※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。
※このイベントは11月21日に開催されたイベントです。
毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ。
・AnBぷれみあむぅ presents 『第47回イカすアキバ天国』@四谷mono
http://ameblo.jp/hitode0014/entry-12081554344.html
昼の「イカすアキバ天国」はりゅうきいずむの優勝で幕を閉じた。
昼のレポートでもお伝えしたとおり、年内閉鎖(それに伴う会場移転)が決まっている四谷monoでのAnB ぷれみあむぅシリーズは今回がラストとなる。
開催回数は僅か4回……月日に換算しても今年の5月から7ヶ月。
これまでの会場と比べても、会場にした期間は短いが、その短い間においても熱い戦いがここ四谷の地で繰り広げられた。
そしてこの会場のおかげで、このイベントも継続して続けられた事を考えると、イベントのファンとしては感謝の念が尽きない。
2015年最後の戦いは、四谷mono最後の戦い……そして次の会場に向けて、大きく羽ばたくための戦いとなった!
本格的な冬の到来を前に、熱く燃える四谷の地!ありがとう四谷mono!さようなら四谷mono!
これまでの感謝を込めた「晩秋の四谷mono最終決戦!」……「ぢゃ☆ベストテン vol.47」の様子をレポート致します。
●開演前
開場前……既に人だかりが出来ていた。
昼が客足が伸びなかった事を書いたが、夜は一転して安定の客足。
開場し続々と入場する客層。
今回が四谷monoラスト……という事だが、特に感慨にふける訳でもなく、皆、それぞれの準備を進める。
しかし会場の随所にこれまでの思い出の写真が貼られている。
その中には、このイベントのワンシーンと思わしき一枚もあった……。
四谷mono自体、約3年という短い月日での今回の閉鎖となった。
だがその3年のうち、7ヶ月でもこのイベントでの思い出が四谷monoの歴史の中に刻み込まれたのであれば、それは誇るべき事ではないだろうか……。
写真を見て、そう感じた。
実際、今回でようやく4回目で、神楽坂のイメージから脱却しつつあったところでの閉鎖である。
慣れ親しみつつあった会場に今回で別れを告げるのは、いささか寂しさはあった……。
こうしているうちに会場に客は集まり始める。
いつもよりは若干、客足は少なかったかもしれないが……ただ昼のそれと比べたら、気にならないくらいの人の入りだったのは間違いない。
やがて流れる諸注意の映像、そしてOP映像……!
四谷monoラストの「ぢゃ☆ベストテン」の舞台は……司会の石崎姉妹の登場で始まった(笑)
※これまでイベントレポートで何度か伏字で○○姉妹と表記していましたが、今回は堂々と出演者表記で「石崎姉妹」とあったので、今後はそれに従う事にします。
石崎姉ことFICE・炎と、石崎妹ことあをいちんの司会で進行。
本来の司会である「新生司会~ず」☆★朋★☆は所用を済ませた後、会場に到着。石崎姉とバトンタッチの予定との事だが……。
こうして始まった「ぢゃ☆ベストテン vol.47」
トップバッターに来たのは、再び夜の部に戻った彼女だった……。
●本編
・昇格組:三木悠莉
前回「第46回イカすアキバ天国」を優勝して返り咲いた三木悠莉。
昼とは打って変わって、本業のポエトリー・リーディングからステージはスタートとなる。
その内容は人の死をテーマにしたもの。
すると客席から一人の男がステージの上に立つ。
「人の不幸をネタにして楽しいのか?」
それでもポエトリー……いや言葉を止めない、三木悠莉。
やがて一曲目「バーモント・キッス」(相対性理論)を歌い始める。
「世界征服やめた」という歌詞が静かに会場に響き渡る。
再び静寂が訪れるステージの上……。
先程ステージに上がった男……Fcrow(ふくろー)との掛け合いで、三木悠莉は物語を紡いでいく。
これまでの映像ではなく、ひたすら紡ぐポエトリーの世界。
言葉と言葉でステージの上では世界が積み重なっていく。
二曲目「獣の神話」を力強く歌う三木悠莉。
だけどその歌はどこか悲しく聞こえるのは……何故だろう。
そしてまた物語を紡いでいく三木悠莉。
誕生日の主役だったはずの女の子が死んだという物語。
我々はどこに救いを求めればいいのか……。
そして流れる底抜けに明るい「ポエろ!燃えトリー」
その歌と世界観のギャップにどこか打ちひしがれて、彼女のステージは幕を閉じた……。
独特の世界観を見せたステージの後、いよいよランキングとなる。
前回、森永まみが卒業したため、脱落無しのランキング。
果たして最初に呼ばれたのは……。
・10位:Bevitrice e Goloso
前回、昇格組から初ランクイン。船出は非常に厳しいものとなったBevitrice e Goloso。略して「ベビゴロ」
さてこの日の二人だが……社会人風のBenjaminと、OL風の神戸忍との会話からスタート。
残業が終わった神戸が、会社の先輩であるBenjaminを(本名プレイで)飲みに誘うという始まり……からの一曲目「一升」
前回初披露のオリジナルだが、いきなり客層はこの楽曲でノリノリである。
