【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『第26回イカすアキバ天国』 | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『第26回イカすアキバ天国』@神楽坂EXPLOSION

ここのところ何故か、このイベントの日に限って雨ばっかりでした。
しかしこの日はこれでもか!というくらいの晴れ模様。

この日は天気は味方についてくれたみたいですが、イベントに行く当の自分は寝不足モード(爆)
遠足前の小学生の気分か、何故か2時間くらいしか眠れず、結局、悶々と始めたばかりのtwitterで呟く始末(笑)
眠気はあるものの、奇妙なまでのハイテンションで向かった先は神楽坂……。

空は季節先取り。テンションもノリノリ!(爆)
何かが起きる5月、初夏の一大決戦!「第26回イカすアキバ天国」の様子をレポートいたします。

●開演前

この日は開場前に到着。
長い時間待たされた気がするが、結局、10数分くらいだったような気がする。

開場すると目に付いたのは投票箱の横に置かれたガチャポン……。

実はこれ、今回からFICE予約のお客様向けの新「特典」。
今までの「宝つり」(紐にFICEの私物をくくりつけて引っ張るスタイル)から、新たにこのスタイルになりました。
このおもちゃのガチャポンで見事に福袋引換券をゲット。
個人的にはこのスタイルの方が省スペースになるのでいいと思いました。

そんな中、今回も会場内は出演者もチラホラ顔を出している。
もう複数回出演して顔馴染みの面々から、今回が初出場で緊張した面持ちの出演者まで様々……。
会場内のモニターで流れる映像を眺めながら、刻一刻と開始を待つ。

そして出演者紹介のVTRが流れ、いよいよイベント開始と相成りました。

●OPアクト

今回のOPアクトは珍しく大人しめ……という事で、以前も披露した「ブランニューライフ・ウィズユー」(であってるよね?)でスタート。
このイベントにしては静かな始まりでした。
前回のOPアクト前からの大暴れ(?)も無かったので、このイベントとしては至って平和的なスタートだったような気がします(笑)

そんなこんなでいつものように出演者の紹介、投票システムの説明、諸注意ときます。
なお私事ですが姫乃たまの出演回数についてツッコミ入れて、若干進行を遅らせてしまったのは反省。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
(むしろ自分の場合、この手のツッコミはレポートで出来るじゃないかと……)

……と、後になって反省する事もありつつも、こうして全ての出演者の紹介を経て、いよいよトップバッター登場となります。

●本編

・1番手:姫乃たま(出場:6回目)
通算すると6回目の出場となる、姫乃たま。
前回までは「゜*☆姫乃☆*゜」でお馴染みでしたが、今年2月のバースデーワンマンを機に改名。
改名後、そして今年に入って初出場です。
なお冒頭で話題になった、姫乃たまの出演回数についてはFICE用語にすれば「2周目の2回目」が正しいです。
※第20回の優勝(→出場権放棄)までが「1週目」。「2周目」は昨年9月の第22回が1回目で、第23回のゲスト出演(これは回数含まず)を経て、今回が「2周目の2回目」になります。

今、思うと当日の会場で必要以上にこのネタで引っ張ったのは反省だなぁ……。
多分、姫乃ちゃん自身も、本番前に「あれ?私にネタになってるー」とか気にしちゃった……かもしれないし。

ただ反省と謝罪ばかりでは進まないのでステージの模様でも。
まずステージにいきなり登場せず、客がいるロビーを歩きながらアカペラで歌う姫乃たま。
白いロングドレス風のブラウスから、ちょっとだけ胸の谷間が覗ける(爆)
自分や某きゃん様の隣にきて、歌っては笑いを取ってく姫乃たま。
自分の場合はちょっと照れたのですが「嫌だ?」と自分に聞いて会場に笑いが起きた。
歌については何かのカヴァーなのか、それとも即興なのか?(歌詞は「アキ天には風が吹いてる~♪」などあったけど、元歌があってもおかしくないメロディライン)
それは分かりませんでしたが、彼女らしいといえば、彼女らしい演出で登場しました。
さてここからは通常のライブモード。
続いて歌ったのは、アルバム「姫乃、崩壊」から「シ・タ・ゴ・コ・ロ」
先ほどまでの緊張に似た静寂が嘘の様に盛り上がる会場内。
楽曲の出来の良さは折り紙つきなので、聴いていて安心でした。
ただ……MCについては……(笑)
自分が痴漢にあった話をしているのだけど、そのオチが……(爆)
取り敢えず一言……。

