【レポート】2016 まかべまお生誕!!!~絶対まおまお宣言!!!@渋谷・STAR LOUNGE | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】2016 まかべまお生誕!!!~絶対まおまお宣言!!!~ついにベストアルバム発売GIG!~@渋谷・STAR LOUNGE

この業界において「誕生日」ほど重要なイベントは無い!

……と、長年いて感じる次第です。
恐らくテレビで出ている芸能人よりもその重要度は高く、誕生日(もしくはその近辺)でバースデーライブを銘打てるようになって、ある意味、この業界でも一人前だと思う次第です。
(例えばそれが自分主催なのか、事務所主導なのかはさておき)

12月中旬といえば……多くの方はクリスマスなり、年末、ヲタならばコミケに備えている方だって多い時期だろう。
そんな時期に誕生日を迎えた歌い手がここに一人いる。

彼女の名前はまかべまお。

昨年は活動10周年を迎え、誕生日当日にワンマンライブを決行している。
(昨年の様子もレポートに記しているので、興味がある方はご覧になってください)
昨年のワンマンライブも確かに素晴らしいものがあった。
そんな彼女が今年、バースデーライブで用意したものは……。

ベストアルバム

オリジナル楽曲が以前から非常に豊富な彼女ではあったが、ここに来て、遂にベストアルバム(しかも2枚組)をリリースした。
彼女の誕生日おお祝いがてら、ベストアルバム入手という目的も兼ねて向かったのは……渋谷・STAR LOUNGE

……という事で、今回は2016年12月13日、渋谷・STAR LOUNGEで行われた「2016 まかべまお生誕!!!~絶対まおまお宣言!!!~ついにベストアルバム発売GIG!~」の様子をレポートします。

●開演前

当日は中野での観劇からの回し。
中野での舞台が16時過ぎには終わったので、そこからの渋谷移動で実は比較的時間的に余裕があった。

そして会場に到着して入場。
会場のスペースも余裕があった(爆)むしろ会場には客より、前物販の出演者(主にサンタの格好をしたOMIASHIchulaの皆様)の方が多かった気がする。
誤解ないようお伝えすると、当日は平日。普通の社会人ならまだ余裕で就業時間真っ最中である。
自分のように平日休みの人間の方が稀有であり、18時の開演前に余裕で間に合う方が珍しい事なのである。
(中にはこの日のために、有給を予め取ったであろう、まおまおのファンもいたはず)

いずれにせよ自分も本日の主役、まかべまおの前物販に並ぶ。
そこでお目当ての製品、ベストアルバム「ALL TIME MAKABEST」と新作Tシャツを購入した。

余談ではあるが、今回の新作Tシャツ、これまでのまおまおTシャツの中で一番好みのデザインである。
あくまで個人的な所感ではあるけど、紺色に濃い目のピンクのプリントが最高の一品である。
青や紺色が好きな人間としては、最高にいい一品を手に入れたと思っているし、今後、彼女のライブに行く機会があるなら長く愛用したいと思える一品に出会えました。

そんな訳でXLの新品Tシャツに着替えて、テンション高めに待っていると……その新作Tシャツに身を包んだ……四人の女子が現れました!

●OPアクト

その四人の女子とは……清水舞美、江織杏、石戸なつみ……そして本日の主役・まかべまお!

四人揃って……「Mao-infinity」

……どっかで聞いたことがある名前だなぁ(笑)某事務所の名前にそっくりだなぁ(笑)
そう思った人は察してください(笑)

そしてこの四人が披露したのは……「LOVEマシーン」(モーニング娘。)

ちなみに歌は一切無く、踊っています。
踊っています……でもなんかぎこちない(爆)
それでも観ているうちに、なんか楽しくなってくる……謎の魅力に溢れている(笑)
数日前に他の会場で「Mami-Infinty」という名前で同じメンバーが揃っていたという情報もあるが、この際、気にするな(笑)

……という事で、OPアクト「Mao-infinity」のダンスが終了。
この日の主役・まかべまおの挨拶を経て、いよいよライブ本編がスタートとなります!