合いの手も二回目なので相当浸透している。
そんな感じで始まった、ベビゴロのコント……もとい、ステージ(笑)
一曲目が終わり場面は変わって居酒屋のワンシーン。
誘った後輩の神戸が、親が機嫌悪いという理由で先に失礼して、Benjamin一人取り残されるという展開に……。
一人、どうするんだよ……といいつう、一人酒モードに入るBenjaminのソロで「酒と泪と男と女」(河島英五)
それにしてもソロでもBenjaminは本当に声が通る……いい声している。
最近、ソロでもオファーをもらっているだけの事はある。
そんな一人酒のBenjamin、機嫌よく梯子酒を続けていると、あるキャバ嬢(神戸・二役)に会う。
以前は行き着けの店のキャバ嬢だったが本名プレイの後、「最近、クラブ椛のママに熱をあげているんでしょ」という台詞で、会場内が大爆笑。
(知らない人のために説明すると、現在、Benjaminが推している、大和撫子のメンバー・椛の事を指している)
そして二人してラストに歌ったのは 「3年目の浮気」(ヒロシ&キーボー)
この二人の元々の関係を知っていると、これは盛大なブラックジョークと取っていいのか?(笑)
普通に歌は上手くて聴き応えはあったが、それ以上に今回のコント仕立てのステージ構成に会場は沸いた。
こうしてBevitrice e Golosoのステージは終了。
終了後に司会の石崎姉ことFICE・炎が「FICEのコント路線を踏襲してくれた」と大喜びしていた(笑)
・9位:MINO+(欠席)(→)
前回と同ランクキープ。2回続けてお休みのMINO+。
そして今回も例により、お休みのため映像が流れる。
その内容は主に、以前、やると言っていたバンジージャンプをやってきた事。
本体ともいえるYUIMINO+に新メンバーが加わった事などが……。
よく水族館であるようなサービスっぽい映像に乗せて流れました(笑)
結論としては近況報告でした。
まぁ前回の見づらい映像よりはマシでしたが……。
・8位:みく16歳
前回と同ランクキープ。みく16歳のお三方。
そういえば今回、☆★朋★☆いないねぇ……観たかっただろうに……。
しかしそれは致し方なく、ステージは進んでいく。
最初はセクシーなシスターの衣装に身を包み一曲目「ハレルヤ」を披露。
確かに季節柄を考えると、この選曲、この格好にたどり着くのは分かる。
そしてMC(?)では「浮かれ気分でパーリーピーポー」みたいになるという事で早速一枚脱いで、パーティードレス風の衣装に。
ここから三曲連続。
二曲目「金の聖夜霜雪に朽ちて」
タイトルからして来月の一大イベントを連想させる。
まぁここは全くもって平常運転。
三曲目「KAGGYA -隠夜姫-」
オリジナル楽曲の中でも今年歌われる頻度が比較的高かった同曲。
この楽曲でも平常運転。
でも彼女たちがこのまま普通の服で終わるはずもなく……ラスト「ワールズエンドダンスホール」で……あぁやっぱり脱いだ(笑)
毎度お馴染み、ビキニ姿。
確かに観ていて眩しいけれど、どこか見慣れてしまっている自分がそこにいるのが、ちょっと嫌(笑)
しかしこのイベントが誇る「セクシー番長」みく16歳。
そういう意味では期待は裏切りませんでした。
こうしてみく16歳のステージは終了。
これからの季節、水着になり過ぎて、体調を崩さないように気をつけていただきたいと願うばかりです……。
・7位:まかべまお(↓3)
前回から3ランクダウン。まおまおことまかべまお。
今年上半期の主役も、終盤は息切れしてしまった感がある。
そんなこの日の彼女の衣装は赤い衣装……やはり季節柄、サンタを彷彿してしまう。
そんな彼女だが12月にレコ発ワンマンライブが控えている。
今回はそのレコ発するアルバムに収録している楽曲からチョイス。
一曲目「MAGIC」
発表されてからそれなりに経つので、もう客層には比較的お馴染みの一曲と言ったところだろうか。
まずはここで盛り上がっていく。
続いてメドレー。
「ルカルカ★ナイトフィバー」→「イアイア★ナイトオブデザイア」をなんと踊りながら、歌うという、たまにやる無茶して踊って歌ってみたシリーズ(爆)
実際、踊りながら歌うのだから、相当大変である。
自分で「踊れない」と言いつつ、それでもなんとかこなしてしまうのが、今のまかべまおクオリティである。
なおこの二曲を作曲したボカロP・samfree氏は今年9月に急逝している。
もしかしたらsamfree氏に対する追悼の意味もあって、まおまおは選曲したのかもしれない……。
いずれにせよ故人の冥福を祈ると共に、今後も何かしらの形で歌い継がれる事を願うところである。
……こうしてメドレーを終え、12月のワンマンに向けて熱い想いを語る、まおまお。
MCでは触れていなかったが、実は12月のワンマンで「ラストワンマン」と決めている、まかべまお。
活動は今後も継続していくとの事だが、彼女としては相当強い思いで臨んでいるのは間違いない。
そんな想いも胸に秘め、ラストは「アイデンティティ」で締めにかかった。
上半期の立役者、まかべまお。
今年のラストは7位フィニッシュだったが、決して負けてはいない。
また来年以降の浮上を目指し、新しい戦いはこれから始まるという印象を見せ付けてくれた!
