【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.22』 | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.22』@神楽坂EXPLOSION

※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。

毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ、

・AnBぷれみあむぅ presents 『第22回イカすアキバ天国』@神楽坂EXPLOSION
http://ameblo.jp/hitode0014/entry-11025574698.html

昼は森永まみぴょんが6度目の挑戦にして遂に優勝を飾るという感動的なフィナーレで幕を閉じました。
そんなまみぴょんも次回からは「ぢゃ☆ベストテン」に参戦する事になるのですが……。

さて……今回の時点で昇格組を含めて出演者が9組となりました。
次回、まみぴょんを加え、いよいよ10組です。

……次回で卒業する出演者がいない限り(笑)いよいよ本来の「ぢゃ☆ベストテン」のルールが適用される事となります!

「降格」

元々、「ぢゃ☆ベストテン」の10位と「イカすアキバ天国」の優勝者を入れ替えるルールの元、このイベントは連動していました。
しかしなかなか10組揃わないので、しばらくは「イカすアキバ天国」からの昇格を待つだけ……の状態でしたが、それも今回まで。

いよいよ10組揃うのが現実味を帯びてきたため、サバイバルの様相を呈してきた感もあります。
そして今回のランキングも、その予兆とも言えるような大きな変動が多くありました!

サバイバル開始の前哨戦!初秋の頂上決戦を制するのは、一体誰だ!?
初秋の神楽坂に嵐が吹いた……「ぢゃ☆ベストテン vol.22」の様子をレポートいたします!

●開演前

余談ですけど「イカすアキバ天国」終了後、客数名で近くのファミレスで食事して「イカすアキバ天国」の総括をしておりました(笑)
他にも話す事あるはずなのに、このライブの後だけは皆、この話に集中しちゃうんだよね(笑)笑ってしまう(笑)

そんな訳でファミレスを出た後、会場に向かう訳ですが縁日が開催していたこともあり、夜の出演者が会場から出てきて買いだす姿が(笑)
やっぱり皆、祭好きなのねぇ。
もっとも我々も祭大好きですが(笑)

さてそんなこんなで開場となったのですが、なんと初の一番乗り!
誰もいない会場は妙に広く感じました。(あ、焼きそば食ってた、あとちんがいたくらいか・笑)

しかし誰もいない会場もしばらくすると続々と人が入り、あっという間に満杯になっていきました。
この頃には会場全体に熱気が溢れ、今か今かと皆、開始を待ちわびている感もありました。

そして流れるOP映像。
会場が暗くなり、本日の出演者が一組、一組紹介され……そして爆発音の音と共に……出てきたのは……。

●前座

前回に引き続きヲタガール3→4が前座(笑)
いつまで経っても解散しない、ヲタガール3→4ですが、それもそのはず。
ヒヨールが肝心のCDを忘れているのだから、解散しない訳がない(笑)
※ヲタガール3は現在発売中のCD「漏れたちヲタガール3」が売り切れたら解散予定ですが、あと30数枚残っていて解散できません(笑)

ちなみにセトリは……。

一曲目「私の彼はヲタ芸師」
二曲目「秋葉原純情物語」
三曲目「漏れたちヲタガール3」

いつも通り(笑)
ただし「漏れたちヲタガール3」でヒビッチェが謎の退場(笑)
久々に「漏れたちヲタガール3」の純粋な3人バージョンが見れた。
ま、そんなところですかね。

その後、司会~ずの「会」担当、あとちんこと葵さん登場。
例によって「司」担当の田川さんは遅刻って事で(笑)

