【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『第三回イカすアキバ天国』@四谷Live inn Magic
第一回……松本香苗
第二回……ぷちきゅ→
過去二回の勝者である。
いずれも全く勝負が見えない状況の中、見事にタフに勝ち上がりました。
……二ヶ月に一度の大勝負も今回で三回目。
そろそろファンへの認知度なども含め定着してくる頃である。
この後行われる『ぢゃ☆ベストテン』への出場権をかけてのライブバトルが幕を開けようとしていた。
そして今回は第一回で敗れた2組のリベンジも兼ねたライブとなった。
その結末はいかに!……ということで、本編いってみよう!
●開演前
今回は開場後しばらくして入場。
まぁ前回はぷちきゅ→が出演するとあって気合を入れすぎただけなんだけどさ(笑)
入場後、開演時間が近くなるにつれて客の数も増えていきました。
とにかく今回は固定ファン層がメチャクチャ人数多いとか、強いとかそういうところは無かったので、客の数は増えても見えない部分はありました。
そこそこ会場が人であふれかえったところで、OPの映像が流れてきました。
出演者の名前がスクリーンに映し出された後、司会のFICEが登場と相成りました。
●OPアクト
前回までと違って今回は「妄想」でスタート。
なぜかこの時、着ぐるみさんがいなくて(笑)着ぐるみさん抜きの「きゅきゅきゅー」コール(笑)
しかし毎回ですが、このOPアクト、結局はこの後の応援のためのウォーミングアップな訳でここでガチ打ちって事はまずありません(笑)
歌の後、FICEの二人から改めてルール説明があった後、いよいと6組の出演者によるライブバトルが幕を開けるのでありました……。
●本番
・1番手:唯×実~ユイみの~
ぶっちゃけいきなり濃いところから来たなぁ(笑)というのが第一印象。
登場からしてステージの袖ではなく、客がいるロビーから静かに歩いて登場。
その後、ビジュアル系よろしくな寸劇開始。
それが一段落するとヘッドバンキング開始。
そしてライブ(?)となるのだけど、ずーっとここでは「まわして、ヘイ!」言って、ジャンプを繰り返したり(笑)ヘッドバンキングを繰り返したり……。
なんか間違えて、ビジュアル系バンドのライブに出会ってしまった感があった(笑)
まぁいつもの事だけどね(大笑)
間のMCでは実は客以上に疲れたためか、ぜーぜー息を切らせながら話してましたよ。いやマジで(大笑)
その後、自己紹介を経て、早速ラスト一曲(爆)
あぁここまででもう時間いっぱい使ったのね(笑)
ラストは彼女たちの名物、やたらに激しい「タッチ」(大笑)
しかもここで、きゃんでぃが新技・ヘドバンロマンスを開発するもんだからカオスな状態に(大笑)
多分、この先もこの技を使うのは、彼女たちの時だけなんだろうなぁ(爆)
……という事で、TOPバッターにもってくるととんでもない事になる、唯×実~ユイみの~の二人でした。
・2番手:ゅん((・∀・))ゅん
なんか二連発できっついところ来たよなぁ(大笑)二回目登場となるゅん((・∀・))ゅんのお三方……。
そう思ったんだけど……あれ、黄色いのがいないよ!
どうやらこの日はロイヤル嶋さん、電波がうまく受信出来ず、お休みだそうです!(爆)
そういう事で全く色的にはFICEとかぶってしまった、白湯、みりんタソのゅん((・∀・))ゅん。
一曲目「絶対領域」からスタートなんだけど、やっぱり二人だと何か違和感がある……。
すると客の中に救世主はいた!黄色いTシャツのY'zさんだ!(笑)
ゅん((・∀・))ゅん
の二人に導かれるままステージに上ったY'zさん……振りコピなどで必死にロイヤルの穴を埋める。
そしてとどめは……両手に持った「ギラギラサンマ」(笑)
これを持ってジャンプを連発。それを見て白湯、大爆笑で腹筋を痛める(笑)
こうしてY'zさんの必死の頑張り(?)でロイヤルの穴を埋めたゅん((・∀・))ゅん(爆)
二曲目「ICTL」からは二人だけで頑張るゅん((・∀・))ゅん 。
そしてラストの「微☆糖LOVE」では、いつものように白湯が客にまぎれて、跳んだり跳ねたり大暴れ。
お客様との一体感が味わえるような、ライブとなりました。
なお結局、ロイヤルはY'zさん手持ちのギラギラサンマにダウンロードされたため、歌う事はありませんでした(笑)
・3番手:ツキカゲ★センセイ×egg plant
続いて登場はこちらも二回目の挑戦となる、ツキカゲ★センセイ×egg plant。
まずこの日は、いつも最前列を張る、きゃらさん、ひこさん共に不在という不測の事態からスタート。
結局、ゅん((・∀・))ゅんの時同様、まさぴよさん、きゃんでぃ、かたぎりんの三名で最前を張ることに……。
そしていつもなら校歌が流れるところですが……いきなり歌。
しかもこの歌、どっかで聴いた事が……まずピンクの衣装に身を包んだケイちゃん、続いて水色の衣装のトモちゃんが歌いながら登場。
さらにはバックダンサーのegg plantの二人までピンクと水色(笑)
なんといきなり歌ったのは「伝承」(FICE)
いきなりこれを歌うとは奇襲も奇襲ですよ!