・6位:石戸なつみ
前回から3ランクダウン。なーここと石戸なつみ。
今年は上がっては落ちての繰り返しだった印象が非常に強いなーこさん。
前回は珍しくカヴァーを交えての構成だったが……そして第一声はこの一言……。
「江織杏に負けて悔しい!」
どんだけ、えおりん好きやねん(笑)
一曲目は「Meteor Light」からスタート。
1stアルバム「Brand New Songs」に収録されているロック調の強い楽曲。
今でこそ、所属事務所・M-Infintyがその傾向が強いが、初期なーこの中で一番ロック調が強いのは同曲だろう。
しかしもうすぐ発表から二年経つのに、今、歌っても全く色褪せない。
むしろ今の方が歌いこなせている感すらある。
続いて歌うのは「Snow Dust」これのピアノver.
この楽曲、以前も語っているが実は彼女自身、四谷monoに初めて出演した時に歌った楽曲。
今回、四谷monoラストにあたり、最後にこの楽曲を歌いたいというか……彼女なりにこの会場に対する感謝の気持ちが現れた一曲だった。
この楽曲を聴くたびに彼女の激しさと違った、静かな歌声の魅力というのを感じさせてくれる。
そしてラストに持ってきたのは「トライアングル」
先程の「Snow Dust」を作曲した、おかやん。が作曲した「トライアングル」
昨今の彼女の楽曲の方向性から考えると、シンセサイザーを中心とした電子音の楽曲というのは異色かもしれない。
しかしこの楽曲もかつては良く歌っていた訳で……決して相性が悪い訳ではない。
こうして気がつけば、初期の楽曲を中心にしたセットリストを組んできた、石戸なつみ。
来年は更なる上位を獲得する事が出来るのか!?
そして打倒、江織杏は果たされるのか!?(笑)
・5位:MicA
前回より1ランクアップ。みかぽことMicA。
前回は非常にかわいらしい衣装で登場し、それが非常に好評だった彼女。
今回の衣装も白いワンピース調のドレスに身を包んで登場。もちろん、それだけでもかわいらしいのだが、開口一番……。
「今回、勝負かけます」
強気の発言で客層から驚きとも取れる声が上がる……。
この発言の裏側に何があるというのか……。
一曲目「HappyTimeGoGo!」からスタート。
非常にアップテンポで楽しい雰囲気の楽曲。
最前のオレンジ色の「ハッピ隊」の皆様を中心に、客層は大いに盛り上がっていく。
こうして一曲目で会場を暖めて終了。
MCではいつものように屈託の無い笑顔で話を進める。
会場がどよめくのは、この後だった……二曲目「ミナミゾラ、ウチアゲハナビ」
これまでの彼女の楽曲から考えても、ラストの一曲に持ってくるレベルの、いわば一番人気の楽曲である。
それを二曲目で持ってきた。
もう季節柄、夏はとうに過ぎて……白い衣装の彼女の姿は、まるでもう過ぎた夏を懐かしむようにも見えた……。
「ミナミゾラ、ウチアゲハナビ」の後、最後に歌った楽曲は……。
なんと新曲だった!
しかも「ミナミゾラ、ウチアゲハナビ」のアンサーソングという。
タイトルは……「ダイヤモンドダスト」
※今後、タイトルの表記は変わる可能性があります。
南の空に打ちあがった夏の花火から、今度は北の大地の冬の氷の結晶を歌うとは……。
先程まで夏を思い出すように見えた白いワンピースのMicAが、今度は白い雪を連想させる……。
衣装一つ、だけど楽曲によってこんなにイメージが変わるものかと感じた。
初披露にも関わらず、会場は大いに盛り上がり、そして新曲誕生の瞬間に立ち会えた喜びに満ち溢れていた……。
冒頭の言葉に偽りは無かった。
果たして勝負を賭けたMicA。来年、目指し続けた頂点にたどり着ける時は来るのか……!?
・4位:江織杏
前回より1ランクアップ。えおりんこと江織杏。
同事務所のライバル・石戸なつみより上位に今回はランクイン。
10月のレコ発ワンマンも成功に終わり、勢いそのままに……と行きたいところである。
今回の衣装は、そのレコ発ワンマンで披露した、パンダ風衣装(ちなみに衣装作成したのは、当イベントでもお馴染みの響己である)
この日の彼女は先日発売された「Planet」からの楽曲中心。
一曲目「桜月譚」
彼女のこの界隈におけるデビュー曲だが「Planet」では改めて収録されている。
本当に彼女と共に長くファン層に愛されている楽曲だと改めて感じます。
続いて二曲目「Sadness」
ほとんどの楽曲が作詞・江織杏、作編曲・小林裕明(M-Infinity・社長)なのだが、この楽曲は作詞曲:YU+KIが手がけている。
えおりん、社長コンビではないので、彼女の楽曲の中では若干毛色が異なる。(編曲は小林裕明だが)
だがえおりん独特の歌詞とは違う世界観が広がっており、これはこれで彼女の良さを引き出す意味でもいい感じに仕上がっている。
楽曲の間奏で入るギターソロのカッコよさも相まって、今後、もっと人気が出る可能性は秘めている。
そしてラストは「スプートニク2号」
アルバム「Planet」の最後に収録されている同曲。
非常にとっつきやすいリズムという事も相まって、客層にも非常に人気が高い楽曲。
実在したロケット「スプートニク2号」とそれに乗り込んだ犬・ライカの事を思い歌った同曲。
彼女らしい前向きかつ、どこか優しさが盛り込まれた歌詞も素敵な楽曲である。
こうして現時点で最も注目度が上がっている楽曲で勝負したえおりんこと江織杏。
図らずも石戸なつみとは対照的なセットリストとなったが、果たして結果はどうなるのか!?