この時間のネタじゃねぇ!(爆)

念のため言うと、まだお昼12時の針回っていなかったはずだからね!(笑)
なんか前回も久々登場のトップバッターの方が、この時間向けじゃないネタを披露していたけど、最近、トップバッターの人は時間感覚おかしくないか!?(笑)
……と、そんなツッコミはさておきラストは、こちらもアルバム「姫乃、崩壊」から「サカナ」
……MCは女子大生とは思えない残念さだけど(笑)楽曲は本当に良くなった。
「シ・タ・ゴ・コ・ロ」も「サカナ」も楽曲としての完成度が非常に高くて、ライブでも聴き応え十分の楽曲だと思います。
そもそもアルバム「姫乃、崩壊」の出来がとても素晴らしい。
こんな素晴らしい楽曲が揃っている「姫乃、崩壊」の存在を考えたら、オリジナルオンリーの楽曲で客を満足させるセットリストを組めて何にもおかしくないはずです。
「゜*☆姫乃☆*゜」から「姫乃たま」への変化……いや進化が分かるステージでした。
果たして結果はいかに!?以上、姫乃たまのステージでした。
でも改名した理由が「まかべまおちゃんが『まおまお』と呼ばれるように、自分も『たまたま』って呼ばれたい」からって……(笑)
君は猫かー!?(爆)

・2番手:秋山えりか(初出場)
続いては「ソロ」としては初出場。秋山えりか嬢の登場です。
「第18回イカすアキバ天国」では「姫騎士オフライン」のメンバーとして出場し見事に2位を取った実績もある彼女。
果たしてソロで挑戦の今回、どんなステージを披露してくれるのか……。
一曲目「空色デイズ」(中川翔子)
まぁカヴァーの王道できました。
ただTOらしき人が見えない……いや実際、彼女のお客様はそれなりに居たようですが、誰かが引っ張るような様子もありませんでした。
彼女の固定じゃないお客様同士でそれぞれに盛り上がっていたという印象が強いです。
ただ定番曲で誰もが「打とうと思えば打てる」からこそ、なんとかなった感がありますが。
そして二曲目はソロのオリジナルではなく、姫騎士オフラインのオリジナル「スチームガール」
理由はソロのオリジナルはあまり盛り上がる楽曲が無いからとの事(汗)
もっともこの「スチームガール」という楽曲自体はいい。
でもこの曲の真価は、やはり姫騎士オフラインの時なんだろうな……と思ってしまう。
そしてラストは「God knows...」(平野綾)
これもカヴァーの王道なんだけど……いかんせん、前に行って盛り上げるような方がいなかったからなぁ……。
凄い盛り上がっているとか、そういう印象があまりありませんでした。
なおステージ後のMCによると、本人朝に弱いらしく、テンションが非常に低かったとの事。
確かに夜型人間にとってみると、昼頃はまだ朝方ですから、きついと言えばきつかったかもしれませんね。
以上、秋山えりかのステージでした。

・3番手:天使病(出場:2回目)
さぁやって参りました。
前回は諸事情により出場決定後の辞退。しかし約束どおり、今回はやってまいりました。
天使病……「イカすアキバ天国」は2回目の登場。
毎回ステージが一つの物語として成立しているのが、天使病のステージの特徴ですが、今回も途中MC無しの15分、ステージ……もとい物語を紡いでおりました。
今回の題目は『第六話「さくら さくら」』
「第六話」という表現は天使病としては「第六話」である事の意味です。
衣裳と物語の内容から察する事は出来ますが、元ネタはゲームなどで様々にジャンル展開している「薄桜鬼」
「薄桜鬼」を知らない人でも、新撰組のイメージは容易についたかと思います。
そういう意味では視覚的、内容的にも表現したい内容が分かりやすいので、見応えのあるステージになっています。
ところどころ声が聞き取りづらいところはあったにしても、必死に自分の物語を伝えようとする天使病の姿に、いつの間にか自分も引きこまれている事に気付きます。
歌と物語、そしてまた歌の繰り返しでラストはオリジナルの楽曲(タイトルは分からないけど「さくら さくら」というタイトルだろうか?)に繋がる展開。
そして最後に一言呟いて……物語を締めくくりました。
ようやくここで天使病の中の人の素顔が覗けるというか、ほっとしたような表情に安堵感を覚えます。
前回同様、今回も見事に素晴らしい物語を15分のステージの上で紡いでいました。
以上、天使病のステージでした。

