【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.32』@神楽坂EXPLOSION
※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。
毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ。
・AnBぷれみあむぅ presents 『第32回イカすアキバ天国』@神楽坂EXPLOSION
http://ameblo.jp/hitode0014/entry-11536598555.html
とにかくこのイベントの後は腹が減る。
腹が減っては戦は出来ぬ……という事で、数名のお客様と共に近くの某ファミレスに行き、「イカすアキバ天国」の感想戦を展開。
本当に「アキ天」と「ぢゃ☆ベストテン」があれば、飯がうまい!(笑)
そんなレベルである。
お腹も満たされ、さぁいよいよ会場に戻るのだが、夜に向けて会場の前は既に長い列が並んでいた。
今回も11組の出演者が勢揃い!熱いライブバトルになるのは予想が出来た。
しかしそれ以外の思わぬ敵が襲いかかる事となるとは……この時、誰が予想出来ただろうか!?
夏を先取りしたような熱戦!
息をつかせぬ熱戦に、息が出来ない……。
2013年上半期総決算!「ぢゃ☆ベストテン vol.32」の様子をレポートいたします!
●開演前
既にそれなりに客が入っている会場。
昼がかなりの熱戦だったので、まるでその余韻が残っているかのようだった。
いや……実際、残っていたと思う。
開場直後にも関わらず、空気がやけに薄い気がしたのだが、いかに昼から熱戦だったかを示していると思う。
やがて開演時間が近づくにつれ会場は満員に近くなっていく。
溢れてくる客数、そして会場の熱気……。
各出演者のCMだったり、眺めながら刻一刻と開演の時刻を待った……。
やがて薄っすら暗くなる会場。
テーマソング「接吻 ~ハイパーダンサボーver.~」に乗せて、手拍子が起こる。
そしていつものように「ぢゃ☆ベストテン」の文字が現れ爆発音と共に映像は燃え尽き……司会~ずの二人が颯爽と現れた。
まずここで真っ先にいじられたのは、前回、寝坊のため結果、欠席となった田川さん(笑)
登場するなり客層からは「今回はいた!」といわれる始末(笑)
田川さん(&Y'zさん)、苦笑いしながら謝罪となりました。
でもなんだかんだ言って、田川さんがいてこその司会~ず。
やっぱり田川さんとあとちんの二人が揃って、夜の部は安心して観ていられます。
そんな訳で諸注意と投票ルールの説明を経て、いよいよ本編開始と相成ります!
●本編
昇格組としてトップバッターを飾るのは、あの三人組。
悲願の初の「ぢゃ☆ベストテン」……三人は颯爽とステージに向かう!
・昇格組:Liar
「第31回イカすアキバ天国」を見事勝ち抜き、念願の夜のステージに臨んだLiarの三人。
昼のゲストの勢いそのままに、ステージの上で躍動する。
一曲目は昼は歌わなかった「愛してる」からスタートしたLiar。
昼に30分こなした事もあり、緊張している様子も無く、堂々と初めての「ぢゃ☆ベストテン」を楽しんでいる様子が窺える。
MCを挟んで、二曲目「イルミネーションWorld」
昼に披露していた事もあり客層も大いにノリノリである。
やはりこの楽曲はいずれ、Liarの代表曲になる可能性はある……改めてこの時、思いました。
その流れのまま、ラスト「君がくれたもの」という流れで締めに入る。
あっという間の15分。されどLiarにとって初めての貴重な15分だったに違いない。
ここまでに至る経緯を考えると、とても感慨深いものがあっただろう……。
何はともあれ、Liarにとって初めての「ぢゃ☆ベストテン」はこうして終了。
立派に初陣を飾ってくれました。
そしてここからランキング。
まずは今回出場しませんでしたが……。
・11位:森永まみ
前回5位から6ランクダウンで脱落でした。
余談ですが、6ランクダウンで過去ワーストの下げ幅だったんですよね……。
だけどご存知の通り「第32回イカすアキバ天国」で見事返り咲きが決定!
そう考えると、この脱落ですらドラマに思えます……。
そして今回の10位……実はまみぴょんとは僅かに約70点差!