……いよいよここからベスト3!ちなみに☆★朋★☆はまだ到着しない!(笑)
果たしてどうなるのか!?まず3位に読み上げられたのは……。
・3位:大和撫子
前回から2ランクダウン。残念ながら三連覇、そして下半期完全制覇ならず……やまなでこと大和撫子。
前回までの勢いから考えると……十分いけると思いましたがね。
そんな大和撫子、実は今回、大記録を打ち立てていた。
なんと今回の出場で記念すべき30回目の出場及びランクインだったのだ!また2010年11月の初出場から丸五年の節目の出場だったのだ!
これは大いにめでたい……のだが、本人及びファンも気付いていないのか……特にその事に触れる事なく進行(汗)
30回目の記念すべきステージの一曲目は「MATSURI」
このイベントに相応しいお祭り騒ぎの楽曲からスタートとなった。
ここでMCを挟む。ちなみにメンバーの芍薬は12月に舞台を控えており、この日は稽古を休んで臨んだとの事だった。
気合を入れていただけに、今回の結果はやや無念だったかもしれない。
続いて二曲目「風車」を披露。
「MATSURI」とは対照的に聴かせてくれる楽曲である。
どこか切ないメロディが会場の中で哀愁を漂わせて響き渡る……。
三曲目は「devotion」
元祖大和撫子の三人による力強い曲調と歌詞が特徴的である。
この楽曲からは、三人の悲壮なまでの決意が歌に乗っているので、聴くたびにゾクゾクするものがある。
そしてこの日のラスト……の前に近日中に誕生日だった人を祝うのと同時に、四谷monoラストという事で、四谷monoへの感謝の言葉を述べる三人。
歌ったのは「大和魂」
ちなみに正式なサブタイトルは「日本の力」だが、今回は「monoの力」と称して、コール&レスポンスも「四谷」→「mono!」になっていた。
芝浦時代に勝ち上がり、神楽坂を駆け抜け、そして今、四谷monoを通り過ぎていく……。
この三人だけは、これからもこのイベントにずっと居続けそうな錯覚すら覚えている。
それ故、会場の移り変わりはどこか寂しく、そして切なかったようにも見えた。
こうして勝ち上がって以来、3つ目の会場を駆け抜けた大和撫子のステージは終了。
イベントにおける「絶対女王」は、いよいよ「生ける伝説」への領域へと踏み入れているのかもしれない……。
残すは2組!
ジャンプアップからの初優勝か……!?それとも一年ぶりの戴冠か……!?結果は……。
・2位:桑名美沙子
前回より7ランクアップ。最近は美沙っちぃより「美沙子」と呼ばれる事が多い、桑名美沙子。
なんと前回9位からここに来てジャンプアップ。
今年の彼女はランキングの上下動が激しかったが、最後の最後で2位になった。
一曲目「ただ一つの勇気」からスタート。
桑名美沙子の楽曲の中でも明るく、キャッチーな歌詞とテンポが特徴的。
いつもこの楽曲を歌っている時の笑顔が非常に楽しそうである。
一曲目を終えてMCとなったが、優勝出来なかった悔しさより、嬉しさの方が先行しているという趣旨の事を述べる。
彼女自身、確かに一年ぶりの2位である。
特に今年一年は中位から下位に低迷していた時期が長いので、喜びも一入だったように感じられる。
続いて二曲カヴァーが入る。
二曲目は「This Love」(アンジェラ・アキ)
この手のバラード調の楽曲を非常に得意とする桑名美沙子。
彼女の歌唱力の真骨頂が分かる楽曲。会場全体が彼女の歌声に耳を傾けていた。
三曲目「IGNITE」(藍井エイル)
彼女自身、この楽曲を久々に歌ったと語っている。
バラードの後で、この手のアップテンポの楽曲も歌えるところに彼女の確かな声量と技術を感じる。
こうして対照的な二曲のカヴァー曲を歌い終えた後、ラストにもってきたのは「希望の剣」
桑名美沙子を代表するこの楽曲。
会場も彼女の久々のこの順位を祝うように大いに盛り上がる。
サビのところで多くのタオルが回り、そして舞い上がる……。
こうして「歌姫」桑名美沙子、久々の2位のステージは終わった。
今年一年苦しんだ彼女にとって、来年以降……まさに「希望」を感じさせるステージだった。
……そして優勝の発表。
石崎姉妹の口から出たのは、彼女たちの名前だった……。
・1位:デカシャツ喫茶
前回より1ランクアップ。一年ぶり通算6回目の優勝を飾った、デカシャツ喫茶の二人。
昨年の「年間最多勝」の彼女たちだったが、今年は苦しい一年だった。
しかし最後は意地を見せて、一年ぶりの優勝を飾った。