ルール説明、諸注意の説明を一通りこなし終了。
本編開始と相成ります。

そして今回、トップバッターとして登場するのは……。

●本編

・昇格組:ひゞかな
「第21回イカすアキバ天国」を勝ち抜いた、ひゞかな。
満を持して「ぢゃ☆ベストテン」に参戦!
……ん?そういえば響己が、ヲタガール3→4のヒビッチェに見えたのは気のせいか?(笑)
さて昼のゲストに続き登場だが、今回は15分枠。
そこまで時間は無いはずなのだが、奏っぽのボケボケのMCは相変わらずである(笑)
昼との大きな違いは昼がカバー中心だったのに対し、夜はオリジナル中心の構成に変えてきた事だろうか。
確か一曲目が「四捨五捨」で、二曲目が「けものパラダイス」だったはず……あれ逆か?(爆)
まぁ奏っぽのMCが相変わらずおかしいから忘れたという言い訳をしていいだろうか?(笑)
ただ真面目な話をするならカバーでは響己の歌唱力が目立つ部分が多々あるのに対し、オリジナルになると奏っぽの作曲や編曲のセンスが光る。
響己ソロの楽曲とは、明らかに違う路線の奏っぽの楽曲センスは、響己が合わせているのか、それとも響己に合わせて作られているのか……。
恐らく前者だと思われるのだが、後者の可能性もどこか捨てきれず、見ていてまだまだ分からないところでもある。
もっともそれが非常に魅力的なところでもあり、「四捨五捨」といい、「けものパラダイス」といい、これからの彼女たちを表現していくのに一役も二役も買って行く事になると思う。
とにかく今回もMCはハチャメチャなのに、楽曲では締めるといういわばジェットコースターみたいなステージを披露してくれました。
果たしてこの構成が彼女たちがユニットとして成熟していく過程で、どのような進化、もしくは変化を見せるのか。
それがとっても楽しみなユニットである事は間違いありません。
むしろ彼女達にとっては次回以降が本当の戦いです。楽しみにして見守りたいと思います。
以上、昇格組のひヾかなでした。

さてここからランキング。
今回は卒業メンバーがいないので、最初から最後までガチンコ勝負です!

・8位:いちご姫withいちごダンサーズ
前回6位から2ランクダウンで最下位のいちご姫withいちごダンサーズ。
もう登場の前から、やたら低い位置のマイクスタンドでなんとなく想像はついていたけど(笑)
この日のダンサーズはちびいちご4人。
いっちー含め全員がいちごをイメージした衣装で統一。
一曲目は「いちごパ・ラ・ダ・イ・ス」からスタート。
MCでは相変わらずのいっちー節が炸裂。
なおこの日はいっちーが出演している番組の取材が入っていた模様。
いつもより気合を入れて……いるはずもなく(笑)いつも通りに進行。
しかし取材する側は大盛り上がりだった様子。
二曲目「国道150号線」、そしてラストは「いちごの空」と最近のいっちーのスタンダードなセットリストで終了。
ちなみに司会の田川さんによると最近のいっちーは「15点」や「150点」が多いらしい(笑)
「皆さん受けを狙わないで、きちんと点数を入れてあげてくださいね」と田川さんは言うけど……(笑)
ま、それはそれ。これはこれって事でね(笑)
しかし次回以降を考えると、ちょっと嫌な位置なのは確かです。

さて続いて7位なのですが……ここからしばらく波乱のランキングが続く。

・7位:美弥乃静
前回4位から3ランクダウン。
なんとここで美弥乃静。初ランクイン以来上位を保っていた彼女も今回で大きく後退する事に。
確かに強調材料が無かったものの、このランキングは結構厳しい状況ではある。
現に彼女も今回から「降格」が始まらなくて良かったとホっとしている様子が伺えた。
そんな彼女、マンネリの打開のためか、先日発売されたアルバム「ムゲンダイ~∞」の中から楽曲をチョイス。
なおこのアルバム、全て静ちゃん本人ともう一人が歌う、いわばコンピレーションアルバムの様相を呈している。
なので全ての楽曲が二人用に作られていて、実は一人で歌うのがきついそうなのだ。
そんな中、今までの彼女のイメージをひっくり返したのが、二曲目「宇宙警察☆ましゅまろん」
なんでも携帯かオンラインゲームの主題歌になっているとかなんだけど……な、なんだ、この歌は!?(笑)
「ぷにゅぷにゅ」とか妙な擬音は多いし(笑)何故か「必殺技は?」とか叫んでいるし(笑)
明らかに今までの静ちゃんの路線からすると有り得ないくらい、ファンシーなぶっとんだ歌詞の連発である(笑)
うーん、ここにきてキャラチェンジ……???
いや元々、こういうキャラだったか。ただステージの時はそれが前面に出ていないだけで(笑)
しかしこういう歌を歌ってくるのは正直驚いた。
彼女も彼女なりにマンネリ打破とか、新境地の開拓で考えているのかもしれない。
もっともこの楽曲のインパクトが強すぎて、一曲目と三曲目の記憶がすっ飛んでいる(爆)
それだけ今までの美弥乃静像が破壊された一曲だったのは間違いない。
以上、美弥乃静ちゃんでした。

