕祭を開催出来た事を感謝の気持ちを改めて述べた。

 

この日、蒼音舞の口からは何度も「感謝」という言葉が出てきた。

 

今、自身がここにいられる事への感謝。

こうして生誕祭を行えた事への感謝。

普段、自分に関わる、全ての方への感謝。

 

……この日の彼女が、生誕祭を通じて伝えたかったのは「感謝」の気持ち。

 

こうして自身の気持ちを率直に伝えた。

この言葉を聞いて、熊野はるはすかさず面白おかしく、普段の彼女とのエピソードを交えてまくしたてる。

だが心なしか彼女の言葉の一つ一つが、嬉しそうに聴こえたのは気のせいだろうか?
 
また前述の山田の話はここで披露し、燃えこれ学園の存在に熊野はる自身感謝している旨を述べた。
その後、まとめに入ろうとしたのだが、奥原だけダンベルが小さいとか、稲森の動画の誤送信でダンベル風の振付を危うくネタバレするところだったなどの小話が続く(笑)
 
だが少し時間が押し気味だったのか、最後は蒼音が「校歌斉唱」と言っている間に前奏が始まるという展開となった(笑)
 
 
10.「燃えこれ学園 校歌」
 
定期公演最後に歌われる校歌を全員で歌う。
この楽曲のみ歌詞がモニター越しに映される。
 
歌い終えた直後、熊野はるに促された蒼音舞が最後の挨拶を終え、蒼音舞生誕祭は笑いが溢れる中、無事終演を迎えた……。
 
 
〇「燃えこれ学園無観客ライブ配信~蒼音舞生誕祭~」【セットリスト】
 
1.「恋時雨」
2.「BRAVE」
(MC1)
3.「時の砂」
4.「無幻華」
5.「すき!すき!好き!」
(MC2)
6.「RealCry」※蒼音舞ソロ
7.「ありがとうのうた」
8.「Re-START」
9.「お誕生日おめでとう」
(MC3)
10.「燃えこれ学園 校歌」
 
 
●余談(同時刻の某所での話……)
 
以上、本編の内容を延々と語ってきました。
 
一方、自分は同日の配信時刻、どうしていたかというと……。
 
一部の広報委員(ファン)たちと、某カラオケ店のパーティールームに集合して、この配信を一緒に見ていました。
この日も十数人の広報委員が集まり、配信の映像をモニターに繋げて、ライブさながらの感覚で配信を見ていました。
 
※注:この方法を使えば、一人だけチケットを購入すれば、配信を全員で見れますが、今回参加した広報委員(ファン)は別途チケットを購入しております。
予めご了承ください。
 
ライブと同様のコールを入れたり、また「ありがとうのうた」では共に泣いたり、逆に蒼音舞やメンバーの言動に大笑いするなど、ほぼリアルタイムで感動を共有できました。
 
またライブ会場では出来ない事として……。
 


こんなケーキやハニートースト(これでどこのカラオケ店かバレるな・笑)を作ったり……。
 


こんなうちわを用意したり……。

※作成したのは、自分では無く他の広報委員になります。
 


(裏はこうなっているのよね)
 
また生誕祭用の口上も用意したりしました。
 
 

※なおこの口上は当日も、実際に「RealCry」の時に皆で叫びました。

※このボードを作成してくれたのも、別の広報委員になります。
 
ちなみにこれらは全て、ライブ終演後のトークポートのサービスを利用して、蒼音舞本人に(口上含めて)届けました。
 
正直、ファンの間同士の自己満足かも知れない。
だけど一つところに集まり、皆で蒼音舞を祝えたこの日は非常に楽しかったです。
 
その場に集まった広報委員たちの思い出となりますが、あの場で共に祝えた事、本当に素敵な思い出となりました。
 
 
●総括
 

今回は燃えこれ学園のライブイベントでありますが、主役である蒼音舞を中心にした文体で記述致しました。

蒼音舞以外のメンバーの掘り下げは足りないかも知れませんが、その点はご容赦ください。

 

改めて「蒼音舞生誕祭」を振り返ってみて思う事は……非常に蒼音舞の魅力が前面に出た、素晴らしい生誕祭でした。
 
私自身、彼女のファンなので、大いに蒼音舞ファン目線で贔屓目は入りますが、恐らく今年見た蒼音舞の中で、一番いきいきとしていたと思います。
 
こういう言い方はしたくないですが、燃えこれ学園のメンバーの中では、どちらかというと縁の下の力持ち的なポジションで、ステージの上で目立つかと言われると……そうでもない。
やはりどうしてもセンターを張る當銘菜々や、主要な歌詞割りを任される佐々木千咲子らと比べたら、地味に映ってしまう。
 