さて続いて4番手ですが……。
色んな意味で、注目が集まりました。
その4番手とは……。

・4番手:みく16歳(出場:3回目)
第19回、第20回で連続2位!それ以来、一年ぶりの出場となるみく16歳。
メンバー的に見て、今回の本命として推す方も多い一方、実は彼女たちに関しては色んな注目ポイントがありました。

・シルバーコレクター
過去2位を2回取っており、次取ると3回目。
既に一部の皆様には「シルバー」(笑)と言われていましたが、私個人の感覚では「2位3回取ったら、シルバーコレクター」と呼ぶ事にしております。
果たして「シルバーコレクター」入りを阻止できるのか!?

そして……これは一部の人しか知らないけど……

・「魔の『4番手』」
……実はこれ、次回同人誌を出版する時にも特集しようと思っていましたが……。
なんと4番手の出演者は、四谷時代の第七回(優勝者:夢月まりあ)以来、優勝者が出ていません!芝浦(第九~20回)では0!
もし仮に優勝したら、実に約3年半ぶりになります。

更に言うならちょうど一年前に優勝を阻止した相手が、今回のトップバッター・姫乃たま(当時:゜*☆姫乃☆*゜)という因縁というおまけまで付いて……。
一年ぶりの「イカすアキバ天国」のステージにみく16歳が堂々登場!
某有名動画サイトをパクったOPから始まり「みっくみくにしてあげる」でステージに上がったみく16歳、めいこ、るか20歳の三人。
最初からクライマックス(笑)のっけからテンションが高かったねぇ(笑)
続いてるか20歳→めいこの順番にステージのセンターが入れ替わる。ここは楽曲短め、それぞれのテーマソングとしての色が強かった感があります。
それにしても、めいこ姉さん……ステージの上で、ミニボトルながらワイン一気飲み(笑)目のやり場に困るヒップラインだけじゃなくて、飲みっぷりも素敵でした(笑)
そんな訳でMC……?
毎度お馴染み、落語みたいに紙をめくる方式のアレ(笑)でMC。
※設定上、ステージ上ではしゃべれない事になっているため。でも最近は良く歌以外でも声が聞こえる(笑)物販では無問題(笑)
毎回、字の途切れるところがおかしいので、変なところでタメが入ります(笑)
そんな訳で続いてはオリジナルの「ロマンスが欲しいの」
実は結構、この楽曲好きなんだよね。
歌詞はとってもかわいらしいし、ダンスとかも素敵だし……。
でもサビの「ロマンスが欲しいの」なのに、最近ではサンダースネイクだったりするあたりが(笑)
そしてラストは「ワールズエンド・ダンスホール」
ここが超がつくほど盛り上がりでヤバかった。
ヘドバンも入ったりして、尋常じゃなかったねぇ……。
本当に客層の熱さもさる事ながら、本人たちもやりつくして、出尽くした感じ。
リーチがかかった不名誉(?)な記録、それを後押しするジンクス、そしてリターンマッチ。
様々な事情が絡み合い整った舞台の上で、果たして彼女たちに訪れる結果はいかに……。
以上、みく16歳のステージでした。