一曲目は「ミラージュ」からスタート。
今年発表された同曲。今やすっかりお馴染みの楽曲で、大いに盛り上がる。
なおこの楽曲、サビの部分で腕かタオルの類を回す動作があるのだが……。
何故かこの日、二人が取り出したのはバナナ(笑)
ヨツイミワは言う。
「皆さん、バナナ持ってたら回してください~」
普通持ってない(笑)
しかし……一部客層の方が一枚も二枚も上手だった……。
皆、自身の股間にタオルを当て、自分のバ(以下、自粛)
……失礼しました。なおこの展開、デカシャツ喫茶の二人的にも予想外だった模様で、珍しく動揺する二人(特にヨツイミワ)が観れました(笑)
気を取り直して(?)二曲目「レモネード」
こちらは純粋な爽やか系ラブソング。
この楽曲は普通に盛り上がりました。ええ、普通に(笑)
(「ミラージュ」のアレが強烈過ぎましたが)
三曲目「moRe Stage」
デカシャツ喫茶の優しい歌声が、心地よく会場を包む。
サビの部分で客層と手を重ね、真上に解き放つ……ステージと客席の垣根が無くなり一つになるような印象を受ける……。
こうしてここまで三曲連続で披露。
ここでようやくMCに入るのだが、MCで4分半取っているとの事!
しかし……ここでダラダラ過ごして、結局、ダラダラ終了(爆)
いや……彼女たちらしいと言えば、らしい展開なのだけど……。
アカペラで歌う、歌わないとなって、結局歌わなかったり……。
4分半もあれば、優勝の喜びの一つでも語れると思うのだが……(笑)
何はともあれ、デカシャツ喫茶のステージも後半戦。
続いて持ってきたのは「ロベ」
しかしいつものバージョンではなく、なんと初披露のピアノver.
これまでの同曲の雰囲気がガラっと変わり、静かなバラードとして生まれ変わった。
二人のきれいな歌声が会場に響き渡り、それまでのどこかゆるい雰囲気は一転し、彼女たちの歌声はどこまでも澄み切っていました。
そしてラストに持ってきたのは……「before daybreak 2015」
あのデカシャツ喫茶の名曲「before daybreak」のリアレンジ!
今年発売した音源「moRe Stage」に収録されていたが、ライブでは本邦初公開!
この楽曲が盛り上がらない訳はない……そのレベルの盛り上がりだった。
至るところでモッシュが起き、ステージの前は多くの人がもみくちゃになっていた。
最後の最後で会場のテンションはクライマックスを迎え、まさに大団円と呼ぶに相応しい最後を見せてくれました。
こうしてデカシャツ喫茶の……そして四谷monoでの「ぢゃ☆ベストテン」最後のステージはこうして終わりました。
……そしてこのステージの後……ようやく☆★朋★☆登場(笑)
最後の最後で、新生司会~ずが揃いイベントを締めてくれました。
こうして欠席したMINO+を除く全10組のステージは終わり、投票タイムに突入。
投票時間、今回のランキングのデータ、告知を経て物販タイムへ移行となった。
四谷mono最後の時間をどこか惜しむように、時は刻まれる……。
和やかなムードがしばらく続いた後……暗転する会場。
映画「ジョ○ズ」のBGMが流れ……あの時間がやって参りました。
●脱落者発表
暗転した会場から、暗い表情で☆★朋★☆とあをいちんの新生司会~ずの二人がステージの上に登場……。
結果的にのこの日、☆★朋★☆唯一の仕事の時間がやってきました(爆)
投票の結果、脱落が決定……。
点数を読み上げた後、脱落した出演者の名が読み上げられる!
今回脱落した出演者は……
・三木悠莉
……なんと厳しい……。
史上初の昇格した回での脱落……昇格即脱落が決定してしまった……。
四谷mono最後の「ぢゃ☆ベストテン」は最後の最後で、厳しい現実を出演者、そして我々客層に突きつける形でその幕を閉じました。
●総括
2015年ラストにして、最後の四谷mono開催でしたが、最初から最後までドラマに溢れた展開が続きました。
まずは優勝したデカシャツ喫茶。一年ぶりの優勝、見事でした。
前回の音源そのままのセットリストの構成がうまく展開としてはまった結果だと思います。
それにしても年末になるとデカシャツ喫茶は強い!
2013年の初優勝も11月(vol.35)、2014年単独での「年間最多勝」を決めたのも11月(vol.41)、そして2015年、唯一の優勝も11月……。
11月に限れば三年連続で優勝!この強さの原因は……?
