ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)


今年も81(パイ)の日が熱い!
 
活動7年目を迎えたヴォーカル&ダンス+81愛好ユニット・81LOVERS。
そのグループ名にちなんで、毎年8月1日に大型イベントを仕掛けるが今年は対バンだ!
 
昨年9月「グッバイ迷言製造機~81倍の感謝~」リリース以来、音沙汰の無かった彼らだが、2026年8月1日に大型対バンイベント開催をするという事で記者会見が行われた。
その会見の様子をレポートする。
 
まず「81」と前面にプリントされた、各メンバーカラーのTシャツに身を包んだ81LOVERSの4人が現れた。
 
冒頭にリーダー・MURAの挨拶から会見は始まる。
 
「昨年度は「グッバイ迷言製造機~81倍の感謝~」リリース後に、やんごとなき事情がありまして、81LOVERSとしての活動がままならなくなる時期がありました。
 しかしそれも年が変わったのを期に解決に向かい、今年1月の「YDKフェス」を皮切りに順調に活動出来ています。
 
 これも我々を信じてくれた皆様のおかげです。誠にありがとうございます」
 
MURAがトレードマークの帽子を外して深々と頭を下げると、他のメンバーたちも同じように頭を下げた。
メンバーたちが頭を上げた後、MURAが再び口を開く。
 
「色々あった我々ですが、そんな我々の活動再開に際して、真っ先に声をかけてくれた連中がいます。
 そんな彼らと今年、8月1日に大型対バンをする事になりました。
 
 ……それでは紹介します……ポンコツ保護者軍とそのプロデューサー、Y・やまだーです!」
 
会場の空気がざわついた!
 
MURAの紹介でド派手なスモークの演出の後、会見場に現れたのは……こちらはメンバー全員、エメラルドグリーンに「ポンコツ」と黒字で書かれたTシャツに身を包んだポンコツ保護者軍。
そして彼らの後ろからサングラスをかけた、ポンコツ保護者軍の敏腕女性プロデューサー、Y・やまだーが現れた。
 
 
新進気鋭のアーティスト軍団・ポンコツ保護者軍
悪スライムQ、ドリーム夢ちゃん、出禁王ツッキー、福岡マサの4人からなる。
以前は『悪スライムQ with ポンコツ保護者軍』として活動していたが、昨年10月から、現・プロデューサー、Y・やまだーを迎えるにあたり『ポンコツ保護者軍』として再組閣。
直後にリリースした「やればできる子のはず」のスマッシュヒット、そしてMURAの話に出てきた今年1月17日の「YDKフェス」の成功は記憶に新しい。
 
「ポンコツ保護者軍」を代表してリーダーの悪スライムQが口を開く。
 
「81LOVERSのMURAさんから話があったように、今年8月1日、我々、ポンコツ保護者軍は対バンをする事になりました。
 以前から私個人としては作詞の提供したり、また数々の共演などで親交も深いので有難い話として受けました。
 
 もっとも私個人は対バンの後の打ち上げが楽しみで、むしろ打ち上げが本番のつもりで出演を承諾しましたけどね」
 
悪スライムQのジョークに会場からは笑いが起きる。
 
「ただ今回の出演にあたり、うちのプロデューサーからの提案が81LOVERS側にあった時は肝を冷やしましたが……」
 
「待って」
 
悪スライムQの言葉を、会見場の机の中央に鎮座するY・やまだーが遮った。
 
「わたしから言う」
 
Y・やまだーが悪スライムQからマイクをもらって口を開く。
 
「今回、わたしから81LOVERSに出演に際してつきつけた条件は一つだけです。
 
 女の子は全員、水着!」
 
Y・やまだーの発言に会場がざわつく。
困惑する取材陣を前に、Y・やまだーは言葉を続けた。
 
「だって夏だよ。暑いよ。そんな中、対バンするのだるくない?
 
 だったら会場に来る女の子は全員水着!
 
 そうじゃないと、夏にやる意味ないでしょー」
 
この発言に対して席を立って拍手を送る81LOVERSの4人。
対してちょっとバツが悪そうなポンコツ保護者軍の4人。
 
どちらがどちらのプロデューサーか分からない状況だった。
 
「とにかく8月1日、女の子は全員水着を着て来るように。
 その代わり女の子は料金安くします」
 
81LOVERS主催の会見のはずだが、Y・やまだーのペースで会見は進んだ。
そしてある記者が気になる質問をぶつけた。
 
「……という事は、Y・やまだーさんも当然、水着に……」
 
「なりません!」
 
あっさり否定された。
 
その後は話す気を無くした、Y・やまだーから再び81LOVERS主導で会見は続行された。
 
特に念入りに会場におけるタックル禁止と、またタックルした際の出禁措置について、かなりの時間を割いてTAKAの口から説明があった。
またTAKA考案のアトラクションとして「HITONEタックルボンバー」が設置される事も発表された。
 
「タックルしたいくらいムカつく事ある人は、是非、このアトラクションでHITONE人形に思いっきりタックルしてください!」
 
TAKAは満面の笑みでアピールする。
心なしかHITONEの表情が複雑だったのは、気のせいだろうか。
 
また前日まで本拠地・名古屋で所用があるFUMIは当日朝から車を飛ばして会場入りする予定。
会場到着までの様子を生配信でお届けする「FUMIくんチャレンジ」を実施予定という。
 
「当日、僕がライブに間に合っているか確かめに来てねー。
 まぁ多分、間に合っているけど」
 
FUMIは自信満々に答えた。
 
またポンコツ保護者軍サイドも当日のアトラクションとして、出禁王ツッキープロデュースの「脱出できなかったら出禁大迷路」の設置。
そしてドリーム夢ちゃんデザインによる、2組+Y・やまだーグッズの展開などが発表された。
なお福岡マサも当日、福岡からの会場到着ライブを検討していたが、ガチで間に合わなさそうなので、こちらは代替企画を用意中とのことである。
 