●本編

やや長時間のイベントにつき、ザックリ所感を語る程度になります。
まかべまお以外の出演者の皆様はご容赦を。

・清水舞美
「Mao-infinity」から引き続き登場。
先日、ミニアルバム「足音」もリリースしたばかり。その中からオリジナル楽曲を三曲歌う。
イベントの最序盤で客もまだまばらな状態でしたが、しっかり歌って会場を盛り上げました。
本編、トップバッターとしての役目を立派に果たしました。

・江織杏
こちらも「Mao-infinity」から引き続き登場。
彼女もまたオリジナル楽曲を中心にセットリスト構成。
「エオリズエアライン」ならぬ「まかべズエアライン」をラストに熱唱。
清水舞美に引き続き、序盤の会場の空気を暖めてくれました。

・OMIASHIchula
まかべまお所属の芸能人フットサルチーム「OMIASHI」と、その妹分「chula」のステージ。
まかべまお含め8人の大所帯のステージは圧巻。
ステージの上に群がる、セクシーなサンタの皆様方に目を奪われました。(弥生はいつもの通りの男装でしたが)
歌ってみたり、踊ってみたりした後、ラストはオリジナルの「Growing Up!」で締めて華やかなステージは終了しました。

・姫乃たま
個人的に凄い久々に拝見。彼女は年々、かわいい……というか、きれいになっているというのが第一印象。
最近の楽曲は初めてだったけど、相変わらず歌も振り付けもかわいいぞ。ほれてしまうやろ(笑)
ちなみに来年24で久々にここでバースデーライブ行うと聞いて、女子高生時代から彼女を知っている身としては歳を取ったと実感した(笑)
ラスト「ねえ、王子」はやはり名曲。

・石戸なつみ
「Mao-infinity」から引き続き登場。
セットリストが熱いのはいつもの通り。「トライアングル」の振り付け、あんなだったっけ?(笑)
ラスト「WHITE OUT」でまおまおTシャツ着ている人、全員強制で最前整列。そしてあの拳は痛い(笑)
業界の先輩、まかべまおのバースデーでもいつも通りのなーこさんでした。

・星乃ちろる
個人的には久々に拝見。前物販では以前のまおまおTシャツを、ステージの上の時にはこの日発売のTシャツに着替えて登場。
実は脚の怪我からの回復直後、久々にステージを暴れまわれるとかと言って縦横無尽に動き回っていた姿が印象的。
セットリストは三曲ともオリジナル。ラスト「虹の向こうへ」は数回しか聴いた事無いけど名曲だと思う。
彼女が終わった時にはやたら会場が熱かった気がするが……そういえば彼女「修○系アイドル」って言われていたよな……(笑)

今、思うと石戸なつみ→星乃ちろるの流れは熱すぎるでしょう(笑)
恐らくこの辺から会場の空気が熱気を帯びていたのは間違いない。

・デカシャツ喫茶
ある意味、いつもの安定の二人(笑)
ヨツイミワの謎の言動と、シノンのところどころ冷静なツッコミ。まさに「訳のわからないコント風」MCが炸裂。
それでも歌になると何故か、途端に真面目になり、なおかつ会場を一気に一つにまとめてしまうのが、彼女たちの素晴らしいところ。
相変わらず硬軟入り混ぜての素晴らしいステージでした。

・大和撫子
この日は芍薬が舞台出演前につき、百合、椛の二人のステージ。やはり彼女たちもまおまお新作Tシャツに身を包んで登場。
前半二曲がカヴァーからの、ラストは「大和魂」という流れ。
それにしても椛、ステージの最中、スカートの中アピールしまくりだろ(笑)最前の某女ヲタ(仮にMさん)が喜んでいたけど(笑)
この手のイベントには欠かせない大和撫子。「大和魂」で日本酒で乾杯!という形で無事締めとなりました。

・I's
今年2月に惜しまれつつ引退した、如月杏、椎野愛花によるユニット。
この日のため一日限定復活。おそろいの衣装に身を包み、他のゲストよりちょっと長めの持ち時間20分。4曲構成。
恐らくこの日を楽しみにしていたファン層も多かったようで、大いに盛り上がる。
楽曲はカヴァー中心ではあったものの、終盤に向けてこれ以上ないバトンを主役であるまかべまおに渡した。



……こうして素晴らしいゲストたちのステージを終えて、いよいよ主役・まかべまおが満を持して登場する……!