そして6位の発表でも会場が大いにどよめく事となる……。

・6位:うさぎのなみ平
前回初出場で初ランクイン。
通常、初ランクインでこの位置なら可も無く、不可も無くで扱われるだろうが、なみ平嬢がこの位置には多くの客層が驚きの声をあげた。
逆に言うとそれだけ彼女の実力が多くの客層に、既に深く浸透しているからなのであるが……。
もっとも心外に思ったのは我々客層だけのようで、当の本人は至って平静。
むしろ彼女にしてみれば、ここからが本当の戦いなのである。今回の結果にいちいちケチをつけている暇も無さそうです。
一曲目は「きこりA」
当分、音源にする予定は無いとの事で(笑)ライブでしか聴けない楽曲としてしばらく重宝しそうです。
二曲目、三曲目は連続。
まず二曲目は「イルマティック・シューティングスター」
サビの部分で会場全体でタオルが振り回される図は見ていて壮観。一体感が観て取れるのでとても気持ちがいい。
三曲目は久々となる「神様クレヨン」
こちらも隠れた名曲でそれなりに人気が高く、客層のテンションは上がる一方。
最前センターの名物「なみ平ミックス」の巻物も登場し、会場全体で大いに盛り上がる。
そしてラストにもってきたのは「タイムキーパー」
このイベントではかなりお馴染みの、なみ平嬢のキラーナンバー。
この楽曲がある無いのでは、客層の盛り上がり方が違う。
もちろん最後は「なみ平ミックス」で締めて無事終了。
前回が15分3曲に対し、今回は20分4曲。
彼女はオリジナルの楽曲が多いので、持ち時間が長い方が真価を発揮するタイプであると見受けられる。
前回より一曲多く披露した分、今回はどのような評価がされるのか……注目したいところである。
ちなみに今回のなみ平嬢の得票は……5555点!
5並びとは……縁起がいいんだか、悪いんだか(笑)

・5位:FICE
前回と同ランクキープ。
主催だけどやっぱり上位にいけないFICEの登場。
しかしこのランクキープに驚いていたのは、当の本人たち(笑)
本人たちはもっと下だと思っていたらしい。むしろ他のファン層が捨て票で自分たちに入れたんだと発言するくらい。
……主催なんだから、もうちょっと自信もちましょうよ(笑)
しかしファン(代表・きゃんでぃ)の本音は「なんでこんなに上位なんだよー」(笑)
※ファンとしては、少しでも下位で、少しでも時間が短い方が有難いそうです(笑)
一曲目が「浪漫」だったような気がするけど、あまり自信が無い(笑)
MCでは長い間楽曲だけが先走りしまくっていた「裸執事」が、発売延期を重ねに重ね、ようやく発売されたという事で会場全体妙なテンションに(笑)
ちなみに「裸執事」内にFICE提供の楽曲が実はもう一曲収録されている事が判明。
しかしそれはEDテーマなので、このゲームで誰かクリアする人が出始めた頃にセルフカバー披露予定との事……。
でも会場内で購入したのは某白馬さん一人(笑)
……誰かクリアする人は出るのか!?(笑)
そんな訳で「裸執事」発売記念で二曲目に「裸執事」
連続で三曲目は「開花」
ここに来て左右の運動はきつい。
そしてラストは「コンチ音頭~びんびんバージョン~」
この楽曲も日を追うごとに過激になっていくなぁ(笑)
それに気付く最前にいるはずのきゃんでぃやら、ふっきぃやらどっか行っているし(笑)
まぁいいんだけどね。
そんな訳で毎度、相変わらずお祭騒ぎなFICEでした。