こうして概要が一通り発表されて、会見も終了に近づいた。
 
最後にイベント成功に向けて、Y・やまだーに締めてもらう事になった。
 
「みんなー……8月1日(「いちにち」と読み上げる)は……もみもみ……じゃなかった、もりあがるぞー!」
 
肝心なところで噛んで、81LOVERS、ポンコツ保護者軍、双方がずっこけたところで締めとなりかけた。
 
しかしここで悪スライムQが何か思い出したように、Y・やまだーに声をかける。
 
「あと先行コラボで私が作った歌を、81LOVERSが歌うからよろしくー!」
 
と、一言突然の発表を言い残して、そのまま会見は終了となった。
 
会見終了後、その81LOVERSが歌う楽曲の歌詞が配布された。(後ほど歌詞を紹介)
 
8月1日の対バンイベントについては正式名称、会場、レギュレーション、チケット販売などの詳細は後日発表との事だが、今年の夏も熱い一日が待っている事だけは間違いない!

※なお女性は水着がドレスコードである事はY・やまだーより力説されているが、浴衣も検討中との事である。
 
最後にY・やまだーから発表があった81LOVERS新曲「はじける♪81・81POYON!!」の1番の歌詞、そして今回のアーティストたちの紹介で、この記事を締めたいと思う。
 
 
【81LOVERS・新曲】
 
「はじける♪81・81POYON!!」/作詞:Y・やまだー(誤字訂正:HITONE)
 
いち、に、さんでPOYON!
準備万端 さぁ行こう!
俺たち今日もウォッチング!
 
毎日すれ違うあの娘の服装 ちょっと大胆どきどきしちゃうぜ
POYON!とゆれる胸元見つめて 一歩あるくたび楽園だ……
 
夏場になるとTシャツ着て 走り出すとはじけるぞ
俺たちの目線がさ…… 釘付けになる!
 
はじける♪81・81! にやつく顔を誤魔化せないくらい
どきどき隠せない一瞬 君に夢中になってしまう
 
はじける♪81・81! 俺と君で奏でるストーリー
一緒に妄想出来たなら ミラクル起こせるぜ
 
PO・YO・PO・YO・N! この手でつかめ……
もっと高く跳んでくれ!
 
(2番以降の歌詞は製品版にてご確認ください)
 
 
 
【アーティスト紹介】
●81LOVERS(パイ・ラバーズ)
・メンバー:MURA、HITONE、TAKA、FUMI
ヴォーカル&ダンスユニット+81愛好家軍団として2020年4月1日結成。
同日リリースの「NO 81,NO LIFE」でデビュー。
2020年12月から「HANIWO RECORDS」所属。
2022年4月にプロ野球に挑戦するTAKAの脱退に伴い活動休止するが、翌2023年4月、TAKAの芸能界復帰に伴い活動再開。
その後はアルバムリリース、全国ツアーなどを積極的に行う。
なお毎年8月1日を「パイの日」と称して、何かしら企画するのがここ数年の恒例行事となっている。
代表曲に「胸元がステキです♪」「なにがとは言わないけど、やわらかい」など。

●ポンコツ保護者軍
・メンバー:悪スライムQ、ドリーム夢ちゃん、出禁王ツッキー、福岡マサ
「なんでもやればできる」をコンセプトに活動している4人組グループ。
当初はインテリ暴力団風ラッパーとしてソロ活動していた悪スライムQをサポートする形で、ドリーム夢ちゃん、出禁王ツッキー、福岡マサにより『ポンコツ保護者軍』を結成。
『悪スライムQ with ポンコツ保護者軍』と活動していたが、2025年10月にプロデューサーに就任したY・やまだーの方針で『ポンコツ保護者軍』として再組閣。
同月「やればできるレコーズ」レーベルで再デビューし、「やればできる子のはず」でスマッシュヒットを飛ばす。
なお悪スライムQ個人で2024年リリースの81LOVERSのアルバム「YA!MITSUKI 81 WORLD」に詞を提供したり、2025年には「81FESTA!」に『悪スライムQ with ポンコツ保護者軍』として出演するなど以前から親交が深い。

●Y・やまだー
2025年10月からポンコツ保護者軍のプロデューサーに就任するが、実際はポンコツ保護者軍のメンバーに面倒見てもらっているとの噂も。
「81LOVERS」とも縁が深いようで、今年1月17日の「YDKフェス」に声かけたのもをその縁と言われている。
それ以前の経歴は一切謎に包まれているが、昨年9月に燃えこれ学園を卒業したメンバーに似ていると一部では噂されている。
なお本来なら「M・やまだー」という芸名にするところ、当日本人が「Y・やまだー」間違えて発表するというポンコツを犯し、面倒なので現在の芸名に落ち着いた経緯がある。
 
 
※発表当日の日付で色々察してください。

【レポート】燃えこれ学園の「とんでもない一日」を振り返って
(「天下一武道館2026」@日本武道館→「はじけろ★パーティータイム!!TOUR FINAL」@新宿ReNY)

 
2026年2月24日
 
自分が長年応援しているアイドルグループ、燃えこれ学園。
 
彼女たちにとって「とんでもない一日」と称する長い一日が始まろうとしていた。
 
日中、日本武道館で行われる「天下一武道館」に出演し、その後、全国ツアーの最終公演にあたる「はじけろ★パーティータイム!!TOUR FINAL」を新宿ReNYで行うというものだった。
 
彼女たち曰く「誰も成し遂げた事がない、宇宙初の挑戦」との事。
確かに前例はない。(少なくとも他で同様の回しは聞いた事はない)
 
……もっとも話の経緯をたどると、新宿ReNYが先に決まっていたところに「天下一武道館」の話が舞い込んだ。
むしろ彼女たち曰く単独公演(ワンマンライブ)に箔をつけるために「天下一武道館」に参加した感がある……。
 
まぁその辺の事情は置いておいて、とにかく広報委員(燃えこれ学園ファン)にとって大きなイベントである単独公演を前に、日本武道館のイベントに参加する機会があるなら、一日かけて楽しもう……となる。
 