一説には9月誕生日のヨツイミワへのご祝儀票が、11月に反映されているとか……。
ただそれだけで説明できない底力が彼女たちにあるのも、また事実。
オリジナル楽曲だけでセットリストを構成できるだけの曲数があり、またその使い方も秀逸。
そして元からある楽曲のアレンジなどをいいタイミングで出してきます。
カヴァーも意外性のある楽曲をチョイスする傾向にあり、セットリストの組み方は本当にうまいし、またバリエーションも豊富。
今回は前半は王道のオリジナル楽曲中心の展開を見せておきながら、後半はアレンジした楽曲を出すという組み立てを見せてきました。
こういう事が出来るから、優勝から遠ざかっても、常に安定して上位にいられたのではないかと思います。
そんな実力者が一年間、優勝から遠ざかった事が意外と言えば意外ですが……。
ただ裏を返せば、彼女たちが簡単に優勝が出来ない程、今年は他の出演者が強力だったという事。
来年以降もデカシャツ喫茶にとっては、一筋縄ではいかないランキングバトルが待っていると思いますが、マイペースに気負わず、これからも頑張ってほしいと願います。
続いて2位の桑名美沙子。惜しいけど、今回は2位になった事を素直に喜んでいいかと。
前述のデカシャツ喫茶以上に、今年一年苦しんだ桑名美沙子。
昨年の今頃は上位常連でいつ優勝出来るか……という位置だった事を考えるとねぇ……そういう意味では優勝はならなかったのもの「復活劇」という表現が合う今回の順位。
9月のBDライブ直後という状況も多少手伝ったかもしれませんが、前回の構成とMCが受けたように思えます。
MCはその時の話題という時事性もあるのでさておき、前回の構成を振り返ると、二曲目にバラードを入れてメリハリの効いた構成を組んでいました。
そして今回もそのスタイルを踏襲するように、間にバラード調の聴かせる楽曲を入れてメリハリのあるセットリストを組んで、勝負をしてきました。
もうこのレポートでは何度も言っていますが、彼女の武器は「歌唱力」にあり、特にバラードを歌わせたら、現在の出演者の中では随一です。
ただその武器も使い方一つで、どうにでもなるのがステージの構成の難しいところ。今年の上半期は特にそのへん苦しんだかもしれません。
彼女の場合、このイベントの出演者の中では、オリジナル曲はそこまで豊富ではないので、どうしてもカヴァーの選曲は重要さは高いものになるはずです。
(もっともオリジナル曲だけでも、セットリストは組めるはずですが、組み合わせのバリエーションは豊富ではないはず)
最大の武器を活かすために、どういう選曲をしていくべきなのか……恐らく来年以降も彼女の課題になっていくと思います。
ただ今回の構成で、次回優勝ないし上位ならば、現在の構成は間違いではない証明になるし、また来年以降の弾みになると思います。
このまま優勝戦線に留まれるか……そして悲願の初優勝に手は届くのか。
来年以降の彼女の動向から目が離せません。引き続き注目していきましょう。
そして3位の大和撫子。出演回数は大台に乗るも、三連覇はならず……。
前回の構成を考えたら、十分いけると思ったんですけどね……。
このあたりが2013年頃までの「絶対女王」と呼んでいた頃の彼女たち(の置かれた状況)の違いか……。
……とは言え、年間を通じて見ると、一度6位まで下落した事はあったものの、年間通じてほとんどベスト3圏内をキープ。
優勝2回は十分立派だし……。逆に彼女たちの場合、これまでが凄すぎたから、霞んで見えてしまうだけで……錯覚に近い感覚に陥っているのかもしれない。
そんな彼女たちの今回も、王道のセットリストとは言え、比較的新しい楽曲から、定番まで折り交えて高いクオリティはキープ。
四谷monoに対する感謝の気持ちを交えるなど、そういうところの気遣いも彼女たちならではと言えます。
むしろこのイベントに長く出演を続ける事により、彼女たちには新たなアイデンティティが芽生えつつある。
レポート本編でも触れたように、今回で出場及びランクインが遂に大台の30回に乗りました。
初出場の2010年11月は、会場がまだ芝浦だった時代だし……本当に長いです。
これは主宰・FICEに次ぐ2組目の記録であり、FICEが持っている出場及びランクイン記録:35回も遂に捉えつつある。
常連の客層は皆、彼女たちが当たり前のようにこのイベントに出場を続けているので、感覚が麻痺しているかもしれないけど、これはとてつもない記録だと思います。
しかもそれでいて、今でも普通に上位常連でいる現状を考えると、どれだけ長い間、彼女たちがこのイベント……そしてこの業界のトップに近いところを走り続けているか……。
それだけでも驚異的な事なのです。
毎回、優勝が難しい状況なのは、それだけ他の出演者のレベルが上がっているのもある訳で、決して彼女たちの実力が衰えていない事を、今年一年を見ていても感じました。
来年は果たしてどういうステージを見せてくれるのか。大和撫子にとって6年目の「ぢゃ☆ベストテン」、注目していきましょう。
それでは4位以下の方もざっくり観ていきましょう。
4位、江織杏。中位にはほぼほぼ定着してきた感があります。
今年上旬はやや下位傾向でしたが、7月(vol.45)で3位になったのをキッカケに何か掴んだような印象はあります。
オリジナルの楽曲も順調に増えていったし、この一年でレコ発も多くこなし、彼女の楽曲の方向性もだいぶ定まってきた感があります。