・4位:とろ美
前回7位から3ランクアップ。
久々に上位に食い込んだとろ美ちゃん。
大方の見方としては、前回ははきゅーんこと、きこうでんみさ嬢の登場があったのでそれが大きかったのでは無いかと……。
恐るべきははきゅーん……一回の登場で、とろ美ちゃんをここまで上げてしまうとは……。
そんな訳ですが今回はとろ美ちゃんピン。
衣装も普段着の延長上に頭だけとろ弁天様状態……。
でも今回は神様縛りで行く……という事で一曲目「ぐり☆もあ」(爆)
邪神降臨かよ!(笑)いやでも懐かしかったなぁ。最近、了法寺関係ばっかだったから、久々にこういう楽曲も聴きたいのが本音。
二曲目は……あれ?東方関係の楽曲だっけ?
とろ美ちゃんはオリジナル多いんだけど、ファンじゃないとセトリが覚えられないのがなぁ……誰かセトリ教えてー(笑)
なお三曲目以降は周囲の謀略(?)により、何故か自分が最前に立たされる事に(笑)
三曲目からまた了法寺関連の楽曲、もしくははきゅーんと組んでる「かみたま」の楽曲だったと記憶している。
でも久々に前方でとろ美ちゃんをガッツリ観れたし、某カンビ殿にツッコミ入れまくったし(笑)それはそれで楽しかった(笑)
ラストは「寺ズッキュン!」で締めて終了。
久々に長めにとろ美ちゃんを聴いたような気がします。
果たして次回、どの位置にランクインされるのか……注目が集まるところです。
以上、とろ美ちゃんのステージでした。

さぁここからはベスト3!
気がつけば残ったのは、今や毎度お馴染みとなった「三強」の3組です。
果たして今回の結果はどうなっているのか!?
衝撃のベスト3!まず最初に読み上げられたのは……。

・3位:noisy
前回1位からの2ランクダウン。連覇ならず。
……という事ですが、noisyは現在、事務所主催のライブのため当日は大阪遠征中。
「ぢゃ☆ベストテン」自身初の欠席となりました。
そんな彼女たちのご挨拶の映像が流れて、終了となる……はずでしたが、何故か最後に全部モザイクの映像が(笑)
どうやら彼女たちの活動に支障が出るための処置だったみたいですが、相当酷かったみたいです。
そうか……撮り直していたか(笑)
しかし今回の欠席で次回のランキングは不利になるのは確実。
果たして次回の位置取りはどうなるのか……気になるところです。

そして残ったのは2組!
達成されるのは悲願の初優勝か!?それとも返り咲きか!?
緊張の中、発表された2位は……。

・2位:YUIMINO
前回と同ランクキープ。
これで2回連続2位のYUIMINO。1位の壁に跳ね返され、今回も悲願ならず……。
OPからユーロ系の楽曲に乗せて颯爽と登場。
キレキレのダンスを見せてくれた。その流れで一曲目「三つの約束」からスタート。
のっけからテンションが高い。
会場のボルテージも最高潮まで高まっていく。
このあたりの上手さは、さすがYUIMINOと言ったところでしょうか。
一曲目終え、MCを挟む。相変わらず唯様がボケボケだ(笑)
続いて最近ではお馴染みになったボカロ系メドレー。
カバーで三連発。日に日に完成度が増しているのが良く分かる。
このメドレーこそ、彼女たちの原点と言っても過言では無いところがある。
デビュー当初はオリジナルを持たず、カバーソングとダンス、そしてヘドバン(笑)でやりきった時期があったからねぇ(笑)
……しかし真の恐怖はここから始まる(笑)
三曲目「Rebirth」
楽曲的にはとってもいいんだけど、2番の中盤で誰かがステージに挙げられてワインを飲まされるコーナー(笑)
今回はMCでは「二回目は無い」と言って安心させといて、まさかの二回目(笑)ミラクルさん(チームやまなで所属)が餌食に(笑)
しかしミラクルさん一人では対処しきれず、きゃんでぃが出てきて、最後はYUIMINOの固定ファンが飲み干して終了。
……この歌は毎回、毎回、おかしくなっているよな(笑)絶対おかしいよな(笑)正気の沙汰じゃないよな(笑)
でもこれで楽曲、ステージが成り立つのは彼女たちのキャラクターだからこそだろうか。
そして三曲目終えて、最後一曲の前のMCでは二人はこう言いました。
「それでは最後の曲です。僕たちの新曲でバラードになります。聴いて下さい」
流れたのは……「wow wow~♪」という聴き慣れた歌いだし……。
……思いっきり「Replay」じゃないか!(爆)
最後なので会場全体を巻き込んで、モッシュの大嵐状態。
……騙されたと思いつつも、何故かこの曲が最後だと安心する(笑)
最後にはモッシュでくたびれた客の死屍累々とした姿だけが後に残ることとなった……(笑)
以上、色んな意味で食わせ物なYUIMINOでした。