今回はそんな、燃えこれ学園の「とんでもない一日」となった「天下一武道館」から「はじけろ★パーティータイム!!TOUR FINAL」の様子をレポートしたいと思う。
 
●「天下一武道館2026」@日本武道館
 
「天下一武道館」の開場は15時だったので、それに間に合えばいいと思っていたが、別の広報委員から武道館近くの某飲食店で飲みに行くという話が出た。
広報委員の間では、俗に「0次会」と呼んでいる催しである。
 
当日は有給を取っていた自分は、集合時間の13時過ぎに某飲食店に向かった。
すると自分より先に既に6人の広報委員が集まっていた。
平日の昼間に休みを取って、皆、集まったのである。
もうこれだけで楽しいのである。
 
自分も合流して乾杯を済ませた後も、遅れてやってきた広報委員が3名ほど。
最終的に10人で「0次会」を済ませて士気を上げた。
 
開場時間に合わせて日本武道館に向かう。

 

 

既に入場までの列が出来ている状況だった。
その列の中にも「0次会」に参加しなかった広報委員も見かける事が出来た。
 
(このブログを執筆中の時点で)X上でこのイベントにおける会場内の空席が目立つ写真がアップされており集客が無かったように思われがちだが、開場直後はそれなりに長い列でチケット交換、入場に時間はかかった。
多分、日本武道館全体の席を占めた率にすると寂しいものに映るかも知れないが、集客の純粋な数だけなら下手な対バンイベントよりは動員していたと感じる。
「天下一武道館2026」の成否についてここで議論するつもりは無いけど、揶揄されるほどか……というのが、当日、現地に訪れた者としての所感として残しておく。
 
そして満を持して日本武道館の中に入る。
 
個人的には23年ぶり。
 
2003年の椎名へきる、元日ライブ以来の入場となる。
 
ステージの上に掲げられた大きな日の丸を見て、再びこの場に来れた事に静かな感動を覚えた。



自分と多くの広報委員が確保した2階自由席からステージは見下ろす形になる。
確かにX上にもある通り空席は目立っていたけど、会場の規模を考えると人の数もまばらに見えてしまうのは致し方ないだろう。
(もっともチケット交換していたタイミングでは、もう少し入っていると期待していたのも事実だけど)
 
だけどこの大きな会場に、自分たちのいる位置からは遠くに見える大きなステージの上に燃えこれ学園のメンバーたちが立つ事を考えるだけでも胸が高鳴るものがあった。
そう某有名キャラの言葉を借りるなら「オラ、ワクワクすっぞ」です(笑)
 
入場後、燃えこれ学園は前物販を行っているので、一旦、武道館の外に出て別館に向かう。
他の「天下一武道館予選会」を突破した出演アイドルが並行物販なのだが、この後、新宿ReNYを控えている燃えこれ学園は前物販となっていた。
 
武道館のステージを前にしてもっと緊張しているのかと思ったけれど、メンバーを拝見する限りいい感じで楽しみそうな感じがしており、ある意味でいつも通りのメンバーたちの雰囲気を感じ取れた。
 
やがて燃えこれ学園の前物販が終わり、再び日本武道館の中に戻る。
 
燃えこれ学園の前の出演者たち……共に「天下一武道館予選会」で燃えこれ学園と共演してきた多くのアイドルたちが、ステージの上で思い思いにパフォーマンスを繰り広げる。
予選会を4位までで勝ち抜いた出演者に与えられる時間は5分。
普段、ライブハウスで行われる対バンライブなら短くて15分、長いと20~25分という持ち時間が多いが、その事を考えると5分というのは一曲分に相当しかなり短い。
 
だが出演したアイドルたちの姿は、少なくとも自分の目には喜びに満ちていた。
いつもより大きなステージの上で躍動する姿は、いつもより少し遠い位置で見守るファンたちから見ても、きっと輝いて見えたのではないかと思う。
 
そしていよいよ「天下一武道館予選会」5位通過、燃えこれ学園の出演となる。
 
冒頭に流れたのは「With a smile」
ステージ袖からの登場ではなく、ステージ中央に暗転からスポットライトに照らされたメンバー9人が横一列に、青い「10周年記念」衣装に身を包んで登場した。
この楽曲は「天下一武道館予選会」の最終日に披露した一曲。
当時、出来立てほやほやの新曲として披露したものだった。
歌唱メンバーのきれいなハーモニーが武道館全体に響き渡った。
 
……そして「With a smile」1番を歌いきったところで、ガラリと空気が変わる。
流れてきたのは「戦々恐々El Dorado」
メドレーで来た!
オリジナル楽曲が30曲近くある彼女たちなら、十二分に考えられた事だった。
先ほどの優しい曲調と違い、激しいリズムが今度は武道館全体を揺らした。
2階自由席近辺に固まった多くの広報委員たちは、いつものように声援を送る!
その声援がステージまで届いたか……その確信は持てなかった。
だがこの状況こそ日本武道館であり、その大きさを感じさせてくれた。
 
……更に「戦々恐々El Dorado」1番を歌い終えて、再び楽曲が変わる。
メドレーの最後に持ってきたのは「すき!すき!好き!!」
燃えこれ学園が初期から歌ってきた定番の一曲!
こちらは逆に最後の落ちサビ付近から、ラストに向けての流れだった。
 
……あっという間の5分間。
最後はメンバー一人、一人が「すき!すき!好き!!」の後奏で9人全員がその名を名乗り、日本武道館にその名を刻み、颯爽とステージを去っていった。
 
 
こうして燃えこれ学園の「天下一武道館」のステージは終了した。
 
本来であれば、この後も会場に残って、イベント最後まで堪能しようかな……となるところだった。
いや恐らく多くの「天下一武道館予選会」を勝ち抜いた出演者のファンはそうだっただろう。
(この後、登場するゲストを考えても残りたい気持ちはあった)
 
……だが4位・かすみんのステージを見届けた後、自分を含めた多くの広報委員は日本武道館を後にする。
 
既に燃えこれ学園にとって、次のステージへのカウントダウンは始まっているのだ!
 