・5番手:Real:(出場:2回目)
実はこちらもみく16歳同様、一年ぶりの登場となるReal……ですが、メンバーは当時と違うので、一年ぶりと言っていいのか……。
最初からいる金城完奈はもちろん一年ぶり2回目ですが、昨年11月に加入した秋山沙織は初出場。
そして……今年4月から加入した美月ゆん。SuGARMOON、和ROCKに続いて「3回目」の初出場です(笑)
ある意味、珍記録ですね……ゆん嬢(笑)
Realとしては2回目ですが、上下白の衣裳に身を包み、新生「Real」として彼女たちのステージはスタートしました。
まず一曲目「風の舞」
CDドラマ「アキバ忍者大戦1615-封印-」の主題歌です。
マイクスタンドにマイクを立てて、歌う姿がカッコ良くもあり堂々としていた。
二曲目からはマイクをハンドマイクに変えて「未来の向こうに」を熱唱。
この楽曲は普通に盛り上がれるナイスなナンバー。
サビの部分では客が振りコピ、そして「ハイハイハイ!」を入る合いの手が盛り上がりに拍車をかけていた。
そしてラストは「Kissして」
これもなかなかテンポが良くて素敵な楽曲。
サビのラストの部分でキック入れている姿がなんかかわいいんだけど、気の強そうな印象があって良かった。
まぁこの業界のお客様、皆ドMだから(笑)こういう振り付け、きっと好き(笑)
しかし一年前とメンバーの構成にも変化があったとは言え、ここまで変わるとは……。
実はこの界隈には少ない「正統派」なので、競合相手も少なく新鮮さがある。
これはもしかしたら、もしかするなぁ……。
そんな期待を抱かずにはいられない、Realのステージでした。

さてRealの所属事務所は(株)SIGプロダクションリアライズですが、その系列といえばPB☆QUEEN……。
そして今回、ある意味「同門」対決としてPB☆QUEENから送り込まれたのが……。

・6番手:ぷらなりあ↑(初出場)
神楽坂移転後からすっかりお馴染み。またまたやってきました、PB☆QUEENからの刺客(笑)
今回の刺客は双葉枝里、双葉夕梨による双子系ちびっ娘ユニット・ぷらなりあ↑。
でも実際に双子ではありませんけどね(笑)
思わぬ形で「同門」対決となったぷらなりあ↑ですが、いきなり登場がFICEのOvertune(笑)
丸パクリ(笑)マットのDJまで全く同じ(笑)
確かに先日、主催であるFICEの「公式カヴァーユニット」として、生音源をもらった経緯はあるけれど……。
そんな意表をつく登場をした夕梨ちゃんの背中には「必死」と書かれた紙が(笑)
もうこの時点でいっぱいいっぱいだった模様。
そんな中歌ったのは「猫癒」
選択した楽曲としては盛り上がるし、なかなかいいセンスはしていました。
しかし残念ながら歌詞が跳ぶ部分と、振り付けまではなかなか完璧にいかなかった部分もチラホラ。
オリジナルには及ばなかったですねぇ。でも主催者を目の前にして挑戦する姿勢は買いたいです。
そしてぷらなりあ↑、もうラスト(笑)
ラストは「夏色!超特急」
カヴァーがちょっと残念だった分は、こちらは完璧に近い内容。
背が低い二人が精一杯元気に歌う姿は見ているこちらまで元気をもらえました!
そんな訳で初出場のぷらなりあ↑の二人でしたが、FICEの言葉を借りるなら「猫よりはハムスターだった」(笑)
……妙に納得(笑)
なお最後は5/17に誕生日を迎えた枝里ちゃんに寄せ書きの色紙と、花束がファンの皆様より贈られました。
おめでとう枝里ちゃん!
以上、初出場、ぷらなりあ↑でした。