激しく体力を消耗したものの、まだ一組残っています。
そして最後に呼ばれた、今回の第1位は……。

・1位:大和撫子
前回3位から2ランクアップ。見事返り咲きで3度目の優勝を飾った。
これは彼女たちの意地と根性の返り咲きと言って過言じゃないでしょう。
更に言うと前回は、芍薬抜きの布陣(最後にちょっと間に合ったけど)で返り咲いたのだから天晴れとしか言いようが無い。
一曲目「ONE FOR ALL」から、彼女たちのステージはスタート。
いつものようにチームやまなでの客層が大いに盛り上がり終了。
MCで牡丹が「返り咲いたぞー!」と叫んでいたのが、今回の優勝に対する喜びを大いに代弁していた。
さてそんな大和撫子の三人ですが、この後、ぶっ飛んだ事をしてくれた。
メドレーなのですが、最初数曲を聴いて「涼宮ハルヒメドレー」なのは理解した。
確か最初が「最強パレパレード」から始まって「ハレ晴レユカイ」がきて……もうこのあたりから失念。
「恋のミクル伝説」がワンコーラスだけとか(笑)「雪、無音、窓辺にて。」なんて渋いところまで……。
とにかくありとあらゆる「涼宮ハルヒ」の楽曲が出て、ラストは「God knows...」で終了。
始まりから終わりまで約15分(爆)
「ちょwwwおまwww」の世界である(笑)
通常のライブでは絶対に出来ない。優勝した出演者の持ち時間が約30分のはずなので、それを活かしたメドレーである。
「涼宮ハルヒ」好きには相当たまらないライブだったと思うが、それを差し引いても15分かけてやるとは大したもんである。
そしてこの後はオリジナルを二曲続けて終了の流れ。
共に鳴子が必要な楽曲で先に「桜撫子」そしてラストに「大和万華鏡」という流れ。
「ハルヒメドレー」と真逆のベクトルで、大和撫子もオリジナル連発で対極的な流れをステージの中に盛り込んだという印象。
こうして総じて観ると、中々面白いセトリであり、彼女たちの工夫が見られました。
何はともあれ、客の乗せ方が非常にうまい。
ほぼ最初から最後まで、客が乗りっぱなしだったのがそれを証明しています。
今回は彼女たちの強さというか、うまさが見れたいいステージだったと思います。
こうして優勝返り咲きの大和撫子のステージは終了いたしました。

以上をもって、初秋の一大決戦「ぢゃ☆ベストテン vol.22」は夏の終わりを惜しむかのように無事幕を閉じました。

●総括

終わってみれば「三強」がTOP3。
しかし下位は変動が大きい「ぢゃ☆ベストテン」でした。

まずは優勝した大和撫子。
首位奪還は鮮やかでしたし、見事でした。前回のステージからすれば納得のいく結果に思えます。
ただ彼女たちの場合、オリジナルの楽曲が他の出演者に比べて圧倒的に少ないため、カバーをどう交えていくかがステージの鍵になってきます。
そこで今回は「涼宮ハルヒメドレー」を持ってきて勝負しました。
多分、これが二曲、三曲で終わるメドレーだったら、大したインパクトは無かったと思います。
……歴代のOP、ED、有名なキャラソン、挿入歌など殆ど網羅したんじゃないでしょうか?
それをステージの半分、15分かけてやるんだもんね……インパクト残りますわ。
前回と今回を観てて思ったのは、大和撫子は畳み掛けた際の構成が非常にうまいです。
そしてそこで客を乗せるのも、また非常にうまい。
客を乗せて、最後まで畳み掛ける……固定客層がその盛り上がりどころを理解しているのもありますが、その点で勝負をかけてくる強さはあると思います。
オリジナル一本で勝負できるようになるまでは、このスタイルが彼女たちには向いているかもしれません。
しかしカバーで補っていくには限界はあるので、今後、果たしてこのスタイルでどこまで通用するのか……注目したいです。