日本武道館を去る途中「武道館」の看板の前で、燃えこれ学園の理事長(運営)を発見し、その場にいた広報委員で集合写真を撮った。
 
ありがとう、日本武道館。
次は燃えこれ学園の単独公演で来るからな。
 
心の中でそう呟き、自分たちは新宿へと足を向けた……。
 
 
なおこの移動の間、武道館前でフライヤーを配っていた某アイドルと談笑したり、入場前で「儀式」をしていたりするのだが、まぁそれは余談って事で(笑)
 
 
日本武道館を去り、次にたどり着いた場所は新宿ReNY。
 


今度は対バンではない!
単独公演……ワンマンライブの始まりだ!
 
●「はじけろ★パーティータイム!!TOUR FINAL」@新宿ReNY

 


 
自分たちが到着し入場した頃には、既に日本武道館から移動を終えたメンバーたちが武道館の時に着用した「10周年記念衣装」に身を包み前物販を開始していた。
 
前物販の時のメンバーたちの表情は、日本武道館を終えて充実したような表情をしていた。
実際、チェキを撮影した(自分の推しメン)蒼音舞も日本武道館のステージが楽しかったという話をした。
 
そんなこんなで前物販の時間はあっという間に終わり、早くも開演時間が迫っていた。
こうして考えると日本武道館からの新宿ReNYを回す時間は、結構せわしなかったし、色んな意味でギリギリだったと思い知らされた。
 
だが会場を見渡すと結構な数の客がおり、ひしめき合っていた印象がある。
前述の「天下一武道館」でまばらな客の流れを見ていると、こちらの方が超満員と錯覚してしまう。
しかし会場のキャパが全く違うので「天下一武道館」と比べるだけ無意味である。
結論として多くの方が燃えこれ学園のために駆け付けてくれた。それが重要だと思った次第。
 
やがてあっという間に開演時刻を迎え、定期公演の時と同様の諸注意がステージ後方のモニターに流れる。
メンバー一人、一人の映像が映し出されて、それぞれのメンバーへのコールを経て、燃えこれ学園メンバーが新宿ReNYのステージの上に立つ……!
 
1曲目はツアータイトルにもなっている「はじけろ★パーティータイム!!」からスタート。
各メンバーが明るく、元気にはじける感じで歌い出す!
冒頭からイベントを大いに盛り上げるには十二分なスタートだった。
 
続けて2曲目「ココハピ」
何気に久しぶりの同曲。数年前の燃えこれ学園における楽曲の転換期の象徴とも言っていい一曲。
「はじけろ★パーティータイム!!」と続けて明るく楽しそうな楽曲が続いた。
 
3曲目にもってきたのは「トワイライトキャラメリゼ」
歌唱の中心が三浦、稲森、青山、後輩メンバー三人。
当然の事ながら、この楽曲における三人に対するコールは特に熱いものがあった。
 
更に楽曲は続く。4曲目は先日の定期公演で発表されたばかりの「キャンパスブレイク」
仲川の歌い出しから始まる同曲は、メンバー個々のかわいらしさの中に、どこか青春の懐かしさを感じる歌詞が印象的。
学園をコンセプトに活動する彼女たちらしい一曲に仕上がっていると改めて感じた。
 
更に更に連続して歌ったのは、5曲目「@MOECOREGAKUEN」
久々披露となる燃えこれ学園メンバーの自己紹介ソング。
昨年9月に山田みつきが卒業してからは、初となる。
9人のメンバーの特徴を捉えた歌詞が印象的で、もしこの場に初の方がいれば大いにメンバーの特徴がわかりやすかっただろう。
 
こうして冒頭から5曲連続。
MCとなりメンバー一人、一人が名乗りを上げて自己紹介を終える。
なお青山、西崎は初の新宿ReNYとなり、それぞれ新宿ReNYの感想を語り合う。
また三浦、稲森にとっては生徒メンバーとして初めて立ったステージであり当時の思い出を語った。
後輩メンバー中心にそれぞれ想いを一通り語った後、ライブは中盤戦に移る。
 
かわいい、明るい楽曲が続いた前半とは違い、中盤冒頭の6曲目は「Go on!~Breaking the Limits~」からスタート。
冒頭の佐々木、稲森のパートから会場の空気が一転。
徐々にボルテージが上がっていくような、同曲の特徴そのままに、会場のボルテージもここからまた一段階ギアを上げた感じがある。
 
そのままの流れで7曲目「To the Future」
機械的なサウンドのイントロから蒼音のパワーヴォーカル、仲川がつむぐメロディから、サビへと続く1番の流れが秀逸。
2番も青山、稲森、佐々木、熊野とソロパートのあるメンバーの特徴が際立つ。
ここ最近の楽曲の中では最もソロパートのあるメンバーの歌唱力が際立つ構成となっており、それ故サビ部分でのメンバー全体による力強さがまた心地よい仕上がりになっていた。
 
次は一転して雰囲気が変わって8曲目「Re-START」
2020年から約2年以上に渡り、コロナ禍前後の燃えこれ学園を支えたと言って過言でない一曲。
ツアータイトルにも採用された事もあるくらい、一時期は燃えこれ学園と言えばこの楽曲と言えた。
今でも同曲のファンが根強く多くおり、当日も同曲で燃えこれ学園メンバーの振りコピを完璧にこなしていた某歌い手の目撃情報も入っていたりする(笑)
発表当初と比較してメンバーの卒業、または加入がありパートが結構変わっているが、それでもこうして歌い継がれる名曲である事は間違いない。
 