こうしてトリを迎えるのですが……一番最後……最後にきちゃいましたよ。
この方々……。

・7番手:終☆了\(^o^)/(出場:3回目)
今回も出場、業界の「リーサルウェポン」ゆぅにゃんこと水沢ゆう改め藤堂有希と、たこちゃんこと少女☆タコサム。
二人揃って……終☆了\(^o^)/(オワタ!)
何故か自分がたこちゃんサイドの最前に立たされるという罰ゲームに近い形(笑)
そして早速始まる戦慄のステージ。
まず序盤はいきなりメドレー。
どうやら最近、ニコ動にはまった二人が有名作曲家「ヒャダイン」先生の楽曲ばかりをメドレーにした模様。
ってか、ニコ動に詳しくない自分としては「???」だったけど……。
まぁのっけからテンションが高かったなぁ(笑)
メドレーが終わり、次に本日二回目の「God knows...」(平野綾)
ちなみにMIXいくと見せかけて「まだいかない」(笑)という流れが数回あったりして、相変わらずネタ満載だった(笑)
確かたこちゃんの超開脚ロマンスもこの楽曲だったよな(笑)
あれは圧巻だった(笑)あれたこちゃんの運動神経だから出来るんだよね(笑)(某ノブりんも頑張っていたけど・笑)
こういう変化球的なネタをやらせたら、この業界でも右に出るものはきっといないだろうねぇ。
そしてラストは……なんと懐かしい「promise」(広瀬香美)
ここではゆぅにゃんがしっかり歌い、そしてたこちゃんが踊って盛り上げる形。
たこちゃんのダンスは意外と振りコピが容易。
だから振り付けを真似る事自体は難しくない……が体力がいる(笑)
途中から「くるくるバット」だったり、ネタ搭載(笑)
ゆぅにゃんの素敵な歌声と、タコサムの激しいまでのダンス……。
インパクト大きすぎ(笑)もうインパクトしか残りませんでした(笑)
いや……最後に何もかも全部持っていった……。
恐るべし。終☆了\(^o^)/。
業界のリーサルウェポン、最強の飛び道具としての役目は見事に果たしました。
そして気になる結果は……。



こうして全7組によるステージは終了。
投票タイムとなりましたが、今回も点数配分に悩みました。
まぁ計算間違いだけは気をつけて投票。

全ての客の投票が終わり集計タイムに入ります。
果たして今回の結果は……。

●ゲスト

……と、その前にゲストコーナー。
今回のゲストは前回「第25回イカすアキバ天国」優勝したMa:rchen-holic*。

念願の夜出場の前に、昼でアピールです!
さてそんなメルホリ、30分枠。
一曲目はカヴァーで「Silly-Go-Round」(FictionJunction YUUKA)からスタートとなります。
FictionJunction好きだからねぇ、メルホリ……。
最近歌ってないけど「Stone cold」なんかも好きですよ。(でも「Stone cold」いい曲だけど長いんだ・笑)
そんな訳で順調な滑り出しのメルホリ。
続いて二曲目もカヴァーでしたが……歌ったのは、主催者・FICEの楽曲。
FICEカヴァーされるの、今日2回目(笑)
歌ったのは「伴奏」
この選曲はナイスチョイスですなぁ。彼女たちのキャラクター、世界観にとても合っていると思います。
途中、まほしさん歌詞とび→土下座モード(爆)だったものの、完全に自分たちの楽曲として歌っていました。
オリジナルを歌っているFICEとはまた違った魅力を引き出していたと思います。
なおこの日の二人の衣裳は和服チックな感じでしたが「伴奏」後の縮こまっているまほしさんは、まさに座敷童子のようでした(笑)

さてカヴァーが二曲続いたところで、ここからはオリジナル構成。
まずは先日、発売した2ndシングルより二曲連続。
三曲目「Sleeping Beauty?」
この楽曲のイメージは「眠り姫」
もっと眠くなるのかと思いきや、そんな事は無くノリノリでございました。
初めて聴きましたが素敵でしたね。
四曲目「Tinny Heart」
この楽曲のイメージは「錫の兵隊」
壮大なイメージのバラード曲ですが……これはメルホリの名バラードになってもおかしくない程いい。
聴いていて涙が出そうになりました……いいわこれ。

そんな訳で2ndシングルから二曲出したところでMC。
今後のライブ予定を発表しましたが、結構大きなところが続きますな。
そして6月のワンマンで発売予定のアルバムから一曲という事で、五曲目「DAYBREAKER」を初披露。
またこれも今までに無いタイプの楽曲で、メルホリの新たな一面を垣間見せてくれたと思います。
いや……成長著しいねぇ。
そしてラストは「空想テラー」
なおこの楽曲の際、サビの部分でコールを入れるのですが、知っているのが自分と某ノブりんくらい……なので、既にお客様モードで最前張っていた(笑)天使病と共に頑張りました。
コールのタイミングはもちろんいいのですが、楽曲自体が彼女たちの世界観というよりそのものを表現しており、とても素晴らしい。
間違いなく今後の彼女たちの代表曲になるであろう楽曲だと思います。