続いて2位に入ったYUIMINO。
非常に残念だったというか、惜しかったというか……そんな感じですね。
オリジナルの楽曲の数、そしてクオリティの高さでは、申し訳ないけど大和撫子よりは上だと思うんですけどね。
(もっともこれは彼女たちの方が結成が早くて、歌いこんでいるためであるので、そこを誤解しないでいただきたい)
ダンスのキレ、盛り上げ方、どれをとってもこのイベントでは上位の部類。
しかし優勝出来ないのには、何かが足りないのも事実。
一つ気になったのは、最近セトリが固定しがちな事。
YUIMINOのオリジナル一つ、一つは非常にクオリティも高いのですが、同じ繋がりで流れている感もあり。
「Replay」「Rebirth」など非常に優秀なキラーナンバーがあるのですが、今のところここに繋げるまでのセトリがマンネリ化しつつあるような気もします。
キラーナンバー、定番の存在は必要ですが、そこに繋げるまでの流れが、まだ大和撫子と比べるとチグハグしている感があります。
果たして今後、それをどのように打破して進化、変化を遂げていくか……もし優勝を目指すなら必要な課題だと思います。
このまま夜の「シルバーコレクター」で終わって欲しくないからねぇ……もう一皮剥ける要素はあるはずです。

ただこの2組に今回欠席のnoisyを加えた「三強」の図式。
果たして次回、どうなるのでしょうか。
noisyが今回、欠席した影響で牙城は大いに崩れる要素は孕んでいます。

さて久々に動きが大きかった下位に目を向けると……。

4位のとろ美ちゃん。このポジションは久々。
しかし今回の浮上が純粋な彼女の実力とは言い難い面もあり、次回以降のランキングキープに繋がるかどうか……。
正直今回「ぐり☆もあ」を入れたように、もう少し了法寺から離れた構成をしたって誰も怒らないと思う。
むしろそろそろ他のオリジナルも久々に聴いて見たいと思う客も多いと思うので、そこでバランスを保って欲しい。

5位のFICE。一番驚いていたのは本人ですが、今回の流れからすれば妥当な感も。
彼女たちに関しては一番何もいう事は無いと思います。
出演者の中でも一番、ステージの組立を知っている訳ですし、大崩する事は無いはずですから。
ただもう少し貪欲でもいいし、上位狙ってみても面白いと思うのは私だけでしょうか?(笑)

6位のうさぎのなみ平嬢。初ランクインなので、あまり気を落とす必要はないでしょうが……意外でした。
もっともレポート本編でも語りましたが、彼女はオリジナルが多いので時間が長い方が真価を発揮するタイプと見ています。
前回は15分3曲、ちょっと短い。
果たして今回の内容でどこまで食い込めるか……「三強」に食い込める実力の持ち主と見ているので期待したいです。

7位の美弥乃静ちゃん。うーん……ちょっと黄色信号?
今回の「マシュマロン」で新境地開拓といけば、上位再浮上もありえるけどねぇ。
ただ初ランクイン以降、徐々に順位が下がりっぱなしなのは気になるところ。
キッカケが無いと厳しいかもしれない。

8位のいちご姫withいちごダンサーズ。前回を見る限り妥当?
良くも悪くもクオリティが一定しているので、あまり上昇の材料が無いのが一番の欠点。
また却って田川さんの「いちご姫に投票しましょう」発言は足を引っ張っている気も……。
FICEと共にvol.1から皆勤を続けている出演者なので、もう少し頑張って欲しい気もします。

昇格組のひゞかな。まずはお疲れ様でしたというところでしょうか。
響己の歌唱力、奏っぽの強烈なキャラは現状でも十分通用すると思います。
今後上位を目指し、そして生き残るためには、ユニットとしての成熟は必須。
次回ランクインがどこ位置なのかが非常に重要になりそうです。

……しかしこうして見るとランキングが嵐の前の静けさ……いや予兆を見せているような気がします。
「降格」が無いのは今回まで。
次回以降はランキングの結果次第で誰か一人が「降格」します。
そういう意味では今回の順位も、次回の持ち時間を考えると、決して馬鹿には出来ません。

次回からは生き残りをかけたサバイバル決戦!
「降格」の憂き目に会うのは果たして誰か!?
そして白熱する優勝争い!
「三強」による争いが続くのか!?それとも「三強」の一角を崩し新星が登場するのか……!?

次回……11/19「ぢゃ☆ベストテン vol.23」
今年最後の決戦で、来年誰かがいなくなる……。