そして9曲目に日本武道館でも歌った「With a Smile」を持ってくる。
「To the Future」、「Re-START」ともソロパートが非常に多い楽曲の後で、メンバー全体の歌唱力が鍵となる同曲をもってきた。
この楽曲ソロパートが存在せず、1番前半パートは成田、佐々木、仲川、稲森、2番前半パートは熊野、蒼音、三浦、青山、西崎で歌い、サビはメンバー全員によるハーモニーを奏でる構成となっている。
メンバーたちの美しい歌声が会場全体に響き渡り、静かな静かな余韻が会場を包み込んだ。
 
 
会場が暗転するとモニターには先ほどの「With a Smile」をBGMに今回の「はじけろ★パーティータイム!!」ツアーの各地の写真が流れた。
昨年9月に卒業した山田みつきを含めた10人のメンバーの笑顔がその収められていた。
また後半には「天下一武道館」に関する御礼、そしてこのツアーを通じての所感、そしてこれからの決意を述べる内容の文面が流れて映像は締めとなる。
 
 
映像が終わり再び明るくなった会場には、いつもの制服姿に身を包んだメンバーたちが登場。
10曲目に歌ったのは「ずっと」
3曲目に歌った「トワイライトキャラメリゼ」が三浦、稲森、青山の三人が中心だったように、この楽曲は熊野、成田、佐々木の所謂「先生トリオ」が中心となっている。1番はこの三人でパート分けしている。
歌詞の内容もどちらかというと、送り出す側の気持ちに寄り添った内容となっており、この三人が楽曲の中心になるのもうなずける……。
 
「ずっと」で静かな雰囲気の後は打って変わって11曲目「ミラクる☆妄想がーる」
成田の軽快な歌い出しから始まり、会場全体が一気に明るくなっていく。
そしてこの楽曲と言えば、1番の後の熊野が何かしらするのが恒例だが、この日はツアーファイナルin東京!……という事で東京タワーに扮して登場(笑)
2番歌い出しの三浦が笑いを必死にこらえているのが、見ていて微笑ましかった(笑)
 
続いて12曲目は前奏が終わった直後に「やったー!」を叫ぶ人が続出(笑)の「夢幻華」
しかし楽曲の雰囲気は「ミラクる☆妄想がーる」のそれと打って変わって、燃えこれ学園が誇る和風ロックの象徴的な一曲に仕上がっており、全く真逆と言って過言ではない。
「ずっと」からここまでの三曲はどれも楽曲の雰囲気が違って、燃えこれ学園が持つ楽曲面の多様性を示すのにもってこいだったと感じる。
 
後半戦はまだまだ続く!13曲目は「戦々恐々El Dorado」
「天下一武道館」でもメドレーの2曲目に持ってきた同曲。
昨今の燃えこれ学園楽曲の中では、最も会場全体が盛り上がる。
サビの部分の所謂「名古屋式アイアイ」も客席サイドから、一体になって盛り上げようとする気概が見える。
まさにこの楽曲の際が、一番、会場全体が一体になった瞬間じゃないかと思われる。
 
ここでMCが入る。
次が最後の曲となる事が発表された後で、先日から新入生候補生として活動している山下さとも登場。
なおこの楽曲は珍しく動画撮影可という事で、多くの方がスマホで撮影の準備をしていた。
もっとも自分はMCの部分だけ、ほぼ推しメンである蒼音舞だけを抜き取っており、楽曲の最中は動画撮影しておりませんが(笑)
※この動画については、X上で「#燃えこれ学園」で多くの方があげていると思うので気になる方は探してみてください。

こうしてラスト14曲目に歌ったのは「すき!すき!好き!!」
広報委員によって一番好きな楽曲は別れると思うが、燃えこれ学園初期からの代表曲といえばこの一曲でほぼ異論無いと思う。
彼女たちの長い活動を通じて、一番長く歌い継がれた同曲。
その代表曲だからこそ、メンバーたちも、またその場にいた広報委員、そして多くの客層も大切に、大切に育んでいった。
そう思う次第。
新入生候補生・山下にとっては燃えこれ学園初のステージ、そして燃えこれ学園の「はじけろ★パーティータイム!!TOUR FINAL」は無事終了……。
 
 
……するはずがなく、アンコール突入!
(あ、今回、アンコール冒頭の音頭を取らせていただきました。ちょっと声がかすれて申し訳ない……)
会場内をアンコールの大声援が響く中、会場のモニターに映像が映し出される。
そこには今後のスケジュールなど、お知らせが流れる。
 
 
そして再び現れたメンバーは……メンバーキャラがデザインされた推しTをアレンジした新衣装に身を包んで登場。(新入生候補生・山下は候補生用の黒Tシャツ)
通常の推しTはメンバーキャラが背面にデザインされているのだが、この新衣装はメンバーキャラが前面となっており、リボンなどのデコレーションが施されている。
 
続いてメンバー一人、一人が挨拶に臨む。
新入生候補生・山下から西崎、青山、稲森、三浦と後輩メンバーが次々に思い思いの丈を述べる。
そして先輩メンバー、仲川、蒼音、佐々木、成田と続き、最後に熊野が締める。
 
各メンバーそれぞれに想いを語り、そしてメンバーそれぞれの形で感謝を言葉にして伝えた。
そして熊野は新衣装を指して「お気に入りのTシャツ着て」盛り上がろうと呼び掛ける!
 
……アンコール、ラストに歌ったのは「はじけろ★パーティータイム!!」
 
ツアータイトルとなった楽曲で始まったツアーファイナルは、ツアータイトルとなった楽曲で締めとなった。
大きな大きな興奮の渦が巻き起こり、こうしてツアーファイナルの全楽曲を終えた。
 
記念撮影を経てラストは「燃えこれ学園 校歌」を会場全体で合唱。
こうして「はじけろ★パーティータイム!!TOUR FINAL」、そして燃えこれ学園にとって長い長い「とんでもない一日」は幕を閉じた。
 
○セットリスト

・「天下一武道館2026」
1.With a Smile
2.戦々恐々El Dorado
3.すき!すき!好き!!
(以上、全てメドレー)

・「はじけろ★パーティータイム!!TOUR FINAL」
1.はじけろ★パーティータイム!!
2.ココハピ
3.トワイライトキャラメリゼ
4.キャンパスブレイク
5.@MOECOREGAKUEN

6.Go on!~Breaking the Limits~
7.To the Future
8.Re-START
9.With a Smile

10.ずっと
11.ミラクる☆妄想がーる
12.夢幻華
13.戦々恐々El Dorado
14.すき!すき!好き!!