しかも前回は投票を忘れたお客様がいたため、その投票によっては……という位置。
そんなギリギリの10位だったのが……。
・10位:Ma:rchen-holic*
前回7位から3ランクダウン。
超、超崖っぷちの「めるほり」ことMa:rchen-holic*。
そんな訳で颯爽とステージの上に上がったのですが、その後姿に誰もが目を疑った……。
彼女たちの後姿を見た、お客様の第一声が……。
「……ひゞかな!?」
そうステージにいたのは……ひゞかな……の衣裳を着た、めるほりの二人だった!
響己の衣裳をまほしが、そして奏っぽ☆の衣裳をりゅうきが着ていたのだ!
確かに後姿は全く違和感無し。正面向いても、凄い似合っていて、そのクオリティに驚かされるばかり。
さすが現役コスプレイヤー。
某お客様は本当に後姿で、奏っぽ☆と思って、りゅうきちゃんに話しかけたくらいのレベルだから、どれくらいかお察しいただけるだろう。
画像については……皆さん、自力でぐぐってください(笑)
そんな訳で一曲目に「nowhere」(FictionJunction YUUKA )
めるほり、梶浦由記好きだからねぇ。でもまさかここで「ヤンマーニ」を持ってくるとは……懐かしいなぁ(笑)
それにしても歌っている姿がねぇ……いや、まほしちゃんはそこまで違和感が無かった。
でもりゅうきちゃんが、奏っぽ☆の衣裳を着て歌っている事に奇妙な違和感が(笑)
いや……奏っぽ☆が歌っているのをイメージするからいけないんだ。歌が上手い奏っぽ☆と思うからいけないんだ(笑)
でもやっぱり、なんか変な感じだった(笑)
二曲目は「奈落の花」(島みやえいこ)
確か「ひぐらしのなく頃に」の歌。
いつ聴いても怖い歌です(笑)
上手いんだけど、怖いです(笑)
しかも衣裳が妙にイメージにマッチしている(笑)
そんな訳でカヴァー二曲で盛り上がった後、ラストに「幼芽と幻有と」を持ってきて大盛り上がり。
こうしてひゞかな……もとい、めるほりのステージは終了。
まさかの衣裳交換という奇襲で臨んだ今回、インパクトは十分でした!
さて続いて9位ですが、この発表には会場の誰もが驚きの声をあげた……。
・9位:桑名美沙子
前回昇格組で初出場だった美沙っちぃこと桑名美沙子。
初ランクインはこの位置だったが、誰もがこの初出場のランクの低さに驚いた模様。
美沙っちぃ自身もMCでは「皆、大丈夫って言っていたのに、大丈夫じゃない~」とコメントする始末。
しかし正統派の歌姫が過去もこのイベントで苦戦した経緯を考えると、早速、イベントの洗礼を浴びた形だろうか……。
セットリストは一曲目に「素敵なホリデー!」
美沙っちぃのオリジナルの中でも、かなり明るめの楽曲で最初に持ってくるには最適の楽曲だと思います。
続いて二曲目が「Chase tha World」(May'n)
美沙っちぃの歌うカヴァーの中でもかなり秀逸である。
本家に負けず劣らず、素晴らしい歌唱力です。
……しかしこのセトリのパターンだと実は「第30回イカすアキバ天国」を勝ち抜いた時と全く同じなのだ。
まさかラストも……と思ったけど、そこは違った。
恐らく今回、彼女の勝負はラスト一曲だったろう。
歌ったのは「暁の車」(FictionJunction YUUKA)
何気にFictionJunction YUUKA、今日2回目のカヴァー(笑)
……と、冗談はさておき、バラードの名曲です。
これを見事に歌い上げる。この辺りはさすが美沙っちぃ。
圧巻の歌唱力で会場を引き付けてくれました。
こうして美沙っちぃのステージは終了。
「歌姫」美沙っちぃ……果たして、今回の結果は如何に……。
続いて8位ですが、これはこれで驚いたし、面白かったなぁ……。
・8位:小泉千秋
前回4位から4ランクダウン。
今年に入ってから奇襲とも言えるステージが続いているが……この日もやってくれた!