それにしても30分、ふんだんに使い切りました。
また「空想テラー」は夜でも歌うという事で宣伝がてら歌っておりましたが、アピールもうまいと思いました。
果たして夜ではどのようなステージを見せるのか楽しみです。
以上、Ma:rchen-holic*のゲストステージでした。

●投票結果→ED

ゲストコーナーが無事終わり、いよいよ結果発表。
全出演者が手拍子に乗って登場。天使病のみ客席からそのまま登場(笑)
……という事で、出演者が……と思いきや、みく16歳遅刻(笑)
カウンター前で色々やっていたらしい(笑)

今回は衝撃的な結果になったとはFICEの弁……。
ドラムロールの後、読み上げられた優勝者は……

・みく16歳

見事、一年ぶりの出場で優勝を飾りました。
トロフィー授与のタイミングを早まってしまうくらい嬉しかったようで、三人の顔からははちきれんばかりの笑顔が溢れていました。

そして2位発表の前にその点差……。
なんと優勝したみく16歳は久々の1万点超え!
2位に約5,000点の大差……ここまでの圧勝も久々ではないかと……。

そんな中、2位に入ったのが……

・姫乃たま

改名後初のアキ天は見事に2位。
過去の優勝者としての面子を保った印象もありつつ、新生「姫乃」を印象づけた点もありました。

そして3位に入ったのが……

・Real

これは大健闘。
現在のメンバー構成に変わってからまだ一ヵ月半ですが、新生「Real」として上々の滑り出しを見せてくれました。

そしてEDは前回から採用している「愛鯛」

「みく16歳」と連呼するところは大変でしたが、何とかお祝いが出来ました。

こうして「第26回イカすアキバ天国」はみく16歳の優勝で幕を閉じました。

●総括

様々なジンクスを吹っ飛ばして圧勝したみく16歳。その本気度が伺える今回でした。

今回優勝したみく16歳は、まさに圧巻の勝利でした。
しかしまさか2位にダブルスコアをつけるとは……。
最近の優勝ラインは客の数の変動も若干ありますが、接戦なら6,000点代後半。
前回のメルホリのように圧勝と言われるラインでも8000点代がいいところでしたが……。
10,000点って相当ですよ。
夜の部で前回優勝の大和撫子も最近は多くても9,000点代だった訳ですし……。
それに夜の部は単純に客の数も多いので、そもそもの基盤となる得点数が違う訳ですし……。
つまり文句のつけようが無いって事で(笑)
それにしてもこの優勝は凄い。
シルバーコレクターになるのを阻止した上、なんと「魔の『4番手』」のジンクスまで止めてしまった。
数字には現れない様々な記録を樹立した優勝、お見事でありました。
後はもう少しオリジナル曲さえ充実すれば、夜でも十分戦える地力はあるかと思います。

2位は姫乃たま。
色んな意味で皮肉な結果になってしまった。
一年前、第20回で当時:゜*☆姫乃☆*゜が優勝した時の2位がみく16歳。
全く逆の結果になってしまったのですから……。
それでも第22回の惨敗に比べると、よくここまで持ち直したというのが正直な感想。
やはりアルバム「姫乃、崩壊」の楽曲が良かったし、どこか肩の力も抜けていい意味でも自然体で臨めていたようにも思います。
ただ惜しむらくは出演順が早すぎた上、相手が悪かったと思うしかない。
普通に考えれば、優勝してもおかしくない出来。
次回の挑戦で二度目の優勝を期待したいところです。