その集大成が今回のステージだったと思うし、これなら安心して江織杏を推せると思う客層も増えたのではないかと思います。
来年は更にここからもう一つ上のステージに突入してもらいたいものです。非常にいい一年だったと思います。
5位、MicA。試行錯誤の一年だったものの、確実に成長は見られています。
今年一年、彼女を観ていてそう思いました。ただ下半期のステージは非常に構成や衣装を考えてひねり出しているのが分かります。
その試行錯誤の結果が実ったのが今回だと思います。衣装と新曲発表のタイミングは見事にハマったように思います。
これで優勝に手が届けば万々歳なのでしょうが……上位陣は非常に強敵揃い。
今年はベスト3の壁に跳ね返され続けたMicA。来年はその壁を飛び越え、そして優勝まで行って欲しいと願います。
6位、石戸なつみ。ライバルがいる事で成長できた一年という感じがします。
とにかく今年、このイベントで何度「江織杏」という単語を聞いた事か(笑)まず大前提が「江織杏に勝って嬉しい」か「江織杏に負けて悔しい」(笑)
彼女の中で江織杏は同じ事務所の盟友であり、最大のライバルというのが分かります。現に今年、彼女、しいては江織杏は、お互いに成長し、共に初のベスト3入りを果たしています。
だけどもう一つここから抜け出すには、更に他の出演者の動向にも目を光らせる事も、今後必要かと思われます。
意外と歌っているジャンルの幅広さがあるので、来年以降、それを伸ばしつつ頑張って欲しいと思います。
7位、まかべまお。終盤失速も間違いなく、上半期の立役者。
今年の上半期の「ぢゃ☆ベストテン」は彼女の快進撃なくしては語れません!
終盤こそ徐々に順位を落としたものの、これまでの努力の結果が今年に入ってからの初優勝、そして上半期完全制覇という偉業まで達成する原動力になったと思います。
今回のステージも苦手というダンスに挑戦しながらのステージでしたし、アグレッシブな姿勢が良く見て取れます。
今年3勝で「年間最多勝」も獲得!12月のワンマンを経て、来年以降の活躍も大いに期待できます。
8位、みく16歳。イベント名物「セクシー番長」の立ち位置は健在か。
今年は最初、昼からの再挑戦からスタートだった事を思えば、下位とは言え、居て当たり前の存在で居続けている事が素晴らしいと思います。
このジャンルで競合する共演者は今のところいないし(一時、29-Qがそれになりかけたかな)このイベントにおける唯一無二の存在にはなっています。
ただ下位安定が続いているので、ここから抜け出す事を考えるのであれば、来年は再度、上位への挑戦に向けて、何か変化が欲しいところであります。
……とは言え、現在、残っている出演者の中では、古株の部類。これからも長くイベントで頑張って欲しいと願います。
9位抜かして10位、Bevitrice e Goloso。コント路線に活路を見出すか!?
司会の石崎姉(=FICE・炎)が絶賛したコント調のステージ構成は実に秀逸。分かりやすくて、非常に客層も楽しめたと思います。
このユニットは恐らく、毎回、変化球が求められるユニットなので、ガチンコで歌や衣装でまともにぶつかり合うのではなく、この構成は正解だと思います。
今回、構成ばかり評価されがちですが、二人とも歌の上手さもしっかりしているので、最終的に聴かせる部分で歌が活きてくるのではないでしょうか。
「異色ユニット」Bevitrice e Goloso、来年も行けるところまで行って、我々客層を驚かせてくれる事、楽しみにしています。
そして今回、再昇格しながら脱落となった三木悠莉。無念と言うべきか、厳しいと言うべきか……。
本当に結果は残酷だと思うのですが、こればかりは受け容れるしかないと思います。
ただやはり今回、残念ながら客層には訴えかける物が、ちょっと分かりにくかった部分はあるというのが正直な所感。
恐らく今回、彼女が披露したのは、本来のポエトリーリーディングのスタイルに最も近い形。
しかし物語なのか、詞だったのか……言葉一つでの表現の難しさ、壁が今回、モロに出てしまい、客層との間に見えない壁が出来てしまった可能性もあります。
分かりやすさという点においては、直後に出てきたBevitrice e Golosoの方が非常にうまかったので、そことの比較対象にもなってしまったのも運が無かったかも……。
彼女自身、思うところや反省点は多々あるでしょう。それは彼女自身が整理して、また次のステージに活かせばいいと思います。
むしろ今回の脱落を受けて、彼女自身、へこたれていない……というか、既に次に向けて前を見据えている姿勢を見せています。
既に来年1月の「第48回イカすアキバ天国」への再挑戦を表明。
早くも三回目の優勝を目指す宣言をし「二代目トロフィーコレクター」を襲名する気満々です(笑)
正直、これまで以上に一筋縄ではいかない昼での戦いだと思います。ただ例え脱落しても「次がある」という前向きな姿勢を常に持ち続けているのは、立派の一言。
彼女のような出演者を主宰も待っていたと思うし、また投票制ライブなどに躊躇している出演者には彼女の姿勢を見習って欲しい部分だと感じます。
……と、前向きな姿勢は評価しますが、一方で三木悠莉には変な負け癖だけはついて欲しくないのもまた事実。