一曲目かかったのはなんと「上等!!」
FICEの楽曲である。
すると「やっちまおーぜ!」と叫びながら、木刀、特攻服という格好の千秋ちゃんが現れる!(笑)
何してるんですか、千秋姉さん!?(笑)
しかし……その格好、やけに似合うんだよなぁ(笑)
なんかいろんな意味で千秋ちゃん、覚醒しつつあるよ。
続いて二曲目もFICEをカヴァー。歌ったのは「乳様」(笑)
しかもお客様を数名、FICEメンバーに見立てて、ステージに上げてやりたい放題!(笑)
いやぁ……千秋ちゃん、いつからこんなキャラになったかなぁ(笑)
ただ最近の千秋ちゃん、色んな表情を見せてくれるという意味では大好きです(笑)
以前から弾けているキャラだったけど、最近はますます弾けているような……。
だけどここまでFICEカヴァーをしておいて最後は「Shake It!」で締める千秋ちゃん。
特攻服の下はいつもの露出の高いスタイルの千秋ちゃん。
色々自由にやっておいて、最後きちんと締めるという意味では、本当に千秋ちゃん、構成が上手いと思う。
そんな訳で今回も変幻自在の千秋ちゃんのステージは終了。
果たして次はどんなステージを見せてくれるのか……楽しみです。
・7位:RED★i
前回10位から3ランクアップ。
崖っぷちからは抜け出したものの、まだ安心できる位置にいないRED★i。
いつものようにライブハウスに潜入(した体)で登場。
赤と黒の衣裳も様になってきた。
こうして始まるRED★iのステージ。
一曲目は確か「pray...」……だったような(汗)
今回で出場3回目だけど回を重ねるごとに慣れてきたのか、揉まれたのかだいぶ良くなってきた印象がある。
続いて二曲目は「HAZAKURAロード」
RED★iの代表曲にして、名バラード。
この楽曲で彼女たちは夜に上がったようなもの。
本当に大切に歌いこまれているというのが分かります。
何度聴いても癒されます。
そして最後は彼女たちらしく熱く……という事で「SKILL」(JAM project)で締めにかかる。
きっとRED★iの真骨頂はこちらなんだろうけどね。
オリジナルに意外とこの手の楽曲が無いのでねぇ……。
赤い衣裳に、熱い楽曲。
コンセプトとしては有りでしょう。
以上、こうしてRED★iのステージは終了。
日々、成長が垣間見えるステージを堪能致しました。
さてまだ前半1/3が終わった段階ですが……だいぶ空気は薄くなってきた。
ここから中盤戦。
次に登場するのは……。
・6位:ひゞかな
前回8位から2ランクアップ。
……で、SEはめるほり(笑)
今回10位のめるほりと衣裳交換していた……という事はお察しの通り(笑)
今度はひゞかながめるほりの衣裳を着て登場。
響己がまほしちゃんの衣裳で、そして奏っぽ☆がりゅうきちゃんの衣裳で登場。
響己は全く違和感無く着こなしていたが、珍しかったのが奏っぽ☆……。
りゅうきちゃんの青いコルセットに、水色のウィッグなので、普段の長い髪で和装の彼女を見慣れていると違和感バリバリ(笑)
ってか、りゅうきちゃんのこの衣裳でベースを弾くというのが想像出来なかった。
ちなみにこの衣裳交換に関しては、響己は「共同戦線」と明言。
お互い生き残るのに必死だ……。
MCでも言っていたけど、奏っぽ☆はこのりゅうきちゃんの衣裳は二人がかりで装着したらしい。
しかしコルセットの影響で息が苦しいとは奏っぽ☆の弁。
ただでさえ空気が薄くて大変なのに……大した根性だ。奏っぽ☆
さてステージに目を移すと、一曲目は「夜桜お七」(坂本冬美)からスタート。
もうすっかりお馴染みです。
でもこの楽曲、衣裳変わっても意外と違和感無い。
MCを挟んで二曲目「鳳翼天翔」(陰陽座)
奏っぽ☆も苦しかったと思うけど、この辺りから響己も結構きつかったように思える。
空気本当に薄かったからねぇ……。
それでも歌いきる響己。この辺は本当に立派だと思う。
そしてラスト「ケモノパラダイス」
いつもなら二人で歌うところだが、ここで衣裳交換しためるほりの二人もステージに登場してバックダンサーを務めた!