しかしこれがカバーとは言え、まるでご本人たちが歌っているみたいに凄い良かった!
これにはFICEファンのきゃんでぃが「本人たちより良かった」と言うんだからな(大笑)
その後は自分たちのオリジナルに戻り「lost
maze」を熱唱。
ラストはMCを間に挟まず「JUMP!!」
前回は跳べなかったので、今回は心置きなくジャンプできました。
こうしてゅん((・∀・))ゅんに引き続き、色的にはごっちゃりする事となった、ツキカゲ★センセイでした(笑)
・4番手:merry☆maker
初見も初見。仲良し4人組声優ユニットという事で、なんと今回でユニット結成2回目のライブ出演。
阿佐ヶ谷でライブしていたのをFICEが一目惚れしてスカウトしたとかしないとか。
メンバーのうちれいな(貝原怜奈)さんは、とろ美ちゃんとwebラジオで共演しているのでご存知の方も多いと思います。
またふみ(高嶋ふみ)さんは阿佐ヶ谷を中心にライブをされています。ってか、彼女のデビューを観ていたんですよね。実は(笑)
……あれから二年近く経ったんだ……(汗)
そんなmerry☆makerの四人ですが、まず一曲目に「経験値上昇中☆」(アニメ「みなみけ」OP)からスタート。
Mr.浮気者(笑)カンビ殿を最前列に固定ファンが盛り上げる。
この時はまだ彼女たちが結成2回目なんて知らないで観てましたが、今思うと、ライブ2回目とは思えない出来でした。
ライブ経験者がメンバーにいるとは言え、ソロとユニットの違いは大きい。
彼女たちが今回に向けて、相当鍛錬してきたのが分かります。
二曲目は「いちごコンプリート」とこれまたカバーで持ってきました。
「いちコン」は元々4人で歌う歌なので、大所帯ユニット向けソングとしてはもってこいなんですよね。
ここまでも十分実力の片鱗を見せてくれましたが、全てカバー。やっぱりオリジナルも聴きたいところ。
そしてラストにオリジナルの「merry☆maker」を披露。
いやいやこれがまた上手い。
全編に渡って4人の歌と振り付けのコンビネーションがピッタリでした。
唯一、盛り上げられる固定客がカンビ殿くらいしかいなかったので、全体的な盛り上がりには欠けたかもしれませんが、実力は折り紙つき。
いいユニットが現れたと思いました。
・5番手:東京メトロちゃん
……さぁ恐怖のお仕置き……いやいや皆を癒す時間がやってきました(笑)
翌日に改名式を控えた東京メトロちゃん(当時)の登場です(笑)
まぁこのレポートがアップされる頃にはもう改名しているだろうなぁ(笑)
でも某営団を敵に回すよりは、常識的に考えたらその方がいいだろ(笑)
なおこの日はメトロちゃんvsきゃんでぃの構図(笑)
メトロちゃんの標的にされまくるも、うまく避けるきゃんでぃ。
時には自分・大石を羽交い絞めにして盾にしたり(笑)KOU氏を押し出してメトロちゃんにぶつけるなどして防御(爆)
(でもKOU氏に衝突した後は、マジでメトロちゃん、吹っ飛んでいたけど……・汗)
またメトロちゃん自身もステージ前方のステレオを倒してしまう(笑)などの破壊王っぷりをこれぞとばかりに披露(笑)
ちなみに歌った曲は「撲殺天使ドクロちゃん」→「Love Power」→「ハッピー☆マテリアル」
やっぱオリジナルは今後の事を考えて歌えなかったか(笑)
むしろライブ後のFICEとのトークの方が長くて、それの方が笑えたというメトロちゃんでした(笑)
・6番手:美弥乃静
この業界で最も黒の似合う女性。それが彼女、美弥乃静さん。
この日も殆ど黒かった(笑)
一曲目に「AI~愛」からスタート。
ロック調の感じがじっくり出ているいい感じの楽曲である。
ちなみに曲後のMCで挨拶をするのだが、挨拶が……「にゃ~♪」
これはこれでかわいい(笑)ってか、歌っている時のギャップはたまらん。
続いて二曲目「あなたとの糸」をしっとりと歌い上げる。
そしてラストは「Starry Season」でガッツリ現場を盛り上げて終了。
ステージ終了後のFICEとのMCで打ち明けたところによると、曲調を変えたのはここ最近の話との事。
自分自身がロックが好きでそういう路線に行きたかったという事です。
以前の彼女を知らないので、私はその点についてはなんともいえませんが、少なくとも彼女の音楽的な路線は好きです。
なおFICEは彼女を「しずしず」と呼んでいるらしいです。
そこで私は彼女が黒い衣装が多いので「くろぐろ」と呼んだら、「はらぐろですって?」と誤解されました(笑)
静さんごめんなさい(汗)
こうして全ての出演者の出番が終了。
投票が行われて、集計結果を待つ事となります。
そして……お楽しみのゲストコーナー。
●ゲストコーナー
今回のゲストは鈴木まりえさん。
来てくれましたよ、まりえっくす。