・まかべまお

まずはバンド形態。
ギター・ZAL、ベース・奏っぽ☆、ドラム・一二三とお馴染みのメンバー。
これまでギターで参加していた加藤氏が売れっ子になってしまったため、今回の参加は叶わなかったものの、お馴染みのナンバーをバンドメンバーをバックにまかべまおが熱唱。
普段、オケ音源で聴きなれている楽曲の数々がバンドメンバーによって奏でられる。
年に数回(一度だったかな?)の豪華なステージ。
迫力のある音圧に会場は終始圧倒されていた。

バンド形態で4曲ほど歌ったのち転換。
今度はソロ形態となる。
ここでまずまかべまおと共に登場したのはドリルパープルなどでお馴染み、キーボードのおかやん。
まかべまおに楽曲を提供している事でも知られるおかやん。とのコラボ。
もちろんここで歌ったのは、そのおかやん。提供曲の「Moon Drop」→「LOVE Distance」という流れとなった。
まかべまおの歌声とおかやん。のキーボードの音色が融合した贅沢な一瞬だった。
こうしてまずはおかやん。とのコラボは終了。

続いて登場したのは、ワッキーこと綿貫佳明。
彼もまたまかべまおに多くの楽曲を提供している。
そしてまず歌ったのは「Bright STAR」……なのだが、この楽曲、厳密にはまかべまおの楽曲ではない。
今回のベストアルバムにも収録されている同曲、まかべまおが作詞、綿貫佳明が作曲し、先ほども登場した椎野愛花に提供した楽曲である。
……という事で、一晩限りのコラボ、椎野愛花もステージに呼び込み三人での「Bright STAR」となる。
これには椎野愛花のファンも大喜び。
だがそれ以上にこの「Bright STAR」が今後もまかべまおに歌い継がれる事となったという意味で、まかべまお、椎野愛花双方にとって大切なステージになったと思う。
こうして「Bright STAR」を歌い終え、椎野愛花は去っていった。

ここからまかべまおと綿貫佳明のステージ。
さて綿貫佳明と言えば、客席にダイブ……して戻ってくるのが、ある意味お馴染みである(笑)
今回もその例に漏れず、楽曲(「アイデンティティ」だったと曖昧に記憶)の最中に客席にダイブ!
……そしてステージに再び戻ってきた……ところまでは通常営業。
しかし……その際、大幅にバランスを崩した影響で、ポケットの財布の中身が散らかるという大惨事に発展!(笑)
お札とか、お札とか、お札とか……(笑)ステージの上がちょっと大変な事になりました。
最後はその回収をしてから、撤収と大変な事になって終了となりました(笑)

……こうして長時間に渡ったバースデーライブもいよいよ終わりに近づいてきました。
まかべまお、最後の一曲はアルバムに入れた新曲……という事で、楽曲タイトルを言う……!

「ちょっと、待った~!」

そう言いながら登場したのは……FICEの二人とこの日の共演者の皆々様方だった。
どうやら素で進行を忘れていたまかべまお(笑)このままだと出番無くなる&祝えないという事でFICEが登場してきました。
FICEが登場……と言えば、お祝いソングでお馴染み「愛鯛」を歌うのですが、意外な事にまかべまお、これが初「愛鯛」
一度くらいはこの楽曲でお祝いしていたと思うFICEですら驚く新事実でした……。

こうしてまかべまお人生初「愛鯛」で会場はお祝いムード一色に。
プレゼントにシャンパン一気飲みからの、まおまお万歳三唱からのクラッカーで「愛鯛」終了。
FICEはこうして共演者と共にステージを去っていきました……。
(……って、FICE、本当にこの日の出番ここだけだったんだよなぁ……芸歴15年なのに、後輩を祝うために脇に徹する姿勢は尊敬に値する)

……そして気を取り直して、ラスト新曲の……大阪にある某有名たこ焼き屋をモチーフにしたユーロビートを彷彿させる新曲を披露(笑)
この日できたばかりの振り付けと共に会場は大いに盛り上がりました。

こうして2016年のバースデーライブも無事終了……するはずが無かった(笑)