衣裳交換したそれぞれのユニットがここに勢揃い!最後は豪華なコラボを見る事が出来ました。
以上、ひゞかな……そしてめるほりとの「共同戦線」のステージは終了。
ひゞかな、めるほりの友情にも似た、清々しい絆を感じる、とても素敵なステージでした。
……しかし会場の空気は薄くなる一方。
そしてこの後、会場は更なる地獄へと突き進む事になる……。
・5位:FICE
前回6位から1ランクアップ。
何気に順調に順位を上げています。主宰のFICE。
だけどこの日のFICEはとんでもなかった……。
まずメンバー。ステージ開始当初でFICEの二人、コーラスは☆★朋★☆ちゃん、バックはマットに、着ぐるみダンサーズが3人(は~ちゃん、ゆきまち、X)
この時点で大所帯。
一曲目になんといきなりバーチャこと「夢旅」
久々のバーチャ……ご存知の方も多いかと思いますが、FICE初期からの名曲ですが、運動量が半端無い。
空気が薄い中、いきなり有酸素運動を求められる、このきつさ……筆舌しがたい。
更にステージは楽曲の途中から着ぐるみダンサーズのがちゃ姉登場。
序盤からきつかった。
しかしこの日のFICEの衣裳に注目すれば、なんとなく嫌な予感は出来たはずだった……。
FICEの二人はタンクトップにサンバイザー……なんか動きやすい格好なんだよなぁ……。
二曲目にちょっとロック調な「ラジオ体操第一」
ここで息を整えたかったけどテンポがやや早くて無理だった(笑)
ちなみにコーラスにひびぃ、着ぐるみに奏っぽ☆(つまりひゞかなの二人)が加わり、ステージの上は更に大所帯に……。
どんどん空気は薄くなる一方……。
そしてトドメが刺される……。
ラスト「EZ DO DANCE」
をい!(爆)
しかもスペシャルゲスト・S○Mと称して、PAのけんちゃんもステージに上っているし(笑)
この時点で総勢11名がステージの上で全力でダンス!(爆)
そんな何もここでエクササイズ始めないでも!(爆)
鬼だ……鬼過ぎる……。
ただでさえ薄い空気が、どんどん無くなっていく……ってか、エクササイズって有酸素運動のはずなのに、無酸素運動、高地トレーニングになっているんだか(爆)
そんな訳で鬼のようなFICEのステージは終了。
ちなみにこの日のFICEのコンセプトは……「会場の空気を無くす」でした(爆)
……こうしてFICEの大暴走により、ますます薄くなる会場の空気……。
正直言って、シャレにならん状況になっていた。
そして影響はこの後の出演者にモロに影響した……。
・4位:まかべまお
前回2位から2ランクダウン。
惜しくも目標としていた「二冠」達成はお預けとなったまおまおことまかべまお。
今回からOPのSEがつき、フードを被って登場。
その様子はまるで格闘技の入場シーンを彷彿とさせた。
一曲目はカヴァーで「only my railgun」(fripSide)で2番いくと見せかけて……からの二曲目「モノクロームシンパシー」というメドレー。
以前からカヴァー楽曲の定評が高いまおまおならではの、メドレーである。
しかしこのメドレーの時点でかなりきつそうであった。
そう言えば、まおまおは以前も似たような状況に立ち会っている……。
まるでその時の再現と言わんばかりの空気の薄さである。
さすがに自分も耐えかねて、まおまおには申し訳ないのだが、一旦、空気を吸いに中座しました。
すると同じように酸欠の方々が……(汗)
ここで外の空気をたっぷり吸い込む。ってか、空気の有り難さが本当に良く分かる一瞬である(笑)
そしてまた会場に戻る……ってここはどんな高地トレーニングやねん(笑)
……話しを戻して、まおまおのライブは続く。
三曲目……になるのかな?「TRIANGLE」をまおまおは熱唱中。
空気が薄くてどうしようも無い状況にも関わらず、彼女は堂々と歌っていた。
歌姫系の出演者にとって空気薄い事は、非常に死活問題ではあるが例え環境は悪くても立ち向かう、まおまおの姿がそこにはあった。
そしてラストは「Addicted LOVE」
いつものまおまおの歌声では無かったかもしれないが、気迫は十二分に感じる事の出来る歌声だった。
空気がどんなに薄くても気合で乗り切ったまおまお。
そこに彼女の強さというか、並々ならぬ根性を垣間見た。
こうしてまおまおのステージは終了。
「二冠」を目指す彼女の戦いはこれからも続いていく……。
いよいよベスト3!