だけどこの日、門倉に似ている隊長は不在(笑)
盛り上げ役がいないので、ちょっと不安でしたが……。
さてこの日のまりえさんの衣装は制服が似合う女の子特集……という事で、水色のセーラー服で登場。
彼女はネタに走らせたら、なんでもしちゃいますねぇ(笑)
と感想はさておき、一曲目は「Pure Pure Magic」
……ってか、この曲を歌いながら披露する手品ですけど、またバリエーションが増えた(笑)ってか、変わりましたね(笑)
時々本気に思うんですけど、彼女はマジシャンとして食っていけるんじゃないかと思います。
(なお個人的にはいつか栗樹いずみさんとのマジック対決が観てみたいと思ってます・笑)
でもどっちかというとここからが、彼女のネタ本番。
まずはおニャン子メドレーとなります。
「おっとチカン」→「およめになって」→「セーラー服を脱がさないで」→「じゃあね」
……後半二曲は自分でも分かった。前半二曲、全く分からん(爆)
でもおニャン子がガチンコの世代のお客様は大喜びだったと思いますけどね(笑)
続いてはかつて一緒のライブに出た事のある女子中学生グループの楽曲で……「ブルマーを脱がさないで」(爆)
まずそのグループの存在も知らないけど(爆)曲も知らないけど(爆)なんちゅー楽曲じゃぁ!(爆)
まぁ歌はそこまでストレートにいやーん。な感じじゃなかったけどね(笑)
最後にスカートを脱いで、ブルマー姿を披露したまりえっくす(笑)サービス精神旺盛です(笑)
ラストは「恋のはじまり」→「アチチッチ
-fire version-」(高橋由美子/鈴木まりえ・カバー)の二曲連続で締めて終了。
純粋なオリジナルが最初だけという、さすがまりえっくすの世界でした(笑)
●投票結果→ED
無事、集計が終わり今回の投票結果が発表となります。
果たして今回の結果は……。
前回に引き続き1位の得票は1万点超え……。
今回の激戦を制したのは……。
・merry☆maker
……会場、騒然!
まさかライブ2回目の彼女たちが勝ち上がるとは……。
今回のメンバー中、最小のキャリアでなんと激戦を制してしまいました!
これには祝福の拍手よりも、驚きの声がちらほら聞かれました。
なおもうネタバレしているので言ってしまえば……。
今回の2位はツキカゲ★センセイ×egg plant。
なんと第一回の2位に続いて、二度目の2位!
勝ち抜けなかったとは言え、彼女たちの実力の高さを証明したワンシーンでもありました。
こうしてラストは「夢旅」で締めて、第三回目の「イカすアキバ天国」は終了となりました。
●総括
正直言います。
merry☆makerの勝ち抜きは予想外でした。
今回はツキカゲ★センセイ×egg
plantが勝ち抜くと思っていました。いやマジで。
今回のメンバーの中では、魅せたパフォーマンスは群を抜いておりました。(ただしあくまで主観ですが)
またFICEファンがいる前で、FICEをカバーするという離れ業をやってのけた時点で、ステージ度胸の凄さも魅せてもらいました。
これで勝ち抜けないはずは無い……と失礼ながら、彼女たちを観た後思っていました。
しかし……それでも勝ち抜けないのは、やはり展開のアヤというのもあるんでしょうか?
前回は運に見放されましたが、今回は勝敗を左右するような無効票もありませんでした。
逆にmerry☆makerに目を向ければ、確かにライブが2回目にしてはレベルは高く、メンバー個々のパフォーマンスも高かった。
ただしユニットとして形が出来上がっているとは言い切れず、次回挑戦時あたりが一番面白い存在になるんじゃないかと思ってました。
それがいきなり勝ち抜きなのですから、正直、驚きです。
ただ却って、2回連続2位という結果は、皮肉にもツキカゲ★センセイ×egg
plantの安定した実力の高さを証明する結果になったと思います。
固定層であるきゃら、ひこ両氏がいなかった分、得票で不利に働いたにも関わらず2位という結果は、それだけ彼女たちのパフォーマンスを評価する人が多いという裏づけになるのではないでしょうか?
一部の人はいっその事このまま「シルバーコレクター」を、目指して欲しいと言ってましたが……。
彼女たちが「シルバーコレクター」になるのか、それとも「三度目の正直」を果たすのか……。
次回出演が今から楽しみです。
さてツキカゲ★センセイ×egg plant中心に総括を行っていますが、それ以外の出演者についても次回以降が楽しみな方が多いですね。
特にゅん((・∀・))ゅんは今回二人だったので、次回は三人に戻ってのリベンジを期待したいです。
最後に勝ち抜いたmerry☆makerのお四方には、夜の『ぢゃ☆ベストテン』での活躍を期待して、今回のレポートを締めたいと思います。