15.はじけろ★パーティータイム!!(アンコール)

16.燃えこれ学園 校歌
 
●総括
 
燃えこれ学園の「とんでもない一日」
一広報委員としては非常に楽しませてもらいました。
 
まず「天下一武道館2026」について。
X上ではかなり話題にはなっていますが、現地で観に行った身としては、武道館のステージに燃えこれ学園が立っているのを観れただけで良かったと思っています。
5分という限られた時間の中で3曲を詰め込むという構成は、伊達に12年もの歳月という歴史を積み重ねたグループではないなと思いました。
いつもよりかなり遠くに立つ彼女たちの姿が、ステージの上で輝いて見えました。
 
では「天下一武道館」の5分間で満足か……と言われると、楽しかったけど満足はしていない。
 
今回は「天下一武道館予選会」の話をもらって、どちらかというと立たせてもらう機会をもらったという印象。
そこに燃えこれ学園も、ここで日本武道館のステージに立つ事は経験というメリットがあると判断して挑戦し、この5分のステージをつかみ取った……そういう話だと思っている。
 
何度も言うようですが、燃えこれ学園が「日本武道館での単独公演」という目標を掲げている以上、ここで満足しているとは思えない。いやしてはいけないと思う。
自分も今回の「天下一武道館」はいつか来るための単独公演に向けた、リハーサルくらいの気持ちでいて欲しいと思っているし、実際それくらいの気持ちで観ていた部分はある。
 
なので個人的にはいつか来るべき日への予行演習かつ、その後のツアーファイナルへ弾みをつけるためのイベントくらいの立ち位置で楽しんでいた。
だから次、燃えこれ学園が日本武道館の地を踏む時は単独公演で2時間近い時間を使ったステージである事を願っている。
多分、それが実現した時、本当の意味で満足するのだと思う。
 
そしてその後、新宿ReNYで行われた「はじけろ★パーティータイム!!TOUR FINAL」
正直言うと燃えこれ学園のファン、広報委員であるならライブイベント単体で観た場合、こちらの方が満足度は幾分も高いだろうと。
実際、自分もイベント単体で見るなら「はじけろ★パーティータイム!!TOUR FINAL」の方が満足しているし、楽しんだ。
 
やはり「天下一武道館」の5分だけじゃ、燃えこれ学園の良さは表現しきれないし、これくらいやらないと魅力は伝えきれない。
(それでも「天下一武道館」で5分に魅力を詰め込んだ工夫は、それはそれで評価しているけど)
 
今年度になって定期公演がコロナ禍以前のゲストを呼ぶ主催公演スタイルに戻ったので、久々にどっぷり燃えこれ学園のステージにハマったなぁ……と。
それでもオリジナル楽曲が30曲近くあるうちの、14曲しかやっていないんだから、まだ奥深いな……と。
恐らくこの日やらなかった人気曲もまだまだ控えているので、贅沢を言えば、もっと公演時間を長くして20曲くらいはやってくれると……とは思ったけど、まぁそれは別の機会に。
 
この日一日通して思ったのは、燃えこれ学園のライブにおけるクオリティの高さは相変わらず、どこに出しても恥ずかしくないものだと思うし十二分に通用するものだと思っている。
また日本武道館に立った後で、ツアーファイナルをやってしまうという発想はアリだったと思う次第です。
(元々、ツアーファイナルの方が先に決まっていたけど)
今回に関しては(本来の最終目標である)日本武道館すらステップにしてしまったのが、ある意味で痛快なところでした。
 
唯一、ツアーファイナルにおける動員については気がかり。
本来、運営サイドの話なので金出している客の立場の自分が心配する方が差し出がましい話なのだけど、メンバーの数日前のXでのポストを読む限り想定よりは厳しかった模様。
 
当日も目標動員に達しているかどうかは別として、新宿ReNYは結構人は入っていたと感じるし当日は全く気にはしていかなったのだけど……。
 
ただ目標動員に今回達していないのであれば、燃えこれ学園全体としてアプローチを根底的に変えないといけないと思う。
またそうしていかないと日本武道館での単独公演は夢のまた夢のままで終わってしまうと思うので、そこは頑張ってほしいと願う。
 
 
全体を通してとても楽しい「とんでもない一日」を過ごす事が出来て満足でした。
 
でも正直、燃えこれ学園のステージのクオリティを考えれば、この日を超える「とんでもない一日」を作る事は不可能ではないはず。
 
近い将来、更なる「とんでもない一日」を作り出してくれる事を願って、今回のレポートは〆といたします。
 
最後にメンバーへ……楽しい一日をありがとう!
 

椎名へきるのバンド編成ライブを23年ぶりに観た件について(椎名へきるライブ「Heart Strike」を振り返って)

※本文中の個人名については、敬称略とさせていただきます。

2月14日
世間的にはバレンタインデー。
 
ここ20年近く本命チョコには縁が無い自分ですが、職場に後輩社員が増えた影響か例年よりチョコはいただけたと思います。
 
閑話休題。
 
しかしこの日、自分にとって最大のバレンタインのプレゼント……というか楽しみは間違い無く、このイベントだった。
 
椎名へきる
 
高校から大学時代の青春の中心と言って過言でない方。
 
昨年夏、久々にひょんな事から関わる事になったのも記憶に新しいです。
 
※詳細は昨年夏のブログでも長々と語っております。

 


 
そんな彼女のライブに……生バンド編成のライブに実に23年ぶりに足を運びました!
 