前回2位のまおまおが陥落し、残り2組はベスト3常連だが、あと一組……あのユニットが出ていない!?
まさかの展開に会場も期待し始める。
続いて読み上げられた今回の3位は……。
3位:みく16歳
前回と同ランクをキープしたみく16歳の三人。
これでベスト3圏内を5回連続でキープした事になる。
ちなみに今回の3位で3回連続3位……夜の「ブロンズコレクター」となりつつある(笑)
それは置いといて、この日の彼女たちは先日発売したアルバム「白華繚乱フタツメノキセツ」のジャケット衣裳を着ての登場だった。
現在の2期目になってからの彼女たちを象徴する新衣裳である。
最初は毎度お馴染み「みっくみくにしてあげる」なのだが、この後、紹介ソングメドレーに繋がらない。
その理由は至って単純。
アルバム「白華繚乱フタツメノキセツ」からの楽曲中心に披露する展開を考えているからである。
毎度お馴染みの垂れ幕MC(笑)を経て、ここからはノンストップで最後まで。
そして気がつけば着物を脱いで、やっぱり水着な彼女たちがいる(笑)
MC明けは「KAGGYA -隠夜姫-」からスタート。
この楽曲は1期時代からの楽曲で非常に馴染みも深い。
楽曲スタート時のセンターがりん14歳になっているのが、大きな変更点といえよう。
そして次が新曲「ハレルヤ」
これが今回の目玉でした。
この楽曲はるか20歳がセンター。
2代目るか20歳もかなり様になってきたのがこの楽曲を通じて分かります。
そして終盤は「ロマンスが欲しいの」→「ワールズエンド・ダンスホール」という流れ。
この辺はもう鉄板中の鉄板。
みく16歳を語る上で絶対に欠かせない二曲になっています。
それにしてもこの空気の薄い中、全くポテンシャルが落ちていなかったなぁ。
さすがこの辺はバーチャルアンドロイドアイドルの面目躍如といったところか。
二次元と三次元の間からやってきた……さしずめこの言葉に嘘は無い。
こうしてみく16歳のステージは終了。
今やベスト3の常連として、安定感抜群のステージを見せてくれました。
そしていよいよ残るは2組。
連覇達成か……もしくは大幅ランクアップで初優勝か……。
注目の中発表された2位は……。
・2位:ゅん((・∀・))ゅん
前回9位から、なんと7ランクの大幅アップ!
ゅん((・∀・))ゅん、自己最高順位を大幅更新する2位にランクイン!
そして注目はその衣裳……。
前回出場時の公約が頭を過ぎる……。
「優勝していたらビキニになる」
優勝……はならなかったものの、2位……そんなゅん((・∀・))ゅんの格好は……。
半分水着だった(笑)
しかし白湯が胸元がはだけて、胸元が丸見え!