●アンコール

時間の都合も有り、比較的早くまかべまお再登場。
まだまだ色々やり残した事もありましたが……ザックリと……。

まずはバースデー主催といえばこれ!ケーキ!
毎年、まかべまおのマジパンの完成度が高いのですが、今回はフットサルコートの上にゴレイロ(GK)姿のまかべまおマジパン。
今年はOMIASHIメンバーも参加したし、また彼女自身、OMIASHIの活動の一環で熊本に行く機会が多い一年だったから、ある意味今年一年の彼女を象徴しているように思いました。

そんな訳でバースデーケーキも登場して本当にラストスパート……。
そして最後になる訳ですが、事前に「〆の一曲」を募集していたまかべまお(笑)
個人的には昨年ワンマンで唯一歌わなかった「ホッピー de ハッピー!」を少し期待しましたが、さすがにここは正統派。
ラストは「Spiral」で〆て終了となりました……。
(……「LOVE Distance」じゃないよね……?)

こうして長時間に渡る「2016 まかべまお生誕!!!~絶対まおまお宣言!!!~ついにベストアルバム発売GIG!~」は無事にその幕を閉じました。

●総括

……本当にザックリと紹介させていただきました、まおまおバースデーライブ。
昨年のワンマンの素晴らしさとはまた違った感慨があるバースデーライブになったと思います。

まずは主役以外に触れますが、ゲストがいい。
個人的にはAnB界隈のゲストが多く、非常に楽しめましたが、それ以外の方も見所十分。
姫乃たまは本当に久々だけど、味があっていいステージをしていた。
また星乃ちろるの激しい事、そして熱い事……。
OMIASHIchulaは普段、あまりご縁が無い方が多いけど、美人さん(+イケメン?)揃いで目の保養になった(笑)

あと現役時代はあまり接点の無かったI'sのお二人。
元々、人気が高い出演者だったと思いますが、引退してもこうして駆けつけ、そして多くのファンも駆けつけるところに彼女たちの魅力を垣間見たと思います。
実は……如月杏はかなり好みだったりする(照)
(彼女を認識したのが、もう引退発表後だったのがなぁ……)

そんな魅力的なゲストたちの後で満を持して登場したまかべまお。
バンドパート、オケパート、とにかくこれでもかと詰め込んだ!
昨年のワンマンの濃度をそのまま濃縮して詰め込んだら、こんな感じになった!……という感じのステージでした。

終わった後の疲労感といい非常に満足のいく内容だったのは間違いないありません。
ただそれでも敢えて言わせてもらうなら……この非常に濃い内容を、主催とは言えブッキングライブであます事なく魅力を出すには時間が短かった。
昨年のワンマンを見ているからこその、ある意味「贅沢な」物足りなさがそこにはあった。

本当に満足なんです。
内容も良かった。Tシャツのデザインも良かった。ベストアルバム発売も良かった。
唯一、時間が足りなかった。
正直、来年以降のまかべまおバースデーは、またワンマンに戻していいと思います!(爆)
それくらいまかべまおのステージは濃い内容で、充実した内容でした。

これが通常のブッキングでの主催ライブだったら、恐らくまかべまおのステージももう少し密度が薄いいい感じのステージになると思うので、バランスの点からしても満点だったと思います。
もっともバースデーライブだから、これくらい欲張りなくらいがちょうどいいのかな……。

なんて事を……帰り際「レポート書いて」と、まかべまお本人を前にして言われた大石は、半月の時を経て思うのでした。



私信。

まかべまお様。

「(バースデーライブの)レポートを書いて欲しい」という言葉は、自分にとってこれ以上無い嬉しい一言でした。
ただコミケの準備に追われて、書くのが遅くなってしまった点については、大変申し訳ございませんでした。
また恥ずかしながら記憶力に自信がある自分でも、半月近く経ってしまうと記憶が曖昧な部分が多々あり、鮮明に思い出せないシーンも幾つかありました。

それでも当日の楽しさや、思ったところは精一杯表現させていただいたつもりです。
つたない文章でありますが、このレポートを自分なりの、貴女に向けたバースデープレゼントとさせていただきたいと思います。

半月過ぎちゃったけど……まおまお、お誕生日おめでとう!