ただこの日は彼女が前面に出る場面が非常に多く、またカメラワークも彼女を優先してくれた部分もあり、いつも以上に蒼音舞の魅力が良く伝えられたのではないかと思います。
 
一番のハイライトはソロ楽曲「RealCry」からの「ありがとうのうた」に至る流れ。
 
蒼音舞の高い歌唱力とパフォーマンス力を、余す事なく発揮出来た場面だと思っています。
特に「RealCry」でのパフォーマンスは、燃えこれ学園の一メンバーとしてのそれではなく、完全にソロシンガーとしての実力を見せつけたもの。
成田麻穂も手紙の中で「アイドルとして先輩」というように、燃えこれ学園が始まる前まではソロシンガーとしてやっていただけの事はあります。
「ありがとうのうた」では、自身が中心となり、歌唱面でもメンバーを引っ張っていた姿が印象的でした。
 
今回の生誕祭を見て、燃えこれ学園内での立ち位置も、もっと目立つ場所に立って欲しいと思うのは、一ファンとしての贅沢でしょうか。
いずれにせよ普段の蒼音舞とは違う一面を、そして実力を遠慮なく開放出来た生誕祭の一場面だったのは間違いないと思います。
 
一方で本人も認識している「いぢられキャラ」としての側面も如何なく発揮されてました。
とにかくね……主役なのに、ここまで面白おかしくいぢられるキャラって他にいるだろうか?(笑)
もっとも本人も「お誕生日おめでとう」ラストでの「ムキムキ」など、笑いの「材料」を提供しているので、そこのところは何とも(笑)
 
見ている側も非常に微笑ましく見れる場面が多く、彼女なりに燃えこれ学園内でのポジションを確立しているという事がわかる光景でした。
 
総じて祝っている側も、見ている側も幸せな気持ちになれる、そんな三ヶ月遅れの生誕祭だったのは間違いありません。
 
 
なお燃えこれ学園としては9月29日に稲森のあ、そして10月6日に熊野はる(35歳の)生誕祭が決まっています。
共にこの時世を反映し、無観客ライブ配信となっていますが、これから生誕祭を迎える二人も幸せな生誕祭を迎えて欲しいと願っています。
 
 
 
こうして蒼音舞生誕祭は終わりました。
 
本音をいうと、実際に目の前で見たかった気持ち、そして祝いたかった気持ちはあります。
恐らく蒼音舞や燃えこれ学園のメンバーも、実際に目の前に客層がいる中でライブを披露したかったと思います。
 
だけどそれが叶わない状況の中、配信という形でも届けたいものを届けようとしたその気持ちは感じました。
また視聴していた立場としても、その気持ちを画面を通じて受け取る事が出来たので、双方にとって良かったと思います。
 
 
共にあの日、蒼音舞を祝ってくれた広報委員の皆様。
当日、同じ場所にいれなかったけど、配信を通じて蒼音舞を祝ってくれた広報委員、視聴者の皆様。
 
 
蒼音舞の一ファンとして、言わせてください。
 
「ありがとうございました」
 
 
  
そして、あおねちゃんこと蒼音舞様へ……
 
燃えこれ学園の広報委員になって約一年半、色んな事がありました。
 
嬉しい思い出や、楽しい思い出も多いけど、その中において悔しい想いや、悲しい想いをした事もいっぱいありました。
そのたびに凹んで、心が折れそうになる自分だったけど、逆に何度も支えてもらいました。
 
あおねちゃんを支えたい……普段はそのような趣旨の事を言ってカッコつけているけど、一番あおねちゃんの笑顔に救われ、そして支えられていたのは、間違いなく自分の方でした。
 
そんな蒼音舞を応援出来る事が、自分にとっては何よりの『誇り』でした。
 
「紫の『誇り』」
 
今回、あおねぐみのメンバーと作った「RealCry」の口上の中に、この文言を入れました。
 
他の誰でもない。
 
あおねちゃん……蒼音舞という「紫の『誇り』」を、ここに誇らしく伝えたい。
 
その一心でした。
 
 
果たしてあの口上……どう思っているのか、少しだけ不安です。
 
でも自分も自分なりの「RealCry」を……「魂(こころ)の叫び」として伝えたかった。

 

その気持ちだけでした。
 
 
 
あおねちゃん、本当に出会えて良かった。
 
少し遅れたし、離れた場所だったけど、誕生日を祝う事が出来て本当に良かった。
 
生誕祭を見て、本当に嬉しくて幸せな気持ちになれた自分は……やっぱり最後まで、あおねちゃんに救われたのかな。
 
そう思います。
 
 

あおねちゃん……感謝してます。


出会えた事に、ありがとう。
 
自分に『誇り』をくれた事に、ありがとう。
 
最高に幸せな生誕祭を、そして幸せな約一年半を……本当にありがとう!