……いや以前から白湯は、巨乳ちゃんである事は周知の事実でしたからね……。
それにしてもすげーな!(爆)
おっ○い星人じゃなくても、あれは食いつくわ!(笑)
あとみりんタソも一見すると気付かないけど、実は上半身は水着だったんだよ。おへそも見えていたし露出度では白湯を上回る。
ってか、滅多にセクシー路線を売りにしない二人がここまで出したのが、やっぱ凄いって事ですよ。
それにしても「公約」パワー、恐るべし(笑)
そんなゅん((・∀・))ゅんのステージ、序盤は珍しくカヴァーからスタート。
「侵略ノススメ☆」(ULTRA-PRISM)から「太陽曰く燃えよカオス」(後ろから這いより隊G)の流れ。
まぁアニメで言えば「イカ娘」から「ニャる子」さん(笑)
某お客様が両方とも好きなアニメだった気がする(笑)
そんな訳で入りとしてはこれでOKだったと思います。
さてこの後はオリジナル構成。
三曲目は「絶対☆領域」
毎度お馴染みの楽曲ですが、最近、この楽曲のサビの振り付けが若干変更になっています。
でもあの振り付けで、まだ白湯、笑っているんだね(笑)
そろそろ見慣れてもいい頃だと思うけど、彼女はどんだけ笑い上戸なんだか(笑)
続いて四曲目に比較的久々に「maniac☆shooter」
この辺は無難に歌い、そしてお客様にマイクを強奪される(笑)
定番と化している強みがある。
そんなセクシー路線なゅん((・∀・))ゅんのステージも残すところ一曲。
今回の2位には二人とも驚いていたけど、足掛け4年9ヶ月……。
まだまだ夜……ぢゃ☆ベストテンで頑張りたい!と白湯は訴えかけます。
意外とおちゃらけているようで、変なところで真面目だからねぇ……。
今回の結果が嬉しくもある反面、どこか思うところもあったのかもしれません。
そんな訳でラストは「微★糖LOVE」で締め。
いつもラストのサビで、客席に降りてくる白湯の胸元がスゴ……ぢゃなくて、笑顔が眩しかった(笑)
みりんタソもステージの上で輝いておりました。
以上、ゅん((・∀・))ゅんのステージは終了。
果たして次回はいよいよ優勝を狙える……のか?(笑)
こうして大盛り上がりの「ぢゃ☆ベストテン」もいよいよ1位を残すのみ。
そして今回の1位となったのは……。
・1位:大和撫子
前回と同ランクキープで、二連覇を達成。
ご存知、大和撫子!ここに参上!
この日の衣裳は青い軍服風の衣裳。
基本的に和装が似合う三人だけど、こういう衣裳も決して悪く無い。
そんな大和撫子、ここでなんと奇襲を仕掛ける!
一曲目にいきなり「大和魂~日本の力~」
もちろん会場はいきなり日本酒を振舞われる!
まさかまさかのこのスタートに会場も騒然。
空気の薄さも忘れる、インパクトたっぷりなスタートでした。
続いて二曲目「風車~秋桜の風に吹かれて~」
大盛り上がりの楽曲の後にバラードという構成は大いにアリ。
この辺りは王道なのだが……。
しかしこの日の大和撫子は何か違った。
三曲目に「Paradise Lost」(茅原実里)
このタイミングでカヴァー!?