……という事で2月14日、ヒューリックホール東京で行われた「Heart Strike」の様子を振り返っていきたいと思います。


 
●開演前
 
夜勤を終え、数時間仮眠。
その後、夕方に起床して有楽町まで。
 
今でも現役のライブアイドルのヲタとして活動しているので、ライブに向かう足取りは軽く、楽しい……はずである。
しかしこの日は初の会場、そして何より自分にとって23年ぶりの生バンド編成、ホールでの椎名へきるのライブである。
 
どこか緊張していた。
 
この緊張、以前にも似たような経験した事あるな……と思い返してみる。
 
忘れもしない、1996年の夏。
初めて自分が椎名へきるのライブを観に行くために、市川市民会館へ向かう途中の感覚だった。
 
あの時は初めて椎名へきるのライブが見れる、そして初めて目の前で会える……そんな喜びの一方、どこか緊張に包まれていたのを覚えている。
(でもその初めてのライブのはずなのに「古のコール」を任されたのは、笑い話)
 
その後、同行する事になるN氏と合流。
このN氏は昨年夏も大いに世話になったけど、前述の市川で出会った「紺碧ヒトデの会」の初期メンバー。
 
30年の月日を経ても、こうして共にいてくれる友の存在を有難く思う。
 
こうして会場に入場するのだが、目についたのはスタンドフラワーの数々。


今でも第一線で椎名へきるを応援する者たちの熱い想いや息遣いが聞こえてきそうである。
 
そんなスタンドフラワーを見てN氏と「次はうち(紺碧ヒトデの会)でも出すぞ」という話になる。
(出すなら「関東碧流会」と連名になるだろうな)
実はライブアイドルのヲタとして活動していると、そういうノウハウだけはしっかり身についているので、次回のホール規模でのライブが決まったら……と前向きに検討してみる事となった(笑)
 
そして会場内でいると色々な人から声を掛けられた。
その多くは昨年夏に出会った方たちだった。
 
実は出過ぎた事をしていたかな……と思っていたけど、こうして話しかけてもらえて、ちょっと嬉しかった。
 
当日(今でも付き合いのある)「紺碧ヒトデの会」の仲間で来場していた者も少数だった。
皆、それぞれの予定だったり、そういうので必ずしも、この日に合わせられなかったからだと思う。
 
でもそれは椎名へきるファンとしての第一線を離れている者が多い以上、仕方ない事である。
ただ昔から知っている人含め、こうしてまた椎名へきるを通じて、人同士の繋がりができた事を嬉しく思う。
 
……こうしてライブ開演前から色々あって、いよいよ開演時間。
 
時計は18:30を回ったところで、会場内が薄っすらと暗くなり……自分にとって23年ぶりの椎名へきるのライブが幕を開ける!
 
●本編
 
まず前もってお伝えすると、自分の椎名へきる楽曲の知識は2000年頃を境に薄くなっている。
また特にどっぷりハマっていたのは、その数年前なので、シングルでいえば「-赤い華- You're gonna change to the flower」アルバムでいえば「Face to Face」あたりまでが特に高まる要素強めと思って頂きたい。
(なお個人的最推し楽曲は「目を覚ませ、男なら」)
 
冒頭の「Jumping Slash」でライブ開始となるが「ジャンプ禁止」の会場(ビルの11階だから仕方ないけど)なのに「ジャンピング」って……(笑)
面白い始まりだなぁ……と思って見てた。
2曲目「眠れる森」は木根尚登プロデュース初期の楽曲で、自分が第一線を離れるか、離れないか境目の頃だったけど、何度かライブでも聴いてたので普通に乗る事が出来た。
 
23年ぶりのライブ冒頭は、個人的には軽いジャブから始まった感覚。
この後も自分が第一線離れた後の楽曲や、もしくは新し目の定番曲中心で盛り上がっていくんだろうな……。
まぁ久々の椎名へきるをのんびり楽しもう……そう思ってました。
 
……MC挟んで「少女爆弾」来るとは思わなかったんですが(爆)
 
正直に言います。


古のファンとして、ここから数曲、脳が焼かれました(笑)
 
「空想メトロ」……歌詞が時代を感じる!
「キメてみせてよ Get Back!」……普通に考えて、かなりレアじゃない!
ってか、市川の初へきるの時も歌ってたよ懐かしい!(笑)
「気づいて!」からの「246」って、この流れ反則だろ!
 
……めっちゃ楽しんでる(笑)
 
いや「246」の後で多少落ち着く事が出来たけど……このペースで古の楽曲ばかりだったら、命が幾つあっても足りなかった(汗)
本当にそう思う。
 
それでもちょいちょいたぎるポイントはやってくるもので……「-赤い華- You're gonna change to the flower」はいつ聴いても、カッコイイし好きだわ。
(その前の演出込みで好き)
「BESIDE YOU」も第一線を離れる手前くらいの楽曲で、よくライブでも耳にしていたし懐かしかった。
 
その「BESIDE YOU」の後に、今年放送開始30周年を迎えた「YAT安心!宇宙旅行」のEDからどっちかと言われて「MOON LIGHT」が来た時は、初めての日本武道館を思い出した。
 
実際、97年の日本武道館の前後、椎名へきるはこの「MOON LIGHT」を激推ししていた時期で(記憶が確かなら)ライブ本編とアンコールで2回歌うという事をしていた。
その日本武道館を迎えたのは、29年前の2月22日、23日……時期的にもピッタリなのである。
 
(実は「だめよ!だめよ!だめよ!!」の方が楽曲的には好きなのだけど)今、29年の時を経て「MOON LIGHT」を改めて聴いて、日本武道館の頃の思い出が鮮明に蘇り懐かしい気持ちになった。
この日、一番の発見は「MOON LIGHT」の良さを改めて感じた……という事かも知れない。
 
このまま終盤戦となり「ONE」→「風が吹く丘」と続く。
このあたりの楽曲も一番、ライブに参戦していた頃の楽曲。
思い出と重なり、テンションが高まっていくのを覚えた。
(ちょっと「風の吹く丘」でアクシデントあったけれど、最終的にはどうにかしていたのは流石と思った)
 
ラストは「スタンバイ!」で〆て無事閉幕……とはならず、アンコール。
(アンコール始まる直前にトイレ行って、戻ってくるのは第一線の時からよくやってたけど、今回もそうした)
 
ちょっとアンコールのペース早いかなぁ……と思いつつも自分も一緒に「アンコール」と叫ぶ。
この感じ、ライブももうすぐ終わると分かっているのだけど、もっと全力を出し尽くして終わりたい感じ。
本当に最高でたまらない!
 