夜に勝ち上がった→でもすぐに落ちた→また昼から挑戦しよう。
……このサイクルが頻繁に繰り返される「エレベーター」の状態が続いてはいけないと思います。
今年だけで昼で二回の優勝、そして夜で二度の脱落。つまり現状、昼では通じても、夜では通じないという事の裏返しだと思うのです。
今回はもう脱落という結果が出たので、再び昼での戦いに身を投じるしかないのです。
この一年で昼で勝利する喜び以上に、夜で生き残る厳しさを感じたはずです。
来年、彼女がこのイベントに出場し続けるのであれば、今度は夜での定着を目指したステージを見せてくれる事を願って止みません。
来年以降の彼女のステージ、そして「詩人」としての生き様に期待しましょう。
……と、欠席した出演者以外について語りましたが、一方、欠席した出演者に対する声もチラホラ……。
今回9位のMINO+。
現行のルールでは、今回も所定の計算式に乗っ取った点数が与えられ、少なくとも三木悠莉を上回り残りました。
※計算式的には「次回(vol.48)の得点=今回(vol.47)の得点×(次回(vol.48)分の総得点÷今回(vol.47)分の総得点)%」
……が、二回連続の欠席でも残る、この状況に合点がいかないとの声も……。
過去に遡りますが、このルールはイベント開始当初からのルールで、これまでで大きな問題は起きていませんでした。
脱落開始前の段階では、正直、困る事例がほとんどありませんでした。(強いてあげれば、VTRでの突然の卒業宣言くらいかと)
脱落開始後においては、大抵の場合、下位で欠席すれば、そのまま脱落になるパターンがほとんどだったからです。
(点数が上がる計算式になったとしても、会場にいる客層の点数は、欠席した出演者には絶対に入れられないため。単純計算で一人の出演者に入る平均点が上がる傾向にあるためです)
また上位の出演者の場合でも、一度休めば順位を大きく下げる事が多く、一回休んだペナルティと思えば妥当な計算式でした。
しかしここ最近、上位と下位の点差が非常に僅差となった上、客の総数にも変化がなく安定した結果、得点の上下動が少なくなってきました。
昨年11月(vol.41)のゆきまち「奇跡の残留」が最近の好例で、欠席したゆきまちの点数がむしろ上がったのに対し、みく16歳が点数を取れなくて脱落したのは記憶に新しいところです。
今回、MINO+もこれに似た状況になっています。
前回(vol.46)では9位(同率)とは言え約6,700点。その点数を先程の計算式に当てはめた、今回(vol.47)は1,000点近く落としたとは言え5,000点ちょっと。10位のBevitrice e Golosoを上回りました。
恐らく次回(vol.48)も多少点数の変動はあったとは言え、三木悠莉が確実に下回ったため脱落となりました。
もっとも現行のルールでそうなってしまった以上、仕方ありません。
出演者全員、同じルールに則ってこのイベントに出演している訳です。脱落した三木悠莉も納得はしていると思います。
ただ……二回続けて欠席した出演者が、次回も出演者として名を残す状況に納得が出来ない客層は少なからずいると思います。
正直、自分も個人的な感情だけで物を言ってしまえば……納得はしていないです。
確かにこのイベント以外にも重要な仕事があるのは分かります。しかしこのイベントが二ヶ月に一度、奇数月第三土曜日に行われるのは、前もって知っているし承知しているはずです。
それにも関わらず、このイベントに出演したはずなのに二回続けて休む……しかも残る気でいるというのは、いささか客としては理解出来ません。
恐らくこれ以上、極論を言ったら、出演者に向けての干渉に当たるので、止めにしたいと思います。
しかしながら一客の意見としては……正直、これを機に主宰側は欠席者の扱いに関するルールを変更していいと思います。
これまでのルールで長年やってきたので、容易に変更は出来ないのは承知しています。
ただスポーツや競技会の世界でも、おかしなルールを是正するために、ルール変更をする事だってある訳です。
……イベントを進行する上で、現状にそぐわないルールがある場合、過去は過去で割り切って、これからのためにルール変更する事があってもいいと自分は思います。
このイベントも来年で9年目を迎えます。
全てでは無いですけど、一部のルールを見直す必要がある時期に差し掛かっているかもしれない……そう自分はそう思いました。
……という事で、2015年、8年目のAnB ぷれみあむぅシリーズは終了。
そして短い間でしたがお世話になった四谷monoでのAnB ぷれみあむぅシリーズは幕を閉じました。

僅か4回の開催でしたが、ここでも熱いライブバトルが展開されたと思います。
この熱気と興奮は、次の移転先となる会場でも続いてくれると信じています。
……しかし、その四谷monoの移転先は、この12月時点では何一つ情報は入っていません(汗)
でも安心してください。次回、決まってますよ(笑)
来年1月は移転先の準備が出来ていないため、代替となる会場が決定。
その会場とは……。
東高円寺ロサンゼルスクラブ
AnB本編の会場に、ぷれみあむぅシリーズがやってくる!
果たして9年目を迎える、AnB ぷれみあむぅシリーズは一体どうなるのか!?
次回、2016年1月16日。
「ぢゃ☆ベストテン vol.48」
東高円寺が熱く燃え上がる!