しかも自分の記憶が確かなら初出しのカヴァーだと思います。
もう大和撫子レベルになると、カヴァーに頼らなくてもいいのに、敢えてここで挑戦してくるとは……。
いや単に歌ってみたかっただけか?(笑)
しかし彼女たちならではの遊び心に溢れたセットリストだった事は間違いない。
続いて四曲目に「咲き誇れ撫子」を歌い大いに会場を盛り上げる。
それにしても彼女たちはもう何でも有りだなぁ……。
そしてラストはなんと「SKILL」(JAM project)
7位のRED★iとかぶったけど、まさかこの楽曲が、しかもこのイベントで曲かぶりになるとは……。
今回の大和撫子のステージは本当に予想の斜め上をいく、予想外のステージでした。
しかしこのセットリストで、高いクオリティを保つ大和撫子……さすが女王の貫禄と言ったところか。
こうして大和撫子、9回目の優勝ステージは幕を閉じました。
……以上、こうして全11組のステージは終了しました。
投票タイムが終わり、そして物販タイムに入ります。
空気も薄く、また満員のため殆ど動けない会場内。
そして集計が終わり会場が暗転……。
映画「ジョ○ズ」のBGMが会場内に流れ……。
……あの時間がやって参りました。
●脱落者発表
とても暗い表情で司会~ずの二人が登場。
会場の中に緊張感が走る……。
そして読み上げられる、11位の得点。
読み上げられた名前は……。
・RED★i
出場3回目にして脱落。
残念な結果に終わったRED★i。
しかし彼女たちに悲愴感は無く、どこか清々しさすら感じられました。
こうしてRED★iの脱落が決まり、「ぢゃ☆ベストテン vol.32」は薄い酸素の中、幕を閉じました……。
●総括
今回も11組フル出場の大熱戦でしたが、薄い空気がやたらきつい印象が残りました。
まず優勝の大和撫子は見事なステージでした。
正直、セットリストは「本当に必要?」と思えるカヴァーソング交じりの構成でどうなんだろうというのもありましたが、実力で黙らせた感があります。
正直言って「遊んでいる」というか、遊び心満載のセットリストでした。
また「大和魂」を頭に持ってくるなど、奇襲も大当たり。
この構成で文句の付け所が全く無いステージを披露。
言ってしまえば、遊んで良し。奇策も良し。
今の彼女たちなら、何をやっても形になっています。
本当にこのイベントの女王たるところを見せ付けた感満載の素晴らしいステージでした。
そんな訳で今回で9回目の優勝。
次はいよいよ大台、2桁となる10回目の優勝が見えてきました……。
今の大和撫子なら死角は無しか……次回のランキングで伝説が生まれるのか、大いに注目したい限りです。
続いて2位のゅん((・∀・))ゅん。
これには驚きました。
前回の「公約」だったり、助っ人のらん・らんるーちゃん効果でで少なからずランキングは上がるのは予想出来ましたが、まさかここまで上がるとは……。
「公約」パワー、非常に恐るべし。
しかし今回のゅん((・∀・))ゅんの2位には二つの側面が垣間見える。
一つは上位進出するための何振り構わない姿勢。
考えられるあらゆる手段を使っての今回の上位進出。
「公約」一つでピンチをチャンスに転換した、前回の発想は他の下位であえぐ出演者も大いに見習うべき点だと思います。
一方、地力での上位進出だったかと言われると、そう言い切れない部分が多い。
今回のような「公約」や、起爆剤とも言える手段は一時的な効果は凄まじいが長続きしない事が殆どである。
却って反動で大きく票を落とす可能性もあるため、地力が無いと尻すぼみで終わってしまう可能性も秘めている。
決してゅん((・∀・))ゅんが実力が無いとは言えないけど、今回初めてベスト3に入って長い時間のステージを披露。
果たしてこれが客層にどう判断されただろうか。
しかし長く地道な努力を続けている彼女たちだからこそ、今回も一気に順位が跳ね上がった可能性だってあるかもしれない。
実は次回こそ正念場。もし次回で上位に食い込めたら、これをキッカケに上位常連の道も開けるかもしれない。
頑張って欲しい。
3位のみく16歳。今回これで3回連続の3位となった。
2期メンバーになってからは今回で2回目なので、これが純粋に今のメンバーに対する評価と見ていいだろう。
新曲披露があったり、メンバーの立ち位置に変化があったり、マイナーチェンジを繰り返しながら、形がだいぶハマってきた感はある。
一方安定した強さはあるが、今のところ相手関係に関わらずこの位置なのはまだまだ物足りないところもある。