そして今回のライブTシャツに着替えた椎名へきるが再び登場。
アルバム「HARMONY STAR」でもカヴァーした「ゆずれない願い」を熱唱。
「HARMONY STAR」のカヴァー三曲はどこかの機会で椎名へきるの生歌を聴きたかったけど、それが叶ってかなり満足でした。
 
バンドメンバー紹介を経て最後は「ロックンロール・ラヴレター」→「WONDER☆RIDER」で終了。
最後は「Want you!」でしっかりと締まった!
昨年夏「古のコール」で「Want you!」叫んでいるけど、やはりライブの〆はこれが無いと!
 
個人的には「Graduater」がセトリに無かったのが意外だったが、最後にイントロとして流れた。
そして自然発生的に「Graduater」のサビを客層が歌い始める。
 
こうして「Graduater」一曲分の時間を丸々かけて、最後は楽曲のラストに合わせるようにして、椎名へきるはステージの袖に颯爽と去っていった。
そのどこかコミカルだけど、エンターテイナー的な一面は、本当に彼女らしいと思わせてくれるものだった。
 
会場に響きわたる三本締めと共に、自分にとって23年ぶりの椎名へきるのライブは、その幕を閉じた。

●総括
 
「30年前の青春が、今、目の前にそこに有る……」
 
X上で数日前にこのようにつぶやいたけど、まさにそうだった。
 
確かに自分が一番椎名へきるを好きだった時代の楽曲が多かった事も、そういう思い出補正に拍車はかけていると思う。
 
それを抜きにしても……自分が第一線を離れた後も歌い続けた椎名へきると、その間も支え続けたファンの存在があったからこそ、自分はこうして23年の時を経て再び彼女にめぐり合う事が出来たと思う。

(厳密には昨年夏にアコースティック編成は拝見しているけど、やはり自分の中で椎名へきるといえばバンド編成なんですよ)
 
自分は椎名へきるの第一線を退いた後も、自分の人生を謳歌していた。
その間、椎名へきるが自分の人生の中心になる事はなかった。
だけど彼女は自分が見なくなった後も、その間も、自分が知っている頃とは変化も加えながら、ずっと椎名へきるとして活動を続けた。
それがふとしか切っ掛けで昨年夏の出来事につながり、そしてこの日につながった。
 
そして23年ぶりにライブを見たこの日も、ステージの上に立ち2時間ちょっとのステージをこなした。
 
かつて自分の中で当たり前のようにステージの上で輝いていた椎名へきるが、この日も目の前にいた。
 
これがどれだけ凄い事か。
そしてどれだけ有難い事か……。
 
本当にそう感じられずにはいられなかった。
 
今年3月で47歳を迎える自分の体や精神が、23年前の自分と全く同じな訳じゃない。
そしてそれは同じく23年の月日を重ねた椎名へきるにも言える事。
 
それらを乗り越えて、再び同じ時に同じ空間を共有できたのは、決して当たり前の事じゃない。
時を経るからこそ見えてくるものもいっぱいあった。
 
セットリストについては「Graduater」が無かった事は意外だったし、個人的最推し曲の「目を覚ませ、男なら」が無かったのは若干残念だった(をい)
ただそれを補って余りある楽曲の数々(特に前半パート)が聴けたので、かなり満足だった。
 
また会場の空気も流石に自分が第一線を張っていた頃と同じとは言えないけれど、今いるファンが精一杯に盛り上げている様子は見てて嬉しかった。
「Graduater」の合唱もそうだし、ラストの三本締めも見ていて、きちんとファンの間で流れる熱い血潮の根底は変わらないものと感じた。
 
応援していた時期は違えど椎名へきるを支えたという意味では、この日同じ会場にいた皆様は「同志」なのだと心の底から思いました。
 
またこの後一部知人たちと軽い打ち上げをしてきたけど、本当に久々に椎名へきるのライブの良さだけを「肴」に酒が進んだのは、本当に20数年ぶりの感触だった。
(早々に離脱したN氏とは、また別の機会で飲みに行かねば)
 
とにかく何が言いたいかというと、ここ数年では一番最高のバレンタインデーだったな……と3月で47歳になる中年は思う次第です(笑)
 
 
当初はもっと早い段階でまとめようと思ったけど、翌日以降も現在の活動(ライブアイドル界隈)が多忙で、少し心境をまとめるのに時間がかかった。
でもこうして一週間以上経って振り返っても、素敵な時間だったと思えるし、自分も椎名へきるも時を経て元気で良かったと思えた。
 
そんな自分が明日(2/24)2003年元日以来の日本武道館に行ってくるのは……何の因果だろうか(笑)
(この件は本件と関係しないので割愛)
 
 
これ以上、長々書くとまとまらないので、このあたりで〆たいと思いますが、次回、ライブ開催が決まった時には前述のN氏と相談した通り、スタンドフラワーを出す方向で会員たちと話し合おう……とは思った。 
 
 
ありがとう、椎名へきる。
 
 
「30年前の青春」は、現在進行形の青春のままだった。
 


 
●追伸
 
この文章を書いている最中に、かつて椎名へきると「漂流者」をデュオで出された、LUNA SEA・真矢の訃報が入った。
当時は異色のコラボと騒がれたのが、今でも思い出されます。

当時のコラボに感謝すると共にご冥福をお祈りいたします。