そして3位に食い込んだのはReal。
多分、多くのお客様がこの結果にどこか驚きつつも、納得しているのでは無いかと思います。
良かったのはオリジナル構成を前面に押し出した事と、他に競合する出演者がいなかったという点。
このイベントの特徴としては個性が強すぎる面々が揃っているので、オリジナルが無いと個性が埋没してしまうのが難点です。
だからと言って個性の押し売りだと飽きられたり、胃もたれを起こしてしまう事もあり、その塩梅が難しいところ。
そういう意味では今回のRealは絶妙なバランスでした。
楽曲は全てオリジナルでありながら、強烈な個性ではなく、今出来る事を、精一杯見せた点が評価されたとのだと思います。
また彼女たちのような、俗に言う「清純派」がこの業界に少ないのも、却って新鮮だったかもしれません。
美月ゆん嬢がギターアイドルとしての個性を封印する結果になったものの、Realの一員として伸び始めているのが良く分かります。
これから三人が成熟していく過程で、より良い方向に個性が伸びれば、十分勝負になっていくと思います。
もっと期待していいユニットだと思いました。

それ以外の出演者については……。
まず4位と自己申告をしてくれた、ぷらなりあ↑のお二人。
初のアキ天で4位はまあまあ。
しかし「猫癒」は勿体無い。カヴァーは自分のものに出来れば取り込む力は強いけど、失敗すると元のファンに飽きられてしまう。
今回はあまりいい方向に「猫癒」が出なかったのが残念。
また15分枠で2曲というのも若干寂しいところ。
オリジナルの楽曲、個性はいいものを持っているので、次回に期待したいところです。

残念といえば、秋山えりか嬢。
……あれじゃねぇ……少なくとも彼女の場合、カヴァー2曲入れた時点でダメでしょう。あのセトリは無かったのでは……。
またお客様の数はそれなりに居たようにも見受けられますが、誰も引っ張らなかったのも痛い。
姫騎士オフラインでの2位があっただけに期待していた分、ガッカリした方も多かったのでは?
次回出演するとすればセトリを大幅に変える、もしくは姫騎士オフラインで挑戦する。
そうでないとこれから先もこのイベントでは勝ちぬけないと思います。

逆に結果は伴わなかったけど、やり切ったのは天使病。
確かに天使病の場合、勝ち抜きは元々狙っていないと本人も公言していますが、やるべき事、そしてやりたい事はしっかりやっている印象があります。
「結果は二の次でいい。自分のステージを観て欲しい」というのが、彼の心中でしょうか。
そのために一所懸命努力しているのは分かりますし、実際、天使病のステージは何を伝えたいのか分かりやすい構成になっています。
もう少し語り口調のところの喝舌が良くなるといいと思いますが、それを差し引いてもいいものを見せてくれています。
個人的にはもう少し評価されてもいいのが、天使病だと思います。
余談ですが今回、共演した姫乃たまが、かなり天使病の事を気に入った様子でした。こうしたところから評価が伸びてくれるといいですね。

そして……終☆了\(^o^)/。
……なんだあのステージ(笑)
トリに出てきて、あの強烈なまでのステージを見せつけられたら、自分はなんと言えばいいんでしょうか?(笑)
全部かっさらうつもりで、やってきましたね。本当。
天使病とは違った意味で、やり切った感満載。
ただし天使病と違い、こちらは体力的に疲労感も満載(笑)
さすがですわ……さすが過ぎますわ(笑)
業界の「リーサルウェポン」まさにここに有!爽快なステージをありがとうございました!
……でももっと評価されてもいいはずなんだけどねぇ(笑)

最後にゲストのMa:rchen-horic*。
素晴らしい30分のステージでした。
セットリスト、構成からきちんと考えられていたし、とても観ていて楽しかったです。
このステージを観たら、夜がとても楽しみになる事間違いなし!そんなステージでした。



こうして「第26回イカすアキバ天国」は終了。
またまた余談ですが、物販などでみく16歳にお話をお伺いしたところ、今回にあたり相当研究してきたそうです。
以前、私が作成した「イカすアキバ天国」の同人誌もお渡ししたのですが、それも読みつつ、熱心に研究して今回に臨んだとか……。
相当本気でイベントに臨んでいたのが分かります。
とにかくその根性と研究熱心さには頭が下がりました。

そんな訳で、みく16歳が夜の部「ぢゃ☆ベストテン」に上がる事になりましたが、果たしてこの勢いは夜でも持続できるのか……。
更にこの日ゲストのMa:rchen-holic*、果たして夜でも残る事が出来るのか……。

色んな思惑があったりしますが……夜の部に続く(笑)