劇的な変化を臨むのが難しいユニットの形態なだけに、この物足りない部分をいかにして補い今後、更に上位を狙うかが彼女たちの今後の課題だと思う。
しかし初ランクイン以降、ベスト3から落ちた事が無い安定感は素晴らしい。
これからも継続していって欲しいところである。
そして上位3組以外を見ていくと……。
4位、まかべまお。何かが足りない。
この日に限っては「空気」が一番足りなかったが(笑)
ただ「二冠」を狙う宣言をしてランクダウン。意外と壁が厚いのを認識。
もう一つ何か突き抜けるものが無いと、優勝は難しいかもしれない。今後の爆発に期待。
5位、FICE。あれは無い(笑)
本当にシャレにならなかったですよ……あれは。
しかし空気を無くすと言って、その後の出演者まで苦しめるとは……恐るべし(汗)
ただ冗談抜きで空調対策は練らないと、いずれイベントで急患が出てしまうかも。
8位、小泉千秋。またまた奇襲(笑)
特攻服、木刀なんてまさか拝めるとは思っていなかった(笑)
ただ最近はちょっと奇襲が多すぎる気がしないでも。
「策士、策に溺れる」にならないよう、そこの塩梅は考えた方がいいかもしれない。
9位、桑名美沙子。初ランクインはほろ苦。
ただイベントの特性上、歌姫系は苦戦しがちな傾向にあるので、これは仕方ない。
本当に歌唱力だけなら圧倒的なので、今後どうするかがカギかと思います。
歌唱力が最大の武器ですが、それ以外の武器が一つ増えると大バケするかも。次回以降注目です。
昇格組、Liar。まずは「ようこそ」
現在の出場メンバーにはいない正統派アイドルユニットなので、新鮮かつ面白い。
今後出場を続けていく上で色んな壁にぶち当たったり、悩む場面もあると思いますが、まずは今のまま頑張って欲しい。
オリジナルだけでやっていける強味はあるので、次回からの健闘も楽しみにしております。
そして6位のひゞかなと、10位のMa:rchen-holic*。楽しいステージでした。
お互い衣裳を交換して、ここまで堂々と「共同戦線」を張るという試み。
実は今まで、イベントではなかなかありませんでした。
もっとも響己はFICEのコーラスでも参加している経緯があるので、あまり他の出演者との間に最初から垣根は無かったのかもしれませんが……。
(過去、他にも似た例はいくつかありますが)
しかしこの「共同戦線」に競い合うだけではない、友情にも似た絆みたいなものを感じました。
もう一年以上も同じイベントで切磋琢磨していると、こうした繋がりって出来るもんなのだな……と。
多分、この手の衣裳交換は探せば他にも例はあると思います。
だけどこのイベントで、この二組がした事にとても意味があったように思います。
これからも競い合う間柄だけど、こうしてお互いが高めあって、いずれ上位での争いに発展していけばいい……今回の二組のステージを見ていて思いました。
最後にRED★iの二人。
出場3回目の脱落という事で、今回は残念な結果に終わりましたが、二人が実力で劣っていたとは思いません。
欲を言えば、あと何回か成長を見守りたい、楽しみたいユニットでありました。
それだけに僅か3回での脱落、若干勿体無い気がします。
それでも「第29回イカすアキバ天国」で見せたトップバッター逃げ切りのように鮮やかなステージが多かったのが印象的です。
今回はこれで脱落、そして次回の昼の挑戦も無いという事でお別れになってしまいましたが、また別のステージで躍動する二人の姿を楽しみにしたいと思います。
みーこ、琴ちゃん、お疲れ様でした。
また出会うその日まで。
次、出会った時に、更に成長した姿を見れる事を楽しみにしております。
こうしてRED★iの脱落で幕を閉じた「ぢゃ☆ベストテン vol.32」
多くの出演者の創意工夫が交錯し、見応え十分のステージが展開されました。
そんな中、大和撫子は9度目の優勝を飾り、いよいよ大台、10回目の優勝に王手をかけた……。
果たして大和撫子の新たなる伝説が生まれるのか!?
はたまた大和撫子、10回目の優勝に待ったをかける出演者が現れるのか!?
会場を悩殺したゅん((・∀・))ゅんか!?
夜の「ブロンズコレクター」、みく16歳か!?
「二冠」を狙う、まかべまおか!?
それとも……空気を薄くした主宰・FICE!?(爆)
一方で「共同戦線」を張った、ひゞかな、Ma:rchen-holic*の結果は!?
更にまみぴょんも返り咲きで戻ってくるぞ!
次回、7月20日「ぢゃ☆ベストテン vol.33」
神楽坂、3年目突入。
33回目の夜の戦い。
果たして待ち受けている運命の結末は如何に!?